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2009年6月28日 (日)

裏街の聖者

Cap020
香港の下町で,患者たちに慕われる町医者ラウ先生(トニー・レオン)と,彼を取り巻く人々の悲喜劇。1995年製作。原作は,史村翔(作)・ながやす巧(画)によるコミック『Dr.くまひげ』(講談社刊)。

これのトニーはとにかく素敵だと聞いて,DVDをレンタル。いやぁ~~heart04ほんとに,見た目も人柄も雰囲気も,なんともいえず魅力的なラウ先生を演じるトニーに,すっかり悩殺されました。
Cap026
冒頭,なぜかバリバリの讃美歌(アメイジンググレイス)の男声合唱バージョンのBGMで物語が始まる。「聖者」という邦題といい,ラウ先生は一応クリスチャンらしい。ただし,彼の通ってる裏街の教会は,かなり型破りな教会で,信者は娼婦やヤクザが多い。刺青合唱団の歌うアメイジング・グレイス(これがめっぽう上手い)は,日本の元ヤクザクリスチャングループの,ミッション・バラバを思い出した。

そんなぶっ飛んだ教会で,
くわえタバコでオルガンを奏楽するラウ先生はカッコいい。
Cap009
娼婦やホームレスの多い街で,己の信念をまげることなく,飄々と,気負わずに真摯に患者と向き合うラウ先生。酒も好き,女も好き,ジョークも好き,そしてなによりも人間が好きなんだろう,ラウ先生は。

腕は超一流。なのに名声にはまるで関心なし。自分の手柄を親友の医師に横取りされてもまったく意に介さない。相手が犯罪者だろうが,自分の敵だろうが,いつも平常心で治療に全力をつくし,助けることができなかった患者の死をもきちんと受け止めることができるラウ先生。
Cap006
ラウ先生の無尽蔵の包容力を思うと,これぞ愛のひと!と感嘆せずにはおれないけれど,「いかにも~聖人君子でござい~shine」というタイプではなくって,ちょっと不良がかった崩れた雰囲気がまたよい。

優れた医者であることと,
人の心の機微に通じた愛の人であること・・・

この二つを併せ持つラウ先生は,どちらかを選ばねばならない場面では,常に後者の方を優先する。死を前にした肝硬変患者の,「豚足を食べて女性を抱きたい」という最後の願いを叶えようとする医者は,おそらくラウ先生くらいだろう。
Cap011
そして,深夜,誰もいない部屋で,ひそかに今は亡き恋人のために涙するラウ先生の姿は・・・めちゃくちゃ愛おしい。このときのトニーの表情がまた,いいんだなぁ・・・

もう,おわかりのように,
この作品はDr.ラウの魅力に尽きる。

こんな先生が主治医だったら,・・・・わたしゃ毎週でも仮病を使って病院に通い詰めそうだ。そしてうちの教会にも来て,くわえタバコでオルガンなぞ弾いてほしい。
Cap015
今まで,どちらかというとシリアスで不運なキャラを演じるトニーが好きだったし,実際そういう役のトニーは,この上なく魅力的だと思うけれど・・・それでも,この作品のラウ先生のような,軽妙で優しくってお茶目なキャラを演じるトニーもまた・・・・なんてキュートなんだろう,と改めて彼の引き出しの多さに目を見張った。
Cap023
結局,どんな表情しても素敵なんですよね・・・・・うふheart

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映画 あ行」カテゴリの記事

コメント

こんばんは。
わー、この作品の画像を見るとさすがに若いですね~。(笑)
トニーってほんっと歳とらんな~といつも思ってたんですが、この前、レッドクリフⅡを観たときは、カネシロタケシとそんな至近距離で、しかもどアップで映されるとお肌のキメの違いが・・・などと、余計なところに目がいってしまったのですが。いやいや、これも男の年輪?でしょうか。(^_^;)

