カテゴリー「映画 俳優・雑記」の32件の記事

2020年1月 1日 (水)

2019年 マイベストシネマ

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本年もよろしくお願いいたします。

2019年は劇場に行く時間も精神的な余裕もなく、おまけに近所のツタヤは閉店の憂き目にあって、レンタルビデオも観れない時期がありました。幸い、現在はAmazon primeを契約したので遅ればせながらなんとか公開作も観れるものが出てきました。そんなわたしの2019年度のベストテン映画を紹介します。感想を書いてないものも多数ですし、今後感想を書くつもりのものもありますが・・・。1位は観た直後に「今年の一位はこれできまり!」と確信したジョーカー。ホアキン・フェニックスの圧倒的な怪演に心を鷲掴みにされノックアウトされた見事な問題作でございました。2位は、地味ながら強烈な印象を与えたギルティ。まるで密室劇。主人公の電話の会話と表情だけで緊迫したストーリーを展開するという離れ業に舌を巻きました。3位は社会的な作品でもあるグリーン・ブック。ヴィゴ・モーテンセンの名演技とともに、当時のアメリカに根強く残っていた人種差別の厚い壁について知ることができた作品でもありました。

 1位 ジョーカー
 2位 ギルティ
 3位 グリーン・ブック
 4位 運び屋
 5位 誰もがそれを知っている
 6位 ホテル・ムンバイ
 7位 レディ・マエストロ
 8位 ゴールデン・リバー
 9位 あなたの名前を呼べたなら
10位 僕たちは希望という名の列車に乗った

2019年1月 1日 (火)

あけましておめでとうございます

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今年もよろしくお願いします。
劇場鑑賞した映画の本数は一桁。そして地元のツタヤが閉店になって、レンタルDVD鑑賞もなくなり・・・と、昨年は新作の映画を殆ど観ておりません。もはや映画感想ブログとは名ばかりの内容になりそうですが、映画以外のことも細々と綴っていきますので、時々覗いてみてくださいませ。
2018年度のランキングなどは参加できるほど鑑賞していませんが、私が観た中で個人的に3位まで挙げさせていただくと・・・
まさか自分でもこれを一位にするとは思ってもみなかった一作。今でもクイーンの曲が脳内リフレイン。実は2回観に行きました。できればもう一度観たいです。
暗いテーマかと思いきや、負の連鎖を断ち切った果てに見えてくる希望と癒し。「人間の善意」の持つ力を信じてみようと思える素晴らしい物語に、胸があつくなりました。
これは完全にわたしの個人的好みです。英国紳士がアクションするという設定がそもそもどハマりなのです~。コリン・ファースがアクションしてくれるだけでもう何も要りません。
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毎年恒例のおせちの画像を貼っときますね~。今年も美味しくできました。
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数の子は石狩湾産のをお取り寄せ。

2017年12月31日 (日)

2017年 マイベストシネマ

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2017年も残すところ数時間となりました。
今年は、秋の気配を感じることなく、いきなり真冬って感じで、お正月早々、寒波も襲来しそうですが、みなさまどんな年の瀬をお過ごしでしょうか。本年度も拙ブログを訪問していただき、ありがとうございました。

大晦日の今日は、一日おせち作り・・・。もう例年のことなのですが、この日一日は、まるで自分が仕出し屋になったような気がします。お煮しめ中心の昔ながらのおせちなので、特にそう感じるのかもしれません。家じゅうのガスコンロ総動員で、時間のかかる煮物はストーブの上に載せたりもして。
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我が家はエビのアレルギーがあるのと、甘いおかずが好きでないため、栗きんとんと伊達巻きと海老はメニューに入れません。そのかわりに、家族全員が好きな唐揚げが入っていたりします。菜の花の和えものも定番だったのですが、今年は県内の道の駅を駆け回って探しても菜の花が見つからず・・・。寒さのため、全体に葉物野菜の出来が悪いそうです。今年は春菊の和え物にしました。
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2017111215460000よく餌をねだりにくる野良ちゃんです。

