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2010年4月20日 (火)

シャッターアイランド

Tepe
スコセッシ&ディカプリオがタッグを組んだ作品は,正直これまでのものはどれも,私的にはイマイチだった。(「ディパーテッド」しかり,「ギャング・オブ・ニューヨークしかり,「アビエイター」しかり)
だからあまり期待もせずに観たのだが,これはいろんな意味で素晴らしく,近年のレオの代表作にもなる1本だと思った。脳みそはおおいに混乱したが,満足度は非常に高いものとなった。


あらすじ:
精神を病んだ犯罪者の収容施設がある孤島、シャッター アイランド。厳重に管理された施設から、一人の女性患者が謎のメッセージを残して姿を消す。孤島で起きた不可解な失踪(しっそう)事件の担当になった連邦保安官のテディ・ダニエルズ(レオナルド・ディカプリオ)は、この孤島の怪しさに気付き始める……。(シネマ・トゥディ)
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キャッチコピーで「謎解きに参加せよ」と煽り倒したわりには,凡庸なオチだなぁ,と最初は思ったが,最後まで観て,これって2通りの解釈ができることに気づいた。どちらの解釈も可能で,観客が好きな方を選べるようにあえて仕組んでいるのなら,まさに恐るべき脚本である。原作未読なので,どちらの解釈が合っているのかは知らないけど。

以下,ややネタばれ気味ですので,
 未見の方は決して読まないでくださいませ。

一つ目の解釈は,早い段階で予想がついた通りのオチで納得するもの。つまり,終盤に灯台部屋で院長から明かされる,テディは実は●●だった・・・・という話を真実だとするものだ。この場合は病院側は芝居は打っているのだが,あくまでもその目的は善である。
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二つ目の解釈は,オチの裏を深読みするもので,テディは本当に調査に来た連邦捜査官で ,島の人体実験の真実を知ってしまったために,すでに1度目のロボトミー施術も施され,それプラス薬物の投与で,次第に記憶を改ざんされ,洗脳されてしまった・・・というもの。(あのおでこの絆創膏がどうしても気になって・・・。それに洞窟のレイチェルの話も真に迫り過ぎていたし)この解釈だと,病院側はとんでもない犯罪集団だということになる。

まぁ,きっとどちらの解釈でも,細かいことを言えば,どこかつじつまの合わない,スッキリしない点はあるような気がするし,私は中盤(テディがC棟に潜入するあたり)にトイレに立って,そこでまた待たされたりして中座の時間があったので,見逃している伏線が多々あるかもしれない。
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しかしどちらの解釈でも,レオが演じた主人公の運命は哀しく,救いがない。妄想であれ,洗脳であれ,彼の感じた絶望や疲弊感はあまりにも深く,そして閉ざされた島から出るすべもなく,ラストの彼の台詞は,実は正気の彼が発した辞世の句であることは間違いがないと思う。

個人的には,ひねりがなくても,一つ目の素直な解釈の方が好きだ。その方がより切なく,そしてまた人間の善意も感じられるから。テディの妻のエピソードなど,あまりにも哀れなのだが,あれが洗脳の賜物であるとは思いたくはない。
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シャッターアイランド=閉ざされた島。
絶海の孤島であるその島はおそらく,我々の脳を例えたものだろう。そこは条件さえそろえば,妄想も洗脳も十分に起こりうる場所だ。なぜなら我々は真実よりも,欲するものを信じてしまう性を持った生き物であるから・・・・。監督はそう訴えたかったのだろうか。

この作品のレオの演技は凄い。とても難しい役だったと思うが,見事に千差万別の表情を演じ切っていた。他にも,キングスレーやマーク・ラファロ,エミリー・モーティマー,ミシェル・ウィリアムズ,ジャッキー・アール・ヘイリー,マックス・フォン・シドー,パトリシア・クラークソン等,演技派の俳優がテンコ盛り。不穏で陰鬱なのに耽美的な映像世界も魅力的だ。
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今回は「超吹き替え」とやらで鑑賞したが,DVDになったら字幕で再見したい。レオの肉声でぜひもう一度本作を楽しみたいものだ。マーク・ラファロの声も何気に好きなので。どちらにしても,何度も見返して悶々としてみたい作品である。

