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2008年11月 1日 (土)

ブーリン家の姉妹

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ヘンリー8世の愛憎うずまく嫁遍歴は,「ヘンリー8世と6人の妻たち」という言葉でも有名だけど,その中でも特に知名度の高い(何しろ,王をしてバチカンに絶縁状を叩きつけさせた女性だから)アン・ブーリン。彼女の一族や,姉妹のことは今まであまり知らなかったけど。

あらすじ: 16世紀、イングランド国王ヘンリー8世(エリック・バナ)には男子の世継ぎがなかった。いら立つヘンリーが愛人を求めていることを知った、野心家のブーリン卿(マーク・ライアンス)は聡明な長女のアン(ナタリー・ポートマン)を愛人候補に仕立てる。だが王が目に留めたのは、結婚したばかりの気だての良い次女メアリー(スカーレット・ヨハンソン)だった。(シネマトゥデイ)
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いや~,スカーレットが演じる妹のメアリーが,最初から最後まで,めちゃくちゃ善いひとで,びっくりした。(スカーレットがそんなキャラを演じたから余計に・・・)
美しく才気あふれる姉のアンの陰になって,地味でつつましく,優しい女性メアリー。夫もいたのに,運命を受け入れて王を愛するようになるメアリー。・・・・しかし念願の男の子まで産んだのに,王の歓心は今度はフランス帰りのアンへと移ってしまうのだ。
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対するアン(ナタリー・ポートマン)は野心家で,したたか。自己愛の強い人物で,常に高い望みを抱くタイプ。父や叔父に「王の愛人になれ」と勧められたときから,既にその心に野心の炎をメラメラと燃やしていた彼女は,おとなしい妹を出し抜いて王の心を奪う時も,良心の呵責なぞ感じない。(このシーンはとっても彼女が憎たらしく見えた)

しかし,この物語で誰よりも腹がたった相手は,子供たちを政略の道具としてしか見ていない,姉妹の父親のブーリン卿と,叔父のトーマス・ハワードだ。姉妹の母,エリザベス(クリスティン・スコット・トーマス)も,最後にキレて夫をビンタし,「みんなあんたのせいよ!」と叔父(=自分の弟)を面罵していたけど。・・・・あのシーンは少しスカッとした。
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政略の道具として最初にアンに白羽の矢を立てたものの,図らずもメアリーの方が寵愛を受けるようになると,今度はメアリーを夫から引き離してまで(夫も哀れだったな~)王のもとに侍らせ,メアリーが妊娠して王とベットを共にできなくなると,今度はフランスに追いやっていたアンをピンチヒッターのように呼び戻す・・・・。おまけに姉妹の兄弟ジョージ(ジム・スタージェス)にも政略結婚を強いるし・・・。まったく,どこまで子供の人生を振り回すんじゃい!って感じだ。( ゚皿゚)キーッ!!

ラスベガスをぶっつぶせで,チャーミングな天才数学青年を演じていたジム・スタージェスに,重厚なコスチュームの時代劇はイマイチ似合ってなかったような・・・・・。それに,すごく哀れな最期を遂げるのもかわいそう。
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一方,もうひとり若手イケメンでは,エディ・レッドメインが,後にメアリーと結婚するシャイなスタフォード卿を演じていたが,こちらは中世のコスチュームがとっても似合っていた。イギリスの俳優さんって,やはりこういう衣装がよく似合う。

「明日はわが身」の裏切りや寵愛の座からの転落,明暗はそれこそクルクルと変わり,そんなどろどろした思惑の中で,この姉妹は,気の毒にも翻弄されているようにしか見えなかった。中盤はほんと憎たらしく思えるほど自信にあふれていたアンも,王子を産めず,罪びととして裁かれるようになったときに,哀れなほどうろたえ,取り乱した様を見せる。
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そして,やりたい放題で時には自己中にも見えるヘンリー王・・・・実際に,国王至上法などどいう都合のいい法律も作っちゃった御仁なのだが,この物語では,隙あらば「一族の娘を差し出して皇太子を産ませよう!」と陰謀をめぐらせている大勢の臣下にとっては国王もまた,一つの駒にしか見えてなかったりして・・・・。王のその時その時の妻に対する行動は,現代の私たちから見ると「許せん!」のだが,苦悩するエリック・バナの顔を観てると気の毒な気も・・・・。