この作品を観たとき、ななさんの最後の4行と同じことを思った記憶が。
久々にDVDを出して観ようかなっ♪と思いました。

こんにちは~♪
「普段はどうとも思わないのに、このトニーは好き!」というお友達の声を聞いて、
トニー祭の真っ最中に探しまくって見つけたDVDでした。
(お陰で、これさえ観ればもう何も怖くないという、ハチャメチャコメディも拝見いたしましたです)

とにかく、押し付けがましくない愛の男、というラウ先生の人柄が滅茶苦茶魅力的。
こんな先生、いないから漫画だ映画だになるんでしょうけど、
おまけに、トニーが演じたら理想的とも思えるいい男。
いいところを言い始めたら、キリがないですよね。
設定の人柄をこんなに素敵に体現できるって、流石です。

ホント、こんな先生がいたら仮病を使ってでも通いたいなぁぁぁぁぁ…
お土産に、新しいコーヒー豆持ってくわ♪

ななさん、こんばんは♪
どの写真もトニーの魅力満載で、うっとりとしてしまいました。
そうそう、一人で涙を流す場面がありましたね。
そんなしっとりとする場面があったかと思えば、
思わず笑ってしまう場面もあって、ずっと釘づけでした。
医療を超えて人々に生きる勇気を与えるところに、
私も勇気づけられたのでした。

ななさん、こんばんは~♪
楽しみにしていたんです☆
PC壊れてどうなることかと思いましたが、なんとかお邪魔させていただきました。

普段はなんとも思わないのにこのトニーだけは特別な武田です。。>笑
ななさん、これも特別のひとつ、ってアハハ(笑)
ほんと愛の人で、しかも強かったですよね。
素晴らしいお医者様で、それがまたトニーが演じると嘘がなかったですね。
ちょっとやさぐれてるとこもキスがうまいのもロマンティストなのも傲慢でないのも技量がいいのも人間を好きなのも全部魅力的に演じててほんと素敵でしたよね。
主治医になってほしいです~♪

こんばんは~
コレ、いいらしいですね♪

何度か手に取りながら、まだ観てないんですよ~。
子犬のようなトニーさんの瞳を満喫できるのかなぁ。。。
彼は、セクシーな時とお茶目な時があるんだよね。
私は、どうしてもアンディと比べちゃうんだけど~この2人って“陰と陽”みたいなところがあって、トニーさんは“陰”のオーラでステキだと思うの。

ドクター姿、いいカンジ。


DDさん こんばんは!

若いですね~,このトニー。
15年ほど前なんですけどね。
とは言いつつ,トニーって現在,正確には何歳だったっけ?40代だよね・・・たしか。

>この前、レッドクリフⅡを観たときは・・・・
あははは,あの作品ってさ~,男優さんみんなメイクが黄土色で~
みんな総じて化粧のノリがよくない・・・というか不自然な顔色ではありましたね。
でも金城くんと並ぶとやっぱり,金城君の方がお肌は若いから・・・トニーは不利だったかも。
レッドクリフとラストコーションの時のトニーは老けメイクもあって
特に皺っぽくなってましたが,実物はそこまでいってないと思います。
この「裏街」の時のトニーはちょうどいい若さで
いちばん華がある年代だったのかも。

悠雅さん こんばんは!
いやいや,私も武田さんの記事を読んでこの作品に興味が湧いたのですよ~
武田さんに感謝!ですね。

>こんな先生、いないから漫画だ映画だになるんでしょうけど、
>おまけに、トニーが演じたら理想的とも思えるいい男。
ほんとほんと!
ラウ先生のような医者としても人格者としてもそしてオトコとしても最高のひとって・・・
ぜったいに存在しないですよね~,
これが小説の中のキャラなら嘘っぽく思えるところが
漫画や映画だと,そうならないんですよね。
そんなラウ先生にトニーを持ってきたのは大正解でしたね!
トニーって,小柄なのに,役によっては無限の包容力を感じさせるのが上手いです。

>お土産に、新しいコーヒー豆持ってくわ♪
わたしはとっておきのウィスキーにしようscissors

孔雀の森さん こんばんは!

