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2009年2月21日 (土)

チェンジリング

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ある日突然消えた息子。
5ヶ月後に帰ってきた彼は別人だった・・・・・。

1928年のロサンゼルスで実際に起きた,
ひとりの母の物語。

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さすがイーストウッド監督!と拍手したくなるような,重厚で安定した完成度の高い作品だった。子供を失ってもあきらめずに戦う母の物語,という点では,フォーガットンを少し思い出したが,こちらはもちろんSFネタではなく,ほぼ100パーセントに近いくらい事実に基づいているお話だ。

・・・・しかし,予告編から勝手にミステリーかと思っていたら,バリバリの社会派の作品だった。イーストウッドだから当たり前か。1928年当時,汚職にまみれていたロサンゼルス市警が,自分たちの無能さをカムフラージュするために,別人の少年をクリスティンに押しつけて,事件を解決しようとした,というもの。チェンジリング(替え玉)という題の通りだ。
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ロサンゼルス市警の卑劣なやり方は,にわかには信じられなくて,少しは脚色が入っているのかと思ったら,ほとんど事実で,劇中の登場人物も実名だそうだ。クリスティンを支え,腐敗しきった市警に対して,敢然と戦いを挑んだ熱血牧師グスタヴ・ブリーグレブ(ジョン・マルコヴィッチ)や,クリスティンの最大の敵となったJ・J・ジョーンズ警部など,事件の関係者はみな実在の人物なのだ。

アンジーが迫真の演技で見せたクリスティンの苦悩や,母親の強い愛情や執念。
ジョーンズ警部の狡猾さや非情さに中盤は文字とおりはらわたが煮えくりかえる思いになった。実話というけど,これ,ちゃんと勧善懲悪で終わるんだろうか??と最後までハラハラした。イーストウッド監督の作品はバッドエンドもあるからな~,と心配したが,大丈夫,そこはちゃんと「ザマ見ろ」と拍手喝采したくなる展開が終盤には待っていた。
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しかし,この物語,脚色をほとんどしてないのに,ストーリー自体がすごく面白いし,胸を打つものだった。事実は小説より奇なり,という言葉を思い出す。ロス市警の実態や,あきらめずに立ち向かったクリスティンたちの闘いや,この事件で明るみになった,連続殺人犯ゴードン・ノースコット事件など,どれも強烈に心に迫るものばかりで,155分間の上映時間中,一瞬たりとも集中力が途切れることはなかった。おそらくテンポや見せ方も上手いのだろうけれど。

・・・・・もっとも,ラスト近くになると,今にも終わりそうなのに,なかなか終わらない感じがしたけれど。(こちらも「いよいよウォルターが見つかったのか?」と場面が変わるたびに緊張した。)
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エレガントで気丈な母親を演じたアンジー。
素晴らしい演技だったが,私はやはり「めちゃ強い」アンジーが好きなので,この作品の中では,彼女が精神病院の医師に「くそったれ」と悪態をつくシーンと,刑務所でノースコットに詰めより「地獄に堕ちろ!」と言う場面の彼女が好き。わたしもあの場面では彼女と同じセリフを心の中で叫んでいたから。

しかし,アンジー,いくらなんでも痩せすぎのような気も・・・・。この作品では憔悴した感じを出したかったのかもしれないけど,顔もこれ以上痩せると,目と唇ばかり目立っちゃうよ~~。

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映画 た行」カテゴリの記事

コメント

観る者を圧倒する驚愕の事実を丹念に描いた秀作でした。
こうしたことが実際にあったこともさることながら、
ひょっとしたら時代の移ろいの中で忘れられていたかもしれないということに
大きな驚きを感じずにはいられません。

A.ジョリーについては、ななさんと逆で今回非常に好感が持てました。
様々な役柄が演じられることを改めて認識しました。

※TBが入らず、コメントだけで失礼させていただいております。申し訳ありません。

ななさんこんにちは

なかなかコメしにこられなくてごめんねー!

ほんと、いい映画でした〜
アカデミー賞ノミネートされてもいいのに。。。

アンジー、もともと厚い唇が当時の流行の赤口紅で
ますますすごいことになってましたね^^
本当これ以上痩せなきゃいいけど(笑)

わたしも昨夜観ました…。

泣きました…。

155分もあったなんて思えないほど…ストーリーに引き込まれましたね〜。あっという間でした。

ひと昔前はこんなことがホントに起きたんですね…

日本の警察も拷問して自白を強要してましたもんね…


息子への愛が世の中をも変えた…。

母の愛は偉大ですね〜。

クラムさん こんにちは
きっとアメリカでは知名度も高い事件だったのでしょうか?
それとも時代の流れとともに忘れられていた事件だったのかな?
まったく初めて知ったわれわれにとっては
警察の所業はとても衝撃的でした。