今日は出汁を引いたあとの削り節が大量に出たので大喜び。写真はおねだり目線です。

さて、本題の2017年度のマイベストシネマ。
今年中に劇場やDVDで鑑賞した作品の中から10作品選びましたが、6位以下は個人の好みが強く反映されております。

1位 マンチェスター・バイ・ザ・シー

2位 沈黙ーサイレンスー

3位 ハクソー・リッジ

4位 ダンケルク

5位 LION/ライオン~25年目のただいま~

6位 ザ・コンサルタント

7位 エゴン・シーレ 死と乙女

8位 ザ・ギフト

9位 マリアンヌ

10位 ロスト・バケーション

でした。少しでもみなさんと被る作品があれば嬉しいです。

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今年の個人的な主演男優賞は、マイベスト5のうち2作品の主演、アンドリュー・ガーフィールド。「ハクソー・リッジ」での演技は特に忘れられません。惚れた・・・

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主演女優賞は、サメ映画でタフな演技と見事なプロポーションを披露してくれたブレイク・ライヴリーです。アウトドアスポーツには無縁の私は、サメに遭遇する機会はおそらく生涯ないと思われますが、彼女の強さ(と美しさ)は見習いたいです。

それでは、みなさま、よいお年を!そして2018年もどうぞよろしくお願いいたします。

2018年もお互い、素敵な映画と出会いますように!ちなみに私の2018年の初シネマは、「キングスマン:ゴールデン・サークル」の予定です。前作で死んだはずのコリンにまたまた会えるなんて、これは絶対観なければ!

2017年7月 2日 (日)

美味しい映画

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美味しいものは食べるのも作るのも大好き!

映画も、いかにも美味しそうで、劇中のメニューや食材が無性に食べたくなる・・・そんな作品沢山ありますよね。邦画も洋画も、アジアものも・・・・・「料理」や「料理人」そのものがテーマの映画はもちろん、レストランが舞台だったり、劇中に登場するお料理が重要な役をしていたり。そんな中で、私が特に好きなグルメ映画と、その中でも特に食べてみたいお料理は・・・・・

ディナー・ラッシュ
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ニューヨークのイタリアンレストランを舞台に描いたお話。これは、グルメ映画としても美味しそうなんだけど、ラストまで観ると実はひねりの効いたサスペンスドラマでもあることがわかります。何ともスカッとする仕掛けがあってカタルシスが感じられて大好きな作品。天才的なシェフがヒラメキで作ったロブスターのお料理が印象的。

大統領の料理人
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ミッテラン大統領の専属料理人として抜擢された女性シェフの奮闘物語。男性料理人たちからの嫉妬や専横と闘いながらも大統領がこよなく愛する伝統的な素朴なフランス料理を提供するオルタンス。キャリアウーマンが元気を貰えるお話でもあります。しかし、フランス料理って素朴な家庭料理でもすごく手が込んでる・・・・よね。お気に入りは、オルタンスが初めてランチに提供したちりめんキャベツとサーモンの重ね蒸し料理。美味しそう・・・・。

赤い薔薇ソースの伝説
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ヒロインのティタの作る料理は、食べる人たちに彼女の想いや情熱が伝染する・・・というメルヘンちっくな物語。愛し合いながらも家のしきたりとやらで結婚できない恋人たちの切ないラブストーリーと、料理に込められた不思議な作用がロマンチックに絡み合う。メキシコ料理ということで、お味の方はちょっと想像ができないけど、どれも色鮮やかで美味しそう。写真は薔薇ソース添えのウズラ料理。

マダム・マロリーと魔法のスパイス
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こちらは原作も読んだ。原作に出てくるお料理の描写もまた詳しくて美味しそうです。インドのスパイスたっぷりのお料理と洗練されたフレンチの融合って素敵でしょうね。ハッサンがマダムの前で作ったスパイスの効いたオムレツのレシピが知りたい~~

ジュリー&ジュリア
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アメリカで初めて正統派フランス料理本を出版して人気となった料理研究家ジュリア・チャイルドと、その全レシピを1年で制覇することに挑戦した現代のジュリー・パウエルの実話を基にした作品。とにかく料理が好き、食べることが好きな二人のヒロインの情熱や料理への愛が伝わってきます。作ってみたいのはもちろん、ブフ・ブルギニヨン(牛肉の赤ワイン煮込み)

