« 2018年11月 | トップページ | 2019年1月 »

2018年12月の記事

2018年12月28日 (金)

ボヘミアン・ラプソディ

Bohemian

 遅ればせながら劇場で鑑賞。すごく評判がいいので、「クイーン」のクの字も実は知らなかった(いや、ほんとです。ロックバンドに興味がなかったので)私も、そんなに素晴らしいならと観に行った。もともと「アマデウス」や「不滅の恋 ベートーヴェン」のような音楽関係の伝記映画は好き。ただし、クラシック限定だっただけで。クイーンの曲で知ってるのはなんと「ウィー・ウィル・ロック・ユー」だけだった。運動会の綱引きのBGMだったのでこれだけは聞き覚えがあったのだ。お恥ずかしい。

006
  クイーンのメンバーの中でも、リード・ボーカルをつとめ、奇跡の歌唱力と独自のマイク・パフォーマンスで有名なフレディ・マーキュリーを主役に据えた今作。前半は、偉大なるクイーンがいかにして誕生したか、数々の名曲がどのようにして生まれたかが描かれ、後半はフレディ個人の孤独や葛藤が描かれる。
  他のメンバーとは異なる国籍やセクシュアリティを持ち、突出した才能ゆえの驕りも手伝って、メンバーと反目し、ソロ活動を始めるフレディ。しかし「僕らは家族」というブライアン・メイの言葉通り、自分にとってクイーンのメンバーがどれだけ大切な存在だったか思い知った後に、フレディはメンバーのもとに帰る。そしてラストのクライマックスは、嵐のような興奮と感動を呼ぶ「ライブエイド」のシーン。
Queen_chrishopper720x463

  全編に流れるクイーンの名曲の数々。確かに「知ってる」と胸を張れるのはやはり「ウィー・ウィル・ロック・ユー」だけだったけど、彼らがなぜここまで有名で、後世にも影響を与えるほど偉大なロックバンドと呼ばれたかがよ~~~~~~く理解できた。フレディの伝記としても感動したが、私個人としては、この映画は「偉大なるクイーン」と初めて出会えたことが何よりも大きい。この映画を観てなかったら、私は一生、彼らの音楽と出会うことがなかったかもしれない。
560picture1f7e
  クイーンの魅力は、彼らが作り演奏する音楽が、ハードロックからオペラまで多彩で、一つのジャンルに定義できないところだ。メンバーが全員それぞれ作風の違う曲を作っているし、常に新しいことに挑戦し続けた彼らの姿勢のゆえだろう。どの曲も、歌詞も旋律も素晴らしいが、サウンドの華やかさと美しさもまた群を抜いている。エレクトリックギターをダビングして作る「ギター・オーケストレーション」の手法や、フレディとロジャーとブライアンの3人の声を重ねて作るコーラスの美しさが、他のロックバンドでは真似のできない重厚なサウンドを生み出している。

640

  フレディの美声のセクシーさとパワフルさは確かに唯一無二だが、聖歌隊経験のあるロジャーの高音(特にボヘミアン・ラプソディのオペラ部分で発揮される)や、ブライアンの魅力的な声がフレディの声に重なるとき、えも言われぬ完璧なハーモニーが生まれる。「キラー・クイーン」や「ボヘミアン・ラプソディ」や、「Don't Stop Me Now」[Somebody To Love」などのコーラスのハーモニーは本当に美しい。そもそもフレディの他にもハイクオリティの実力を持つヴォーカルが二人もメンバー内に存在していたことがすでに奇跡。そしてそれを言うなら、メンバーの誰もが、歌も複数の楽器も作曲もこなせる「マルチ奏者」だったということも、彼らの曲のクオリティの高さに繋がっているのだろう。

Set29

 4人のメンバーを演じた俳優陣は、みんな本人に似ている。ブライアンなんてまさに本人!としか思えないそっくりぶり。しかし彼らが役作りで一番苦労したのは演奏とパフォーマンスの練習だったろう。一日何時間も実際に楽器や振り付けを練習したらしいが、4人とも見事だった。特にライブエイドの場面は実際の舞台と服装も動きも完コピできているから素晴らしい。これにはクイーン本人(音楽監修したブライアンとロジャー)も絶賛したという。
Dr45bcyv4ayuho8 20150524121353

 個人的には、4人の中で謙虚で温厚な性格でメンバーの間の衝突時の調整役を果たすことも多かったという、ベースのジョン・ディーコンのルックスや人柄が好きだ。彼を演じたのは子役の時に「ジュラシック・パーク」で少年ティムを演じたジョゼフ・マゼロ。あの忘れられない名演技をした恐竜少年が、こんなに素敵に成長していたのね。
 田舎なので応援上映はやっていなかった。残念。みんな静かに鑑賞する中、せめて膝や足でこっそり拍子をとって彼らの演奏を堪能しました。これ、何度も何度も観に行くファンが増えているの、よくわかる。ライブエイドの場面は絶対、大画面と大音響でエキサイトするべき作品だから。

| | コメント (4) | トラックバック (0)

2018年12月26日 (水)

ル・ヴェルジュでクリスマスディナー

Img_4965

地元のフレンチレストラン「ル・ヴェルジュ」でクリスマスのコース料理をいただきました。
ご夫婦二人だけで経営されている小さなレストランですが、東京出身のご主人が作るお料理がどれも絶品で、この県の特産を活かしたメニューには、旬のお野菜やお魚がふんだんに使われます。また、奥様が担当されているデザートの美しさや味にも毎回感激です。完全予約制で、普段は3000円・4000円・5000円のコースがありますが、クリスマスには7000円の限定コースが出されるのです。
我が家が年に3度ほど利用させていただくようになって、もう何年もたちますが、前菜は特に一度として同じものが出てきたことはありません。常連客に提供したメニューを記録していて、同じものは出さないようにしていると伺いました。
Img_4969