アンジーに関しては,私はアクションをする彼女の方が好きだというだけで
別に彼女を過小評価しているわけではありません。
これまでも,シリアスな作品にも意欲的に出ていた彼女ですが
あのナイスバディとシリアスドラマが
ちょっと似合わないような感じもしていたのですが
今作はしっくりと役にとけこんでいたように思えました。


migさん,こんにちは
これ,作品賞にはノミネートされてないのよね~
他のノミニー作品「ベンジャミン」しか見てないので何とも比べようがないけど
この「チェンジリング」もかなりの高水準ですよね。
観終わった後の満足感はなかなかのものがありました。

そうそう,アンジーがあれほどまっかっかの口紅つけているの
初めて観ましたが,当時流行ってたお化粧法だったのね。
ファッションもとってもフェミニンで可愛かったですね。

あなばななさん こんばんは
泣きましたか~~
私は泣きはしなかったけど,ずっしりと重い感動を覚えました。

>ひと昔前はこんなことがホントに起きたんですね…
よその国のお話とはいえ,ひどすぎますよね。
精神病院に入れられていた女性たちの場面では
怒り心頭になりましたよ。

クリスティンは「ただ息子を取り戻したかっただけ」と何度も言っていましたね。
母の愛はやはり偉大だなぁ・・・と思いました。

タバコの灰を用いたシーンなど、随所にクリント・イーストウッド監督の演出の巧さに唸ってしまうシーンが多い映画でした。
これほどの映画を何本も撮れるなんて、本当に偉大な監督だと思いましたよ。

この映画のアンジーの演技は素晴らしいと思います。
でも、個人的にカッコよくて美しいと思うのは...アクション映画のアンジーですね(笑)
この当時のメイクは、アンジーに似合わなかったかも〜(笑)

思ったより、怖かったです。
社会派のサスペンスでもありますが、も〜、ぎりぎりホラーに近かったです....。
ちゃんと「ザマ見ろ」と拍手喝采したくなる展開が、終盤には待っていましたが、母の気持ちとしては悲しくて切なかったですね。
イーストウッド監督って、凄いですね〜!

にゃむばななさん こんばんは!

>タバコの灰を用いたシーン・・・・
そうそう,捜査官が少年の自白に聞き入っているあのシーン。
煙草の灰を落とすのも忘れて
戦慄すべき話に没頭している感じがよく出ていました。
さすがイーストウッド監督ですね!
>これほどの映画を何本も撮れるなんて・・・・・
まさに天才監督ですね。彼の作品は絶対ハズレがないと確信しました。

ななさん、こんばんは!
ご無沙汰しておりました、、
時間がなくて映画が見れずブログもほったらかしで・・・
のんびり気ままなブログに変更しようかしら。笑
それにしても見応えありました。
イーストウッド作品はほんとハズレなしです。
警察が登場した時からずぅーと怒ってましたよ、私。
ゴードン・ノースコット事件はもっとびっくり。
アンジーの枯れ木のような足、子供より細かった・・
本国のポスター、恐すぎ、、、

あんさん,こんばんは
「母」アンジー,熱演でしたね。今までで最高の演技かも。
>この当時のメイクは、アンジーに似合わなかったかも〜(笑)
アンジーは顔立ちが派手だから,マスカラや赤い口紅はくどすぎるのかもね?
ヌードメイクが一番似合う女優さんかも。
でもこの時代はみんなあんなメイクだったのね。女性らしいといえばそうなんだけど。
>社会派のサスペンスでもありますが、も〜、ぎりぎりホラーに近かったです....。
精神病院の中のシーンや
あの農場の殺人鬼・・・・怖かったですねぇ。
映像だけでなく,精神的にも怖かったです。
心の闇や罪深さなんかを描かせたら,上手いんですよね・・・この監督。


ななさん、こんばんは♪
テンプレ色ぽ~~い^^今頃気がついて遅い?(^^ゞ

私も事実は小説よりも奇なりって思いました。。。
映画のために作られてストーリーと思えますよね。
実際に、こんなことが起こっていたなんて、信じられないし
恐ろしい(T^T)

最近は睡魔によく襲われる私ですが(^^ゞこの作品は
ななさんと同じで、私も『一瞬たりとも集中力が途切れる
ことはなかった』です!

結末は予想つかなかったですよね^^実話だし、この監督バッドエンド
多いですし(ーー;)最後まで気が抜けませんでした。

最後は、クリスティンにとって、あれで良かったのかなとも
思いながら、テロップの2行にグッときた私でした(T^T)

アイマックさん お久しぶり~
こちらこそお訪ねもしないでご無沙汰しておりました。
私も一時ブログを放棄していた時があるのよ~
あんまり忙しいと,PCに向かう気力もない日が続くよね。

で,この作品は素晴らしかったです。
>警察が登場した時からずぅーと怒ってましたよ、私。
わたしも!ていうか,劇場はほとんど女性ばかりだったんですけど
観客の怒りが充満してるのがヒシヒシと伝わってきました。
>ゴードン・ノースコット事件・・・・・
あれも怖すぎ・・・でも実話なんだよね。犯人役の俳優さん,犯人に似てた。
アンジーはウォンテッドでも痩せすぎ~と思ったけど
今回は輪をかけて痩せてたね。

