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2009年5月23日 (土)

永遠のこどもたち

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ラストの展開で,こんなに号泣した作品は久しぶりだった。

バッドエンドとも,ハッピーエンドともいえるラスト。
そこからうける感動は半端ではなく,
胸をかきむしられるくらい哀しいのに,
限りなく癒されている自分がそこにいて・・・。

DVDで観て正解だった。だって,劇場鑑賞してたら,たぶん大泣きして,化粧がひどいことになってただろうから・・・・。
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スペインのホラー作品はダークだけど,なんともいえない美しい雰囲気があって大好きだ。これはパンズ・ラビリンスギレルモ・デル・トロをプロデューサーに迎え製作された作品なので期待も高まる。監督はこれが初の長編映画だというJ・A・バヨーナだが,ミュージックビデオなどの製作を手掛けてきただけに,映像がとても美しかった。

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いわくつきの,もと孤児院で起こる不思議な現象と,子どもの神かくし事件・・・

中盤までは単なる幽霊話のような雰囲気で物語は進むが,デル・トロの世界はいつも単なるホラーでは終わらず,その中に深い人間ドラマが描かれている。

シモンはどこへ消えたのか?
彼を連れ去ったのは,
この建物に住みついている子どもたちの霊なのか?
ラウラの前に現れたベニグナと名乗る怪しげな老婆の正体は?

失踪から半年たっても行方の知れない息子を案じるあまり,霊媒師の助けを借りるラウラ。そして,明かされる,孤児院での起きた忌まわしい事件。
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女霊媒師を演じたのは,ジェラルディン・チャップリン。あのチャップリンの娘さんだそうで・・・。あまり・・・というか全然似てないですね,お父様と。

霊なんてバカバカしい!と言う警察や夫に耳もかさず,「2日間,一人だけにして」と夫を説き伏せたラウラは,孤児院内を自分の子ども時代と同じように模様替えし,当時の職員の服を着て,子どもたちの霊を呼ぼうとする。そして現れた彼らに導かれるままに,ラウラが知ったシモンの失踪の真相とは・・・・
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それは,あまりにも酷すぎる真相だった・・・・とくにラウラにとっては。
ネタばれになるのでもちろん言わないけど,母親として,こんな衝撃的で残酷な事実ってあるだろうか,と観ているこちらもその救いのなさに呆然とした。

しかし・・・しかし・・・・その後には,もっと途方もなく心を揺すぶられる展開が待っていた。物語は終わる・・・・この世の観点からすれば,これ以上ないほどの悲劇で幕を閉じる。それでも「この世」という縛りに囚われずに考えれば,これは幸福なラストだ。

幸せは現世にしか存在せず,死は「不幸なこと」「無念なこと」であるという価値観の枠から踏み出してみれば,どのような形でも,愛する相手と一緒にいられる,ということはやはり幸せなことなのではないか。
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死を超えてまで,ともにいたいという強い願い・・・
やはりそれは母親の子に対する愛情のなせるわざだろう。

ラストシーンに同居している,強烈な悲哀と幸福感。
ラウラにとっても,余命の短いシモンにとっても,そしてまたあの「こどもたち」にとっても,これが一番よかったのだと,不思議と思えてくる。すべてはこうなる運命だったのかもしれないとさえ思えるのだ。
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ラウラが成人してから孤児院を買い取ったことも,そこでシモンがトマスたちと知り合ったことも,・・・・そしてシモンのあの悲劇さえ,すべては最善に働いたのだとすら信じたくなるほどの,不思議な安堵感に満たされるラスト。

ひとの強い思いや願いは,ときには時空や生死をも超えて,成就されることを乞い願うものだろうか。もし願いが叶うものならば,黄泉の世界へ行くことさえ厭わぬほどに。

ラストに無人の屋敷の中で,ラウラの夫が妻子を思って見せた涙ながらの微笑み。妻の心情を理解しているからこそ,あんな表情ができたのだろう。
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確かにホラーであるが,ホラーとひとくくりにするには,あまりにも勿体ない素晴らしい人間ドラマでもある。そして美しい霊的な物語でもある。スペインの作品には,このような深みのある哀切なホラーが多いような気がする。死後の世界や霊を,単なる恐怖の対象ととらえずに,そこに希望や幸福まで見るのは,やはりスペインという国の宗教的,歴史的な背景が影響しているのだろうか。

