美味しい映画
映画も、いかにも美味しそうで、劇中のメニューや食材が無性に食べたくなる・・・そんな作品沢山ありますよね。邦画も洋画も、アジアものも・・・・・「料理」や「料理人」そのものがテーマの映画はもちろん、レストランが舞台だったり、劇中に登場するお料理が重要な役をしていたり。そんな中で、私が特に好きなグルメ映画と、その中でも特に食べてみたいお料理は・・・・・
ディナー・ラッシュ
ニューヨークのイタリアンレストランを舞台に描いたお話。これは、グルメ映画としても美味しそうなんだけど、ラストまで観ると実はひねりの効いたサスペンスドラマでもあることがわかります。何ともスカッとする仕掛けがあってカタルシスが感じられて大好きな作品。天才的なシェフがヒラメキで作ったロブスターのお料理が印象的。
大統領の料理人
ミッテラン大統領の専属料理人として抜擢された女性シェフの奮闘物語。男性料理人たちからの嫉妬や専横と闘いながらも大統領がこよなく愛する伝統的な素朴なフランス料理を提供するオルタンス。キャリアウーマンが元気を貰えるお話でもあります。しかし、フランス料理って素朴な家庭料理でもすごく手が込んでる・・・・よね。お気に入りは、オルタンスが初めてランチに提供したちりめんキャベツとサーモンの重ね蒸し料理。美味しそう・・・・。
赤い薔薇ソースの伝説
ヒロインのティタの作る料理は、食べる人たちに彼女の想いや情熱が伝染する・・・というメルヘンちっくな物語。愛し合いながらも家のしきたりとやらで結婚できない恋人たちの切ないラブストーリーと、料理に込められた不思議な作用がロマンチックに絡み合う。メキシコ料理ということで、お味の方はちょっと想像ができないけど、どれも色鮮やかで美味しそう。写真は薔薇ソース添えのウズラ料理。
マダム・マロリーと魔法のスパイス
こちらは原作も読んだ。原作に出てくるお料理の描写もまた詳しくて美味しそうです。インドのスパイスたっぷりのお料理と洗練されたフレンチの融合って素敵でしょうね。ハッサンがマダムの前で作ったスパイスの効いたオムレツのレシピが知りたい~~
ジュリー&ジュリア
アメリカで初めて正統派フランス料理本を出版して人気となった料理研究家ジュリア・チャイルドと、その全レシピを1年で制覇することに挑戦した現代のジュリー・パウエルの実話を基にした作品。とにかく料理が好き、食べることが好きな二人のヒロインの情熱や料理への愛が伝わってきます。作ってみたいのはもちろん、ブフ・ブルギニヨン(牛肉の赤ワイン煮込み)
バベットの晩餐会
デンマークの寒村でつつましく暮らしていた信仰篤い二人の姉妹のもとにフランス革命から逃れてきたバベットが家政婦として住み着く。彼女の前身は、実はパリでも有名な天才女性シェフで、富くじが当選したお金で、それまで世話になったお礼にと、姉妹と教区の信徒たちを相手に一世一代の晩餐会を開く。メニューはお一人さま1万フランのフルコース。フランス料理など目にしたこともなく、最初はこわごわ出席した村人たちも姉妹も、バベットの素晴らしい料理とワインに、凍てついた心が溶かされて至福の時を味わう・・・・。ワインもとっても美味しそうなこの作品。食べてみたいのはもちろんメインディッシュの、ウズラとフォアグラのパイ詰め石棺風。
初恋のきた道
この作品がデビュー作となったチャン・ツイィーのなんともみずみずしく可愛らしい笑顔が魅力的。中国の田舎の村に初めてできた小学校の青年教師と村娘の恋。自由恋愛などご法度だった時代。好きになった相手に食べさせたいばかりに、腕をふるって昼食を作る少女の一途さがなんとも愛おしい。青年の好物だと聞いて少女が作るキノコの蒸し餃子、作ってみたい!
みなさんのイチオシ「グルメ映」は何ですか?邦画でも南極料理人とかいいですよね!
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