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2009年10月24日 (土)

ヴィヨンの妻~桜桃とタンポポ~

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太宰治の小説は,「走れメロス」以外は読んだことが無い。なぜか自分の好みに合わなかったせいで。そして太宰治ご本人に関しても,あまり・・いやまったく思い入れは無い方であるが,この「ヴォヨンの妻」,モントリオール映画祭で,最優秀監督賞を獲った作品ということで観るのを楽しみにしていた。そしてその感想はというと。

う~ん・・・う~ん。何と言ったらいいんだろう。久々に言葉に窮する作品を観た。共感できる要素があまりないにもかかわらず,不思議と退屈せずに観ることができて,感動するシーンも,これといってないにもかかわらず,心に妙な残り方をする・・・・。哀しいような、腹立だしいような,それでもそれが決して不快ではなくて。ああ,やっぱり上手く言えない。

原作も未読だし,太宰治ワールドもよく知らない身としては,この作品の隠されたテーマ(もしあるとすれば)はよくわからなくて,大谷と佐知の夫婦のあり方ばかり考えらせられた2時間だったかな。
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とにかく,浅野忠信の演じた作家・大谷の駄目夫ぶりは,呆れ果てるほどひどい。酒びたりで女癖が悪く,妻子を養う気概もない。夫として駄目なだけでなく,二言目には「死にたい」と口にするところなど,人間としても「甘えんな!」と言いたくなるほど後ろ向きなやつで。

しかし演じている浅野さんが上手くって,上手すぎて,時にはそんなダメ男ぶりが可愛らしく可笑しく見えて,自分も母性本能をついくすぐられたりもしたりして。(だから彼が女にモテたのも納得はできたが) 実を言うと,わたしもこういう男性に弱い。好きになって後悔するのが目に見えてるから,こんなタイプの男性には,ふだんから極力近寄らないようにしている。

そして,あの時代(戦後の混乱期)の男女や夫婦のありかたの価値観が今とは大きく違っていたとは言え,そんな夫に愛想をつかさずに支えてゆく妻の佐知(松たか子)の健気な明るさも,「どうしてそこまで耐えられるのか?」と頭のなかでは???マークが最後まで浮かびっぱなし。
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妻が駄目な夫(生活能力がないとか女癖が悪いとか暴力をふるうとか)に尽くす理由って,「夫が好きで好きで別れられない」というケースと,「自分がいなきゃこの人は駄目になるから捨てられない」というケースがあると思うけど,佐知の場合はどっちだったんだろう?夫が他の女性と心中未遂したときに,「わたし,うぬぼれてました。あなたに愛されてると思ってた」と言った台詞から考えると,どちらかというと後者だったのだろうか?

夫の大谷は,そんな妻の明るさや芯の強さに甘えてよりかかりながらも,心の中ではどこか妻に頭の上がらないものを抱えているようにも見えて。こんなによく「出来た」糟糠の妻の存在は,彼にとっては,時には自分の不甲斐なさをより自覚させ,落ち込ませるものだったのではないだろうか?とか思ってしまった。夫に振り回され,流されているだけのように見える妻の方が,実はリーダーシップをとっているのではないかと。
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昭和20年代の衣装や風俗や街並みや,佐知のしゃべる美しい日本語
にうっとりしつつ,役者さんみんなの達者な演技には大満足の作品だった。妻夫木くんが演じたシャイな青年もとてもよかったな~。(あんなピュアな感じの青年に「一緒になってください」と震えながら告白されたら私だったら即オーケーだな。)

鑑賞後,一緒に観に行った近所のおばちゃんが,「男はやっぱ駄目だね~」とひとこと。そして続いて,「ヒロスエは喋ると台無しだね。」とも。うん・・・たしかにそうかも。

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映画 は行」カテゴリの記事

コメント

ななさん、こんばんわ。
私、この映画、7月の初めに試写会で観て「え゛ーっ、なんだ、このダメ男!こんな夫、絶対にいやだ~っっっ!」的な気持ちが全面にたってしまって「作品」として観る事が出来なかったの~。