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そういえば,ギレルモ・デル・トロ監督が,スペイン内戦時代の孤児院のお話を描いたデビルズ・バックボーンもまた,ホラーでありながら,幽霊に感情移入してしまうような独特の深みと魅力を持った作品だった。 

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映画 あ行」カテゴリの記事

コメント

こういった作品は、メイクの敵ですよね。
わたしはモロ劇場で大泣きしてしまって、そりゃあひどいことになりました…。
あんまりな真相に、わたしはただただ哀しかったのですが、ななさんの記事を読み、母子の思いは成就されたのだと、少し見方が変わってきました。
単なるホラーではないですよね。
わたしはできればもっとグロシーンを抑えてもらえればありがたかったですが(笑)。

リュカさん こんばんは
ほんと,「泣く」と予想がつけば
ウォータープループのアイメイクで装備するのですが
この作品って,そこまで大泣き作品とは思いませんでした。
「予想してたよりずっと怖かったshock」とビビったかたも多かったようで。
いろんな意味で予想を裏切ってくれる作品でしたね。
わたしは「パンズ・ラビリンス」は「予想以上に怖かった」のですが
この作品はなぜかどのシーンも少しも怖くなかったなぁ。
ただただ切なくて哀しくて,それでも幸福感も味わえた,不思議な作品でした。

こんばんは。

ぼくも『デビルズ・バックボーン』はオモシロかったです。
ですが、哀切さや情感ではこちらですね。
ほんとうに思わぬ拾いもの。
昨今の直截的な描写のホラーとは
雲泥の差がありました。

おはようございます

このポスター、あらためて見ると、やっぱり怖いなあ(笑) うしろに突っ立ってるマスクかぶった子とかね

>あまりにも酷すぎる真相

わたしはてっきりひょっこりシモンが帰ってくるものと信じきってましたからね・・・shock

クライマックスでけっこうカットバックが多用されてるじゃないですか。あの辺がややスピーディーで、一緒に観にいった人たちの中には「真相」がわかってなかった方たちもいらっしゃいましたcoldsweats01

結局○○○が、図らずも○○○を○○○○てしまったということですよね? あれ?

ななさんおすすめのスパニッシュ・ホラーにはどんなものがあるのでしょう?

ちなみにデル・トロ最新作の『ヘルボーイ ゴールデン・アーミー』はかなり馬鹿っぽいお話です。哀切なところもあるっていやあるけど
個人的には年間ベストに推してもいいくらい気に入りましたgood

こんばんは。

私も本作は単に「ミステリー」「ホラー」とかの括りをしてしまっていいものかどうかと思うほどに、ラストは心に熱いものがこみ上げてきたのを記憶しています。

心臓が止まる瞬間があったものの^_^;、「やってくるものには必ず意味があるのだ」と怖がりの自分を深く納得させることができたのも本作でした。

デルトモ監督のデビルス・バックボーンは私の課題作の一つです。
レンタルショップに行く度DVDを手に取るものの、怖くて置いてきちゃいます。今度こそ勇気をもってトライしたいです。

えいさん こんばんは
デビルズ・バックボーン,とても印象的な作品でしたね。
怖いだけでなく,すごく「オトナ」なホラーでした。
どちらが好きかと聞かれたら
私もこの「永遠のこどもたち」の方が好きですが。

>昨今の直截的な描写のホラーとは
>雲泥の差がありました。
ゴーストが単に脅かしたり祟ったりするだけの恐怖の象徴ではなくて,
なにか切実な思いを持ったものに描かれている作品は
やはり同じホラーでも味わいが違いますね。

SGAさん こんばんは!
>このポスター、あらためて見ると、やっぱり怖いなあ(笑)
わたしは後ろのトマスもですが
わらわらとラウラに向かって伸びているこどもたちの手が怖いです。
自殺の名所の海面から人を引きずりこもうとしてる
無数の霊の手を思い浮かべてしまいました。