バベットの晩餐会
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デンマークの寒村でつつましく暮らしていた信仰篤い二人の姉妹のもとにフランス革命から逃れてきたバベットが家政婦として住み着く。彼女の前身は、実はパリでも有名な天才女性シェフで、富くじが当選したお金で、それまで世話になったお礼にと、姉妹と教区の信徒たちを相手に一世一代の晩餐会を開く。メニューはお一人さま1万フランのフルコース。フランス料理など目にしたこともなく、最初はこわごわ出席した村人たちも姉妹も、バベットの素晴らしい料理とワインに、凍てついた心が溶かされて至福の時を味わう・・・・。ワインもとっても美味しそうなこの作品。食べてみたいのはもちろんメインディッシュの、ウズラとフォアグラのパイ詰め石棺風。

初恋のきた道
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この作品がデビュー作となったチャン・ツイィーのなんともみずみずしく可愛らしい笑顔が魅力的。中国の田舎の村に初めてできた小学校の青年教師と村娘の恋。自由恋愛などご法度だった時代。好きになった相手に食べさせたいばかりに、腕をふるって昼食を作る少女の一途さがなんとも愛おしい。青年の好物だと聞いて少女が作るキノコの蒸し餃子、作ってみたい!

みなさんのイチオシ「グルメ映」は何ですか?邦画でも南極料理人とかいいですよね!

2016年12月31日 (土)

2016年 マイベストシネマ

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2017年もよろしくお願いいたします。

西日本は,穏やかで暖かい年の暮れです。世間のニュースはあたたかいものばかりとは限りませんが,それぞれが置かれた場所で精いっぱいベストを尽くしながら2017年も何とか乗り越えていけますように・・・・・祈りつつ。

例年と変わらず私は,29日の年末休からは,おせち料理の材料の買い出しと大掃除に追われ,30日の夜から31日の午後にかけておせち作り・・・・もういい加減くたびれてきたのですが,老齢の親が喜ぶので,あと数年は手作りしようかと思っています。
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メインは牛肉の八幡巻きと,家族に人気のから揚げ。あとはお煮しめや紅白なますなどのおせちです。甘いおかずを家族が好まないので,栗きんとんやだて巻きは作りません。(代わりにだしまき卵)みなさんのお宅のお正月の定番のご馳走は何でしょうか?わたしは一度でいいので年越しはホテルに泊まって,豪華お正月料理の上げ膳据え膳を体験したいです~~~

さて,本題の映画のまとめです!
2016年のマイベストシネマ。劇場で鑑賞できた映画数は,この一年はわずか11本でした。もはや趣味が映画とは言えないレベルでお恥ずかしい・・・・。DVDで鑑賞した作品も入れると50本くらいにはなるのですが…その中で例年のように独断と偏見でマイベストを10作品選んでみました。(洋画も邦画もみんなごちゃまぜです。)みなさんのチョイスと一作でも被っていると嬉しいです。

1位 スポットライト 世紀のスクープ 

2位 さざなみ 

3位 キャロル  

4位 シン・ゴジラ  

5位 ある天文学者の恋文

6位 ルーム

7位 サウスポー

8位 レヴェナント:蘇えりし者

9位 あの日のように抱きしめて

10位 海賊と呼ばれた男

こうして挙げてみると,みごとにバラバラで共通性のないチョイスですね。我ながら感動するツボが読めません。4位の「シン・ゴジラ」は,自分でも想定外の面白さでした。1位の「スポットライト」なんて,選んでいるくせにブログで感想は書いていないという情けなさ・・・・でも私の中ではぶっちぎりの1位です。DVD買ってもう3度も観ましたもん。こういった実話ベースの骨太の作品,増えてきましたよね。5位の「天文学者・・・」はこのあいだ劇場で観たばかりです。記憶が新しいので冬休み中も感想を書くかも・・・いや,そろそろ何か書かねばここまで放置はさすがにマズイ。

2017年はもうちょっと更新もがんばってみようと思っています。よろしくお願いいたします。みなさんにとっても素敵な年となりますように!

