チョコレート・ファイター
タイ発の衝撃のノー・スタント美少女アクション・ムービー!
ヘンな邦題ゆえに今まで観る気がなかったけど,見逃していて損してた~!すっごいストレス解消映画でした,これ。一発でお気に入り。
タイ映画は初めてだし,監督さんのことも前作の「マッハ!」や「トム・ヤム・クン!」も,タイの国技であるムエタイについてもよく知らないが・・・・。
主人公のゼンは,日本人のヤクザを父に,タイのマフィアのボスの情婦を母に持つ,自閉症の少女。上の画像でもわかるとおり,見かけは華奢で愛くるしい美少女だ。しかし彼女には人並み外れた身体能力と,映像記憶能力があり,生まれながらのファイターだった・・・・。
ゼンを演じたジージャーさんは現在は25歳だそうだが,日本人にも好かれるタイプの,小柄でキュートで,ほんとうに可愛らしい女性。(すっぴんの顔は中学生のようにあどけない)何でもテコンドーの達人で,インストラクターをやっていたらしい。この映画に出演が決まってから,さらに4年間のトレーニングを積んだというが,テコンドーの華麗な足技に,ムエタイの肘,ひざ蹴りをプラスした彼女の眼にもとまらぬ必殺技の数々は見事である。
小柄な女性だから,重量感や破壊力はイマイチなのだが,そのかわり,動きがとにかく軽やかでしなやかだ。こんな小娘に大の男たちがバッタバッタとなぎ倒される様子は,なんというか・・・・痛快そのものだ。
そう,この作品の魅力は,なんたってこの意外性!ちっとも強そうに見えない,むしろ,か弱そうに見える少女がめっちゃやたら強い!というところがたまらなくカッコいいのだ。おまけに,この監督さんの映画はノースタント,ノーCGが売りらしい。あの超絶アクションを,実際に彼女がこなしていると思うと,凄いの一言に尽きるのだ。
ストーリーは・・・・まあ,二の次かな?
ゼンが闘う理由は,重病に倒れた母親のため。高額な治療費が払えず,かつて母親が貸していたお金を悪党どもに取り立てに行ったことがきっかけだ。(しかし・・・少女相手に身体を張って闘ってまで,お金を踏み倒そうとする奴らばかりで驚き。さっさと払えばいいものを。)闘いを繰り返すうちに,ゼンの技はますます磨きがかかっていくが,やがて噂を聞きつけた,かつてのマフィアのボスがゼンたち母娘に魔の手をのばし,物語はクライマックスの死闘へと向かう。
ゼンの父親役を阿部寛がやっている!こちらもなかなか渋くってカッコいい。(最初から最後までシリアスキャラ。おまけに後ろ姿のヌードあり。)
クライマックスシーンで彼は、ゼンたちを救いに駆けつけ,日本刀でリアルな殺陣を披露してくれる。(あそこでてっきり死んじゃったと思っていたら,ラストで再度登場して,あれ?生きてたのか~と。)
そして,ある意味本編より印象的だったのが,エンドロールに流れる舞台裏の映像。ひぇぇぇぇ~,ジージャーさんも,相手役の大の男も,顔面にもろに飛び蹴りを食らったりして,みんななんて痛そうなんだ!生傷なんて朝飯前で骨折や入院騒ぎまで・・・・。特にクライマックスの4階建ての雑居ビルの壁面にへばりついての格闘シーン。うわわわ,ほんとうに落ちてるよ~,地面に激突してるよ~~Σ(゚д゚lll)嘘やろ~
仕事とは言え,ここまで・・・やるか?ふつう!と感動するやら呆れるやら。いや~~,タイ映画って半端じゃありませんね。
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