>結局○○○が、図らずも○○○を○○○○てしまったということですよね?
そうですねー。DVDなので何度でも気になる場面までバックして見れたので
私はよくわかりました。
でも○○○を間違って○○○○してしまった○○○って・・・・
そりゃ死にたくなるくらい辛いですよね・・・
あんな形でも救いがなければ,やりきれなくて・・・。

お勧めのスパニッシュ・ホラーですか?
そりゃ,「デビルズ・バックボーン」ですわ。
「アザーズ」もかなり好きですが,あれはニコールを使ったから
なんとなくハリウッドっぽくなってました。
それと私は観てないですが「REC」というパニック・ホラーもいいみたいですね。
あと,ホラーではないのですが,「10億分の1の男」。
あのなんともいえない通好みのダークさは
スペイン映画だからかな・・・と思います。

ぺろんぱさん こんばんは!

ホラーでありながら,人間の愛情や絆について
そして「向こう側」の人たちの一途な思いというか念というか・・・
そんなものまでしみじみと考えさせられた切ないお話でした。
人間って,生身の肉体だけですべてを語りつくせるものではなくて
「情念」のようなスピリチュアルなものって
肉体を超えていつまでもどこまでも存在するものなのかもしれないと
そんなことを思いました。

デビルズ・バックボーン,課題作ですかー!
お口に合うかどうかはわかりませんが
これもそんなに怖くないですよ。それより「可哀そう」です。
私もだいぶ前に観たのでもう一度観たいのですがレンタル店に置いてなく・・・
思い切って注文してしまいました。
また記事を書くかも・・・です。

こんばんは、ななさん

ななさんも大分気に入られたようですね!うれしいです。

ネタバレのコメントです
::::::::::::::::::::::

SGAさんは、間違ってラウラが地下室の戸を打ち付けてしまった、そのせいで死に至った、それが悲劇だと言い張っていたのですが、
私を含む他のブロガーさんは、そういう見方はしていないんですよね。
あの地下室の戸は、元々分からないように隠されて改装されていたので、そのこと自体が悲劇なのではなくて、
むしろ神隠しに合うかのように、トマスに連れ去られてしまった、居なくなった我が子をいつまでも探し続けたことが悲劇であり心を動かされるポイントなのだと自分は考えています。

ラウラの夫の表情は、まさしくおっしゃったとおりだと思います。

ぼくはまったく霊感がなく、その類のものは信じていませんが、
妻は結構スピリチュアルなものが好きみたいでして。
普段は特にそれをどうこう言うでもなく、
お互いの思想の違いとして整理しているので、
おそらくわが家がこの映画のような状況になったら、
こういう結末が有り得そうだなと思って観てました。

妻と子は幸せでしょう、きっと。
でも、やっぱり父親は寂しいですよ。
愛する人を二人も失っちゃうんだから。

とらねこさん こんにちわ

これは気に入りましたねぇ。
お話も,雰囲気も役者も,テーマもみんな大好きです。

ところでSGAさんの主張ですが
私は彼に賛同してるんですよ。
あのドアがわからないように改装されてたので,そこはひっかかったのですが
DVDで何度か見直して,やっぱりあのカットバックのシーン,
ラウラが,物置の中の鉄の棒みたいなのを,
知らずにドアの前に押しつけてしまったシーンや
夜中にドンドンとドアを叩くような音がしたシーンとかから
あの部屋にシモンを導きいれたのは霊の仕業でも
シモンが出てこれなくなった原因を作ったのはラウラかと。
私はそう解釈しちゃいました。
とらねこさんのコメでちょっと自信がなくなってきましたが。
どちらにしてもあんなに近くにいたのに
見つけてあげれなかったのは切ないですよね。