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映画 さ行」カテゴリの記事

コメント

私も1つ目の素直な解釈が好きですね~。

>あのおでこの絆創膏がどうしても気になって

そういえば貼ってありますね。
私は医者でもなんでもないですが、学生の頃習った記憶では、
このころの「ロボトミー」というのは、右脳と左脳をつなぐ「脳幹」にメスを入れる・・と先生が言っていたような・・。
そうだとすると、絆創膏の位置はちょっと違うかなと・・。

しかしこの作品は、観た人によって何通りも解釈のしかたがあって、鑑賞後も話題が尽きませんね(^^♪。
私も今度は「字幕版」を観たいと思っています!

こんにちは!
私もこれまでのスコセッシ&ディカプリオはイマイチだったんだけど、今回はよかった。
宣伝の仕方がちがってたように思えるけど、ひとつの作品として質のいい映画でした。
ラストのテディの台詞は味わいあるね。レオの演技はホントにうまかった。
映像もいいしキャストもいい。
自分は字幕でみましたが、DVDは「超吹き替え」でみたいな。

3つ目の解釈として病院職員の観点から見るというのはいかがでしょうか?
そうすると、この映画がトリック映画に見えてきませんか?
私はそんな風に見たので、結構楽しめましたよ。

ひきばっちさん こんばんは

>私も1つ目の素直な解釈が好きですね~。
そうですよね~
いろんな可能性を考えだしたらキリがなくて
いろいろ論争も呼びそうな作品ですが
素直に解釈した方が個人的には一番ヒューマンドラマとしては
哀しいけど感動しました。

深読みの解釈の方はそれはそれで
もしそっちが真実なら,
よく考えられたお話だなぁ,という感心はあるのですが
さほど感動しません・・・私の場合は。
おでこの絆創膏,おっしゃるように実は位置が違うとしたら
わざわざあれを思わせぶりに登場させたのは
やはり観客を攪乱させたかったのかなぁ?


アイマックさん こんばんは!

>スコセッシ&ディカプリオ・・・・
スコセッシ&デニーロに比べたら
これまではどれも金かかってるだけの凡作揃いに感じていましたが
これはよかった~~とってもよかった!
まえまえからレオの演技の確かさは信じていましたが
今回のレオは若い時とは違う円熟さも感じられて
ほんといい役者になりましたね~~。

>宣伝の仕方がちがってたように思えるけど・・・
謎解きメインというよりは
ヒューマンドラマのような感じもしました。
超吹き替え版は,う~~ん,悪くはないけど
やっぱりレオの地声が聞きたいわ~

にゃむばななさん こんばんは!

>3つ目の解釈として病院職員の観点から見る・・・・
ええ~~,まだ別の観方ができるのですか~これ。
そう思うと凄い脚本ですね!
見方を変えると幾通りにも解釈できるというのは
まるで手の込んだだまし絵のようですね。

おはようございます^^

面白かったですね~~♪
観賞後友人と話しも盛り上がりましたよ。
考えれば考えるほど色々な解釈があるようで、好きです。
レオもかっこよかったー♪

みすずさん おはようございます!

>観賞後友人と話しも盛り上がりましたよ。
わたしは一人で観たのですが
これは映画好きの友人と観たいなぁ,と思いました。
いろいろ話し合えるし,観落としたところも補足し合えるし。
謎の解明だけでなく,人間ドラマの部分も
いろんな感想が語り合えそうな作品ですね。
・・・ということは途方もなく奥が深い作品です。

こちらにも~お邪魔します~^^

超日本語吹き替えの試写会で鑑賞したんですが、前宣伝の煽りすぎで、構えて観ちゃいました。
なので観終わってアレッ?と思っちゃって・・・(-_-;)

うん!確かに二通りの考え方がありますね。
私は単純に、はじめの解釈をしました。
DVDになったらもう一度鑑賞したいと思います。
レオは良い演技してましたね~^^

こんにちは。
自分は、前者を押しますね。
あまり、深読みはできないってのもありますが・・・
あの宣伝文句さえなければ、もっと楽しめると思いました。
でも、十分、おもしろかったですよね。

こんにちは!

