ジュラシック・ワールド/復活の大地
あらすじ:生態系のバランスが崩れた地球で、恐竜たちは太古の環境に似た赤道付近の地域で生き永らえていた。一方秘密工作員のゾーラ・ベネット(スカーレット・ヨハンソン)は、画期的な新薬開発の鍵を握るという遺伝物質を持つ巨大恐竜のDNA採取を命じられ、傭兵(ようへい)のダンカン・キンケイド(マハーシャラ・アリ)、古生物学者のヘンリー・ルーミス博士(ジョナサン・ベイリー)らと共に目的地へ向かう。やがて一行は、かつて「ジュラシック・パーク」の極秘研究施設が存在した孤島にたどり着く。(シネマトゥディ)
前作の自立した続編ということもあり、従来のシリーズとは別に新たに作られた感の目新しさが魅力の作品となっている。 時系列では前作の5年後という設定だが、お馴染みのオーウェン一家やブルー親子は今作では出ないし、あらたなヒロインにはスカーレット・ヨハンソン。彼らの他に、旅行中の父娘連れ家族が、恐竜とのバトルに巻きこまれるというストーリー。
ゾーラを演じるヨハンソンの、たくましいアクション女優ぶりがすっかり板についている。まるで肝っ玉母ちゃんのようで、若いころのイメージが少々変わった。新薬開発という目的のために恐竜を傷つけることなくDNAだけを採取するミッションではあるが、採取対象の恐竜たちが巨大だったり獰猛だったりするので命懸けなことは変わりがない。ミッションに参加する一行は一人またひとりと命を落としていく羽目になり、ちょっと気の毒だ(唯一、嫌な奴である製薬会社の社長を除いて)。
一方、全くの一般人で、太平洋横断の家族旅行中にモササウルスに襲われてゾーラたちに助けられ、恐竜島にやむなく上陸する羽目になったデルガノ一家は、次々と恐竜たちに追い掛け回される危機一髪の目にあいながらも全員無事にラストを迎えたので安堵した。真っ先にやられそうと思った長女の彼氏が案外いいやつで、勇敢でもあり、意外な面白さ。


恐竜とのバトルシーンはすごくいい。舞台も海だったり絶壁だったりと、これまでとは違うパターンなので新鮮な緊迫感がある。そこが一番の見どころかと思う。テンポもいいし、ずっと手に汗握りっぱなし。
唯一の不満は、今回新登場したハイブリット恐竜のルックスがエイリアンみたいでよくなかった。ブルーたちやT. Rex に感じるようなカッコよさも美しさもなかった。そこは残念だし、こういうハイブリット化はやめてほしい。
う~~~~ん、微妙。











































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