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2009年5月16日 (土)

天使と悪魔

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私はキリスト教徒だけど,ダン・ブラウンの愛読者だ。そしてこの二つは,割り切ってしまえば意外と両立するものである。

キリスト教界からは「冒涜」という批判もされたダ・ヴィンチ・コード も,フィクションと割り切って面白く楽しめたし,なによりこの作者の宗教や芸術や歴史などの膨大な薀蓄(うんちく)がすごく面白い!私は個人的には,ダン・ブラウンは,キリスト教を批判する作家ではなく,宗教全般に造詣の深い作家だと思っている。
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この「天使と悪魔」は,多くの方がおっしゃってるように,ダ・ヴィンチより面白い物語だと思う。ダ・ヴィンチコードは,キリスト教文化が浸透していない日本では,難解なわりにあのオチは,「だからどうなの?」と受け止められがちだが,「天使と悪魔」は,キリスト教の知識がなくても展開はわかりやすいし,アクションも多くて楽しめる要素がたくさんだ。

ま,この作家の作品の映画化は,とにかく原作の情報量が半端でないので,2時間強の映画に詰め込めば,どうしても 駆け足作品に仕上がるのは宿命みたいなもので,そこに目くじらを立ててもしかたない。
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ストーリーをシンプルかつスピーディーにするために,映画では原作を変えたり端折ったりしている部分もあったが,変え方も巧くて,違和感は感じなかった。むしろ原作を出来るだけ忠実に詰め込みすぎたため,エンタメからは遠ざかった「ダ・ヴィンチ~」に比べると,天晴れな脚色と言えるのではないだろうか?
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あの膨大な情報量の原作を映画にまとめる時,これ以上は削れない,というぎりぎりの線を残しながら上手くエンタメ作品に仕上げたあたり,私は原作ファンとしてはその健闘を高く評価したいと思う。

前回では髪型がビミョーだったハンクスも,今回はそんなことなかった。ものすごい勢いで謎解きが展開するのでかなり早口になっていたけど。ヒロインのヴィットリアも,原作のイメージ通りのイタリア美人という感じで嬉しかった。
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今回の対決は,カトリックの総本山のヴァチカン VS いにしえの科学者たちの秘密結社イルミナティ!古来より,バチカンから迫害を受けてきたイルミナティが,次期教皇の有力候補である4人の枢機卿たちを誘拐・殺害し,ヴァチカンに反物質という強力な爆弾を仕掛ける,というもの。

次期教皇選挙=コンクラーベの最中に誘拐された枢機卿たちは,科学の四大元素である土・空気・火・水にゆかりのある名所で殺されてゆく。
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阻止のために奔走するラングドン教授が追いかける手がかりは,ガリレオの文書とベルニーニの建造物。殺人予告,殺害場所探しのための暗号解読,爆発までのタイムリミット。今回のラングドンも息つく間もなく頭脳も体力もフル回転だ。もっとも,原作に比べると映画版はこれでもまだアクションは減らされてた・・・・ハンクスももう若くないから,思いやり脚色なのかも。(原作の,あの空中ダイブはいくらなんでも無理よね・・・)

この物語で初めて耳にした反物質というしろもの。何でも核兵器なみの破壊力を持つらしいのだが,つい先日放送された「世界ふしぎ発見」で,実際にスイスのセルンで研究されてると知って驚いた!なんだかいきなり物語が現実味を帯びてきたような。
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そして,この物語のキーマンになるカメルレンゴ(=教皇の侍従)を演じるユアン・マクレガー。原作のイメージとユアンがマッチするかどうか懸念もあったが,さすが器用な役者さんだ。今回の彼は,表情から物腰から声に至るまで,物静かで敬虔な聖職者そのもの。全身から癒しのオーラが・・・・

しかし,原作で物語に深みと余韻を与えていた彼の生い立ちの部分がカットされていたのは,やはり残念だったかな。あそこは意外と物語の見せ場なんだけどなぁ・・・・
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いつものことながら,舞台となった教会や広場が,実際に映像化されるのを観るのは楽しい。サン・ピエトロ広場や,サンタンジェロ城,システィナ礼拝堂は実際に行ったことがあるけど,その他の教会や噴水は初めて目にした。もし今度ローマに行ける機会があれば,(ないような気もするが)その他の場所にもぜひ行ってみたいものだ。
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おしまいに・・・・まったくの余談ではあるがひとこと。
原作を読んだ地点でも,映画を鑑賞後も感じたことだが,私も,宗教と科学は決して敵対するものではないと思っている。

私の父親は,文系の私とは違って中学校の理科の教師で,同時にキリスト教会の長老もしていたが,宇宙や自然の神秘に触れるほどに,その中に創造主のみわざを感じると言っていた。その整然とした法則があまりに完璧で美しいので,偶然にできたものとはとても思えないと。創造主の存在なくては説明のつかないほどに,宇宙や自然の調和は完璧であると。その完璧さを証明するために,科学は存在するのかもしれないと。
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宗教と科学・・・・
この両者は相反するものではなく,科学を極めることによって神に到達する科学者もいることだろう。そう,十二使徒のひとりであるルカも医者だった。ラストシーンで,シュトラウス枢機卿がラングドンに語る台詞が心に残った。