こんにちは♪

ギレルモ・デル・トロは、最近の監督さんの中では一番のお気に入りで、
この作品と「ヘルボーイゴールデンアーミー」は今年のベストに
間違いなく入れる予定です。

「パンズ・ラビリンス」や「デビルズバックボーン」は
そんなに怖さは感じなかったので油断してたんですけど
こちらはけっこう怖かった記憶がshock

先月、地元の映画館で、デルトロフィルムマラソンという
ステキすぎるイベントをやってて、
私が行かずして誰が行く!というくらいの意気込みだったんですが
結局予定があって行かれず〜。うえーんcrying

ななさん、こんにちは。コメントとTBをありがとうございました。
この映画、すっごく怖かったです。
隣の席の女性は、まさに椅子から飛び上がっていました(笑)。
私も相当、ビビリましたが・・・。でも、
「ただのホラーと思わず、怖いのが苦手な人にも観て欲しい」という意見を信じて観て正解だったと思っています。
『デビルズ・バックボーン』は未見なんです。
でも、すっごく観たいな~。ホラーは苦手ですが・・・。
ではでは、また来ますね。

時空を越えた家族としての再会。
何となくそんな感じが漂うラストでしたね。

確かに幸せなラストなのか、それとも不幸なラストなのかと思いましたが、映画を余韻を思うとこれは幸せなラストだったと信じたくなりましたね。

クラムさん こんばんは!

女性客は大部分のひとが
おそらく母親としてのラウラに感情移入しながら観たと思いますが
クラムさんは父親に共感しながらの鑑賞だったのですね。
男性はきっと?現実主義のかたが多いので
そうなるでしょうか?
それにしても,やはり家族思いのクラムさんらしい感じ方ですね。
「アザーズ」も母子の物語でしたし
父親というのはいつも取り残される運命なのでしょうか・・・こういったお話の場合は。
ちょっと寂しいですね。

kenkoさん,こんばんは!

ギレルモ監督のファンなんですね!
私はファンというほど彼の作品を見てませんが
「デビルズ~」は大好きです。

>「パンズ・ラビリンス」や「デビルズバックボーン」は
>そんなに怖さは感じなかったので油断してたんですけど
>こちらはけっこう怖かった記憶が
ええ?わたしと逆ですね。
わたしは,これは全くちっとも全然怖くなかったんですよ。
トマスの幽霊も,ベニグナおばさんの死に顔も
「だるまさん転んだ」ゲームの幽霊も
シモンの変わり果てた姿も,ちっとも怖くなかった・・・。
ホラー慣れして感覚が麻痺してしまったのでしょうか。
だから平常心でドラマを楽しめた気がします。

ギレルモ監督のフィルムマラソンって,マニアックな感じですね!
行けなくって残念でしたね。

ななさん、再びこんにちは。
シツコくてすみません(笑)

彼は「要するに自分で死の原因を作っちゃったわけだよね、ヤッチャッタネーって」みたいな言い方をしていたので、その場に居た人の反感を買って、口々に「違う」「違う」言われてしまったのかも。でもななさんも彼に同意してるんですね。

>ラウラが,物置の中の鉄の棒みたいなのを,知らずにドアの前に押しつけてしまったシーンや

確かにこのシーンありましたよね、

>夜中にドンドンとドアを叩くような音がしたシーン

見ながら思ったんですけど、この時もまだ生きていて、叩いていたのがシモンだったら、なぜ声を上げなかったんでしょうね?
もしくは、気づいてもらえるまで何故叩かなかったんでしょうね?

要するに、どの時点で死んだか、ってことですよね。
連れ去られてもまだずっと生きていて、死因が餓死なら、確かにラウラが思わず置いてしまった衝立(ついたて)のせいかもしれないんですが、
そこで考えて欲しいのはラウラの死に方なんですよね。
彼らと一緒に居ることを選択してしまう、それだけで彼らに連れられてしまう訳ですよね?だから・・。
シモンの話に戻ると、シモンがどの時点で、何が原因で死んだのか描かれていないのは確かですが、餓死が原因ならしばらく何日間も生きていられる訳ですし、その間ずっと母親を許さず、命乞いもせずに静かに死んでいった、というよりは、一瞬でトマスの世界に連れ去られてしまったのだ、と考えました。