それにしても,ヘンリーをエリック・バナが演じる必然性って・・・・???彼がハマっていたのって,他を威圧するような堂々とした体格のみじゃないかい?彼って,どうしても私の中では,トロイのときの理想的な夫ヘクトルのイメージがあるので,冷酷な役ってやってほしくない・・・・。

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せめてもの救いは,それまでの確執にも関わらず,姉妹のきずなが回復したことと,アンの娘,エリザベスの黄金時代をほのめかすラストかな・・・・。穏やかで多くを求めないけれど,芯の強いものをもったメアリーが,エリザベスを抱いて宮廷を去る時の毅然とした足取り。

・・・この作品,ヨハンソンは美味しい役だ~~~。彼女がいじらしく,またカッコよく見えるシーン,多かった!あ,でも原題が「ブーリン家のもうひとりの姉妹」だから,もともと彼女が主役なわけか!ある意味これは,歴史の表舞台に立たず,その存在をあまり知られてないメアリー・ブーリンの物語だろう。
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衣裳の豪華さには溜息がでたが,(絢爛・・・というのではなく,暗めの映像に合わせてシックな色遣い)メアリーとアンの娘時代の色違いのドレス・・・素敵だった~。

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コメント

>メアリーが,最初から最後まで,めちゃくちゃ善いひとで,びっくりした。
ここ、笑いました。
スカーレット・ヨハンソン、めちゃくちゃ美味しい役だと、私も思いましたよ!

なのに、エリック・バナは『トロイ』ですっごい良かったのに、こういう役やるんだ...と思いました、ぐすん。

こちらにもお邪魔を...
これは私の大好きなヨーロッパ宮廷もので、最近本は時間がなくほとんど読まないのですが読んじゃいました翻訳本。とても面白かったですよ!

ナタリー&スカーレットは役柄にぴったりで素晴らしかったですね。
悩むエリックは見たくありませんでしたが...私も「トロイ」の彼が大好きです!最後は哀れですが...
ジョージ役のジムより、メラニーの二番目の夫役のエディの方が古典似合ってましたとっても。
アンとメアリーは所詮姉妹。姉妹の絆と愛情も上手く描かれていたと思います。
昨日シネコンへ行ったらエレベーターの絵がこの映画の巨大ポスターで、また観たくなってきました。


 ななさん、こんにちわ~
 昨日「レッドクリフ」見ようと思ったらどこもチケット完売御礼で「ブーリン家・・」を見ましたが、中々面白かった、まるで昼メロのような泥々感を素晴らしい映像や建物、衣装などで見せてくれ・・・、そして古典的なキャラの正反対の姉妹、二人がイメージと逆な役柄を上手く演じてて楽しめました、展開も面白く満足できました。
 メラニーはほんとにずっと善い人だったのかな?(スカヨハなので余計裏がある気が・・・?)アンの最後の瞬間の後、顔を上げた後笑ってませんでした?本音はアンが大嫌い!だったとか?(まあアンは自業自得ですけど)エリック・バナ何か良かった~(外見が)役柄は微妙ですね、(男をあれだけじらすアンも悪魔ですね?)髭も似合うし・・・、「ミュンヘン」での彼も悩む役でしたね、「トロイ」の時はブラピ一筋でした・・・可愛そうなジョージを見たのは初でしたが「ラスベガス・・・」(未見)の人なんですね、
 歴史の勉強にもなったし?見て良かった映画でした~

こんにちは~~♪
原題って「ブーリン家のもうひとりの姉妹」だったのですか~。
それで、なんか納得しました!