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映画 た行」カテゴリの記事

コメント

>ななさま
イタリア行きたいです。ベルニーニの彫刻見たいです。そんな謎が隠されていたとは…。
サンタンジェロ(聖天使)は、はじめからわかりそうな気がしましたが…。やっぱ、ダ・ヴィンチより良いという評判とおりでした。

ダン・ブラウンはけっしてキリスト教に敵対する作家ではないと私も思います。原作で語られるカメルレンゴの生い立ちが映画でカットされたのはヴァチカンへの配慮かと思いますが、あの設定でダン・ブラウンがキリスト教界を冒涜したわけではないですよね。彼の書きたかったのはあくまで科学と宗教の両立だったと思います。
だからこそあの設定は映画でも生かして欲しかったです。カメルレンゴの最後の行動がより際立っただろうに・・・。

あ、でもラングドンの空中ダイブはおっしゃるように端折って正解でしたね(笑)
(リンクのお誘いありがとうございます。よろしくお願いします!)

ななさ~ん、こんばんは!これは面白かった!!もう大満足でした。原作、ちょっと読んでから、あまりに面白いので「やっぱり映画の後にしよう」とやめての観賞。そのため細かいことも気にならず、大いに楽しみました。でも、たしかに謎解きはウルトラ早かった(笑)

ななさんのご感想を深く頷きながら、ときに笑いながら拝読。わたしもダン・ブラウンはキリスト教に敬意を表して描いていると思います。ラストのあたりでも、それは表現されていたような。けっこうジーンとしました。しかし、展開が早かったから、わたしもラングドン並に頭をフル回転状態だったわ~!

スイスでは、たしかブラックホールの研究もしているハズ。宇宙好きのわたしとしては、この点も見応えありました。これから原作を読みふけります。楽しみ~!!

こんばんは~~
さすがにななさんがおっしゃると、説得力あります~。
宗教と科学・・・確かに敵対するものではないと、私も思います。様々な奇跡的なことを証明する為に科学は存在するのかもしれないですよね。
私という人間が存在している。生きている。それすらも説明もつかない神秘ですもの。

映画に関しては、私は満足です~。
あの膨大な情報量を、上手に、はしょってあったと思います~セルンもバッサリされてたけど、私はそこもおっけ~です。

急ぐあまり、ラングドンがめっちゃ“デキる探偵”になってたけど~(笑)
それもアリですね。

期待してたユアンも凄く合ってた~。
ただ私もカメルレンゴの生い立ちを~~と思いました。惜しいっ!

こんばんは!ホーギーです。

いつもご丁寧なコメント&TBを頂き、
どうもありがとうございます。

私はあえて本作は原作を読まずに
見に行ったのですが、それが、
よかったのか、前作と異なり、
非常に楽しく見ることができました。

仰るとおり、前作は宗教があまり
なじみのない日本人には、ちょっと
伝わり切れないところがあったようですね。

ところで、ななさんはローマに
行かれたことがあるんですね。
私も一度行ってみたいと思っていますが、
綺麗な街なのでしょうね。

それにしても、ななさんの記事は
いつ見ても分かりやすいですね。

では、また。

こんにちは~♪
あの本を映画にしようとすること自体がもはや無謀というか・・・。
いろんな部分を端折られているのは仕方ないと諦めるしかないですね。

お父様の言葉、なるほどな~と思いました。
部外者からすれば、宗教と科学の折り合いのつけ方に非常に興味があるのですが(野次馬的???)、そういう風にいわれればなにやらストンと腑に落ちます。

とみさま。
イタリアは行きましたが,ベルニーニの彫刻は見てないのですよー
あ,サン・ピエトロ広場は見たけど・・・
「聖テレサの法悦」なんか見たいですね~~

>やっぱ、ダ・ヴィンチより良いという評判とおりでした。
これも賛否両論は多少あると思いますが
「ダヴィンチ」に比べれば,上出来でしょう。

SOARさん,こんばんは!
>原作で語られるカメルレンゴの生い立ちが映画でカットされたのはヴァチカンへの配慮かと思いますが・・・
ああ,そうかぁ!教皇に××がいた・・・というのは
いくらフィクションでも,
確かにカトリック信者からはブーイングが出たかもしれませんねぇ。
そこらへん監督は気を遣ったのかなぁ。
でもあれを残してくれれば,ユアンの最期が切ない迫力を持って心を打ったと思うのに・・・。

ラングドン=ハンクスの空中ダイブ・・・実現しなくてよかったです。
あんな超人的なアクションは気の毒すぎるでしょう。

リンク,さっそくさせていただきました。
今後ともよろしくです!