真紅さま こんばんは

>隣の席の女性は、まさに椅子から飛び上がっていました(笑)。
え?そんなに怖いシーンというのは
どのシーンですか?やっぱりベニグナさんの死に顔?
あそこは私は「なんであんな顔に・・・?」と
思わず画像を一時停止してじっくり観てしまいました。

「デビルズ・バックボーン」も私はそんなに怖くなかったですが
ホラーが苦手なら・・・ちょっとキツイ映像もあったかな?
でもストーリーはきっと真紅さまの好みのような気もしますわ。

にゃむばななさん いつもありがとうございます。

>時空を越えた家族としての再会。
そうですね,ラウラとシモンだけでなく
孤児院で一緒に過ごしたかつての仲間たちもまた
「家族」だったわけで。
そこにトマスも加わり,過去の因縁もみな浄化されて
ほんとにやっとみんな幸せになった・・・という感じでした。

とても印象に残る,哀しいけど美しいお話だったとおもいます。

とらねこさん またまたこんばんは

夜中にドンドン叩くシーンは
あのシモンの死体発見の際にラウラの意識の中にフラッシュバックされてたので
音をたてたのは閉じ込められたシモンだと思ったのですが
「ドンドン」だったか,「ガタッ!」だったかは確信がないです。

あと,シモンが餓死したんだと私が思ったわけは
シモンの遺体の様子です。白骨化はしてなかった状態で
ミイラのように骨と皮になってたから。
一瞬に亡くなったのならもっと肉付きのよい腐乱死体になるかと・・・
(お話がグロくなってきてどんどんネタばれもしてますが)
それにラウラの死因は確か絶望のあまりの服毒自殺じゃなかったですか?(薬を飲んでたような・・・)
そんなこんなで,私はそういう結論に落ち着いたわけですが
腑に落ちない点もあって,あのドアは隠ぺいされてたよなぁ・・・とか
ラウラはシモンに「ごめんね」って言ってなかったなぁ・・・とか
自分の仮説に納得のいかないところもあります。

まあ,それはさておいて,一番驚いたのは
とらねこさん,SGAさん本人とこの映画をご覧になったのですねー
映画好きのブロガーさんたちで一緒に鑑賞というのはうらやましいですね!
わたしは基本,映画はひとりで観たいクチですが
お友達ブロガーさんが近場にいれば,ぜひ一緒に観て盛り上がりたいですね~。
この映画のようにあとで解釈の違いが出ていろいろ議論をするのも楽しいかも。


どうもおお。
スペインの映画って、目にも眩しい鮮やかな色があったかと思うと、こういう思いっきりダークな映画があったり・・・。その辺のバラエティのおもしろさも、見どころですね。
で、これ。
やっぱりあたしは、怖いの・・・・・だめです。
後ろににゅーっと立たれたり、バタンと音がしたり、精神的に追い詰められていくと、マジにだめなんです。
そして、母の強い思いとともに、そこがネックになるあたりが、・・・締め付けられました。

ジェラルディン・チャップリン、年取りましたねぇ。
昔から細い人ですから、しわが目立っちゃいますが、最近はスペイン映画で見かけます。
なんといっても「ドクトル・ジバゴ」が印象的ですが(たぶん、デビュー作)、母親似なんですよね、この方は。
チャップリンのニュース映像なんかで、幼かったころのジェラルディンが、映ったりしてました。

sakuraiさん,こんばんは!
スペイン映画ってたしかにヴィヴィッドで元気なラブストーリーから
こんなダークなホラーまで,幅が広いですよね。
歴史も含めて,とっても魅力を感じるお国です。

今ではどんなヴィジュアルの幽霊をみてもちっとも動じなくなった私ですが
小学生のころ,「耳なし芳一」のお話を読んで
一晩眠れなかったことがありましたよー。
でも,あれも亡霊そのものが怖かったのではなくて
芳一がお経を書き忘れた「耳を亡霊にちぎられた」という点が怖かったのですが。