うふふ,素敵なトニーの画像・・・
どのシーンも魅力的なんですものね~
選ぶのに苦労しちゃいましたよ。
ラウ先生語録も素敵ですよね。
医者としての仕事を「靴直し職人」にたとえた台詞はじーんときたし
ライバル医師を手術するときの連発ジョークには大笑い。
街を去ろうとするときに患者たちが
「ラウ先生以外のお医者に診てもらいたくない~」と訴えると
サラリと「すぐ慣れるさ」と返したり・・・
人格者の余裕と味のあるひとこと,ひとことに痺れましたよ。
最初から最後までラウ先生=トニーの一挙一動に釘付けでした。

ななさ~ん、こんばんは!
なんと、トニー・レオンじゃないですか、
しかも若い~(笑)!
本作、知らなかったのですが、拝読して
ものすごく観たくなりました。

物語もよさそうですが、トニーの豊かな
表情や演技が見られそうですね!
なんで知らなかったんだろう~この作品!?
確実に観ようと思います!

武田さん こんばんは
PCの具合はどうですか?
私の方はココログの具合が悪くってお返事が遅れてしまいました。

さて,この「特別な」トニー・・・ほんとカッコよかったですね。
カッコいいというか・・・しみじみ素敵でした。後光が差してたわ。
ほーんと,こんなお医者様,実際にはいないんでしょうけど
トニーが演じると,すべてホンマもんに見えてしまうのは
やはり彼の・・・魅力でしょうねぇ。

ところでご存じですか?われらがリウ君が結婚するの。
なんでもこの7月5日に(もう秒読みじゃないか!)
お相手は交際してた(知らんかったわい)フランス人女性だそうで。
・・・めでたいけど,なんかフクザツです。
彼には,いつまでも純情素朴青年でいてほしかったけど・・・無理よね。
リウ君といえば,胡軍さんが出てる「戦場のレクイエム」のDVDも
リリースされましたね。今から見ます~。

マリーさん,こんばんは

私もこれ,レンタル店で横目で見ながらも
地味そうでイマイチ躊躇してた作品なのですが
お友達ブロガーさんのお勧めで観てよかったでーす。

>子犬のようなトニーさんの瞳を満喫できるのかなぁ。。。
う~~ん?子犬とはちょっと違うかな?
もうちょっとしたたかで,そしてやさぐれてるトニーさんです。
でもそこが今回はすっごく魅力的。

>トニーさんは“陰”のオーラでステキだと思うの。
わたしもそう思ってたけど・・「陰」もしくは「哀」のオーラよねぇ,彼は。
でも,この作品のトニーは「陽」のオーラ全開で
そして「粋」のオーラも・・・それがとっても新鮮でよかったわ~
激しく,お勧め。


ななさん、またまたお邪魔いたします♪
えええ~~っ リウ君結婚ですか!!
なんだか、いつも報われない恋をしてるイメージが強すぎて、結婚と言われても(へ?)なんて、ちょっと不思議な気持ちです。
フランス人女性と結婚だなんて、リウ君やりますねえ、このこのぉ。(何がだろう?>笑)
すごくおめでたいのですけど、それじゃあこれからはあの眼差しはちょっと変わってきてしまうかもしれませんね。
いい俳優さんだから関係ないかしらん。
びっくりしたまま、こちらにコメントしてしまってすみません。

JoJoさん,こんばんは!

