今年のお正月料理
我が家ではおせちは大晦日の31日の夜からいただくので、31日の夕方にはすべて作り終えます。31日は朝からお煮しめの煮炊きをスタートさせるので、その下準備を30日のうちにやってしまいます。数の子の塩抜き等も。出来上がったおせちは3軒のお宅におすそ分けするので大量になります。
一般的なおせちメニューとは少し違います。家族が好きでないので、海老と伊達巻と田作りと栗きんとんは入れません。その代わりにこれも家族のリクエストで唐揚げが入ります。その他は、お煮しめ、なます、レンコンのきんぴら、牛肉巻き、だし巻き卵、数の子、黒豆、菜の花とかにかまの和え物、春菊のお浸し、ぶりの照り焼き、かまぼこです。買ったものとは違い、手作りは自分の好きなものだけ詰めれるのでいいですね~。
数の子は毎年石狩湾産のものをとりよせます。お煮しめの出汁の昆布も、利尻と羅臼を使います。鰹節を加えて丁寧に出汁をひき、それにさらに干し椎茸(どんこ)の戻し汁を加えたものを大鍋いっぱいに作り、煮しめや蕎麦つゆに使います。
31日の午後、おせちが出来上がったころに、親戚から手打ちそばとつきたてのお餅が届きます。お重に詰めたおせちとの交換です。お蕎麦はつなぎを入れない切れ切れの状態ですが、蕎麦の素朴な香りが強くて美味しい。大晦日のディナーはこの年越しそばと出来立てのおせち。このメニューは基本は3が日共通です。
元旦の朝にはみそ仕立てのお雑煮。昨日いただいたお餅をストーブで焼いて。
毎日のおせちに飽きると、年末に知人から送られてくる鳴門産の生ガキを蒸したものが食卓に登場します。もちろんスダチを添えて。
3が日が過ぎると、まだ残っているおせちのお煮しめは精進揚げに変身します。味がよくついているので天つゆなしで食べられる美味しさ。
今年のお正月もこんな感じで終わりました。明日からはやっと普通のメニューになります。カレーとか、食べたいかな。
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