どうもわたしは幽霊より拷問みたいな「イタイ系」が怖くてだめです。

ジェラルディン・チャップリン・・・お年を召してミイラみたいになってしまいましたね。
そうそう,彼女の若いころはかわいらしかったです。
「ドクトル・ジバコ」の本妻さんの役・・・よく覚えてますよー。

真紅さんのとなりで観てたのは私かも知れません。

椅子から飛びあがりました…wobbly

ほんま、ホラー嫌いな私ですが、ただのホラーではないという言葉を信じて観て正解でした。

悲しいけど、救われる、癒される…なんとも言えない秀作でした◎

あなばななさん こんばんは!
これもソレイユで上映されてましたよね。
残念ながら私は行けなくてDVD鑑賞となりましたが
劇場で観ればかなり怖い作品ですよね。
ちなみに「パンズ~」はソレイユで観ましたが
3、4人しかいない劇場で怖さも倍増でした。
(わたしは「パンズ」は怖かった・・・ヴィタル将軍が怖かった・・・)

この「永遠のこどもたち」は途中どんなに怖くても,
ラストの癒しですべて帳消しになる・・・そんな気がする作品でした。
死後の世界は哀しいとは限らない・・ということは
生きていくうえでも救いになると感じました。

ななさ~ん、こんばんは!本作は、ぜひ観たいと思ってる映画です。「パンズ・ラビリンス」が衝撃だったので、そのギレルモ・デル・トロがプロデューサーを務めるなら、ハズレないですもんね!

>ジェラルディン・チャップリン
この方「サイレント・ヒル」にも出てましたよね、何もしてなくとも、不気味で怖いです(^^;)観たときのオドロキが大切なので、ご感想、我慢して今は拝読するのやめておきます。

今週末はできれば「ターミネーター4」を観てきます。「3」がかなりビミョーだっただけに、本作が非常に気になる~(笑)

JoJoさん こんばんは!

これは,私は怖いとは思わなかったのですが
世間の評判は「怖い」となってますので
ホラーが苦手の方にはお勧めできませんが
そうでもない方には,ぜひ観ていただきたい深い作品ですね。
とにかく,「パンズ~」のデルトロ監督が製作!というだけで
期待してしまうのは間違ってないと思いますよ。
同じ匂いのする,奥深いホラーとなっております。

週末はターミネーター4をご覧になるのですね!
ターミネーターシリーズは私も大好きです。
3は確かに・・・微妙でしたが
今作はベイルが出るので期待してしまいますよね!

ななさん、こんにちは~!
やっと見れました。映像や雰囲気は素敵だったんだけれど、やたら怖かったわ~。
でも、こういう品のある??ホラーは以外と大丈夫だった。
でも、一カ所だけ、あの車にひかれた女性の・・・は、ウギャッ!でした。劇場で見なくて良かった~

ラストだけれど、これはハッピーエンドともある意味取れるのかもな・・・って思ったんだけれども、私的には、それほど感動出来なかったかも・・・。
パンズ~のラストもそうだけれど、あの世について、その人がどういう風に思うか・・?っていうのも関係あるのかもしれないですね♪

latifaさん,こんばんは
お待ちしておりましたよー,感想を。

うんうん,「品のあるホラー」そんな感じですよね,まさに。

>一カ所だけ、あの車にひかれた女性の・・・は、ウギャッ!でした。劇場で見なくて良かった~
あはは,あれはデルトロ監督のちょっと悪趣味な面が出てましたよね。
製作だけを手掛けた彼が監督にアドバイスしたかどうかは知りませんが。

>あの世について、その人がどういう風に思うか・・?っていうのも関係あるのかもしれないですね♪
そうそう,来世を信じるかどうかにかかってきますよね,これは。
やっぱり命あってナンボのもんだと思う気持ちもありますよ。