ななさんこんばんわー!
おおー壁紙がシックに!ステキー^^

イーストウッド監督なので私も覚悟してたつもりでしたが、、
みんなムカつくわ理不尽だわで、中盤までしんどくてしんどくてしょうがなかったデス~(T_T)
そしてななさん同様、「このまま理不尽で終わったらどうしよう」って
すごい不安でした。報いがちゃんとあってほんとヨカッタですぅ~!
(熱があってもご覧になったななさん、す、すごいです。。体調だいじょぶですか・・?)
さらにクリスティンと一緒になって奇跡を願ったんですケド・・
あのラストの字幕がとても切なかったデス~

ななさん、こんにちは!
>アンジー,いくらなんでも痩せすぎのような気も・・・・。
この作品では憔悴した感じを出したかったのかもしれないけど,顔もこれ以上痩せると,目と唇ばかり目立っちゃうよ~~。

 ほんとにね・・。でもきっとあんなに沢山の子供抱えて、疲れてるんだろうな~と推察(^^ゞ 

サスペンスかと思いきや、思い切り社会派の作品でしたね~。

こんにちは!
アンジーはもともとスゴイメイクをする時が多いけど、今回のはインパクトありましたね~。
涙のシーンは目もととハンカチを思わず観てしまいました(^^;

私も啖呵切るシーンが好きです!カッコ良かったし、爽快でしたね!!

ひろちゃん,こんばんは
テンプレ,女っぽい~でしょ。本人に色気がないもんで
その反動か,こんなものばかり選んでしまう私。でへ。

このお話,「ええ~??Σ(゚д゚;),作り話でしょ~?」というような
ものすごいストーリーでしたね。
殺人犯が出てきたあたりから,ますます目が離せない展開に・・・
言っちゃ悪いけど・・・確かに悲惨な話なのに,お,面白すぎ。

>結末は予想つかなかったですよね^^実話だし、この監督バッドエンド多いですし・・・・
そうなのよね~,クリスティンのためにも,
絶対バットエンドだけはヤだなぁ,とはらはらしてしまいました。
イーストウッドのバットエンドといやぁ,「え?殺しちゃったのぉ?」と
絶句して終わったミリオンダラーベイビーがありますからね。
終わってみれば,半分ハッピーエンドで半分は切ない余韻が残った作品でした。
うーん,素晴らしかったです。

かいこさん,こんばんは

>みんなムカつくわ理不尽だわで、中盤までしんどくてしんどくて・・・
わかります~,その気持ち。
私の場合はしんどくはならなかったけど,
ムカついたあまり,興奮してしまいましたよ。血圧が上がったわ。
女性ならみーんなそう思いますよね。

これのあと,「マンマ・ミーア!」も観ようかと思っていたのですが
さすがにどんどん体調が悪くなるし(←バカ)
この作品の重い余韻を「マンマ」で壊したくなかったので
そのまま帰宅しました・・・・。

私も,なかなか終わらないラストに「これはもしかして・・・」
と奇跡の生還を期待したのですが,それはなかったですね。切ない・・・。


latifaさん こんばんは!
アンジー姐さん,もちっとふっくらしても十分お美しいと思います。
今の痩せかたは怖いっす。

>でもきっとあんなに沢山の子供抱えて、疲れてるんだろうな~
6人ですもんね~,ま,家政婦さんとかいるんでしょうけど
それでも大変ですよね。子煩悩な夫婦なのね~

イーストウッド御大の作品は,必ず重いテーマが入ってますよね。

たいむさん こんばんは
アンジーのメイクは今回は特に派手にしていましたね。
>涙のシーンは目もととハンカチを思わず観てしまいました(^^;
そうそう,それで泣くシーンも多かったので
「黒い涙とか流れないのかな・・・」と要らない心配をついしてしまいましたよ。

彼女の啖呵を切るシーン,かっこよかったね。
似合ってたし・・・。

こんにちは♪ TB、コメントありがとうございました☆

いや~グサッと来ましたわ・・・・
イーストウッド作品にはいつもいつもグサグサやられます(^^;)
ほんと仰るとおり、「事実は小説より奇なり」ですわね。

母親の立場としてはかなり辛い光景ばかり・・・
自分が留守の間に我が子がいなくなるなんて、
絶対自分を責めちゃいます。
それ程辛い思いをしてるのにあの仕打ち・・・・
途中本気でイライラしました。

色々と辛い場面もあり、涙、涙でしたが、アンジーの迫真の演技、
映画としての素晴らしさに感動しました。

こんばんは~

私も前半は、あまりにも理不尽な扱いに怒りが爆発しました。
あれが事実だとは信じがたいですよね。
どう考えてもそれはおかしいでしょう?と思うような事でも通っちゃうのですから、腐敗しきってたんですね当時のロス警察は。。。