2016年1月 1日 (金)

2015年 マイべストシネマ

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拙ブログにいらしてくださっている皆様にとって,2016年がさらに幸多い年となりますようお祈り申し上げます。

さて,独断と偏見によります2015年ベストシネマ,ブログに感想はほとんど書いてはいないのですが,今年も一応選んでみました。皆様とお気に入りの作品が被っていると嬉しいな。なお,劇場でなくDVDで鑑賞したものが多いので,劇場公開年は2015年でない作品もあります。

1位 キングスマン
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DVDで遅ればせに観て,迷わず今年の1位に即決した作品。飛び切りおしゃれでクールでユニークで面白いスパイ映画!なんといってもあのコリンが初のアクション映画に。英国の高級テーラーが実は最強のエージェント集団だという設定が素晴らしい。音楽も役者も,映像もアクションも最高です。英国紳士らしく,秘密兵器が傘だったり万年筆や高級時計だったりするのも気に入りました。あの殺人靴かっこいい~~~
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コリンのアクションシーン(パブと教会)かっこよかった・・・・・内気な王様を演じた彼が体を絞ってトレーニングして,惚れ惚れするような麗しい殺しっぷり。これをコリンにやらせようと考えた監督も,受けて立ったコリンも凄いです。しかし高級スーツもビシッときまって,最高に渋くて美しいオジサマです,このお方。ということで,このお正月はコリン祭り英国王のスピーチ真珠の耳飾りの少女や,シングルマン,「ブリジット・ジョーンズの日記」を再見してみようっと。

2位 セッション
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異色だけどなんとも鮮烈な感動を与える作品でした。感動というか・・・・ラストシーンの息詰まるような展開とカタルシスは凄かった。あのラストですべて持っていかれた感じでした。主演のお二人の白熱した演技に拍手。音楽を扱っているけど音楽がテーマの物語ではなく,手に汗握る壮絶なバトル物語でした。

3位 ナイトクローラー
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最初から最後まで衝撃的な作品でした。モラルの欠如した主人公からなぜか目が離せない・・・・面白さがかえって癪に障るほど。ジェイクの演技には唸らされました。

ここから以下は,順位は無しで,ジャンルごとのお気に入りを挙げてみます。

戦争・ホロコースト部門
ふたつの名前を持つ少年
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実話なんですよね,これ。ポーランドのゲットーから逃げ出したユダヤの少年が名前をユレクと変えて,親切なポーランド人の農場などを渡り歩きながらひたすらに逃げて生き延びるお話なんだけど,少年の試練や健気さや逞しさだけでなく,彼を助けた人たちのあたたかさに心を打たれます。

アジア映画部門
妻への家路(中国)
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チャン・イーモウ監督作品。文化大革命で抑留されていた夫が帰ってみると妻は認知症になっていた・・・・。これも実話,というか原作があるんですよね。また読んでみたい。老け役のコン・リーの演技が光っていましたね。ラストまで観て,ああ結局最後まで・・・と切なくなりました。夫婦の絆や愛がしみじみと身につまされる作品。

ドラマ部門(2作)
真夜中のゆりかご
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デンマークのスサンネ・ビア監督作品。主人公の刑事が愛妻との間にできた一人息子を事故で亡くしたときに取った行動とは・・・?ヒューマンドラマのようですが,最後まで観ればこれはよくできたサスペンスでもあるとわかります。ビア監督らしく,不条理や不測の出来事に対する人間の愚かさや弱さもじっくりと描かれています。重い内容ですがラストにほのかに光が射すような救いが描かれています。

おみおくりの作法
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イケメンも出てこない,大きなドラマもありません。ロンドンで,身寄りのない人たちの葬儀を担当している地方公務員の男性のお話です。地味に淡々と進むストーリーはまるで主人公のジョン・メイのキャラクターや人生そのもののようです。・・・・・このまま終わるのかしら?と思っていたら,ラスト数分でぐわ~っと感動が来ました。あたたかく優しい余韻に浸れる作品です。