JoJoさん こんばんは 面白かったですねー
知的好奇心と,観光地巡りの楽しさと,
サスペンスのスリルがいっぺんに味わえました。
展開の速さは,もはやブラウン作品では宿命みたいなものですね。
ラングドンの人間的な面は「描く暇がない!」というのが毎回惜しまれますが・・・。
その分,ユアン演じるカメルレンゴが複雑でいい味を出してましたね。
ダン・ブラウンは「ダヴィンチ」の作者でもあるので
ご本人がキリスト教に敬意を感じているかどうかは?なのですが
それでも詳しい!決して悪意は持ってないと思います。
どのような意図であれ,
キリスト教の歴史などをここまで詳しく紹介してもらえると
うれしくなってしまいます。
セルンではブラックホールの研究もしてるんですね。
宇宙好きなJoJoさんには,
ダン・ブラウンの「デセプション・ポイント」もお勧めですよ。
こちらはNASAが主人公です。ラングドンは出てきませんが。
巨大隕石とか地球外生命体とかの蘊蓄がいっぱいですよ。
ダン・ブラウンってほんと頭いいですね~。 

マリーさん こんばんは!
マリーさんも楽しめたようですね!
この作品は原作を読んだ地点から,テーマの一つが「宗教と科学の共生」だったので
ダン・ブラウンの作品の中でも,特に好きな物語でした。

>様々な奇跡的なことを証明する為に科学は存在するのかもしれないですよね。
信者の私の立場から見ると,そういうとらえ方をしてしまうのですが
科学者の立場から見るとまた違った感想を持たれるでしょうね。

>セルンもバッサリされてたけど、私はそこもおっけ~です。
あはは,みごとにばっさりで・・・
反物質なんか,できたとたんに盗まれちゃうし,ラングドンも
セルンに行かずに直接ヴァチカンへ直行・・・で「おいおい」とは思いましたが
時間がないから仕方ないですよねー
ラングドンも「少しは悩めよー,考えろよー」とは思ったけど
時間がないから,それも仕方ないわー。
ユアンのエピソードだけは無理してでも入れてほしかったなぁ。


原作読んでないので、深いことはわかりませんけど、
ローマ、ヴァチカンが絵になるので、楽しく観れました。
私もローマへは行ったことあります。この場所は語るより感じる世界ですね。
システィーナ礼拝堂に立っただけで、圧倒されるものがありましたよ。
歴史の重みは、ヴィジュアル映像で観て感じてもらって、
不要な部分はカットしていく作り方で良かったと思います。

ローマという場所に、作り話がよく似合います。
架空の物語でも、現実じみてくる不思議な場所だし。
DVDで、出て来た教会を、また、ゆっくり観たい気持ちです。

こんばんはー。

 宗教に無学な私は、「インディ・ジョーンズ」と同じ感覚で観てしまいました。しかし、キリスト教徒のななさんが記事を書かれるとやはり説得力がありますね。
 私は原作も読まず、前作も観ずに行ったもので、単純にラストのどんでんがえしも「ええ?」という風に楽しめてしまいました。(^^;


ななさんこんにちわ!
ななさんは原作読まれてるんですね~
そしてやっぱりカメルレンゴはいろいろあるんですネ~!
私未読だけど「彼はアレコレあるにちがいないー」と想像してました~

全体的にエンタメ大作に仕上がってて私はかなり楽しめました!
やっぱりオリエンテーリング系は単純に楽しいデス^^
なんといっても観光名所がステキでした~

ホーギーさん,こんばんは!

原作をお読みになってない方の方が
省略を気にせずに,純粋にこの物語を楽しめたかもしれませんね。
私は原作を読んでいても楽しめましたが・・・

ローマはたまたま懸賞に当たったのですよ。
たしかガソリンスタンド主催の・・・。
もう10年以上も前ですが。
綺麗な街で,もちろん遺跡や教会は素晴らしいですが
道路などは横断が大変だったのを覚えています。
交通マナーが最悪なので・・・。(いつまで待っても渡れりゃしない・・・)
でも食べ物はおいしいし,美人は多かったし
ホーギーさんもいつか行ってらっしゃいませ。
歴史のある街はやっぱりいいものですわ。
かく言うわたしは,プロテスタントなので
ローマよりはエルサレムに行きたいクチなのですが・・・。


ミチさん こんばんは!

>あの本を映画にしようとすること自体がもはや無謀というか・・・。
映画化するには非常に適した題材とストーリーでありながら
やはり情報量が多すぎますよね,ダン・ブラウンの物語ってどれも。

宗教と科学の折り合いのつけ方・・・
宗教家から見るとこういう折り合いをつけますねー。
惑星の軌道を発見したケプラー(だったっけ?)なども
その法則を発見したときにその完璧さに思わず神を崇めた,と聞いています。

kinoさん こんばんは!
いつも遊びに来てくださってありがとう!

>歴史の重みは、ヴィジュアル映像で観て感じてもらって、
>不要な部分はカットしていく作り方で良かったと思います。
その通りだと思います!
カットの仕方もカメルレンゴの件以外はとても巧みだったと思います。
「ダヴィンチ」での反省(あったとしたら)をちゃんと活かしていたのかもしれませんね。

>ローマという場所に、作り話がよく似合います。
>架空の物語でも、現実じみてくる不思議な場所だし。
そうですね,カトリックだけではなくギリシア神話の神々までが宿る由緒のある街ですから・・・。
神・悪魔・天使・・・・なんでもありそうな神秘的な感じが漂うのがローマかもしれませんね。

マサルさん こんばんは!