でもちゃんと裁かれたし、最後はホッとしました。

アンジーはいい演技してたのに、アカデミー賞は残念でしたね。

ななさん、おはよーございます!
ワタシもこれ、サスペンスとかそういう類かと思っていたんですよー。そしたらびっくり!しかしさすがのイーストウッド監督でしたね。すごく引き込まれちゃった。
ふふふ☆アンジーの「くそったれ」やっぱり似合っていましたね☆
それにしても警察やら病院やら、憎たらしい人がいっぱいだったなー。

ななさ~ん、こんにちは! コメントとTBをありがとうございました。
レスが遅くなってごめんなさいね~。
さて。私も、「一体どうなるんだろう??」って最後のほうはハラドキでした。
ウォルターが見つかるのかどうなのか、気をもみましたよね~。
そして、アンジーの激やせぶり・・・。うんうん、思った思った。
彼女は、この映画の撮影前?にお母さんを亡くしたのかな?
それで一時期すんごく痩せてた記憶があります(涙)。
もうちょっとふっくらしてもいいよね~。
あの唇、素であんなに紅いのかな~とか思いながら観てました(笑)。
ではでは、また来ますね~。

nonさん,こんばんは
イーストウッド監督の作品はほんと痛いとこを鋭く突いてくるのが多くって
私はこれまで大好きな作品ってそんなにないのですよ~
強いて言えば「ミスティックリバー」が一番好きです。
でも,この「チェンジリング」は,それを超えて大好きな作品かも。
なんたって,これは女性に支持される作品だと思います。
「母性」を持つものとしては,クリスティンの苦悩に激しく共感し
ロス市警のやり口にわがことのように怒りを感じ
子供のために闘う主人公を応援せずにはいられないでしょうからね。
中だるみも一切なく,最後まで観客を惹きつけてやまない演出は見事でした。
アンジーの演技もまたおみごと!

ななさん、こんばんは♪
今回はTB成功で嬉しい~\(^o^)/

さてさて本作、私もイーストウッド×アンジーに拍手を贈りたい気分です。
同じく、上映時間中 一瞬たりとも集中力が途切れなかったもの...
クリスティンの表情も前半と後半では別人の様で
前を向いて歩きだした女(母)は強いなぁ~って思っちゃった。
やり切れない想いは否めないけど、
私は希望あるラストだと受け取りました。
沁み入る様なピアノ曲も良かったなぁ~
恐るべし監督&音楽家クリント・イーストウッド!
2人の少年の告白シーンは痛々しかったわ~(T_T)


にくきゅ~う★さん こんばんは!
ロス市警の言語道断ぶりはあきれるばかりでしたね。
>どう考えてもそれはおかしいでしょう?と思うような事でも通っちゃうのですから・・・・
そうそう,ストレスで背骨が縮む・・・・なんてことを医者ともあろうものが
恥ずかしげもなく言ってのけるのですからね~,開いた口がふさがりませんでした。
あそこまで徹底してやられたら,普通は抵抗するのも疲れて諦めてしまいがちですが
さすが,母の愛は偉大ですね。
>アンジーはいい演技してたのに、アカデミー賞は残念でしたね。
うーん,私は「愛を読むひと」よりこの作品の方が素晴らしいんじゃないかという気も・・・・
とはいえ,「愛を読むひと」は未見なんですけどね。(あの監督さんの作品,肌に合わないので)

きららさん,こんばんは!
これは傑作ですねー,
もっともイーストウッドの作品で駄作や凡作は,まず考えられないですけど。
>アンジーの「くそったれ」やっぱり似合っていましたね☆
でしょ?
アンジーはウルウル泣くより,啖呵を切ってる方が似合います。
凄みがあるのよね。
>それにしても警察やら病院やら、憎たらしい人がいっぱいだったなー。
一番憎たらしかったのは,私の場合あの「なりすまし」少年でした。


ななさん、こんにちは~

とっても濃厚な作品でしたね!
全然長さを感じず引き込まれましたが・・結構ヘビーだったのでキツかったです。特にあの犯人の犯行シーンとか・・想像するだけでどんなに怖い思いをしただろうかとか、裁判でそれを聞いた家族はどんな思いだったろうかとかj・・

アンジーは素晴らしかったですね!
ひしひしと気持ちが伝わってきて、思わずもらい泣きすることもしばしば。本当に当時の警察は頭にきちゃいます!

でも、元々はあのニセモノ!
一体どういうつもりだったんでしょ?
本人が言ったとおりだったとしても、孤児ならわからなくはないけれど、ちゃんと親もいるのに一体どうしてそんなことしたのかサッパリ。腹立たしくて~

アンジー細細でしたね~この役のためだったとしても痛々しかった。以前のようなゴージャスな身体が素敵だと思います。

真紅さま こんばんは
>ウォルターが見つかるのかどうなのか、気をもみましたよね~。
これがフィクションなら,逃げ出したウォルターと
ラストのラストで涙の再会になるのでしょうけど・・・・。
実話だから,勝手に変えるわけにいかないよね・・・・。
今にも吉報が舞い込みそうで,場面が変わるたびに期待してしまったのですが
現実はそう甘くなかったですね。
それでも生涯あきらめなかったというクリスティンからは
母親ならではの愛情や信念が感じられて切なかったです。
>彼女は、この映画の撮影前?にお母さんを亡くしたのかな?
ふーん,アンジー,そんなことがあったのね~
心痛から痩せてしまったのでしょうかね。