ラブストーリー部門
めぐり逢わせのお弁当
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間違って配達されたお弁当箱がつなぐプラトニック・ラブ。顔も知らない相手に恋心を抱くという展開が,新鮮でもありもどかしく切なくもあり。成就するのかしないのか結末は鑑賞者に委ねるその奥ゆかしさも好き。

アクション部門
ラン・オールナイト
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中年を過ぎてから無敵のオヤジを演じるようになったリーアム・ニーソン。今回は正当防衛で親友のマフィアのボスの息子を殺害してしまったことから,息子ともどもボスとその一味から命を狙われる殺し屋を演じます。96時間シリーズと似ているかと思いきや,一夜限りの逃亡劇という展開や,相手役がエド・ハリスであり親友という設定がノワールの香りが漂っていて良かった。

ホラー部門
ネスト
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スペインのファンフェル・アンドレスとエステバン・ロエル監督作。ホラーというよりサイコスリラーなのだけど,かなり…怖い。自宅アパートから一歩も出ないで暮らしていた外出恐怖症のモンセという女性がアパートの階段から転落した隣人男性カルロスを部屋に引き入れ,怪我の手当をするようになり・・・・。ミザリーに少し似ているけど,その他にも切なさや恐ろしさが詰まった作品。スペインのホラーやサイコは,怖いけれど映像が洗練されていて美しいので私的には好き。

以上,10作品でした。007スペクターミッション・インポッシブルジュラシック・ワールドなど,満足度100%の大作も楽しみましたが,ベストはやはりちょっと捻った作品を選んでしまいました。今年もたくさんの素晴らしい作品に出会えたらと思っています。

2015年1月 1日 (木)

2014年度 マイベスト!

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あけましておめでとうございます

本年もよろしくお願い申し上げます。
2014年後半は、諸般の事情で,時間と体力と知力が激減したため,すっかり更新もさぼってしまってお恥ずかしい限りです。(時間は仕事や家族の事情,体力知力は老化現象です。

それでも行けるときは劇場に足も運んだし,新作もDVDでチェックはしておりました。現地点でまだリリースされていない作品は残念ながら未見ですが,私が昨年観た作品の中でお気に入りの10作品を選ばせていただきました。ブログに感想を書いている作品は少ないですが・・・・(汗)

1位 プリズナーズ
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ジェイクもヒューも素晴らしかった!人間の心の闇や信仰とは?いろいろ考えさせられたし,脚本も構成もとても緻密でよくできた作品でした。ラストが特に秀逸!

2位 新しき世界
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インファナル・アフェアの韓国版のような感じだけどゴッドファーザーのような雰囲気もあります。潜入捜査官のお話です。緊張感と切なさと恐ろしさと・・・そしてラストのビターな爽快感!役者さんの演技にも心底惚れました。バイオレンスが苦手な方にはおすすめできません。

3位 それでも夜は明ける
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実話であること,被害者である立場の人間の手記をもとにしていること・・・などからくる説得力が半端なく,アメリカの奴隷制度の残酷さが凄くリアルに迫ってくる作品で心を打たれましたが・・・「あきらめずに努力すれば夜は明ける」という生易しい世界ではなく,運にも左右されるから,主人公以外に「夜が明けなかった」奴隷たちがどれほどいたのだろうかと鑑賞後はしばし考えてしまいました。

 4位 鑑定士と顔のない依頼人
騙し絵のような入念なストーリーは再見・再再見したくなること請け合い!映像も雰囲気も音楽も演技も超一流でした。ジェフリー・ラッシュの代表作になるんじゃ?