おお〜、ふたつめの解釈、まったく思いつきませんでした!
深いですね・・・
確かにあの絆創膏、なんの説明もありませんでしたもんね。
私はたまたま原作も事前に読んでいたのですが
テディの悪夢や戦争の回想シーンがとても美しく映像化されていて、それだけでも満足でした。

あとちょっとふっくらしてオジサン化してきたディカプリオが
だんだんうちの兄に似てきてて、勝手に親近感を持ってます
次回作は「インセプション」でしたっけ?たのしみです♪

にくきゅ~う★さん こちらにもありがとう!

宣伝ではどんな難解なミステリーかと思ってしまいましたが
案外人間ドラマの方がずっしりときました。
いろんな解釈ができて
その点では一級品のミステリーなのかもしれませんが
それでも人間ドラマの方が強烈なインパクトあったような・・・。

>私は単純に、はじめの解釈をしました。
>DVDになったらもう一度鑑賞したいと思います。
やっぱりあっさりしていても
初めの方の解釈が私もいいと思います。
DVDにならずとも,もしかしたらもう一度劇場で観たいかも。

亮さんも初めの解釈ですね~
>あの宣伝文句さえなければ、もっと楽しめると思いました。
難解な方の解釈が実は真実だったとすれば
あの宣伝は「これはそんな単純なからくりではない」と
観客にあらかじめ警告するためだったのかもしれませんが
そうだとしても,それも功を奏していなかったです。
煽られずにまっさらな気持ちで観る方がいい作品ですね。

kenkoさん こんばんは!

>私はたまたま原作も事前に読んでいたのですが・・・
おお,そうですか~
ということは,原作は素直な解釈のままでいいんですよね?
その方が物語としてはずっと好きです。
映像も非の打ちどころがないくらい素晴らしかったですね。
不気味さと美しさが際立っていました。

>ふっくらしてオジサン化してきたディカプリオが
>だんだんうちの兄に似てきてて・・・・
わぁ~~,いいなぁ,ディカプリオ似のお兄さん!
お会いしてみたいわ~~。


ななさん、こんばんは。この映画、あんましいい評価聞かないのだけど、ななさんが誉めておられて擁護派としては嬉しいですね

二番目の解釈ってのは思いつきませんでした。でも確かにそうも考えられるかも。ななさんも書いておられますけど、妄想にしてはあの洞窟のシーンとかやけにはっきりしすぎてますもんね。その辺でクレームが来ないように、あんなにもしつこく「脳は嘘をつきます」と宣言していたのかなあ

ラストのセリフはわたしも正気の上での言葉だったと思います。あまりこういうのを美化してはいけないのだろうけど、自ら潔く滅びる道を選ぶテディの姿に心打たれてしまったのでした

SGAさん こんばんは!

>この映画、あんましいい評価聞かないのだけど・・・
え?そうなんですか~
ま,わたしはここ近年のスコセッシの作品としては上出来・・・と思ったのですが
宣伝の方向が間違っていたのか
素直な解釈だと謎がありきたりすぎだし
深読み解釈だと考え付く客は少ないだろうし
どちらにしても,不燃焼感を味わう作品なのかもしれませんね。

でも,レオの演技や,作品全体の雰囲気
そして不気味で美しい映像など,どれも高レベルだと思いました。
繰り返し何度も観たい作品の一つになりましたよ。

テディのラストの言葉は深いですよね。
正気で言ったとすれば,まさに「自殺」前の遺言のようなもの。
あの台詞でこの作品の評価はぐっと上がりました。
たしかに救いのないラストなのですがね・・・。


ななさん、こんにちは!