ご覧になったのですねー
で,前作の「ダヴィンチ」をご存知ない・・・
まー,声を大にしてお勧めはしませんが,前作は。( ̄ー ̄)
しかし,「インディー・ジョーンズ」のように,というのは
当たってると思います。
あれに通じるスピード感を味わえるエンタメでしたね。
知的好奇心も大いに刺激されますが,
同時に「楽しめる」作品にも仕上がっていたと思います。
宗教が根底にある作品は,
やはりクリスチャンだと理解しやすいという利点はありますね。
その反面,宗教的な先入観が作品理解の邪魔をしないように
気をつけて鑑賞もするように心がけてはいますが。

ななさん♪こんにちは~
ななさんは好意的に映画を受け止められたようですね~
私、、、思いっきり文句タレました(汗)
原作を最近再読したばかりだし、思い入れがあるし、カメルレンゴ=ユアンで勝手に想像を巡らせていたし、、、慌ただしい展開にガックリきちゃった・・・

『科学を極めることによって神に到達する科学者もいることだろう』
そうかもしれませんね~
ヴィットリアの義父もそれを目指したのでしょうが、、、映画ではバッサリ削除されていましたね(泣)

こんにちは~♪
ななさんは楽しまれたようですね~
私はダメでしたー・・・予想はしていたんですけど・・・。
カメルレンゴの生い立ちに関しては、カットせずにいて欲しかったです。
あそこは見せ場の一つなのにねぇ。

かいこさん こんばんは!

>そしてやっぱりカメルレンゴはいろいろあるんですネ~!
そうーなんでーす!
ユアンこと,カメルレンゴには,原作では実に「わけあり」な人物で・・・
それが作品のテーマに深くかかわってくるので
なぜその部分がカットされたのか,
そのおかげで原作既読者からは「物足りない」と思われがちなのですが
秘密の内容が衝撃的なので,制作側はヴァチカンに遠慮したのかも。

オリエンテーリング系・・・まさにそうですね,わはは。
一つの謎を解けば,次のポイントに進める・・・というところ
やはりわくわくしますよねぇ。

こんにちは。
自分もやっと観てきました。
おもしろかったですよ。
個人的には、謎解きよりも宗教と科学の対比がよかったですね。
自分は、どちらかと言うと科学派です。

反物質が爆発するシーン、あれは、科学的に言うと、宇宙が始まった“ビッグ・バン”の小さいバージョンなんです。
宇宙は、神が創造したという宗教的な考えと、その総本山の上で起こる爆破・・・
このあたり、興味深かったですね。
非常に面白そうな内容なので、本を読み返したいと思いました。

由香さん こんばんは
最近インフル騒動で,いやべつにウチの県はまだなんだけど
一応修学旅行(関西方面)が延期になったりして
バタバタしてて,すっかりレスが遅れてしまいました。

で,この映画ですが,由香さんは落胆されたようで・・・。
>原作を最近再読したばかりだし、思い入れがあるし、
>カメルレンゴ=ユアンで勝手に想像を巡らせていたし、、、
わかります,わかります,その気持ち~。
カメルレンゴの出生の秘密はあれはね~,山場なのに
それにヴィットリアの養父の科学者でもあり神父でもあった人もカットされてたし
あの二つがないと,「科学と宗教の融合」の訴えが薄くなってしまいましたね。
私もその点は残念なのですが,なにしろ,ダン・ブラウンの映画化でしょ?
そして前作があの結果でしょぉ~~?
最初から「詰め込み」「省略」「駆け足」は覚悟していたので
思ったより,かなり満足できました。
前作がイマイチだと,期待のハードルも下がるんですよ。
それにしても,やはりユアンはいい役者だわー
わたし,彼の演じたカメルレンゴのソフトな物腰にちょっと萌えちゃった。

こでまりさん,こんばんは!

あちゃちゃ,こでまりさんもイマイチでしたかー,それは残念!
>カメルレンゴの生い立ちに関しては、カットせずにいて欲しかったです。
うんうん,そこですよね,一番の不満点は!
なにヴァチカンに遠慮してんでしょうねぇ,フィクションなのに。
教皇に××がいたっていいじゃんねー。
「ダヴィンチ」なんぞ,キリストに××がいるという設定で
それでも私でもフィクションと割り切って楽しめたのにー。

亮さん こんばんは
亮さんは楽しめたようですね。

そうそう,私もこの物語が一番好きなわけは
「宗教と科学の融合」という点です。

>自分は、どちらかと言うと科学派です。
日本人のほとんどがそちらでしょうねー
キリスト教徒の人口は少ないですから。

聖書に書いてある「無から有を創造する」という神の能力と
ゼロからのエネルギーの発生を可能にする「反物質」の特質が
まさに同じだと言ってるわけですね,この物語は。
もちろん物語ではありますが,説得力あって感心しました。
映画も面白くできていましたが,やはりそこらの説得力のある詳しい記述は
原作小説の中でこそ堪能できるものですね。

なんさん、こんばんは☆彡
先日は、4周年記事に、やさしいコメントを
ありがとうございました(*^o^*)

私は、ダヴィンチコードも悪くなかったと思って
ます。あの原作を映画化するのは大変だと
思っていましたから^^
ですが、結末を知っているとサスペンスの
面白さが半減してしまうので、今回は原作未読で
(読みたくて仕方がなかったのですが・笑)
鑑賞しました。

原作読んだ派からは否定的な意見が多いのですが
ななさんは肯定的なんですね^^
私は原作は読んでいませんが、ダンブラウンの
本は、ハンパじゃない情報?量なので、よく2時間にまとめてあったんじゃないかなと思いました。

セルンも実際にある機関で、反物質も実際にあると
知って(パンフ読んで)驚きました(*_*;

私はキリスト教徒ではないですし、無宗教ですが
私も宗教と科学は敵対するものではないと
思います^^

シュトラウス枢機卿がラングドンに語る台詞は
心に残りますよね^^
あの言葉は原作にも出てくるのかな?
これから、楽しみにしていた原作を読みたいと
思います(^_-)-☆

ななさん、こんにちは!