 5位 ゴーン・ガール
怖くて救いがなくて,ちょっとムカつきましたが面白かったです。さすがフィンチャー監督と唸りました。

 6位 ローン・サバイバー 
迫力の戦闘シーンを観たいがために劇場に二度足を運んだ作品

 7位 あなたを抱きしめる日まで
マグダレンの祈りを思い出しつつ観ました。しかしジュディ・デンチやっぱり上手いです。

 8位 ダラス・バイヤーズクラブ
これも実話ですが・・・役作りのために激ヤセしたマシュー・マコノヒーに

 9位 ポンペイ
あまり期待しないで観たら案外お気に入りになりました。著名な俳優さんはあまり出て       ないけど・・・噴火の再現もすごかったけど人間ドラマもちゃんと描かれててよかった。

 10位 とらわれて夏
こういうストーリー設定自体が大好きです。サスペンスとロマンスがうまく絡み合って。なんだかんだあってもハッピーエンドなのもよかった。

正月休み中に,インターステラーフューリーも観れたらなぁ・・・きっとどちらもベストテン入りの予感がしますが,間に合わないので来年度に入れますね。

2013年12月30日 (月)

2013年ありがとう!マイベストシネマ

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もうあと少しで新しい年を迎えます。
しかし・・・・すっかり更新をさぼってしまった2013年。

この年はなんといっても,仕事が殺人的に忙しく,持ち帰り残業でDVDがあまり観れませんでした。そのわりに,昨年に比べると,休日などはまとめて新作映画も観ることもできたかも。この1年,劇場で観た新作映画やDVDがリリースされて観た新作映画などを振り返ると、傑作や佳作,感動作がけっこう多かった年のような気がします。でもほとんど感想はアップしておりません。(汗)・・・・・ひとえに怠慢のなせるわざです。

今年も,洋画,邦画,韓国映画それぞれごっちゃでマイベスト10を選ばせていただきました。相変わらず偏った視点と好みを持つひねくれものなので,世間のみなさまの評価とは被らないかもしれませんが・・・・・・。あくまでも,私が「好きな」作品の順番です。

1位 イノセント・ガーデン 
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怖さと美しさが絶妙に絡み合うパク・チャヌクの美学。恐ろしいのだけど目が離せない美しい映像と完璧な脚本・・・・ヒロインのミア・ワシコウスカも,その叔父役のマシュー・グードもいい!

2位 リンカーン
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ダニエル・デイ・ルイスの名演技によって,浮き彫りにされるリンカーンの人柄や葛藤,奴隷制廃止までへの軌跡に心を打たれる。何度観ても感動する作品。

3位 嘆きのピエタ
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久々にキム・ギドク監督の毒に酔わされた作品。異常な状況での強烈な母の愛,人間の愚かさやおぞましさ,贖罪・・・・万人にお勧めできないけれど傑作。

4位 殺人の告白

5位 王になった男

6位 REDリターンズ

7位 アウトロー

8位 マラヴィータ

9位 欲望のバージニア

10位 そして父になる

次点  ヒッチコック
     アルバート氏の人生


こうやって挙げてみると,シリアスありエンタメアクションありサスペンスあり・・・とみごとに統一が取れていませんが,これは毎年のことですね。・・・・・しかし,なんとなく人が死ぬ作品が多いような。

最後に,久々にななちゃんの写真です。
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我が家に来てもう15年が経過しました。高齢になってから食が細くなり,最近はめっきり痩せてしまいました。ぽっちゃりさんだったのにいつの間にか抱っこすると骨が触れるように・・・・カリカリはあまり食べなくなったので缶詰に変えると少し食べるようになりました。天国へ帰る日も近いのかもしれません・・・・(泣) 残された日々をこれまで以上に幸せに過ごしてほしいです。

2013年も,拙ブログを訪問してくださったみなさま,ありがとうございました。これからもできるかぎり細々と続けていきたいとは思っています。ではついでに新年のご挨拶も。(なにもかも一つの記事で済ませようというこの怠慢さ・・・・)

新しい年もどうぞよろしくお願いいたします。
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今年のおせち

2012年12月28日 (金)

2012年度鑑賞作品マイベスト10

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今年もあとわずかになりましたね。
皆様どのような年の瀬をお過ごしでしょうか?

2012年度の劇場公開作品・・・だけでは鑑賞数がとても足らないので,今年になって鑑賞した新作DVDの中からもベストテンを選んでみました。例によって重苦しい作品ばかりが上位3位を占めてしまっていますが・・・・でも今年は4位からはエンタメ作品もハートウォーミング作品もちらほら混じっています。

1位  少年は残酷な弓を射る
 
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これは,とっても後味の悪い作品にも関わらず,完全にその「不愉快な」魅力にやられてしまいました。残酷な救いのない物語なのになぜか何度でも観たい作品です。「残酷な」少年を演じたエズラ・ミラー君には今後も注目!