スカちゃんが、愛に溢れる良い人って~観るまでは違和感あったんだけど~合ってましたね。
あの口元が~“いい人”っぽくて(笑)
ナタリーは常に、キリッと口元引き締めていたから“意思の強さ”を感じました。

エディくん、よかったですよね。
アンジーとマット・ディモンの息子役してた彼ですよね。
彼の繊細な顔立ちは、こういう歴史モノに合いますね。

ジムくん、可哀想だった・・・
私てっきり弟だと思ってた。兄だったのね?
彼も嫌な人と結婚させられたばかりに~不幸になっちゃって。。。
不憫だった。

エリック・バナは、こんなに いや~~な役だとは思わなかった。
実際の王はもっと非道な方だったようだし~描き方はまだ優しかったのかな・・・
せっかく産まれた我が子に対しての仕打ち(いつだって)には涙が出たわ~~~。

すぐにレビューも書けなくて・・・
だんだん思ったこと忘れてきてます。ダメだなぁ~物忘れ激しすぎだわ(汗)

あんさん,こちらにもありがとう!
スカ子さんは,ときどきこういうアクのない役をやりますね。
「真珠の首飾り」のグリート役とか。
ま・・・基本は蓮っ葉な役の方がハマる方かもしれませんが・・・
エリックはどうしても,善人としてのイメージがね~
それに,その方が似合うし・・・
だからといって,じゃあ誰ならヘンリーに似合うのか?といろいろ考えたけど
思い浮かびません~~。

margotさん こんにちは!
おお,翻訳本読まれましたか~
歴史ロマンス小説らしいですね。そういえばそういう展開でした!
私も読んでみたい~。この時代の英国って雰囲気がすごく好きなのよね。
王様,お妃さま,陰謀,ロマンス,お世継・・・どれもツボです。
スカーレットもナタリーも,キャリアは長いし,今まさに旬ですね。
どちらの演技にも見惚れてしまいました。
エリックもいいんですけどね・・・悪い王様って感じじゃないな・・・
>ジョージ役のジムより、メラニーの二番目の夫役のエディの方が古典似合ってましたとっても。
かれ,中世ルックにあいますね。飄々とした気弱なハンサムですが
こないだDVDで観た「美しすぎる母」で息子役やってました。
やっぱ,気弱な役でした。


イニスJrさん こんにちは
レッドクリフよりこちらを選んだのは,私も同じです。レッドクリフは,「前篇」というのを聞いた地点で観る意欲を失くしました(`ε´)・・・だって,完結しないんでしょ?DVDでもいいか~,なんて。
それに,トニーと金城さんが観たいだけで,三国志に何の思い入れもないので,同じ歴史ものならこっちの「ヘンリー8世とお妃」の方がずっと興味があったもんで。
絢爛豪華な昼メロといえばそうですね~。でも役者の演技と映像のおかげで,とても格調の高い昼メロになっていました。
>メラニーはほんとにずっと善い人だったのかな?
たぶん,この物語はずっとその設定で描かれていたと思いますよ~。でもスカヨハだから裏がありそう~っ( ̄ー+ ̄)ていうのも納得ですね。アンにあれだけの仕打ちを受ければ,実の姉妹でもかなり恨むとは思うんですけど・・・でも最後は国王,というか宮廷そのものが,姉妹にとって共通の敵のように思えたのではないでしょうか?
エリックは確かにルックスはこの役に似合っていましたが,キャラはねぇ~,彼はどこかしら翳があるので,暗い室内で悩む役には似合っているのかもしれませんが,女に振り回される彼は観たくないですね,個人的には。
>可愛そうなジョージを見たのは初でしたが「ラスベガス・・・」(未見)の人なんですね、
そうです。ジムくん,どう見ても現代っ子の顔立ちなので,中世コスチュームは??でした。「ラスベガス」のときはファッションも決まっていましたよ。もともととってもスタイルいいんです,彼。