僕も原作は先に読んでいて、かなりの情報の密度に(こういう知識詰め込み系好きなので)けっこうおもしろく読みました。
そのためか、映画の方はちょっと淡白な感じがしてしまいました。
でも、映画だから、ななさんの言う通り、削れるギリギリのところまでそぎ落したという感じでしょうね。
そういう意味では破綻もなくうまくまとめたなという感じがしました。

ひろちゃん おはようございます。

そうなんですよー,原作既読者からは不評が多いのですが
私は既読でも「よくやった!」と思ってます。
カメルレンゴの件だけは
できれば原作に忠実に描いてほしかったですが・・・。

ひろちゃんはこれから原作を読まれるとのこと。
読めば,確かに不満を持つ人たちの感想も腑に落ちると思いますが・・・。

「科学と宗教の融合」も
原作ではとても深く,納得がいくように描かれていて
読み応えがありますよー

シュトラウス枢機卿の最後のセリフは
たしか原作では出てきませんが
原作ではカメルレンゴの謎自体が映画より感動ものですので
そちらの方で十分埋め合わせはつくと思います!

はらやんさん,こんばんは

はらやんさんもこんな知識詰め込み型の作品好きですかー,同じですね。
そしてそれを映画化すると,どうしても説明不足な感じになってしまいますね。
ダン・ブラウンの作品って,それでもお話自体が映画的な面白さがあるものばかりなので
それに映像映えする舞台もたくさん出てくるし
淡白なものになってしまっても,映画化はこれからもしてほしいですね。

どうもです。
ななさん、クリスチャンだったのですか。なる!
その優しいまなざしと、大きな包容力を感じさせるあったかさは、そっから来てるのでしょうか、っていい加減。
クリスチャンと言っても、膨大な派がありますからね。
私はその派に分かれたあたりが、キリスト教のおもしろさと、言い方は悪いのですが、限界を感じます。
いくらでも解釈ができるようになってしまったことでしょうか。
その辺のキリスト教のでき方や、その後の流れや、ローマ帝国でも取り扱い方など、決してすべてが真のキリスト教の道を歩んだのではない。
でも、営々と続いて来たのはなぜか?
などと考えると、本当に興味深いです。
あたしもダン・ブラウンさんは、キリスト教に相対するのではなく、結構な知識を、うまーくエンタメに還元した賢い作家さんだと思います。
そうやって読んで、そう考えて見ると、よくできた映画だと感じますわ。

こんにちは♪ TB、コメントありがとうございました☆

原作とはかなり色々変えられていたので
ちょっと戸惑いもありましたが、
映画としては迫力満点で楽しめる作品ですよね。

ただやっぱり、どうしてもカメルレンゴの背景が・・
あの理由があったからこそ彼はこうなったのだし・・
とか、色々思うところもありました(^▽^;)

ななさん、こんちは!
ご無沙汰してました、、、
ブログを長いことお休みしてましたが、また再開しましたんで(なんとか・笑)
どうぞよろしく!

ひさしぶりの劇場映画ということもあって、おもしろかったです。
しかしあのヘリ操縦はびっくりですよ、、
ユアンがオビ・ワンにみえましたもん。笑

>もっとも,原作に比べると映画版はこれでもまだアクションは減らされてた・・・・

えええ、そうなんだー!
次回のトム・ハンクスはインディ・ジョーンズになりゃしないかと心配^^:
ユアン・マクレガーはさすがの存在感だったわ。

>ラストシーンで,シュトラウス枢機卿がラングドンに語る台詞が心に残った。

うんうん、群衆シーンも美しくてよかった。

sakuraiさん こんばんは

>ななさん、クリスチャンだったのですか。なる!
そうなんですよー,親戚が牧師なもんで。
あ,しかしながら,ぜんぜん優しくない,器の小さいわたしです。
クリスチャンが優しいとは…限りませんしね。

>クリスチャンと言っても、膨大な派がありますからね。
そうそう,まずルターの宗教改革で
新教(プロテスタント)と旧教(カトリック)に分かれて
血なまぐさい殺し合いも繰り返しながら
さらに細かく枝分かれしていきましたね。
私はプロテスタントなのでカトリックのことはあまり知りませんが
プロテスタントでも,ルーテル派,メソジスト派,バプテスト派,改革派・・・
さまざまに分かれてますね。
ま,同じプロテスタントであれば基本のところは同じで
信仰生活の中で,何に一番重点を置くかで
派が分かれたのですけどね。

