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2010年8月の記事

2010年8月30日 (月)

特攻野郎Aチーム THE MOVIE

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猛暑もストレスも,み~んなまとめてスカッと吹き飛ばしてくれる,痛快アクション・ムービー。すっごく面白かった!

これ,アメリカのTVドラマシリーズの劇場版なんだってね。(もちろん未見&思い入れ無し)。イラク戦争だの,偽札の原板が何たらかんたらいうストーリーや作戦の,細かいことは完全には理解できなかったけど(こういう分野は苦手なので),とにかくAチームの4人のキャラクターが魅力的!もうそれだけで大満足。

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冒頭,4人がそれぞれ登場するシーン,みんな超個性的で痛快なこと!猛犬を余裕で手なずけるハンニバル(ニーソン),タイヤにぐるぐる巻きにされてなお敵を挑発しているフェイス(クーパー),両手の握りこぶしの刺青がクールなB.A(クイントン・ジャクソン),そして最高にご機嫌なイカレた偽医者として登場するマードック(コプリー)。

そう,キャッチコピー通り,一人でも最強,4人なら無敵の奴らなのだ。

それに間一髪で危機を回避したり,敵の裏をかいて見事作戦を成功させたりする爽快感がたまらない。笑って,手に汗握って,「ウッソー!!」と度肝を抜かれて・・・・何とも楽しい2時間を過ごせた。
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チームのリーダー,ジョン・スミス大佐(リーアム・ニーソン)。通称ハンニバル。老練かつ豪胆で百戦錬磨のチームの指揮官。96時間以来,すっかりタフガイ・キャラが板についたニーソンが,今回もワイルドで頼れる無敵の男を見事に演じている。部下たちから慕われる強さと人情の篤さは,ニーソンならではの持ち味だ。

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4人の中で唯一甘いマスクで女性との絡みもある,フェイスことテンプルトン・ペック中尉(ブラッドレイ・クーパー)。この俳優さん,お顔も素敵だけど筋肉がまたすごい~~。窮地に陥れば陥るほどハイテンションになる彼はチームの中では手八丁口八丁の調達屋。セクシーで男前で,でもコミカルな演技もできる今が旬の俳優さんだ。
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メカに強く運転が巧みな,巨漢のB.Aことバラカス軍曹は,その腕っぷしと身体つきに似合わず,4人の中では性格は一番ノーマルっぽい。(あくまでも比較の問題だが)。服役中に改心しかけたり,マードックの無謀な操縦を体験して以来強度の飛行機恐怖症になってしまうなど,繊細な一面も。演じたクイントン・ジャクソンさんは俳優ではなく格闘家だそうで。アクションシーンが板についていたのは当たり前だが(お相手の役者がちと気の毒かも)細かい表情の演技もとっても上手い。

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そして精神病院に入院していたクレイジーな天才パイロット,マードック大尉(シャールト・コプリー)。実は映画終了まで彼が誰だか気がつかなかった。「誰だろう?この見慣れない俳優さん・・・」ともやもやした気分で劇場を出て,「あ!第9地区のヴィカスだ~flair」と後で気づいた。

あの作品でブレイクした彼の,2作目がこれなのね~,ヴィカスとはえらく雰囲気が違うけど,マードックもなかなかハマリ役。「第9~」ではパニクりまくってたキャラの彼が,この作品ではイカレまくっておりましたが,やっぱり上手いです。

とにかく奇人変人の集まりである彼らが一致団結して,「奇をもってよしとする」作戦を実行するんだから,面白くないわけがなく・・・・。オリジナルに思い入れのある方はどうご覧になったのかしら?私はとっても気に入りました,この4人組!

2010年8月26日 (木)

第9地区

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レンタルで鑑賞。いやぁ,世間の評判通り,これは正真正銘の傑作だわ。まず,「エイリアン難民問題」という斬新な設定がいい。そのうえ,アクション,SF,社会風刺,ヒューマンドラマなどなど,あらゆる要素がぎっしりと詰まった,豪華な福袋のような作品なのだ,これ。

南アの第9地区に居住させられているエイリアンたち。所有する高度な技術とは裏腹に,なんともグロテスクな外見と,まるで野良犬のような生活ぶり。彼らを「エビ」と呼んで蔑視し,排斥しようとする人間たち。舞台が南アだけに,この作品が人種差別や偏見を風刺していることは明らかだ。
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冒頭部分は完全なドキュメンタリータッチ。20年間難民として第9地区で生活してきたエイリアンたちと,上空で静止したまま動かない宇宙船,エイリアンと人間たちの間に生じるトラブルと政府の対応などが,ニュース映像やキャスターたちのコメントを通してリアルに描かれる。なんだか現実に起こっている事件のよう。

え,これってこんな感じで最後までいくの〜?と呆気にとられていたら,主人公のヴィカス(=MNUのエイリアン対策課職員であり,立ち退き計画の現場責任者)が,あることをきっかけに自身の身体がエイリアン化し始めてから,物語はドラマ形式にとスムーズに切り替わる。
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それまで差別する側だった自分が,一転して差別され追われる側へとなるヴィカス。人体実験の犠牲者となりかけた彼は人間世界から逃走し,やむなく子連れのインテリ・エイリアンのクリストファーと協力して,停止した宇宙船を始動させようと試みるのだが・・・・。

どこにでもいそうなお役人的なキャラで,小心で自己中心的なところもあるヴィカスが,受難の果てに最後に取った英雄的な行動には,この手の作品の王道ではあるとはいえ,やはり「ヨッシャ!」と感動。

ヴィカスを演じたシャルト・コプリーは俳優ではなくお仕事はプロデューサーだというから驚き!映画初出演とはとても思えない演技力!そして台詞がみんなアドリブだったと聞いてさらにビックリ!こないだ観た特攻野郎Aチームでも変人キャラの天才操縦士を存在感たっぷりに演じていた。
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全員無名の俳優さんがほぼアドリブの台詞で通したというから,それを指導したり編集したりして,ここまで見事に仕上げた監督さんの力量はかなりのもの。監督さんも新人だというからこれまた驚きだ。

エイリアンはCGなのだが,キモかわゆいというか,見慣れると仕草や発語のあれこれが妙に可愛く見えて来るから不思議だ。(特に目の表情がいい)エイリアンの武器が炸裂する後半のバトルシーンは見ごたえたっぷりだし,ラストの切ないシーンもツボ。

人種差別について深く考察しつつ見ても面白いし,そんなこと何にも考えずに観ても最高に面白い作品だと思った。未見の方は是非どうぞ。続編の「第10地区」は製作されるのかな?楽しみのような,この作品で完結の方がいいような,複雑な気分である・・・・。

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