Anyさん こんばんは!
>今回はTB成功で嬉しい~\(^o^)/
やったね~o(*^▽^*)oいつもこうだといいんですけどね~
>さてさて本作、私もイーストウッド×アンジーに拍手を贈りたい気分です。
すぐれた作品ですよね。今年はアカデミーも傑作ぞろいで
この作品は賞を獲れなかったけど,普通なら作品賞や監督賞あげてもいいと思います。
後半からのアンジー,凛として素敵でしたね。
>沁み入る様なピアノ曲も良かったなぁ~
イーストウッドの音楽は,物語の邪魔をしないシンプルな美しさがありますね。
重厚さと繊細さを併せ持った偉大な監督さんですね。
二人の少年の告白・・・・
どちらも痛ましかったですね。
やはりミスティック・リバーを思い出してしまいました。

hitoさん こんばんは

>とっても濃厚な作品でしたね!
ダシも隠し味もしっかり効いた,深い味わいの作品でした。
ずしん!と心に残りますよね。
確かに殺人鬼の場面は観ていてかなりキツイものがありました。
あそこだけホラー作品のような怖さがありましたよ。
アメリカはああいう広大な土地に人里離れた農場なんかがあるから
あんな悲惨な犯罪も可能になりやすいのでしょうか?怖いですね。

>でも、元々はあのニセモノ!一体どういうつもりだったんでしょ?
継母のもとから家出してきたらしいですよ,あのニセモノ少年。
都会へ行きたかった,というのもあったらしいですけど
人の窮地を利用して,嘘をつきとおすなんて,子供らしくないふてぶてしさに
心底憎らしくなりました。


ななさん、こんばんは~。
「事実は小説より奇なり」 本当にそのとおりですよね。
で、事実っていうのは必ずしもハッピーエンドには終わらないことも多々あるわけで……。この映画も最後はどうなるんだろう。。。とハラハラしながら観てました~。最後はやりきれないながらも、希望も感じさせられたのがよかったです。

こんばんは♪コメントありがとうございました。

まさかここまでずっしり重い作品だったとは。見応えありましたね〜
長い上映時間だったけど、ちっとも飽きませんでした。
てゆーかめちゃめちゃ恐かった。。。
ほとんどホラー映画でしたよね

なんで今回アンジーなんだろう?と、なんとなくしっくりこなかったのだけど
観てみて納得。
エレガントで力強い母。
「くそったれ!」も「地獄におちろ!」も、アンジーだからこその凄みと気迫でした。

りらさん こんばんは!
>事実っていうのは必ずしもハッピーエンドには終わらないことも多々あるわけで……。
そうなんですよね。でもハッピーエンドになった実話の映画化の方が
バッドエンドの実話より多いでしょ,普通。
でもイーストウッド監督の場合はただのハッピーエンドにはまずならないので
心配してしまいました。
彼の作品のうちでは,まだハッピーな方かなあ・・・・
でもやっぱり手放しのハッピーエンドじゃなくて,切なかったですね。

kenkoさん,こんばんは
いやー,殺人鬼も誘拐事件も,そして警察の腐敗ぶりも
人間の罪の深さを思うと,暗澹とした気持になりますよね。
そういった意味では確かに「怖い」作品でした。
いかにもイーストウッドさんらしい・・・・。

この役は,実生活でも6人の子持ちの(ちと多すぎの気も)アンジーには適役でしたね。
子を思う一途な母の表情に惹きつけられました。
アンジーの持ち味である「強さ」もしっかり表現できていてよかったです。


こんばんは、ホーギーです。
いつもご丁寧なコメント&応援クリックを頂き、
どうもありがとうございます。

仰るとおり、この作品は、重厚で安定した実に
完成度の高い作品でしたね。
イーストウッドが巨匠といわれるのも分かりますよね。

そして、全身全霊で演じたアンジーの演技力の
高さには、感動しました。
私もオスカー受賞もあり得ると思ったのですが・・・。

それにしても、ほとんど脚色なしてここまで
感動作品にしてしまう、この映画のクオリティーの
高さにあらためて感心させられました。

久しぶりに素晴らしい社会派ドラマに出会えた
気がします。

ホーギーさん こんにちわ!
まったく,これは見事な作品だと思います!
>イーストウッドが巨匠といわれるのも分かりますよね。
私は彼の作品,みんな好きとは言い難いのですが
その完成度の高さには毎回唸るばかりです。

>全身全霊で演じたアンジーの演技力の高さには、感動しました。
シリアスドラマのアンジーは個人的にはイマイチに感じていたのですが
この作品のアンジーは文句なしに素晴らしかったですよね~。
私もアカデミーあげてほしかったなぁ。
ご主人のブラピの「ベンジャミン」もよかったのに
なかよく落選しちゃいましたよね。

