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2017年4月 6日 (木)

大塚国際美術館

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鳴門市の 大塚国際美術館に行ってきました。

車で1時間半ほどのところにあるので、開館当時から10回以上は行っています。。私はクリスチャンなので宗教画の多いこの美術館は結構お気に入りのキリストの絵があります。ですが、今回は先日観たエゴン・シーレ死と乙女  の影響で、エゴン・シーレの絵を見に行きました。サイトで調べると、「死と乙女」「4本の木」「家族」の3点が展示されています。もちろん本物ではなくレプリカの陶板画ですが。
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有名なシスティナ礼拝堂。
私は実は、これだけは本物をみました。もう10年以上前ですが、イタリアとギリシャに旅行する機会があり、ヴァチカンに行くことができたので。本物の迫力と風格とはもちろん別物ですが、レプリカで再現したというだけでも凄いですよね。

シーレの絵は地下1階の近代美術コーナーにありました。
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死と乙女

Img_36604本の木

レプリカですが、ウィーンまで行かずとも絵の雰囲気を味わうことができました。もちろん本物の持つオーラはないですけれど。
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レプリカの良さは、一緒に記念撮影もできるし、手が触れるくらい(実際に触ってはいませんが)間近で観ることができることですね。

私がこの美術館の中で一番お気に入りの絵は、
ヒュー・ゴールドウィン・リヴィエール(1869-1956)のエデンの園
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作者についてはよく知らない方なんですがね・・・・(汗)。そしてなぜこの絵の題が「エデンの園」なのかもよくわかりませんが、初めて観た時からずっとお気に入りです。抑えた色調の雨上がりの公園を歩く恋人たち。うっとりと男性をみつめる女性の顔の輝きと、向こうを向いているにもかかわらず伝わってくる男性の優しさ・・・・。そこだけ光が射しているようです。これは好きすぎて、館内のミュージアムショップで陶板のミニ版を買いました。ベッドルームに飾っています。見てるだけでなにか幸せな気持ちになります。

その他、映画にも出てくる名画ももちろん観れます。
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 フェルメール真珠の耳飾りの少女
こちらの絵には毎回人だかりができてますね。

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クリムトの アデーレ・ブロッホ=バウアーの肖像 I
そう、あの「黄金のアデーレ」です。シーレの絵のお隣にありました。

お昼は別館1階のレストラン・ガーデンで。
ここは、庭園を眺めながら、イベントのテーマに合わせたプレートランチや、鳴門鯛やわかめなど地元の食材を使ったお料理がいただけます。今日は、「最後の晩餐」をいただきました。阿波黒毛和牛や鳴門鯛、わかめ、蓮根、鳴門金時が使われています。パンとワインがついていますが、車を運転してきたのでワインのかわりに残念ながら葡萄ジュースです。

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お天気もよく、鳴門の春の海は真っ青で、気持ちがよかったです。

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コメント

こんばんは。
大塚国際美術館は、赤瀬川原平さんの「個人美術館の愉しみ」という本で知って、以来いつか訪れてみたいと思っている憧れの美術館です。
オリジナルと一寸の違いもなく忠実に再現されているという陶版画を是非見てみたいです。絵画のみならず、システィーナ礼拝堂のような立体的な作品をも作れてしまうなんてほんとうにすごいですね。
大塚製薬の化学の技術がアートの作品へどのように応用されているのか?その不思議を体験してみたいです。

ななさんのお気に入りの「エデンの園」は映画のワンシーンのようなロマンティックな作品ですね。
作者の方も謎めいていて?いろいろな想像をかきたてられます。

 大塚国際美術館って、展示作品のすべてが複製で、しかも日本一入場料が高いにも関わらず、平日というのにけっこうな賑わいなんですね。
やはり、その広大さと美しい周辺の景色と混然となった立地も魅力なのでしょう・・。
 ななさんは、10日以上も行かれているし、本物そっくりのシスティナ礼拝堂も体験できて本当にうらやましいです(笑)
あ、そこではなく、ヴァチカンのシスティナ礼拝堂のほうを見学してらっしゃることをうらやむべきかも?