マリーさん こんにちは!
そうなの,原題は「The Other Boleyn Girl」なのですよ。
メアリー・ブーリンは,実際はアンの姉かもしれなかったそうですって。ブーリン家はそんなに家柄じゃなかったので,正確な記述がないそうです。ただし,アンよりメアリーの方が実は美人だったそうです。
それと,姉妹の兄弟のジョージは,「兄弟」とあるので,兄だったか弟だったか(もしかしてアンとメアリーの間の年齢とか)わたしも知りませんが,生年がアンは1507年でジョージは1504年という説なので,やはり兄だと思います。でも,ジム君って童顔だし,実際の年もナタリーより若いでしょうし,兄には見えませんよね。劇中では「兄さん」って言ってたっけ??・・・確か裁判の場でアンが「兄に対する愛情は・・・」と言ってたような気もしますが記憶が確かじゃないな~~。
>エリック・バナは、こんなに いや~~な役だとは思わなかった。
そうよね~。ヘンリー8世だから,ある程度は仕方ないけど,私も子供に対する仕打ちにはむかつきましたよ。あの世でお妃たちに袋叩きに合うといいね~。
>エディくん、よかったですよね。
>アンジーとマット・ディモンの息子役してた彼ですよね。
そうそう,あの彼です。「エリザベス・ゴールデンエイジ」でも暗殺者の役(気弱)でした。
英国俳優らしくて繊細ですね。


おはようございます!
メアリー役のスカちゃん、意外といってはなんだけど、
きれいだったし、役にはまってましたね。
ブーリン家の姉妹というよりも、兄弟って感じで
父と叔父の野心に利用され、かわいそうでした。
嫌な女のアンだけど、最後は涙でたなあ。
ヘンリー王はとんでもない男だけど、エリック・バナが演じたせいか
かっこよかったわね^^;
ラスト、エリザベスとつながるところは感慨深いね・・・

ななさん、こんにちは!
いよいよ11月になりましたね~
そろそろ寒くなってきたので、寒がりな私はストーブを出しました。

さて、映画ですが、、、あの父親と叔父には腹が立ちましたね~
子どもを出世の道具としか考えていないなんて!!!
母親は父親と恋愛結婚したそうですが、アイツのどこが良かったんだ?!って思っちゃいました。

それにしてもなかなか見応えがある映画でしたね。
歴史物が好きな私は夢中になっちゃいました。
ちょっと大奥めいた物語でしたが、キャストも良かったし面白かったです。

こんにちは~

濃厚な姉妹のドロドロ劇でしたが、日本の意外に日本の大奥のような陰湿さはそう感じなかったです。何と言ってもヘンリー8世のコロコロ手玉に取られる様子に怒ってしまうやら呆れるやらで・・
もっと嫌悪感持ってしまってもよさそうなものですが、エリック・バナが演じてることで粘着質な嫌らしさはなかったですね~

とにかくジョージが気の毒で気の毒で・・泣けてしまいました。

時代の荒波に翻弄され続けた姉妹(+兄弟)の悲しい物語でした。
でも、皮肉なことにメアリーはその悲しみを経てひと回り大きく強い人間になったんですよね。

たとえば、この2人がもし現代に生きていたらと考えると、
やはりアンは大化けしたかもしれないけど、
メアリーは普通に慎ましやかに人生を刻んでいた確率が高いと思います。
まあ、それでも彼女は幸せだったであろうし、
どのような生き方にしろ、
自分で自由に選択できる点で、現代の方が遥かに恵まれているのは確かなようです。

どうもです。
苦悩してましたね、王様。
そこなんすよ、あたしが引っ掛かったのは。
あの王が、たかが女一人のために、苦悩しますかねえ。
子供産めないとポンと捨てて、別の女に目が移ればトンと首切るあの王様が、あんなに苦悩するとは思えないんですよ。

本は、会話がほとんどで、読みやすいのですが、時代小説・・という風ではないです。
3角関係、4角関係の愛憎物語っていう感じ。
時代小説の難しさですが、ホントのところ、中身はどうなんでしょうね。
読んでて、誤植が結構あるんですよ。それって、本としてどうなんだろうって。いまどきの本って、誤植が平気であるのですが、編集者はちゃんと読んでるのかと思ってしまいます。
劇的に描いたのは確かですが、ちょっと奇をてらったかなあとも感じました。

役者のうまさと、派手な話でとんとんと進みましたが、監督の手腕は未知数ですね。次の映画で真価が問われそうです。
あの衣装はあたしも目を見張りました。
はっきりした色のドレスに負けてませんでしたね、アン。
こういう役を凛としてやるナタリーを見直してます。

