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2012年6月の記事

2012年6月30日 (土)

ソウル・サーファー

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私はあなたがたのために立てている計画をよく知っているからだ。それはわざわいではなくて平安を与える計画であり,あなたがたに将来と希望を与えるためのものだ。
(エレミヤ書29章11節)

13歳の時サメに襲われ,左腕を失うというハンディにもかかわらず,プロを目指して再起した実在のサーファー,ベサニー・ハミルトンの実話の映画化。ベサニーを演じたのは「チャーリーとチョコレート工場」や「テラビシアにかける橋」のアナソフィア・ロブ。
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直球感動モノです。
サメに片腕を食いちぎられて生還しただけでも奇跡に近いのに,そのわずか1か月後に海に戻り,トラウマやハンディをも乗り越えてプロを目指す夢を実現させたベサニー・ハミルトン。ティーンエイジャーでここまでの強い精神力って・・・・彼女を支えたのはいったいなんだったのだろう?と思いつつ映画を観た。

ハワイのカウアイ島に暮らすハミルトン一家は,サーフィンを愛し,神を信じ,堅い絆で結ばれたあたたかい家族。両親と二人の兄に愛され,母親から「人魚」と呼ばれるほど幼少時から親友のアラナと一緒に海で過ごしていたベサニー。彼女を取り巻く人々の愛情や神への信仰が,ベサニーのまっすぐで明るく強い性格を培い,そしてそんな彼女の長所や周囲の人々の支えが,あのような試練の中でも,彼女を立ち上がらせたのだと思う。
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ある日突然,無残にも自分の生き甲斐だったものを奪われてしまったら・・・・
どうやって乗り越えたらいいのだろう。再び失ったものを取り戻すために,ひとはどこまで挑戦することができるのか。たとえ一度は立ち上がる気力が持てたとしても,立ちはだかる様々な障害の前に,成し遂げることなんか絶対に無理だと投げ出してしまうことが多いのではないか。

事故の一か月後にサーフィンを再開したベサニーも,片腕のない身体での競技に限界を突き付けられ,一度は挫折と失意の思いに沈み込み,夢をあきらめかける。教会のボランティア活動のリーダー,サラに向かってベサニーは「どうしてこの私にこんな試練が?」と涙を流す。

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そのときサラがベサニーに語った「神の計画」。神が我々に与える試練に無駄なものはなく,なぜこんな試練が与えられたのか今はその理由はわからなくても,きっと先に素晴らしいものが約束されていると。このサラの言葉と,その後に参加したボランティア活動での体験,さらにベサニーの挑戦に感銘を受けたティーンエイジャーからの手紙によって,ベサニーは再びサーフィンへの挑戦を決意する。

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ベサニーの才能を信じ,彼女を時にあたたかく,時に頼もしく導き続ける父親トム役にデニス・クエイド。そしてどんな時も取り乱さず,深い愛情で娘を支える母親シェリー役にヘレン・ハント。ヘレン・ハントはサーファーでもあるらしく,劇中でも見事なサーフィンを披露している。いつも心を一つにし,トラブルの時にはごく自然に「神よ」と祈りの言葉が出るハミルトン一家。この家族なしには,ベサニーの奇跡は生まれ得なかったのだと思う。
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ベサニーの親友アラナ役のロレイン・ニコルソンはジャック・ニコルソンの娘さんだそうで・・・・そう言われればちょっと似てる?

もし可能なら事故の前の自分に戻りたいか?というインタビューに対してベサニーは「過去を変えたいとは思わない。誰かが希望を見出す手助けができるなら,私が腕を失った価値はあったと思う」と答えた。神はサメによってベサニーから腕を取り上げたが,その試練を通してベサニーは,世界中の困難な中にいる人々に,「あきらめない」という勇気を与えた。

人生はサーフィンのようなもの・・・海に投げ出されても再び立ち上がればいい。待っていればやがていい波がやってくるかもしれない・・・物語のラストに語られるベサニーの言葉に勇気づけられた。
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↑アナソフィア・ロブとベサニー・ハミルトン本人のツーショット。アナソフィアはベサニーにサーフィンの指導も受け,ベサニー本人も劇中で自身役のスタントとして出演しているそうな。エンドロールに流れる,ベサニー本人やハミルトン一家の映像にまたまた感動。

2012年6月 8日 (金)

ミッション:8ミニッツ


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私の好きなジェイク・ギレンホール主演作品。
SFサスペンス?のジャンルなのかな…これ。
劇場で見逃して,DVDリリースされてすぐに購入していたのだけど、なぜか勿体なくて,今まで観ずに仕舞い込んでいた。
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冒頭,まどろむジェイクの,私の好きなアングルの顔のアップから物語がスタート,ちょっと年は取って渋さは出てきたけど,やっぱりジェイク好きだな~特に瞳が。と思いつつ,最初から彼が演じる主人公の置かれている立場がイマイチわからん…しかし何一つ見逃すまいと,目を皿のようにして観ているうちに,ジェイク同様にこちらにも徐々に状況がわかってきた。

ジェイクが演じるのは米軍のスティーヴンス大尉
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彼は軍から命じられた極秘ミッションの遂行中で、それは列車爆破事故の被害者の死亡8分前の意識に潜入し,爆弾犯を突き止めるというもの。スティーヴンスは,犯人がわかるまで何度も何度も,被害者のひとりであるショーンという青年の,事故8分前の意識へと転送される。

観ているこちらとしては、なになに,これ何の罰ゲーム?そもそも死んだ他人の過去の記憶の中に他人が入り込めるなんて,出来るのか?なぜに8分?とか,いろいろな?マークが脳裏を駆け巡る。一応このプログラムの責任者から,このプログラムがなぜ可能なのかそのシステムはサクッと説明はされたが,わかったようなわからんような・・・
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しかし慌ただしく何度も転送されるうちに,はじめは戸惑って混乱していたスティーヴンス大尉が,犯人を見つけようと任務に従って,あれこれ挑戦する様子を矢継ぎ早に見せられるので,飽きないし先が気になって目も離せない。不可能だろ,とか矛盾点とか考える間もなく気がついたら応援させられてる感じだ。
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そして中盤から,大尉がなぜこの任務につかされたか,その恐るべき真相と,彼と父親とのエピソードなどが明らかになって来ると,さらに面白く,ヒューマンドラマ的な要素も加わって味わい深くなってくる。ここからは演技派でもあるジェイクの真骨頂かもしれない。

こういうパラレルワールドの物語で,ジェイクの主演と言えばどうしても,あのドニー・ダーコを連想するが,この作品もドニー・ダーコに似て,ラストはちょっと難解だ。ネタバレしないけど…というか,自分でも消化不良の点もあるので,はっきりしたネタバレも出来ないのだけどね。切なくもあるけどハッピーエンドみたいな終わりかただ。私は好き。
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奇想天外な設定を,着眼の面白さと役者の演技と気合いで,面白く観せきった作品かも。監督のダンカン・ジョーンズ(デヴィット・ボウイの息子さん)の前作品は「月に囚われた男」だと聞いて,なるほど~と納得した。あれも不思議な魅力の作品だったので。
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ジェイクのファンじゃなかったら観てなかった作品だったけど,それを抜きにしても面白く楽しめる作品だ。こういったジャンルがお好きな方はぜひ。

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