>それにしても、ほとんど脚色なしてここまで
>感動作品にしてしまう、この映画のクオリティーの
>高さにあらためて感心させられました。
そうそう,実話そのものも大変面白いドラマ性をもったものでしたが
イーストウッド監督だからこそ,
これほどの感動作に仕上げることができたのでしょうね。

こんばんは!予告編だけだと母親が息子を探していくお話とみてとれるけれども、かなり社会派な映画でしたね。
この頃はまだ隣人同士が結託してみて見ぬふりなどしないよき時代だったのかもしれませんね。
クリスティン一人ではとても行動を起こせなかったでしょう。
明らかにおかしいことに対して、市民が団結していくのも痛快だったな。
わたしも最後までウォルターがどうなるのか?ハラハラしっぱなしでしたが、結構苦い結末でしたね。それでも希望が見えたと笑顔のクリスティン。心打たれました。

ななさん、こんにちは!

長尺でしたが、最後までグイグイと見せてくれる作品でした。
権力側に公正な裁きがおりたところは、喝采したくなりましたよね。
同じようなことは今も少なからずないとは言えません。
イーストウッドの反骨精神が見えた作品でした。

ななさん こんいちは~♪
これ、重ぉ~い作品でしたねぇ。
やっぱりイーストウッド作品はこうなるって分かってても、鑑賞後にズシーンときちゃいます!
でもね、同じズシーンときても『7つの贈り物』よりも、こちらのほうが好きです。
実話ですものね。
彼女の人生はこの後、どん底だったでしょうね。
心の奥に響きました。

ななさん、こんにちは~♪
その後お変わりありませんか?
私の方はバタバタでした。ご心配頂いていた義母が亡くなりまして、、、今でもボーっとしております。だけど映画は観ました(汗)

素晴らしい作品でしたね~
アカデミー賞の作品賞にノミネートされなかったのが不思議です。
アンジーも上手かったなぁ~チョイ痩せ過ぎでしたが(笑)
こんな事件が実際にあったなんて想像も出来ませんね。
怒りに震えながら見ていましたよ。それから、、、ウォルター坊やのことは悲しくて悲しくて、、、いい映画だったのですが、また見たいとは思えないなぁ~

やたら忙しい年度末ですね。
まったくもうです。今日、卒業式が終わり若干ゆっくりです。
でも、まだ最後のテストが残ってます・・・。がんばろ。

さて、この映画。
お見事でした。さすがイーストウッド。
こういった社会派の映画撮らせたら、天下一品ですね。
世の中の矛盾とか、やりきれないこととか、不正がまかり通ることとか、人の心の闇が生み出す悲劇。
こういうことが後を絶たないから、彼はメガホンを握り続けるのだと思います。
すべての役者が見事にはまってましたが、今回目を見張ったのは、子役の方たちでしたね。
時々、背中に何かが走りました。
彼の映画は、ぐいぐいと引き込まれていきますが、それが快感に思えます。

しゅぺる&こぼるさん,こんばんは

>かなり社会派な映画でしたね。
予告篇ではただのサスペンスものかと思っていたので
これほど深刻な社会派の作品とは意外でした。
でもイーストウッド監督だから,あたりまえなんですよね,これで。

>明らかにおかしいことに対して、市民が団結していくのも痛快だったな。
みんなふだんから腹にすえかねていたんでしょうね。
でも,楯突けば精神病院送りになりかねないのに
勇気あるな~!と特にあの牧師さんには感動しましたよ。

苦いラストでしたが,それでも信じ続け,探し続けた母の姿には心を打たれました。

はらやんさん,こんばんは!
>権力側に公正な裁きがおりたところは、喝采したくなりましたよね。
法廷でもみんな拍手喝采でしたね。
権力の前には正義が捻じ曲げられる,という事件は
時代や国が変わっても,形を変えて存在し続ける悪なのかもしれませんね。
そしてイーストウッド監督は,今後もそんな問題を告発するような
骨太な作品を撮り続けてくれそうですね。

なぎささん,こんばんは!
>イーストウッド作品はこうなるって分かってても、鑑賞後にズシーンときちゃいます!
うーん,そうなんですよね。
そして,また同じこととわかっていても,次回作も同じように観てしまう・・・
その作品が好みだろうがなかろうが,
クオリティの高さゆえ,スルーすることができないんですよね。

この作品はまだ,彼の他の作品に比べると観やすかったです。
母親の立場からみると,とても残酷な物語ではありますけど・・・。

由香さん こんばんは!
お義母さまが亡くなられて,大変でしたね。
身辺の方はまだまだ落ち着いてないのではないでしょうか?
一段落した頃にどっと疲れが出るかもしれませんので
くれぐれも気をつけてね・・・・
そして,こんなときこそ,暇を見つけてたまには映画でリフレッシュ!ですよね。
私の方も先週はずっと風邪で,夜は微熱が出ていましたが
まったく普段の生活をしていたので,なかなか治らずにいました。
先日あたりから,やっとそのしつこい風邪もいつのまにか抜けてくれたようです。