若々しいトニー,素敵でしょ?
まあ一度ご覧になってくださいな
レッドクリフのトニーとはまた一味違った彼の魅力にやられますよ~(*゚▽゚)ノ

>本作、知らなかったのですが、拝読して
>ものすごく観たくなりました。
私は知ってはいたんですが,あまり見る気になれなかったところを
最近お勧めしてくださるブロガーさんがあって
観てみて大正解だったのですよ。
主役のDrラウの「やさぐれ聖人」っぽいキャラはとても魅力的なのですが
それを体現するトニーがまたキュートなんです。
ストーリー自体は軽いですが,それゆえに観やすいかと・・・。
ぜひ,レンタル店で探してみてください。

武田さん,またまたこんばんは!
そうなんですよ~,前からうわさはあったのですが
ほんとみたいです・・・ネット情報によると。

>なんだか、いつも報われない恋をしてるイメージが強すぎて・・・
あはは,そうですよね。
片想いとか,先に死んじゃうとか,翻弄されちゃうとか・・・そんな役ばかり。
またそれがなんとも似合う,純情青年のイメージがあったリウ君。
それに中国僻地専属青年のリウ君が,おフランスの奥さんを・・・なんか勝手に違和感を感じています。
ま,何はともかくおめでとう!ですよね。
なんだか巣立っていく息子を見送る母の心境でありますよ・・・。

こちらにも、お邪魔します♪
ラウ先生、素敵!
くわえ煙草がよく似合います。
背の高い女の子←名前忘れちゃいました。と並ぶ時、背伸びするのが、可愛いです♪
泣きの演技には、やられました(≧∇≦)

目がいいのかなぁ…
ワンコが困った時にするような表情がいいなぁ。
トニー・レオンの魅力がいっぱいの作品でした。
ハッピーエンドが
嬉しいです♪

「入れ墨合唱団」に笑ってしまいました。

百香さん,こちらにもありがとね~

これをご覧になってたなんて,すばらしいです!
>背の高い女の子←名前忘れちゃいました。と並ぶ時、背伸びするのが、可愛いです♪
ありましたね~,そんなおちゃめなシーン(*^-^)
私は彼の白衣に草履ばきというファッションも好きでした♪

>目がいいのかなぁ…
>ワンコが困った時にするような表情がいいなぁ。
そうそう,決して軟弱オトコのキャラではないのだけど
なぜか母性本能をくすぐられますよね・・・あの目には。
刺青合唱団・・・ネーミングも面構えも歌声も素晴らしかったです。


ななさん、こんばんは!
やっと観れました! 念願の「裏街の聖者」^^ トニー可愛かったですねェ。これ、DVD欲しくなりましたぁ^^
ついこの間「ラスト・コーション」を観たばかりだったので、これにはおおいに救われました(ラスト・コーションのトニーは切なすぎて辛かったですもん)
「花様年華」や「ラスト・コーション」のトニーも勿論素敵ですけど、私はこういうちょっとお茶目で親しみやすいトニーが大好きです。笑顔が何とも人懐っこくて可愛いし*^^*
背のびしたり、吹き出したり、オペのシーンは爆笑でしたねェ(笑)
トニーの映画では「恋する惑星」を抜いて私のベスト1になりましたよ~。
リー・チーガイ監督作品って、不幸を背負いつつも社会の片隅で精一杯生きてる人たちの描き方がとっても上手ですよね。人情味があって、じんわりきます。
そしてワタクシ的には、出演者たちが金城クンの映画に出てる顔ぶれがたくさん出てて、嬉しかったです^^ クリスティやチャウ・シウチョンとか・・ 背の高い女の子はジジ・リョンで、今は素敵な大人の女性です(金城クンとは2度共演してるし^^)
1996年のリー・チーガイ監督の映画「世界の涯てに」。これもまた私の大好きな映画ですがもしお時間があれば。。。
ピュアな金城クンが観れます^^ 歌も聞けます^^

ちーさん こちらにもどうも
ちょっとしたトニー祭りですね。
トニーに関しては私もある日突然何かのきっかけで祭りを開催したくなるのですよ。なんとも好きですね~,どの作品の彼も。(わたしはシリアス・トニーがツボで「花様年華」や「インファナル」が好きですが)

ラストコーションの後でこのラウ先生を観ると,ほっとしますよね。こういうほんわかした人情物,癒されますし,トニーはコメディも上手くこなしますし。

リー・チーガイ監督作品はそんなに知りませんが「世界の涯てに」はレンタル屋に珍しく置いておったような・・・またそのうち観てみますね。

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