ただ、松たか子が外で働くようになってから、ものすごく生き生きと美しくなって行く様が素晴らしかった。一緒に観た友達は「松たか子、人生最大のモテ期が来てたね~!」って。

この映画が海外で賞をとり、それは、松たか子の演技が高く評価されたというのを聞いて「確かに。」と思いました。

ほんっとあの夫やだ~。でも「浅野さん」として見ると、着物姿がとってもステキでしたlovely

追伸
2人が命を絶とうとした森。なんか見た事あるかも~!・・・って思ったら、行った事のあるキャンプ場でした!(エンドロールにキャンプ場の名前が出ていたからたぶんそうだと思う。)

無用な情報失礼いたしました。スルーしてください_(_^_)_

ななさ~ん♪こんにちは!
最近なかなかお喋り出来る機会がなくて寂しかったわ~ん。
で、、、ヴィヨンの妻だけど、、、これね、私には超~ツボでした。ただ友人には薦めにくい映画なのよ。
どこがどうツボだったのか、自分でも分からないんだもん(笑)
ただただ浅野さん演じる大谷のしょーもなさが可笑しくって可笑しくって、、、甘ったれるなアホったれーーーと言いたいところなんだけど、妙に可愛い。私もダメな男に弱いせいかしら?(笑)
佐知はねぇ~よく分からん女よね。で、、、何も考えていないように見えたんだけど、それこそが恐ろしいところかもよ~
普段から細かいところをグジグジ考えて、損ばかりしている私としては、見習わなくっちゃーいけないかも?(笑)

ところで、ななさんは『私の中のあなた』は鑑賞予定はないですか?私はすごくいい映画だと思ったの。2回観に行っちゃった~興味があれば是非!オススメですhappy01

こんばんは。

>妻が駄目な夫(生活能力がないとか女癖が悪いとか暴力をふるうとか)に尽くす理由

納得です。でも、それができるのも駄目夫の才能の一つなんでしょうね。

>夫に振り回され,流されているだけのように見える妻の方が,実はリーダーシップをとっているのではないかと。

これも納得。
いやあ、結局は似た者夫婦なんでしょうか?

むぎむぎさん,お久です~
コメントありがとうございました!

わたしは,こんな駄目男,そんなに嫌いじゃないんですよ。
振り回されるのも,けっこう好きだったりする・・・
でも佐知のような我慢は絶対できませんけどね。
だから,大谷にそんなに嫌悪感は最初から感じなかったけど
ずーっと呆れてはいましたねぇ。
こんなひと,ほんとうにいるんだなぁ・・・とかね。
でもおっしゃるとおり,浅野さんだから許せる,ってとこもあった。
着物姿も,マント姿もとっても粋で似合ってましたね。

>松たか子、人生最大のモテ期が来てたね~!
ほんとだ!この作品が海外で受けたのは
彼女の「大和撫子」ぶりに憧れたのかもしれませんね。
男性の目から見ると理想の女性かも。

ところでロケ地に行かれたことがあるなんてうらやましい~
あそこ,キャンプ場なんですね~。

由香さーん,こんばんは!
なかなか新作が観れなくってお話ができなかったわね~
これは,久々の劇場鑑賞です♪

>どこがどうツボだったのか、自分でも分からないんだもん(笑)
あはは,その気持ち,よーくわかります。
私もこれはツボではなかったのですが
心に残る作品でした。
でも,どこが?と言われると説明できなくて
感想書くのに苦労しました。
浅野さんの演じる大谷は共感できないけど魅力的でしたし
松さんの演じる佐知は,大谷よりもっと摩訶不思議なキャラで
「柳に雪折れなし」のような強さを持っている女性ですよね。
そこが健気・・・というよりは確かに旦那から見ると恐ろしいかも。
アウトローの素質は,夫に負けず劣らず持っているのではないかと
だからこそあんな夫とも連れ添えるのだと思ってしまいました。

「私の中のあなた」,すごく評判がいいですね~
でも,わたしはファミリーものの感動ものって
そんなに食指が動かないので,「沈まぬ太陽」とかの方を
優先して観に行くと思う・・・
あ,でもDVDになったら必ずチェックしたいと思います!