この「チェンジリング」,私も熱があっても観にいきました~
話題作だし,「母もの」って女性はヨワイですもんね。
>いい映画だったのですが、また見たいとは思えないなぁ~
うんうん,身につまされすぎちゃって,観ててとても「痛い」作品でもありましたからね。
その気持ちもよくわかりますよ。


sakuraiさん,こんばんは
もう卒業式終わりましたか~,高校は早いですもんね。
うちとこは小学校なので,この18日です。まだまだこれからが書き入れ時で
私は卒業学年担任ではないものの,それでも学年末はいろいろスケジュールに追われます。
毎日残業ばかりで,今月こそほんとうに「師走」ですよね。

>さすがイーストウッド。
>こういった社会派の映画撮らせたら、天下一品ですね。
そうそう,このジャンルで彼の右に出るものはいませんよね。
きっとこれからも彼なりの「告発映画」を撮り続けてくれることでしょう。
>今回目を見張ったのは、子役の方たちでしたね。
犯人の甥役の少年も,逃げ出して発見された少年役の子も
どちらも印象に残る素晴らしい演技で
感情移入しまくって切なかったです・・・・。


こんにちは~♪
またまたテンプレのイメージが変わりましたね~。

私はアンジーが「強い女」を演じている映画はあまり見ていないんですよね。
でも、この映画の演技は、彼女もなかなかやるな~って好感度が上がりました。
監督が彼女の母親の部分を上手く引き出してくれたんじゃないかな~?
そうそう、かなり痩せてましたよね。
しかも赤いルージュなので唇がいつも以上に目立つ!
アカデミー賞の時はいつもの綺麗なお顔だったので一安心しました。

そう、私もフォーガットンを思い出しました。
実際、話の設定は同じくらい嘘くさく・・・しかし仕上がりがこれほど見事なのはさすがですね。
ミステリで観客をリードしながら、社会派で落とす。
巨匠の見事な仕事を堪能した作品でした。

ミチさん こんばんは~
今回のテンプレはちと大人っぽいですね~,私としては。
たまにはこんなのもいいかな,と。

私はアンジーのアクションもの大好きなのですよ。
何しろ,彼女を初めて観たのが「トゥームレイダー」だったから。
第一印象っていつまでも引きずるんですよね~
今作の彼女は「あれ?・・・老けた?」と心配しましたが
オスカー授賞式の日の彼女はいつものゴージャスな彼女で
私もほっとしましたよ~~。

こんばんは。

>顔もこれ以上痩せると,目と唇ばかり目立っちゃうよ~~。

同感です(笑)。
それにしてもこの映画、
アンジーはもともと演技派だったということを思い起こさせてくれました。
なにせ『17歳のカルテ』の人。
病院のシーンでは若い日の彼女が頭をよぎりました。

ノラネコさん おはようございます。
やはりフォーガットンを思い出されましたか。
突然息子を奪われた母親の奮闘物語という点は同じですね。
>仕上がりがこれほど見事なのはさすがですね。
やはりそこは監督の差でしょうか。
>ミステリで観客をリードしながら、社会派で落とす。
そうですね~,そこらへん,巨匠の技が効いていましたね。


えいさん おはようございます。

そっか,アンジーはもともとは演技派でデビューしたのですね。
「17歳のカルテ」・・・思い出しました。
私はそれより前にアクション女優としての彼女の印象が定着していたのですが
たしかにあの作品も強烈な個性の入院患者の役でしたね。
これからもアクションだけでなく演技派の彼女も観てみたいです。

またまたこんばんは
おや? テンプレがまた可愛くなってますね

ななさんってイーストウッド作品好きそうですよね。イケメンは出てこないけど、暗くて重たいし・・・
でもただ暗いだけじゃなくて、どこかさわやかなところもあって、わたしも大好きです
特に『硫黄島からの手紙』と『ミリオンダラー・ベイビー』は好きです。『許されざる者』もいいですね

全体的に緊張感の途切れない映画でしたが、特にハラハラしたのはやはり精神病院のあたりでした
ボロを出すまいとうろたえる男どもより、あんな境遇にあっても自分を曲げないアンジーたちの方がよほど男らしかったです

ウソっていうのは、大抵上手にばれるようになってるんですよね。ミスを犯した時には、速攻で謝れる人間でありたいものです

SGAさん こんばんは~
アップされましたか!
>テンプレがまた可愛くなってますね
ココログの新作テンプレです~。可愛いので早速飛びついてしまいました。

イーストウッド作品は好き・・・とは微妙に違うけど
すごく感じるところがあるので必ず観ますねぇ。
たしかにイケメンでてきませんね・・・暗いですね。
私が今までで一番好きな彼の作品って「ミスティック・リバー」なんですよ。
・・・・あの限りなくダークでヘビィで救いのかけらもない物語。

>全体的に緊張感の途切れない映画でしたが、特にハラハラしたのはやはり精神病院のあたりでした
そうですねぇ,アンジーがどう切り抜けるのか気をもみましたね。
この物語は,牧師とか,正義感のある捜査官とか
善人の男性もたくさん出てきましたが,蹴っ飛ばしたくなるような
情けない,イヤな男も出てきましたね。
そうそう,仕事のミスはさっさと認めなきゃいけませんよ・・・
それより先にミスするなって・・・

ヤな奴、テンコ盛りでしたねぇー!
映画を見ながら「お前~~!」とつい口に出そうになっちゃったわ。
あの身代わりの子も、よくもまあ、あんな風にできたよね、腹立つ・・・!