>いくらでも解釈ができるようになってしまったことでしょうか。
そこらへんは,やはりきちんと線引きしてると思いますよ。
聖書そのものから脱して曲解する傾向がみられるものは
私たち古くからの派にとってはやはり,「異端」なんですよね。
(たとえば『●の●の塔』とか『エホ●の証人』とか)

>ローマ帝国でも取り扱い方など、決してすべてが真のキリスト教の道を歩んだのではない。
政治の道具として改宗したり,国教に定めたりした指導者はたくさんいましたねぇ。
現代はともかく,昔は宗教というのは,
人の心を操る道具になりやすかったと思います。
あ,現代もイスラム過激派なんかみてるとそう感じますね。
ダン・ブラウンさん,キリスト教に詳しいので,
どんな荒唐無稽な仮説を出してきても
親近感が湧いてしまいます。キリスト教を取り上げてくれるだけで。
ラングドンが主人公の次作は,ソロモン王関係の謎だそうで,楽しみです。


nonさん こんばんは!

>原作とはかなり色々変えられていたので
>ちょっと戸惑いもありましたが、
冒頭から,セルンの省略ぶりは大胆でしたよねぇ!
あれれ,もう盗まれちゃった・・・Σ( ̄ロ ̄lll)
ヴィットリアの養父はどこ行ったんだー,みたいな。
でも,あそこでじっくり立ち止まってる暇なかったのもわかります。
ラングドンのロマンスなんて,それこそ時間の無駄!って感じですね。

でもやっぱり,おっしゃるように
カメルレンゴの背景は残しといてほしかったですね。
この作品のテーマに深くかかわる部分だっただけに残念です。


きゃー,アイマックさん,復活なさったのね(感涙)
お帰りを今か今かとお待ちしていたのでうれしいです~。
復帰第1号がこの作品ですね!

>しかしあのヘリ操縦はびっくりですよ、、
>ユアンがオビ・ワンにみえましたもん。笑
原作でもカメルレンゴは颯爽とヘリを操縦していましたねー。
ユアンも聖職者から一転して凛々しかったですね,あの場面は。

>原作に比べると映画版はこれでもまだアクションは減らされてた・・・
原作では,暗殺者にさらわれたヴィットリアを助けるために
彼との肉弾戦もありましたし
極めつけは,原作ではなんとラングドンは
あのユアンのヘリに一緒に乗るんですよ(無理やり割り込んで)
そんでもって,パラシュートはユアンの分しかなかったので
ラングドンは身一つで空中ダイブ・・・奇跡の生還シーンなんてのがあります。

>次回のトム・ハンクスはインディ・ジョーンズになりゃしないかと心配^^:
次回はソロモン王関係だというし,おじさん世代のアクションが流行るご時世だし
ハンクスはこの役をお気に入りだと言うし
トレーニングしてヤル気まんまんで臨むかもしれませんね。

映画化を知って、教授の空中ダイブを真っ先に心配しました。
読んでて、これはないだろ~とか思いましたもの(笑)
カメルレンゴの出生の秘密もさすがに映画にはできなだろうな・・・って
思ってましたが、違和感なく消し去ってありましたね。
やっぱりな・・・と思いましたが、原作で感じた、
彼の最後の行動への悲痛な感情が薄れる気がして残念に思いました。
でも、あっという間に終わってしまう映画より、
そこは文章で読んでじっくり味わう方が好いのでしょうね。

原作と比べて文句を言うのはきりがないのですが(笑)
映画は映画として好くできていたと思います。
私的には映画オリジナルの役でもステランが出ていただけで充分でしたし♪


ななさん、こんにちは~♪

前作は原作読んでからの鑑賞でしたが、今回は未読で挑みました~
エンタメ性たっぷりで、とても面白く楽しみました!

原作ファンの方にはあまり評判良くないようですが、ななさんは楽しまれたようで~♪
スピーディーな展開で息つく暇もなく・・っていう感じでした。

ユアン演じたカメルレンゴ、名前だと思っていました。役職名(?)とは・・
映画で語られなかった彼の生い立ちやもう一つのどんでん返しが原作にはあるそうで~
読んでみようと思います!

ひらで~さん こんばんは!

>映画化を知って、教授の空中ダイブを真っ先に心配しました。
私も!だって演じるのがハンクスだってことはわかってたし
映像化も難しそうだったし・・・
カメルレンゴの出生の秘密も,キリストを子持ちにするより
ある意味ずっとヴァチカンに気がねしそうな内容ですよねぇ,教皇ネタは。

>私的には映画オリジナルの役でもステランが出ていただけで充分でしたし♪
彼は雰囲気のある役者さんですよね。
上司にねーあんな雰囲気の方がいたら
毎日とっても頑張ってお仕事できると思うんですけどね。


hitoさん,こんばんは!

