声帯炎で声が出なくなった話
6月の後半に急性声帯炎で声が全く出なくなったことがありました。わたしは教職なので声を使います。そのため、声帯炎で声が死んだことは過去にも一度あり、それはあきらかに声の使い過ぎだったのですが、今回はたぶん風邪で喉をいためたことが原因だと思われます。一応コロナの抗原検査もしたけど陰性で、発熱もなかったのですが、喉の痛みが落ち着いたと思ったら、あれよあれよという間に声が枯れ始め、二日ほどで全く出なくなりました。
いや~困りましたよ。(;'∀')
何がって、私は喋る仕事だから・・・。声を出さずにひたすら安静になんてできない職業なんです。そもそも、喉をいためているのに授業で声を張り上げたのでこういう結果になったんだろうし・・・。治るまで休職するわけにもいきません。だって1週間以上かかるだろうし、そんなに休めない。それにお休みの電話も声が出ないのでかけれず。
耳鼻科に行きました。
でもコロナ禍になってから耳鼻科は院内感染を恐れてか収入治療をしてくれません。それどころか鼻からの内視鏡検査もしてもらえず、問診だけ。耳鼻科って確かに他の科より院内感染のリスクが高い面はあるので仕方ないかもしれませんが・・・。そのかわり声帯の炎症を抑えるお薬をしっかり出していただきました。
ジスロマックというお薬です。以前肺炎になった時もお世話になった抗菌薬。さまざまな細菌に効果があり、三日間続けて服用すれば1週間効果があるというお薬です。この薬のおかげで少しずつ快方に向かいましたが、それでも完全に声が出るまで3週間はかかりました。仕事を休んで家族とも離れて一人で療養できれば(つまり全くしゃべらなくてすむ環境なら)おそらく倍速で治っていたと思います。ちなみにもう2カ月たちますが、しゃべるのはすっかり元通りになっていますが、歌の方はまだ完全に回復していません・・・。
あと、藁にもすがる思いでこの漢方薬も試してみました。「響声破笛丸料」というお薬。喉を使うお仕事のタレントさんや歌手の間で愛用されているみたいです。効いたかどうかは?ですが飲まなければもっと回復が遅かったのかなぁとも思います。
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