2位  預言者
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これはレビュー書いてないんですけどね・・・でもすごく心に残りました。刑務所の中でコルシカ人のマフィア・グループに奴隷のように使われていたアラブ少年のマリクが次第に力をつけていくサバイバル物語です。同じ刑務所ものでも,「ショーシャンクの空に」とは全然違うカタルシスが味わえます。第62回カンヌ国際映画祭グランプリ受賞作品。

3位 灼熱の魂
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これは好き嫌いが分かれる作品でしょうね。私は忘れることのできない作品のひとつになりました。かなり衝撃的な内容で,まるでギリシャ悲劇のような一面もある問題作です。ハッピーエンドのお好きな方にはおすすめしないかな。

以下,4位から10位までの作品です。
4位 リアル・スティール
5位 ダークナイト・ライジング
6位 アーティスト
7位 最強のふたり
8位 50/50 フィフティ・フィフティ
9位 サンザシの樹の下で
10位 ドライヴ

なんかいろんなジャンルごっちゃまぜで統一性がないですが,今年は鑑賞数が少なかったにもかかわらず,いい作品にたくさん巡り合えたなぁと満足度も高いです。

最後に,今年一年,個人的に男優賞と女優賞をさしあげたい俳優さんをおひとりずつ・・・いや,男優さんは二人です。どちらも素敵で決められなかったので・・・・。

男優賞
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私の一押し作品・・・プロメテウス  シェイム  ジェーン・エア
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一押し作品・・・・・ダークナイト・ライジング  50/50

女優賞
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一押し作品・・・・ダークナイト・ライジング  レ・ミゼラブル

それではみなさま,2013年も素晴らしい映画に出会えますよう・・・・よいお年を!

2011年12月22日 (木)

2011年度劇場公開作品マイベスト7

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2011年も,はや終わりに近づきました。

年末の慌ただしい日々,みなさんいかがお過ごしでしょうか。本年もこの拙いブログに沢山の方々にお越しいただき,ありがとうございました。
今年は震災の影響もあって,劇場へ出かける回数が減り,数えてみたら14本しか新作映画を劇場で観てなかったです・・・これで映画好きと言えるのか・・・DVD鑑賞は相変わらず励んでおりましたけれど。

劇場では観なかったけど,遅れてDVD鑑賞できた公開作も含めても,今年の本数の中でマイベスト作品を無理に10本選ぶのはあまりにもキツイので,今年は洋画邦画取り混ぜて7本選ばせて頂きました。内省的,宗教的な色合いの作品が揃ったのは,やはり震災の影響もあるのでしょうかね・・・・。1位の英国王~と6位のミッション・インポッシブル~以外はみんな静かで切ない落ち着いた作品ばかりです。マイナーな作品も多いですね。単に私の性格が暗めだというだけかもしれませんが・・・

1位 英国王のスピーチ

2位 ヤコブへの手紙

3位 黄色い星の子供たち

4位 ブラック・スワン

5位 神々と男たち

6位 ミッション・インポッシブル/ゴースト・プロトコル

7位 八日目の蟬 

2012年も拙ブログをよろしくお願いいたします。

このブログもお陰様で,もう5年目に突入です。今後はますます,劇場鑑賞作品よりは,自分の好みの旧作DVDを中心にした映画ブログになっていくのでは,と思われます。エンタメよりはヒューマニックなもの,ハッピーエンドよりはバッドエンドなもの,そして以上の2点はクリアしてなくても,イケメンがたくさん出ているもの…等に内容が偏るかもしれませんが,好みの作品が被った折には,覗いてやってくださいませ。
しかし,年末と年始の挨拶を,こうやって一つの記事でいっぺんに済まそうというところもまた,だんだんズボラになっている証でしょうか。
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今年もきっと 寝正月だにゃ~! 
コラコラ,飼い主のベッドのど真ん中で寝るんじゃない!

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