でも終盤はななさんと同じ様に「正義は勝つのじゃぁ!」と自分の事のように誇らしい気持ちになりました。
イーストウッドの作品て重いものが多いですけど、
私は今のところ、この作品が一番好きかな。

コレ、辛かったです~~~。
実話ってことで、余計に・・・

もし自分だったらって思うと、苦しくて苦しくて・・・
あんな風に陥れられて、精神病院に入れられたら~負けてしまわないかな?と自分に置き換えて色々考えちゃった。
こんなに映画に喰ってかかりそうになったのは久しぶりだし(苦笑)

ラストはホッ半分。哀しみ半分。
でもバッドエンドではなくてよかったです。

ななさん、こんばんは!
いつもコメントありがとうございます!
イーストウッドは俳優として演じるよりやはり監督ですね。
私も一人息子の母親なので、このヒロインの気持ち、姿は身にしみました。時代が、時代ながらあのような事が起こるなんて、信じられないですよね?でもやはり母は強しで頑張ったヒロインに拍手を送りたいです。アンジーも良かったです。

こでまりさん,こんばんは!
いやー,こんなに悪役の俳優さんを心底憎たらしいと思った作品,久々ですわ。
>映画を見ながら「お前~~!」とつい口に出そうになっちゃったわ。
私も,何度こぶしを握り締めたことか!
>あの身代わりの子も、よくもまあ、あんな風にできたよね、腹立つ・・・!
往復ビンタをくらわしてやりたいようなガキでしたね。
後半の犠牲者の少年たちとは大違い・・・・

私もイーストウッド作品の中ではこれが一番好きですね!

マリーさん,こちらにもありがとう~
ほんと,母親である女性にとっては
やりきれないほどの怒りや悲しみを感じさせる作品でした。
悪い奴らに後半に報いが来たからまだ救われましたが・・・。
>精神病院に入れられたら~負けてしまわないかな?と自分に置き換えて色々考えちゃった・・・・
ほんとね~,私もきった負けてしまうだろうなぁ。
そう思うと,あらためてクリスティンの強さには脱帽しますね。

margotさん こんばんは!
イーストウッドはもちろん俳優としても素晴らしいですが
監督としての彼はもっと素晴らしい!
彼のような仕事ができるひとはいませんよね。
彼の年齢を考えると,ほんと驚嘆してしまいます。
子を持つ母の立場から見ると,ほんとに半端じゃない共感を感じますよね。
アンジーもきっとそんな思いで役に没頭したのでしょうね。

おはようございます!

やっと観賞してきました^^

実話だけあって、重く切なく悲しい映画でしたー(>_<)
こんなことが実際あったなんて、恐ろしくて身震いします。
わたしもななさんと同じで強いアンジーが好きなので、医師に悪態つくシーンなどが良かったです^^

そうか、痩せすぎだから唇ばかりが目立つのね・・・
あの真っ赤な唇が妙に印象に残ってしまって

みすずさん,こんばんは!

ねぇ~,実話とはとうてい信じがたい,ひどい話でしたよね。
警察があんなことをするんじゃ,何の救いもないですよね。
でも,敢然と立ち向かった人々もいたんだなぁ,という強い感動ももらえた物語でした。
アンジー,はっきりした目鼻立ちだから,痩せるとチャームポイントの
眼と唇ばかりが目に飛び込んできました。
唇が赤かったから余計に・・・・
でもルックスはともかく,キャラ的には今までで一番魅力的なアンジーに出会えたような気もします・・・
とは言え,「ウォンテッド」のカッコいいアンジー姐さんも捨てがたいですが。

こんばんは、なな さん。

衝撃的事実があったからこそ、一層光って見えた今回のアンジーの演技は実にすばらしかったです!
オスカーをあげかったな~と思いました。

イーストウッド監督の作品はあまり観ていないのですが、今回のこの映画を観て他にも観てみたくなりました。

まさに「事実は小説より奇なり」ですね。

ケビンさん,こんばんは
レスが遅れて申し訳ありません。
イーストウッド作品をご覧になってないとは意外な気もしますが
これを機会にご覧になって下さいねー
ラストの後味はよくないものが多いのですが
どれも重厚で,彼特有の反骨精神がうかがえるものが多いですね。
好き嫌いはともかく,傑作ぞろいなのは間違いないです,彼の作品は。
アンジーは十分オスカーものの演技だったし
この作品も賞が取れるほどの完成度だったと思います。

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