前菜は、右からの柚子風味のアボガドムース、徳島産のイセエビ(付け合わせの赤いお野菜はなんと赤い白菜)、そしてグラスに入っているのは愛宕柿とイカのジュレのキャビア載せ。どれも繊細でとても美味しいお味。毎回、想定外の食材の組み合わせが見事です。
Img_4974
口の中でとろけるほど柔らかいオックステールのスープ。筍やマツタケや大根が入っていて和風味ですが、これが上品で滅茶苦茶美味しかったです。右のお料理は穴子を巻いてイクラを散らしています。
Img_4977
お魚料理はプリプリのエビでした。
Img_4981
メインのお肉料理は黒毛和牛のヒレステーキ。フォアグラとトリュフ添え。幸せ〜。前菜のキャビアも含めて、三大珍味が揃いました。
Img_4987
締めのデザートプレートは、クリスマスらしい華やかな一皿でした。
このお値段でこのメニューとクオリティは素晴らしいと、毎年感激しています。数年前のクリスマスには鶉が出ましたよ〜。夏にはよく徳島県ならではのハモがお魚料理に登場することも多いです。
ル・ヴェルジュさん、本当に御馳走様。大満足のクリスマスイブになりました。🎄🎄🎄🎄

| | コメント (4) | トラックバック (0)

2018年12月 9日 (日)

ルミナリエ 2018

Img_4639_2

今年のルミナリエに行ってきました。実は人生初(大げさ)です。日帰りの職員旅行で、淡路島に鯛を食べにいくことになったのですが、ちょうどルミナリエが始まったばかりなので、神戸まで足を伸ばすことになりました。
Img_4603
週末寒波の影響で、淡路島も鳴門海峡も、凍り付くような風が身に沁みます。まるで飛ばされそうな勢いでした。晴れていたので海は綺麗だったのですが。
Img_4608

ランチは淡路島の鯛料理と温泉で有名な「うめ丸」さんで鯛づくしのコースをいただきました。鯛の活き造り、宝楽焼、煮つけ、吸い物、他にも有頭エビの天ぷらも。写真は鯛とさざえの宝楽焼です。
Img_4641

そしてそのまま、明石海峡大橋を渡って神戸入り。夕方5時の点灯時間に合わせて元町駅へ。駅を出ると、人混みがそっくりそのまま係員や警察に誘導される群衆と化すので、流れにのっておとなしく会場へと向かいます。混雑を避けるために、同じ道を何度か折り返させられたり、ぐるっと回り道をさせられたり、しばらく停止して待ったり・・・。その間、約1時間ほどでしょうか。走る人も抜け駆けする人もイラつく人もなく、みんなルールを守って粛々と進んでいくのは、さすが日本人の美徳だと感心しつつ、なんだか自分たちが難民の大移動をさせられてるような気分になって、そう感じる自分が可笑しかったです。
Img_4613

大移動の途中でも傍らの百貨店のイルミネーションが楽しめました。いよいよ会場に入ると、荘厳な聖歌のBGMが流れ、目もくらむような色とりどりの光の美しさにしばし言葉を失いました。みんな一斉にスマホやカメラで撮影しながら進むので、連れを見失いかけながら、私も撮影タイム。「立ち止まらないで~」という係員さんのアナウンスが繰り返されます。
Img_4644

光のアーチは、まるで聖堂のなかを進んでいるかのよう。24年前の震災への鎮魂の思いが沸き上がります。
Img_4651
 
Img_4642
Img_4670
 
Img_4672
Img_4675
Img_4665
素晴らしかったです。ルミナリエに行けてほんとうによかったです。
最後に今年の手作りクリスマスリースの画像を・・・。紙皿、モール、オーナメント、すべて百均で揃えました。簡単!30分あればできるリースです。
Img_4568

| | コメント (4) | トラックバック (0)

2018年12月 1日 (土)

今年の紅葉

Img_4161_2

今年も県内の紅葉の名所「祖谷渓谷」に行ってきました。
Img_4174

ここは壇ノ浦の合戦で敗れた平家の残党が、源氏の手から逃れて山深く落ちのびていったという「平家落人伝説」のある渓谷です。日本三大秘境のひとつです。我が家からは車で2時間弱で行けます。
Img_4185

深山全体が赤く染まっていて絶景でした。

Img_4175

Img_4163_2

下界に比べると紅葉の赤が段違いに鮮やか。

ここの特産は祖谷蕎麦とあめごの塩焼きです。山深く、寒暖の差が激しく、水はけのよい土地の特徴を生かして、主食の米のかわりに昔から蕎麦が栽培されてきたのです。つなぎをあまり使わないので切れやすいのですが、蕎麦粉の割合がその分高く、淡白で素朴な味の蕎麦です。

Img_4195

お昼は「祖谷美人」という旅館も兼ねている蕎麦屋さんであめご膳をいただきました。「でこまわし」と地元では呼んでいるこんにゃくや里芋や豆腐を串に刺した味噌田楽も。こんにゃくもこの地方の特産品です。
Img_4192

祖谷蕎麦や蕎麦ふりかけなどをお土産に買い込み、紅葉を堪能した一日になりました。最後に、職場の小学校の校庭のイチョウと裏山の欅の写真をアップしました。晩秋の気配が伝わるでしょうか。特にこの欅は大好きな樹なのです。

Img_4363

Img_4248

| | コメント (4) | トラックバック (0)

« 2018年11月 | トップページ | 2019年1月 »