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    ブロークバックマウンテンの名シーンの数々です。

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2017年5月の記事

2017年5月28日 (日)

まめ・マメ・豆・・・・・

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今が旬のエンドウ豆をいただきましたが、収穫の際に少し完熟しすぎていたのか、黄色いのも混じっていました。なので、とりあえず今夜のおかずは豆づくしにして、急いで戴くことに。

一皿目はトップの画像の、スライスした大根と、エンドウととサバ缶の炒め物。片栗粉でとろみをつけて。

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今夜のメイン。新じゃがを使った肉じゃがには脇役として彩りに。この肉じゃがは、お水もお出汁も使わず、調味料と食材の水分で蒸し煮にした、土井善晴先生流です。素材の味が生きてとても、ほっこりと仕上がるのです。

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もうひと品は卵焼きの具にしてみました。豆本来の美味しさが一番引きたったのは案外このメニューでした。やはり卵と相性がいいですね。

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これに、唯一豆を使わない、キュウリとワカメとしらすの酢の物をつけて完成です。

2017年5月27日 (土)

ザ・コンサルタント

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表の顔はごく普通の会計士、実は凄腕の殺し屋、そしてアスペルガー・・・という異色のヒーロー物語。DVDで鑑賞。

小さな町で会計士として働くクリスチャン(ベン・アフレック)のもとに、ある日大手企業からの財務調査のオファーが寄せられる。調査を進めるうちに彼は重大な不正を発見するが依頼は突然取り下げられ、それ以来クリスチャンは身の危険を感じるようになる。実は、彼は闇の社会の会計士として各国の危険人物の裏帳簿を握るすご腕の暗殺者だった。 (シネマトゥディ)       

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これ、すっごい面白かった!続けて2回観てしまった。

表稼業と裏稼業の二つの顔を持つヒーローは今までもあったかもしれないが、主人公のクリスチャンはアスペルガー(高機能自閉症)なので、それゆえの孤独さや複雑な生い立ちを持ち、そしてそれゆえの特技というか天才的な才能も独特だったりして、行動も闘い方も想定外で先が読めないところが多く、その点が新鮮で面白かった。

それと、この作品、基本は謎解きサスペンス。
クリスチャンの命を狙う大企業の黒幕は誰なのか?という謎解きと並行して、クリスチャン本人の複雑で苛酷な生い立ちも、彼に目をつけた財務省の長官たちの捜査によって、次第に明らかになっていく仕組み。つまり、大企業の犯罪を謎Aとし、クリスチャンの過去や能力や稼業を謎Bとすると、AとBの謎が同時進行で目まぐるしく提示されながら、ラストでは散りばめられた伏線もすべてきっちりと残すことろなく回収されて、AもBも同時に解決するのだ。この爽快感は格別だ。まったくお見事としか言いようがない。

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加えて、主要な登場人物は、クリスチャンとの関係で、「この人って実は・・・・」というどんでん返しのネタを持っていたりして、途中で「え~っ!」と驚いたり「やっぱりね~。」と予想が当たってすっきりしたり。

ラストまで観たら、もう一度確認のために観たくなるし、何度でも観たいお気に入りのシーンも複数あったりして、久々に興奮した。ちなみに私が何度か巻き戻して観返したシーンは、クリスチャンが懇意になった顧客夫婦の農場での殺し屋とのバトルシーンと、弟との再会シーン。幼少時の回想シーンではいつも一緒だった彼の弟・・・・成人してからはいったいどうなったんだろうなと思ってたら、まさかあんなシーンであんな登場をするとは!いや、これ以上は語りません。未見の方はぜひご自分の目で確かめてくださいませ。

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これは、シリーズ化してほしいし、きっとシリーズ化されるよね。クリスチャンの今後の活躍も、一作目で登場した彼を取り巻く人物との今後の絡みも、これからもぜひ追っていきたいところだ。

2017年5月 8日 (月)

「わたしは、ダニエル・ブレイク」

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ケン・ローチ監督が、英国の緊縮財政によって切り捨てられる弱者の姿を、怒りを込めて描いた作品。淡々とした語り口ながら、ずっしりとした見ごたえがあった。観終わったときには、自国のことではないにせよ、やり場のない怒りがこみあげてきた。こんなこと、間違っている・・・ゆるされてはいけないことだ。

主人公のダニエルはニューカッスルに住む59歳の大工。心臓疾患のためにドクターストップを受けているにもかかわらず、「就労可能」と判断される。不服申し立てをしたくても、そこにたどり着くまでに、さらに複雑な手続きの壁に阻まれてしまう。

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一方、ロンドンからニューカッスルに越してきたシングルマザーのケイティは、職安での面接の時間に遅れただけで給付金が受けられなくなり、職探しもままならないまま、二人の子供を抱えてフードバンクに頼らざるを得なくなる。

職安で門前払いを受けるケイティ母子を見て義憤にかられるダニエル。彼は、暖房の切られたケイティの家の窓に緩衝材を貼って暖を取る方法を教えたり、部屋に飾るモビールをプレゼントしたり、ケイティの家族をことあるごとに応援し、寄り添っていく。
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生活保護の不正受給に対しては、いい気持ちはもちろんしないけれど、英国のように、弱者を容赦なく切り捨て、彼らの尊厳まで奪うのは、あまりにもひどい。人はみな生まれながらにして幸せになる権利を有しているというのに

犯罪を犯したわけでもなく、怠慢でもなく、真面目に誠実に税金を納めて生きてきた人々だ。病気や事故やその他の事情で働けなくなったのに、簡単な質問のやり取りだけで「就労可能」と宣告される。そして彼らは、煩雑で困難な手続きに疲弊して、抗議することも諦めてしまう・・・・・。

最後まで尊厳を失わず、抗議しようとしたダニエル。彼の残した「私は、犬でもなく、登録番号でもなく、一人の人間だ。」という言葉は、まさに今、英国で緊縮財政に命を削られている人々の心の叫びなのだろう。

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