ななさん、こんばんは。
トラックバック&コメントありがとうございました。(*^-^*

>夫に振り回され,流されているだけのように見える妻の方が,実はリーダーシップをとっているのではないかと。

そうかもしれないですね。
あえて、夫の好きなようにさせていた感じもしますね。
大谷は女なしでは生きていけない男だろうけど、
佐知は男なしでも気丈に生きられる女性のような気もします。
そういう佐知の凛とした雰囲気が男性達からしたら魅力的に映ったのかもしれないですね。

えいさん こんばんは

>それができるのも駄目夫の才能の一つ
そしてそんな夫に尽くせる,というのもひとつの才能だと思います。

>結局は似た者夫婦なんでしょうか?
観てる最中はそう思わなかったのですが
観終わってから思い返してみると
佐知もなかなか一筋縄じゃいかない強さも持ってるし
彼女の柔軟さって,
世間の道徳や常識にとらわれないところがあって
そんなところがあるからこそ非常識な夫にもついていけたのかなと。
やっぱり似合いの夫婦なのかも知れませんよね。

BCさん こんばんは

大谷も佐知も,一見理解不可能なひとたちでしたが
実際に接した人たちからみると
きっととても魅力的だったのかも,と思えてきました。

>あえて、夫の好きなようにさせていた感じもしますね。
夫を責めたのは一度だけ,
その他は決して夫に愚痴を言ったりもしてませんでしたが
まあ,言っても聞かない夫だったかもしれませんが
彼女はそんな夫を許して受け入れることが
生きがいになっていたのかも知れませんね。

これは絶対に西洋の社会には存在しないタイプの女性で
そんなところが海外から見てもミステリアスで美しく映ったのかもしれません。

ななさん、こんにちは~。コメントとTBありがとうございました。
いや~、近所のおばちゃん、鋭い!! 笑ったわ~。
もうその二言で十分ですね。
大谷って、結局佐知に甘えてるんだよね~。
「尻拭いをするのはいつも私」ってセリフがあったけど、それってうちの母の口癖なんですよ。
うちの父も大酒呑みでねぇ・・・。以下自粛
しかしヒロ○エってどうもあの舌足らずなしゃべりがイカンですね。
彼女、いろんな映画に引っ張りだこだよね。。謎

とても期待していたのに、私の想像していた夫婦像とあまりにもかけ離れていたためか、全然乗れずでした~途中退屈にさえ感じてしまって(汗)
この夫婦がどうも苦手で・・特に妻!
旦那の方は最初からダメ夫思っての観賞だから良かったのですが、それを支える妻が全然イメージと違ったな~

時代の雰囲気はとても良かったですよね。
ラストのさくらんぼのシーンはとても印象的です。

真紅さま こんばんは!

>もうその二言で十分ですね。
いやー,映画慣れしてない普通のおばちゃんのつっこみって
なかなか真実を突いてますよねー

>「尻拭いをするのはいつも私」ってセリフがあったけど、それってうちの母の口癖なんですよ。
うちの場合はそれに近い台詞を言うのは父の方でしたねぇ(爆)
夫婦って,他人にはわからない絆で結びついてるもんなんですよね。

ヒ●スエさんの表情はなかなかいい演技をすると思うんですが
彼女の舌足らずのしゃべりを聞くと途端に萎えてしまうんですよ。
>彼女、いろんな映画に引っ張りだこだよね。。謎
う~~~・・・。コネでもあるのか?


hitoさん こんばんは!