うんうん,原作を読んでるひとはみんな物足らない思いを抱かれた方が多いですね。
それだけ原作が面白かったということです。
映画だけご覧になった皆さんもぜひ原作を!
ほんと面白いし,感動も深いですよ。

>ユアン演じたカメルレンゴ、名前だと思っていました。役職名(?)とは・・
そうなんですよ~,役職名。
で,私もそれは知ってましたが彼の本名は知りません。
・・・・なんだったっけ?映画では一度も本名で呼ばれてなかったですし。
原作の彼の秘密は切ないですよ。ラストの彼の行為も
単なるヤケクソには見えず,同情してしまいます。原作では。


おはようございます^^

観てきました、おもしろかったです(*^_^*)
原作を読んでないのでそのスピーディさも逆に良かったし、ドキドキハラハラしながら観てました^^
ただ、犯人の動機が浅かったかなぁとはわたしも思いました^^;
大尊敬している人物をあっさりと?みたいな^^;
その辺は原作を読むともっと深いんでしょうね^^

ななさん、こんにちは。
「反物質」って初めてですか?
宇宙の起源。。とかには良く出てくる単語だったりするのだけど、物理学は超がつくほど苦手なので、私もよくは分りません(笑)
「天地創造が”神”のなせる技」というのが宗教からのお話だけど、つまりは”神”とは何ぞやってことが話をややこしくするんですよね。
神を”人型”としてしまったから妙なことになるわけで、宗教と科学に矛盾はないって言うのがあたりまえの現代なんじゃないかなーってちょっと思いました。
映画は小難しいところはさらっと流されていたし、突っ込みどころ満載の楽しい映画だったと私は思いましたよ(^^)

みすずさん,こんばんは

ご覧になったのですねー
楽しめたみたいでよかったです!
>犯人の動機が浅かったかなぁとはわたしも思いました^^;
>大尊敬している人物をあっさりと?みたいな^^;
「主義が違うから許せない!」と映画ではなってましたが
そんな単純でヒステリックな動機ではないです,原作では。
ある理由で彼は教皇にものすごく失望するのですが
まさにそれは「裏切られた!」というほどのもので
でもそれにもふかーいわけがあって,・・・という衝撃的なもので
それはテーマの科学と宗教の融合とも結びついていて・・・と
なんだかわけのわからない説明ですが
「一読は百聞にしかず」ですので原作をぜひ読んでくださいね。

たいむさん,こんばんは
科学に疎いわたしはこの物語で初めて「反物質」を知りました。
「ふしぎ発見」でほんとに研究されてると知ってびっくり
・・・でも映画で言うほどの破壊力はないそうですね,実物は。

>神を”人型”としてしまったから妙なことになるわけで・・・
そうそう,神はもともとは人の形なんかしてません。
まぁ,人間第一号のアダムを創造したときに
「神はご自分の姿に似せて人間を創った」と聖書にあるんですよ。
それで神と人とは似てるんだなぁ,というイメージが出てきたのでしょう。
でも神って,目に見えるものではなくて
強大なエネルギーやパワーや光のようなもの,という捉え方が正しいような気もします。

映画は「宗教VS科学」という論争がそんなに深刻に感じられないように
さらっと流していて,とっつきやすかったですね。

正直、三時間あったらなあと思いましたが、限られた条件の中では上出来だったと思います。
描いている内容では「ダ・ヴィンチ」ですが、見易さとお気楽さではこちらですね。

こんにちは
この映画、実は劇場で観ようか迷っていたのですが、
予想以上に楽しめる作品だったので
ちょっと得した気分になりました

なんといっても、若くて謙虚で紳士的なカメルレンゴを演じた
ユアン・マクレガーがハマリ役でしたよね

確かに彼の生い立ちの部分は
口頭でサラリと語られていただけだったので
気になる部分です

私は原作を読んでいませんが、物語は凄く面白かったと思いますし、
スクリーンを観ながらドギマギする自分に気づいた時、
ここまで映画に入り込んで観ていた事に
ちょっと感動してしまいました

ななさん、こんばんは!
コメントありがとうございます。
私もダン・ブラウンの小説は大好きです。どんどん引き込まれていく彼のストーリーはホントに面白いですね。
映画は「ダビンチ・コード」よりエンタメせいが高くて楽しめたと思います。
ダン・ブラウンの書く小説は事細かに解説があって、二日間の出来事が分厚い単行本2冊に凝縮されているのですから、2時間半の映画で描くには無理があって当然ですわ。
さて、さてユアン、カメルレンゴがナイスでした。ヴィットリアを演じたイスラエルの国民的女優アイェレット・ゾラーも適役でしたね。
>もし今度ローマに行ける機会があれば,(ないような気もするが)その他の場所にもぜひ行ってみたいものだ...
同感です!私も今一度ゆっくりとローマに行きたいですね。
本でダン・ブラウンが語ってくれた天才ベルニーニの彫刻をゆっくりと見て回りたい気持ちでいっぱいです。

ノラネコさん,こんばんは!

3時間あればもっといろいろ描きこめたと思いますが
中だるみの恐れもあるので,これくらいスピーディに
一気に見せたので正解だったかもしれません。

>描いている内容では「ダ・ヴィンチ」ですが、見易さとお気楽さではこちらですね。
学術的に興味が惹かれるのはやはり「ダヴィンチ」ですかね。
でも一般受けするのは断然こちらでしょうね。

テクテクさん こんばんは

>予想以上に楽しめる作品だったので
>ちょっと得した気分になりました

そうですよねー,私も期待してたよりも面白くできてたので
満足できました。
「ダヴィンチ」があんなだったので,そんなに高い期待はしてなかったのですけどね。

原作でのカメルレンゴの秘密は衝撃的ですよー
でもその秘密は物語に奥行きと切なさも与えるもので
あれをカットしちゃうと,彼がただの狂信家みたくなってしまったような不満も。
もし機会があれば原作もぜひ!