解釈としては1でしょうねー。
そうでないとやはり最後の台詞が効いてこないから。
最後の台詞にこそ、この映画が集約されている気がします。
そうであるなら、予告の謎のあおりはやりすぎだと思うのですよね。

はらやんさん こんにちは

>解釈としては1でしょうねー。
そうですね,私も1の解釈の方が好きです。

>最後の台詞にこそ、この映画が集約されている気がします。
謎解きメインだと煽られては
この作品の本当の深さが十分に味わえないですよね。


こちらにもお邪魔しました~♪
ななさんは結構満足されたようで、、、
この映画は、トンチンカンな宣伝のせいで、肩透かしになった方が多かったようですが、とても哀しい人間ドラマを美しい幻想とともに描いていて私も好きです。
ななさんの2つの解釈はいいですね~
実は原作を読んでいますが、原作にはそんなに魅力を感じなかったんです。
映画の方が色んな解釈が出来るように仕上がっていて、私ももう一度観てみたいと思っています。

ななさん、こんにちは~♪
私も深読みせずに、例え捻りがなくても(笑)
予想がついた通りのオチで納得したい派です!

実はこの映画・・・
観終わって「もういいわ」的モードだったんですが、
後になってからジワジワと
「もう1度観たい確かめたい」って思いに駆られてます。
スコセッシ×ディカプリオ作品で、こう感じたのは初めて・・・
映像はダークだけど魅力的でしたね。

由香さん こんばんは

由香さんは原作もお読みになってて
そちらはそんなに魅力を感じなかったんですね。
と言うことは,やはりシンプルな解釈でいいんですね。

実はデニス・ルへインさんの小説って
私も「ミスティック・リバー」のときに読もうとしたんだけど
なんだか文体が肌に合わなくって
最後まで読めなかったのよ。
で,映画化された「ミスティック・リバー」は感動!
これは,役者の演技の素晴らしさ
(もちろんイーストウッド監督の力量も)ゆえでしょうね。

この「シャッター・アイランド」も
物語の雰囲気もテーマも好きだけど
何と言ってもレオの演技が素晴らしかったと思うわ。
DVDになったら再見したい作品ナンバーワンかな。

Anyさん お久しぶり!

あはは, Anyさんは観終わった直後は
「もういいや」だったんですね。
私も中盤までは眠気も来たし,
「難解さ」にちょっと嫌気もさしたけど
後半はもう画面にくぎ付けでした。

この作品は観れば観るほど
じわじわと感じるところが大きくなっていくような気がする。
たしかにこれまでの
スコセッシ×ディカプリオものの中では
群を抜いて素晴らしい作品ですね。
というか,このコンビの作品で初めて「いい!」と思ったわ。

ななさん、お久しぶりです☆
最近私、これ観たの。
いろいろ言われている作品だったけれど
私は面白かったわ。
ななさんの2通りのネタバレ。興味深かったわ。
そうか…そういう見方もできるのね。
単純だから素直な方しか考えられなかったよ。
私は字幕だったけれど、
マーク・ラファロ声・・・良いよ・・・。
のんびりした口調で・・・笑

ディカプリオは奥さんのことで悩んでばかりでね・・
(どの作品も・・)余計可哀そうだと
思っちゃったわ。

みみこさん こんにちは!

ご覧になったのですね。
私もぜひ再見したいと思いつつ
なんだか勿体なくてまだDVD観てないの~。

2通りの観方・・・いろいろ可能性を考えると
ドツボにハマりそうな面白さが有りますよね、これ。
もちろん一通りの解釈だけでも
十分に面白い作品ですし。

マーク・ラファロの声は甘くてセクシー。
この作品などでは感じないけど
初めて彼の声を聴いたのが
「イン・ザ・カット」で
その時はセクシーな役だったので余計にそう感じたのかも。

レオは奥さんで苦労する役が何気によく似合う・・・
なぜかしら?眉間のしわのせいかな?

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