>この夫婦がどうも苦手で・・特に妻!
よくわからない言動をするキャラではありましたね。
夫が駄目男なのは太宰の人物像などから予想がついていましたが
妻のキャラって,もっとわかりやすい「耐える」女だと思っていたら
けっこう明るかったり強かったりもするので
それでいて夫にはどこまでも従順だったりするので
???と思ってしまいますよね。

>時代の雰囲気はとても良かったですよね。
昭和20年ごろってもちろん自分は生まれてないんですが
そのころを舞台にした小説などで思い描いていた雰囲気が
とても美しくリアルに再現されていましたね。

こんばんばmoon3
TB&コメントありがとうございましたheart02

私もこの映画を観ながら
佐知はなぜ大谷の側にい続けるのか
不思議で仕方ありませんでしたsad

でもきっと佐知は大谷の正直すぎる部分と
彼が大切にしている心の部分を
一番理解していたのかもしれませんsweat02

時代の貧しさには関係なく
言葉の節々に育ちの良さが感じられる二人でしたから…shine

テクテクさん こんばんは

>佐知は大谷の正直すぎる部分と
>彼が大切にしている心の部分を
>一番理解していたのかもしれません

夫婦の絆って,愛情だけでなく
「お互いをどれだけ理解しているか」でもありますよね。
佐知にしかわからない大谷の本質のようなものが
あったのかもしれませんね。
妻だけでなく夫までが相手に丁寧語で話す・・・という夫婦
とっても新鮮でしたね。

こんばんは。

太宰作品は何作か読んだのですが、私も実はさほど太宰を好きになれないままでいました。
で、本作は映画も観ていないので貴レヴューを読ませて頂くだけで・・・と思っていたら最後の最後に“大ウケ”してしまったので一言コメントさせて頂きます。

御近所のご婦人のお言葉「ヒロスエは喋ると台無しだね」・・・!

そっかぁ~、『おくりびと』でも何となく違和感を感じたのはそれだったのかぁ~!
そういうふうに一言でズバッと評価できるそのご婦人、凄いです。(*^_^*)
ヒロスエさんは、あの年齢にして容貌にも透明感があって、ハッと目を引く女優さんだと思うだけに、そこが何とも惜しいですねぇ。

すみません、さっき名無しのコメントを入れてしまっていたのは、私ぺろんぱでございます。ごめんなさい。

ぺろんぱさん こんばんは!

>御近所のご婦人のお言葉・・・・
うふふ,ウケましたか~。
だいたいの女性はヒ●ロスエさんの声が嫌いだと思います。
男性はどう感じるかわかりませんが・・・・。
声のトーンは生まれ持ったものだから仕方ないのですが
甘ったるい喋り方は本人の意識の持ちようでどうにかなると思うのですが・・・
「おくりびと」でもそう感じましたが
せっかくよいキャラでも,演技がよくても
あの喋りひとつで「依存キャラ」にしか見えなくなってしまう・・・
だのに,彼女あらゆる映画にひっぱりだこで
なんだかなぁ~~というのが最近多いです。
喋り方以外はいい女優さんだと思うのに,損してますよね。

ななさ~ん、こんばんは!
ちょっぴりご無沙汰してます(><)
このところ時間に追われ、
久しぶりに映画館に観たのは
マイケル映画。これが素晴らしかったため、未だに他の映画を観られず、最近
の話題作から置いてきぼり状態です・・・。

太宰作品は、一度読んだらハマって
いろいろ買いあさりましたが、
「ヴィヨンの妻」は未読。だから、本作も
観たかったのですが、結局配信待ちです。
観てからじっくりご感想、拝読させていただきますね!

ななさんのお気に入り、芥川作品も映画化してほしいですよね。もしされるとしたら、どの作品がいいですか!?話は変わりますが、ジョニー映画が12月から次々公開ですね、でもやっぱり来年の「アリス」が一番楽しみだ~!

