アイマックさんバトン(本編)
いつもお世話になっている
小部屋日記の
アイマックさんから,
本のバトンをいただきました。
アイマックさん,いつもありがとう!
実は映画を観るのに負けないくらい,本好きの私です。
バトンの項目は・・・
→ 最近思う【本】
→ こんな【本】に感動!!!
→ 直観的な【本】
→ 好きな【本】
→ この世に【本】がなかったら
では,早速いってみましょう。
最近思う【本】
私の読書傾向ですが,映画のブログをやるようになってから,アレですね。映画の原作を好んで読むようになりました。映画鑑賞の後で原作を読むと,補足説明になったり,映画で脚色された部分がわかったり・・・・と楽しめます。映画も素晴らしいけど,原作も素晴らしかった・・・という作品も多いです。その代表は。
シービスケット あるアメリカ競走馬の伝説
(ローラ・ヒレンブランド)ソニー・マガジンズ
ドキュメンタリーなんですが,そして長編ですが,映画に負けないスリルと感動,そして当時の騎手の苦労話とかに満ちています。主人公のシービスケットをめぐるエピソードも盛りだくさん。すごくシービスケットが愛おしくなりますよ。
こんな【本】に感動!!!
これは,たくさんあるけど,
昔からの一番の涙腺刺激小説は・・・
レ・ミゼラブル (ユゴー)
河出版世界文学全集
省略してないもののほうが,当時のフランスの世相が詳しくのっていて面白かったですね。ジャン・バルジャンが息を引き取るシーンは,いつも号泣してました(多感だった昔のことです・・・)
直観的な【本】
直観的というのが,またまたよくわからないけど,すりきれるほど読み込んだシリーズ,という解釈をさせていただくと・・・
「赤毛のアン」全集
(モンゴメリー著・村岡花子訳 講談社)
これは中学時代から,成人するまで何度も繰り返し楽しみましたね。講談社のこのシリーズが発行されてすぐのときで,一月に一冊ずつ,お小遣いで買って揃えた懐かしい全集です。
このお方・・・・芥川龍之介の全集も読破しました。
彼の描く,やや狂気をはらんだ美しい世界が好きで(その文体も)全集をそろえたのは,卒論のテーマに彼を取り上げてしまったせいですが・・・。
好きな【本】
いちばん好きなジャンルは,なんといってもサスペンスだと思います。そして,犯罪のトリックや特異性をウリにしているものより,切ない「動機」がテーマであるものが好きですね~。人間って,悲しいものなのね~なんて,読後に絶望感や虚脱感に襲われるときが多いですけど。
日本のもので好きな作家の代表は
「火車」などで有名な,宮部みゆきさん。
あと,「砂の器」や「ゼロの焦点」の松本清張さんとか・・・・。
海外ものでは,ウィリアム・アイリッシュ。
彼の文体は,独特の哀愁が漂って,なんともいえない味わいがあります。代表作は「幻の女」ですが,「裏窓」とか「ポワゾン」(アンジーとバンデラスの)とか映画化された作品もたくさんあります。あと,悪女とバッドエンドを描かせたら右にでるもののない,カトリーヌ・アルレー(代表作「わらの女」)も好きです。
この世に【本】がなかったら
うーん,映画がなくなるより,辛いと思う。この世に本がなくなることは,まずありえないと思うので「本が読めなくなる環境におかれたら・・・?」と考えると,もうこれは退屈でしょうがないでしょうね。入院中に一度読書禁止の憂き目にあったことがありましたが,地獄のような一日でした。
小学生のときは,田舎道だったので,図書館で借りた本を読みながら歩いていましたね。(ばれてよく先生に怒られてました。)今では考えられない のどかさです。あと,夜中に布団かぶって本を読んだり・・・。
次にバトンを回す人は,まだ決めてません。
またそのうち個別にお願いにあがるかも。
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