土井善晴先生のハンバーグ
幸い、神経は無事だったようなので、慌てて駆け込んだ歯医者さんで、コンポレットレジンとかいうプラスチックを埋め込んで、もとのように治していただきましたが、やはりすぐに固いものを噛むのは怖いので、今夜はハンバーグです。もちろん土井善晴先生のレシピです。とっても大きくて、ふっくらジューシーなハンバーグ。
このレシピでは、つなぎのパン粉に、生の食パンを使います。500グラムのお肉に食パン1枚(6枚切り)を使いますが、ちぎって牛乳に浸して柔らかくしてから加えます。この浸した食パンのおかげで、焼き上がりがとてもふっくらして柔らかいのです。
そのほかの材料は、普通のハンバーグと同じで、卵と炒めたみじん切りの玉ねぎ、ナツメグ、塩、こしょうです。ハンバーグのタネはかなり柔らかく大きいので、フライ返しなどに載せてフライパンに移そうとすると形が崩れてしまいます。オリーブ油をうすく塗った平皿にタネを乗せ、お皿を傾けてフライパンに滑らすように移します。
油をお皿に塗っていたのでするりと上手く形も崩れずにフライパンに収まってくれます。あとは蓋をして、両面を中火→弱火で、じっくり焼いてできあがり。
ワインとケチャップとウスターソースと、隠し味の練り辛子を煮詰めたソースをかけると完成ですが、今日はあっさりとポン酢ソースにしました。
かぼちゃのポタージュも作りました。
バターで炒めたかぼちゃと玉ねぎを、ローリエを入れたコンソメスープで柔らかく茹で、ミキサーにかけて牛乳を加えました。こちらはかぼちゃ本来の優しい甘さ。
なんだか、男子小学生が大喜びしそうなメニューになりましたが、歯には優しかったです。
ハンバーグのレシピは こちらの本から→ 土井善晴のレシピ100
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こんにちは。
なんと、前歯を折ってしまったとのこと。大丈夫ですか?!
でもすぐに治療していただけてよかったですね。
私も数年前に虫歯の詰め物がとれたところを新しくしましたが、最近は素材や技術がどんどんよくなっていてすごいですね。
そしてハンバーグ、おいしそうです!
いつもは乾燥したパン粉を使っていましたが、今度は食パン、是非やってみたいと思います。
我が家も3つのハンバーグを焼きますが、食の大きさに合わせて大・中・小と3サイズです。^^
ななさんの影響で、最近土井善晴先生が気になって...
先日、この記事を読んで感動しました。
http://www.huffingtonpost.jp/2017/03/23/yoshiharu-doi-ichijyu-issai-2_n_15561352.html
投稿: セレンディピティ | 2017年3月29日 (水) 16時50分
セレンディピティさん
そうなんですよ。車のドアを開ける拍子に思い切りぶつけてしまいました。ドジです。前歯(というより犬歯?)の下半分が大きく欠けてしまって、あわててその欠けた破片も大事に持っていったのですが、今どきの歯医者さんの技術は凄いですね。それをくっつけるのかと思ったら、プラスチックの詰め物を新しくつけてくれて、それが見た目が元の歯にそっくりでびくともしません。
土井先生のハンバーグ、ポイントはきっとパン粉だと思います。わたしもそれまでは乾燥パン粉で作っていたけど、食パンだとぜんぜん柔らかさが違います。是非お試しください。
上記の記事、覗いてみました。土井先生の紹介するレシピが丁寧なのにシンプルで面倒くさくないのは、ちゃんと理由があるのですね。先生の料理はとても作りやすいのでやはり同時に一汁三菜くらい作ってしまうのですが、一汁一菜でもじゅうぶんご馳走になる美味しさです。
投稿: なな | 2017年3月30日 (木) 00時25分