「エデンの園」の絵は、いきつけの喫茶店に置いてある画集に載っていたので知っていましたが、大塚美術館にあったのですね。1901年の作品で、謎めいたドラマチックな題名と、映画のワンシーンを切り取ったような作風が一致せずに不思議な感覚にとらわれたような気がします・・。

パートナーを信頼しきった目で見上げる女性と、彼女の手を手袋をしない手でしっかり握る男性・・。

万葉集に「さ百合花 のちも逢はむと 思へこそ 今のまさかも うるはしみすれ」(将来のことを案ずるよりも、今この一瞬を大切にすることが未来に繋がるのだ)とあるように、このときの思いが二人にあるならば、どんな将来の試練もくぐりぬけていけるのでは・・。

後ろ姿ですが、顎が割れてるようにみえるこの男性が、ぼくにはジュード・ローに見えて仕方ない(笑)同じイギリス人ですしね・・。


ぼくは、自分で勝手に、この絵に「雨上がりのふたり」という題をつけてしまったのですが・・どうでしょうか(笑)

セレンディピティさん

大塚美術館は、開館当時に比べて年々人気が出てきていますね。
とにかく広いです。そして作品数が凄い。もちろん陶板で忠実に再現というのも凄いことですが、著名な画家の作品はかならず何点か展示されています。レプリカなので写真撮影も自由というのが魅力でもありますね。
入館料は高いですが、全館を隅々まで観ようとすれば何時間もかかるくらいの作品数です。一番下の階の古代の作品からじっくり観ると、近代展あたりで時間切れとなり、最上階のピカソなどには行きつけずに終わってしまったり。
私は開館当時から行っていますが、当時は今のようなレストランはなくて、メニューが大塚製薬のボンカレーとわかめうどんだけの食券方式の食堂でした。カフェのかわりにオロナミンCやファイブミニの自販機だったり。人気が出てからレストランやカフェも新しくお洒落になりましたね。

浅野さん

平日なのでまだゆったりと見れましたが
休日などは混雑します。団体客も多いですね。
人気の理由は、日本最大の広さと1000点もの作品数でしょうね。
レプリカでも古今の名画がいっぺんに観れるというのも魅力でしょう。
一度だけでは全部を観ることがむずかしく、複数回訪れたくなります。
システィナ礼拝堂の本物は、天井だけでなく側面の壁画も印象に残っています。

「エデンの園」の絵は、大塚美術館を訪れてお気に入りになった人は案外存在するようです。
一見地味な絵なのですが、やはり深い印象を残すのかもしれません。
女性の表情と、男性があえて向こう向きに描かれているというところに興味をかきたてられますね。
女性も美人というよりは可愛らしい感じで、男性を想っている感じが表情に現れていますね。
ジュード・ロウですか。なるほどね。

大塚国際美術館は、名前だけ知っていました。
世界の名画を陶板画で作っちゃうなんて凄いですねえ。
システィナ礼拝堂も本物を見ましたが
ここは世界中から観光客が押しかけていて凄いことになっていました。
フェルメールもクリムトも本物を観ましたが
その絵の前は、日本ほどではないにしろ人だかりがありましたし。
レプリカをゆっくり見るというのもいいかもしれませんね。

zooeyさん

これが初めて出来たときは地元民も度肝を抜かれました。
あまりの大きさと作品の多さに、よくもこんなスケールの大きなものを作ったなぁと。
館内の雰囲気は、
本物の展示された美術館の静謐さや恐れ多さは無くて、
解放感溢れる空間です。
ただ、人気の絵の前で絵を背景に記念撮影をする人も多く
また至近距離まで寄っていけるので
かえって絵がさえぎられて観にくいときもありますね。
ゴッホの「ひまわり」やフェルメールの絵の周りは特に。
クリムトはわりといつも空いています。

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