JoJoさん 遊びに来てくれて嬉しい~
そういえば最近作品が被らなかったですね~
私も10月は劇場鑑賞は3つだけで
11月は鑑賞予定なし(泣)なかなか共通の作品がなくて寂しいです~

太宰ファンのJoJoさんは
「ヴィヨンの妻」はてっきり鑑賞済みだと思ってましたが
そっか~,まだだったのですね。
太宰作品に精通されてる方にはまた別の感動があると思います,これ。
とにかく,大谷を演じた浅野さんの駄目夫ぶりがキュートです。

芥川作品は映画化に最も適しているのはやっぱり
「藪の中」でこれは今までも映画化されてるので・・・
「杜子春」とか「蜘蛛の糸」とかの寓話っぽいのをいくつか
オムニバス風にして幻想的に映像化してほしいかなぁ?

12月のジョニー映画。
「パブリック・エネミーズ」が一番楽しみ~


ななさん、こんにちは!
>共感できる要素があまりないにもかかわらず,不思議と退屈せずに観ることができて,感動するシーンも,これといってないにもかかわらず,心に妙な残り方をする・・・・。

凄いー、全く同じ!!ほんとそういう映画でした。

>原作も未読だし,太宰治ワールドもよく知らない身としては,この作品の隠されたテーマ(もしあるとすれば)はよくわからなくて,大谷と佐知の夫婦のあり方ばかり考えらせられた2時間だったかな。
 そうそう!この夫婦って、一体どういう・・ってずっと考えちゃってた。で、ななさんも記事に書いてるけど、自殺未遂の後「わたし,うぬぼれてました。あなたに愛されてると思ってた」と言った台詞を聞いて、また頭が混乱。どういう事なの?この妻は愛されていると思っていたわけなの?とか、ぐるぐる頭の中でアタフタ考えまくっちゃった。→結局わからんかったけど・・

映画見終わった後も、色々考えさせられるというか、考えちゃう映画でした。
私もこういうダメ男に引っかかりやすい処があるので、ななさんと同じに側によらないようにしてます^^ で、純粋で一途なツマブキ君みたいな青年なら大歓迎っす。

latifaさん こんばんは!

この作品って
美味しいとも不味いとも断言できない
趣向の変わった料理を食べたような気分になりますよね。
>大谷と佐知の夫婦のあり方ばかり考えらせられた2時間だったかな
それに尽きる作品かも。
ただただ呆気にとられてしまった2時間でした。

>自殺未遂の後「わたし,うぬぼれてました。あなたに愛されてると思ってた」と言った台詞を聞いて・・・
大谷って典型的な「だめんず」君なんだけど
最後に帰ってくるのはわたしのところよ,っていう自信のようなものが
佐知にはあったんじゃないかなぁ。
だのに大谷は心中の相手に別の女性を選んだ。
そのことが佐知にはショックでもあり怒りも感じたのかも。

だめんずにも年下にもヨワイ私としては
こんな苦労をさせられながらも
ちょっと佐知がうらやましくなってしまったのでした・・・・。

ななさん、こんばんは♪
おっしゃるようにダメ男を演じる浅野さんが素晴らしく、
料理屋夫婦の、テンポのいい会話は面白く、
妻夫木くん演じる一途な男の子(私から見れば)にはドキドキして、
意外と、飽きずに最後まで観ていました。
いや~、私もああいうシャイな子に迫られたらイチコロでしょう(笑)
あの場面で妻夫木クンに靡かないさっちゃんって、
やっぱりタダモノではないわ~

時代を感じさせるセットや、丁寧な言葉、登場人物の服装などが
印象に残っています。
特に松たかこさんの所作は美しい!と思いました。

孔雀の森さん こんばんは!

丁寧な美しい言葉で,ろくでもないことをやらかす浅野さん
母性本能をくすぐられますが
やはりああいう夫のお守りは大変そうです・・・。
妻夫木君のキャラはたいそう私好みで
ほんと~,あの場面は自分ならぜったい誘惑に負けちゃうわ。
堤さんも酷薄なキャラで
ちょっと意外だったけど,浅野さんといい
妻夫木くんといい,魅力的な男優さんたちがみんな意外なキャラで
それも楽しめました。

それにしてもあの時代の女性の立ち居振る舞いは
風情がありますね。(当時の着物も)

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