リボルバー・リリー
素晴らしく気に入って二度も劇場で鑑賞。ストーリー、映像、俳優、音楽、アクションどれもがハイレベルで、邦画やるじゃん、と嬉しくなった。
時は大正時代。関東大震災後の復興中の東京を舞台に、凄腕諜報員として訓練された女性と、家族を惨殺され陸軍に追われる少年がともに繰り広げる逃避行と謎解きの道中。強い大人と子供の取り合わせという点では、かつての名作洋画のグロリアやレオンと似た設定で、二人の心の交流や絆が深まっていく様と息つく間もない過激なアクション、そして国家規模の壮大な陰謀などなど、すべてがぞくぞくする面白さで見どころ満載だ。
大正時代のファッションって、男性も女性もとてもきれいでカッコいい。女性は洋装も和装も素敵だし、綾瀬はるかの演じる百合は戦闘シーンでも一部の隙もないモダンガールのファッションをキメている。彼女だけでなく登場する女性たちはみんな強くて美しい。
男性もスーツにハットでとてもダンディ。長谷川博己さんは特にスタイルがいいのでキマること、キマること。綾瀬はるかさんの身体能力の高さ、羽村仁成くんの繊細な表情の演技力も必見だ。邦画のアクションものとしては本当によくできているのでお勧めです。
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