スペイン人の世界って,その点,古くからの宗教観が根強くて
来世で幸せに・・・という価値観が浸透してるのでしょうかね。

今日,久々にこれをDVDで再見してみました。
そしてやっとシモンの本当の死因に気がつきました。

ラウラが間違ってあの部屋にシモンを閉じ込めてから,数日後に夜中にドンドンと叩く音が聞こえますが,あれは確かにシモンが開けて欲しいと中から叩く音でした。そして,そのあとにドサッと音がして静寂・・・。あのドサッという音は,シモンがその直後に地下室への長い階段から下に落下した音でした。
後にラウラが,地下室でシモンの遺体を見つけたとき,地下室へ降りる長い階段の木の手すりが一部壊れていて,ちょうどその下にシモンが倒れていて,ラウラがそのことに思い当ったシーン(カットバックで)がちゃんとありました。今までは見逃していたのですが。
落下した衝撃で死んだシモンは,だからそれ以降,ドアをたたき続けることもできなくて,ラウラも地下室に存在に気がつかなかったのでしょう。私は以前に,シモンはラウラに誤って閉じ込められて餓死したのかとコメントしていますが,閉じ込められたのは確かですが,餓死じゃなかったのですね・・・・。どちらにしても痛ましいです。

ななさん♪

本当に、ホラーでありながら深い感動を味わえる不思議な作品でしたね。 最後のラウラと子供たちの場面では悲しいけれど、でも、幸せでもある……泣きたいけれどほほ笑みたいような、なんともいえない気持ちを味わいました~。

ところで、今年もあと1日で終りですね。
来年も、またよろしくおつきあい下さ~い(^^)
どうぞよいお年を~♪

りらさん こんばんは~

この作品はバッドエンドとハッピーエンドが混在している
不思議な魅力のホラーでしたね。
こんな哀切ホラーは個人的に大好きです。
死を超えた世界も,信じているクチですし・・・。

私の方こそ
来年もまたよろしくお願いいたします。
よいお年を!

お邪魔します~♪
遊びに来てくれてアリガトウhappy01
ななさんは最近デニーロ作品を色々鑑賞されていますね~
私も友達に薦められて、最近避けていた『ディア・ハンター』(戦争物が苦手で・・・)と、気になっていた『俺たちは天使じゃない』を観ました。
やっぱりデニーロはいいよねぇ・・・

で、、、ノッキン~を借りたのですか?
私はとっくに感想を書いたのにアップがまだで、、、ななさんの方が先に記事をアップしたりして♪

ここのところ、各方面からオススメ映画がワンサカあって、感想が追いつかず。。。ミニコメントを思いつきました。毎月やる予定なので、また遊びに来てね!

さて、この映画ですが、、、ななさんはとても気に入られたようですね~
私は、
>母親として,こんな衝撃的で残酷な事実ってあるだろうか
ここ!!ここで身も世もなくなっちゃったの~
そんな悲劇ってアリ?って気持ちが沈みこんじゃった・・・
でも、美しい映画だったよね。世界観は素晴らしかったです。

由香さーん,こんばんは!

コメントありがとうございます。
最近は古い名作ばかり観ていて新作にはそんなに
食指が動かなくて困ってます。
(でも,この12日に「ホームズ」だけは観にいくわ~)
デ・ニーロさん,遅ればせながらすっかりハマってしまってます。
もちろん若いころの彼に・・・ですけど。
「ディア・ハンター」は大感動した作品です。

で,この「永遠のこどもたち」。
母子ものがバッドエンドに終わるのが苦手な由香さんには
とってもキツイ作品だろうなぁ,と思います。
これが苦手なら,キッドマンの「アザーズ」なんかもダメかな?
私も,この作品の悲劇性は凄く感じましたし
母親としては,これ以上の辛い体験はないでしょうね。
現世だけを考えるとそうなのですが
だからこそ来世で癒しを与えたこの物語には
不思議な慰めを感じました。
それに,この映画というか,
スペインホラーは概してそんなのが多いのですが
怖美しいというか,雰囲気がとても好きですね~。

ノッキン~はレンタルしてきていますが,まだ観てません。
今はパチーノの「スカーフェイス」を先に観てます。
「ノッキン~」はそのあとに・・・
ほんと,昔の名作って,観たいのがたくさんあって
目移りしちゃって最近夜更かしばかりしてます。

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