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2022年3月26日 (土)

二ーバーの祈りのネックレス

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ラインホルド・二ーバーの祈りが刻まれたステンレスネックレスを、Amazonさんで購入しました。
二ーバーはアメリカの神学者です。

God, give us grace to accept with serenity
the things that cannot be changed,
Courage to change the things
which should be changed,
and the Wisdom to distinguish
the one from the other.

神よ、変えることのできないものを静穏に受け入れる力を与えてください。
変えるべきものを変える勇気を、
そして、変えられないものと変えるべきものを区別する賢さを与えてください。

クリスチャンでなくても単なる人生訓としても深い言葉だと思っています。クリスチャンであればさらに、神のみこころに身をゆだねようという平安な気持ちになれます。

変えることのできないものを受け入れ、変えるべきものは勇気をもって変えていく。これは実際にはとても難しいことかもしれません。変えることのできないものを変えようとして疲労困憊し、変えなければいけないものはその困難さから放置して諦めてしまう・・・。そう、この祈りとは真逆のことをしてしまうことがずっと多いのです。区別する賢さが欠けているのですね。

変えることができないものは、過去と他者だといいます。過ぎてしまったことは今更どうしようもない。そして他人もまた、自分の力では変えることができないし、無理やり自分の都合のいいように変えようとするのは傲慢そのものですよね。それなのに私たちは、「あのときああしていたら・・・」とくよくよし、「あの人さえこうしてくれたら・・」と自分の不満や不幸を他人のせいにして恨みをつのらせてしまうこともあるでしょう。横暴な配偶者や自己中で支配的な親など、確かに他者からの試練に苦しむこともあるでしょう。悩みの張本人が変わってくれたら、もしくは消えてくれたら、どんなに楽になるだろうと思いをめぐらすこともあるかもしれません。でも、他者はそんなに簡単には変わりません。そしてそう簡単にあなたや私の前から立ち去ってくれないことの方が多いのです。
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では、変えなければいけないものとは何か。それは自分と未来です。この二つは、変えることができるのです。たった今からでも遅くはないのです。よりよいものに変え続けることができるのです。しかし、そのためには努力や忍耐や、賢い見通しというものが必要です。生易しいことではないゆえに、変えるには勇気が必要となるのでしょうね。

生きていくのは苦しいです。他人が枷になることもあります。災害や病気や老いなど、乗り越えるには大きすぎる試練のなかで現状を受け入れられず、気持ちを切り変えることもできず、人を恨み、神を呪って消えてしまいたくなります。そんなときにこの祈りを思い起こします。感謝と平安が次第に心に満ちてくるまで、この祈りについて黙想するのです。明日もまたがんばろうという気持ちになるまで・・・。

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コメント

こんばんは、ななさん。
以前、ベトナムに住んでる越子です と、コメントさせていただきました。もう、何年も前の事ですが…今は帰国致しました。

実は以前から、折々に、ななさんがクリスチャンだとおっしゃっていたので、気にはなっていましたが、実は私もクリスチャンです。なんだか、うれしい思いです!

ニーバーの言葉、感慨深いですよね。過去と他人は変えられない。未来と自分は変えられる。でも、自分を変えるって、難しい!それすらも、受け入れよと言うことなんですね。そして、変えるべきと思っているのなら、努力してみようと、励ましてくれているようです。

人を恨み、神を呪って、消えてしまいたくなる…この苦しさ、慟哭、絶望感。私自身、何度となく経験しました。

 このペンダントを手にされたななさんにはも、お辛い事があったのかもしれませんが、感謝と平安が心に満ちてくるまで黙想の時をもたれていらっしゃるのですね。

そこで語りかけてくる細い御声に出会う。

それは、神とななさんだけの豊かな時間、祝福の時間なのかもしれません。

私は、その時間すら持てずに、イライラする事が多く反省です。

 素敵なペンダント、わたしもAmazonに頼んでみたくなりました。

越子さん お久しぶりです。コメントありがとうございます!

越子さんもクリスチャンと伺って嬉しいです。それならなおさら、この「二ーバーの祈り」の解釈が共通するものがありますよね。諦念とはまた違う静謐な癒しを受け取ることのできる祈りです。なかなか実行は難しいのですが、それゆえにいつもこの祈りを心においておきたくて、ネックレスを購入しました。結構大きいので(まるで米軍の兵士の認識票のような大きさです)常に身に付けるわけにはいきませんが・・・。

私は現在両親の介護と単身で向き合っています。これが今一番の重荷で、日増しに重くなっていくように感じるのです。負い切れるのかと不安や絶望にかられるのです。でも、これは「変えることができない」ものだから受け入れようと思えるようになりました。必要な助けは日々与えられるものだからと。そして、愚痴や不満やマイナス思考の自分を変えていかなければならないと思いました。

もし購入をお望みなら、Amazonさんで「二ーバーの祈りネックレス」で検索してみてください。海外からの取り寄せ品ですが2000円代とお安く、日にちは少しかかりましたが確実に届きました。

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