いつになるかわかりませんがラングドンシリーズの3作目も
こんなふうに面白く映画化してほしいものです。

margotさん こんばんは!

>ダン・ブラウンの書く小説は事細かに解説があって、
>二日間の出来事が分厚い単行本2冊に凝縮されているのですから、
>2時間半の映画で描くには無理があって当然ですわ。
彼の小説って,いつも2日間くらいのあいだに
不眠不休で謎を解く!というものですよねぇ。
そこが面白いんですけど,映画化にも適しているのですけど
いかんせん,謎解きに至る説明や蘊蓄が膨大で・・・
映画化するとどうしても超特急で謎解きするようになっちゃいますよね。
それをまとめるのだから,多少・・・いや,思いきった省略は仕方ないかと。

ローマ・・・また行ってみたいですよねぇ。
パスポートとっくに期限切れてるけど。
>本でダン・ブラウンが語ってくれた天才ベルニーニの彫刻を
>ゆっくりと見て回りたい気持ちでいっぱいです。
「天使と悪魔」の原作を片手に,映画の舞台を廻る・・・という観光客が増えてるそうですね。
私もベルリーニの彫刻めぐり,してみたいです。


こんばんは(^^)
面白かったですね~♪
膨大な情報量をうまい具合にまとめて、原作を知っている人も知らない人も楽しめるようになっていたことに感心しました。前作は詰め込みすぎて、ちょっと???ってところがあったけど、今回はそんなこともなく、スピーディな展開に乗せられて退屈することもなく、素直に面白いと思えました~(^^)

りらさん,こんばんは

この作品で一番「お手柄」なのは
原作の「脚色」でしょうかねぇ。
深みを増す,という脚色ではなくて
おっしゃるように「うまくまとめた」という意味です。
原作の内容が膨大な場合は,どこを活かしてどこをカットするか
カットした場合はお話のつなぎ方なども不自然にならないよう
工夫が要りますよね。
そこんとこ,器用にこなしてくれてたと思います。
カメルレンゴの件だけは原作通りにしておいてほしかったけど・・・。

俳優目当てに見に行ったため、前作も原作も知らないまま見ました。
この作品を見て最初に思ったのは、探偵でも警察でもないラングドンは、被害者の救出と言う人道的な気持ちももちろんあるだろうけれど、研究者としての好奇心に突き動かされている部分が大きいんだろうなと言うことでした。
一つ一つを念入りに調べる様子に、見ていてハラハラしてしまいました。
“お願いだから、今何時なのか・残された時間が後何分なのか、もっと気にしてくれぇ~”と(笑)
これから原作を読んで、また楽しみたいと思います。

哀生龍さん こんばんは

>探偵でも警察でもないラングドンは、被害者の救出と言う人道的な気持ちももちろんあるだろうけれど、
>研究者としての好奇心に突き動かされている部分が大きいんだろうなと・・・
まさにおっしゃる通りです!
このような謎解きは,命がけではあるけれど
学者冥利につきる面もあるでしょうね。
だいたい,ダン・ブラウンの小説自体が
ストーリーも面白いのですが,ストーリーよりも
「博学さを披露したくて書きました!」というような雰囲気を持ってますね。
原作,ぜひ読破してくださいね!
あ,ちなみにひとつだけネタばれすると
原作では枢機卿はひとりも助かりません・・・。

ななさんこんばんわ♪TB&コメント有難うございました♪

そういえば『ダ・ヴィンチコード』が発売された当初は、その驚愕の内容に聖職者の方々がマジ批判をしていたので、それが返って本の話題を盛り上げる結果となっていましたし、自分も本を購入したきっかけの1つでもありましたね。ダン・ブラウンはそういった宗教に関する歴史的出来事と独自のオリジナルストーリーを上手く絡めて秀逸な作品にするのがとても上手い人だと思いますね~。

でも映像化するにあたって、その秀逸さも尺の関係でどうしても端折らなければならないのは、ある意味原作映画の宿命ですね(汗)それでも見所となる箇所はいくつもあったと思いますし、撮影が難しそうな有名建築物や教会を観れる『ナショナル・トレジャー』的な豪華さも良かったですねw

メビウスさん こんばんは!

>『ダ・ヴィンチコード』が発売された当初は、その驚愕の内容に聖職者の方々がマジ批判をしていたので・・・
あはは,わたしの姉(クリスチャン)もえらい怒ってました。
「絶対観に行かない!」とか。
その割に牧師である従兄とかは,そんなに熱くもなってなかったけど。
所詮フィクションの物語だし,映画だし,
これでキリスト教についていろいろ知識が広まるのはいいことだと私は思いましたが。

ダン・ブラウンの作品って,どんなに頑張っても,
映画よりは原作の方が面白いんですよね。
それは宿命みたいなものかな。
でも,おっしゃるように,映画の強みは,
文章で書かれていた歴史的な建造物などが
実写で観れること。特に日本人にはイメージしにくい
外国の歴史的遺産とかが映像化されるのは嬉しいです。

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