ななさん~こんにちは。
そうなのよねー、バナさんって悪人とか野心とか、そういうイメージが無いんだなあ・・・。善人顔っていうか・・・。

>スカーレットが演じる妹のメアリーが,最初から最後まで,めちゃくちゃ善いひとで,びっくりした。(スカーレットがそんなキャラを演じたから余計に・・・)
↑そうそう。私的には、スカーレットって、したたかな女性ってイメージが定着してしまってるから、従順とかそういうのをちゃんと演じているのを見ると、つい、笑っちゃうぜ~って(失礼(^^;))くふふ・・・。

いずれにしても、内容も解りやすかったし、衣装もキャストも豪華だし、かなり楽しめる映画でした☆

アイマックさん こんばんは
そうよねー,私もてっきりスカちゃんがアンの方かと思ってたわ。
でも,メアリーのような誠実で素直な女性の役もできるのね。
ナタリーは可愛い顔だけど,目つきとかは妖艶だし
「レオン」の子役のときから,一筋縄ではいかない役もハマる女優さんですね。
ブーリン家の子供たちはみんな可哀想ですよね。
先見の明があった母親がいても,所詮主導権を握るのは男性の時代だったのね~
エリック・バナ・・・なんでこの役にスカウトされたんだろ???

由香さん こんばんは
朝夕はけっこう寒くなりましたね~
私のうちはまだ暖房器具も出してませんが(四国だからあったかい?)
もう1週間くらいずっと風邪気味ではあります・・・。
今月はおまけに週末もみんな公私ともに行事続きで・・・
レッドクリフも観にいけないだろうし,これ1本のみ劇場鑑賞になりそう。
でも,これを選んでよかったわ~。ストーリーも雰囲気もキャストも
みんな大好きな作品でした!
ブーリン家の男ども・・・可哀想なジョージ以外はみんな酷い奴らで・・・
ほんと,母のエリザベスが夫をビンタしたときは「よっしゃ!」と
こぶしを握り締めてしまったのでありました・・・

コンバンハ♪
わは。やっぱりスカちゃんのイメージではなかったですよね。
でも嵌っていましたけど。
ドロドロの世界を描いた作品なのかと思っていたら、
エリザベスに続くし、姉妹もやっぱり姉妹というか仲直りして、、、よかったです。

↑全然関係ないですけど、
ななさんって四国だったのですねー。
こちらはもう寒いです(我が家だけ?)
いっぱい厚着してがんばっていまーす。

hitoさん こんばんは
格調高い歴史ものなのに,なぜか連ドラのような
面白い愛憎劇でありましたね。
でも多少の脚色はあるとはいえ,史実なのですから
この時代の英国って・・・波乱万丈ですよね。
ヘンリー8世は,ミスキャストでは?とも思いましたが
>エリック・バナが演じてることで粘着質な嫌らしさはなかったですね~
そうそう,王を完全な悪役の位置に置かない,という狙いで
バナを起用したのかもね。案外。
それにつけても,ジム君の演じたジョージは
どっから見ても哀れでした・・・。
あんな可愛い子,そんなに酷い目にあわせないでほしかったな・・・。

クラムさん こんばんは
対照的な性格の姉妹でしたね~
派手な成功はしなくても,確かな幸せをつかむのは
やはりメアリーのような生き方だと思います。
アンは時代を現代に置き換えても,
やっぱり出世欲や自己顕示欲を満足させるような生き方を選んだことでしょう。
>自分で自由に選択できる点で、現代の方が遥かに恵まれているのは確かなようです。
そうですね。現代は現代ならではの苦難も確かにありますが
自分の行動や進路は,少なくとも自分に決定権があるので
その点は幸せですよね。

sakuraiさん こんばんは
ヘンリー王,この作品中では,けっこう悩むし,
周囲の思惑に振り回されているような感じに描かれてましたが
実際のヘンリーはそんなヤワな王様じゃなかったはずだと,私も思いますよ。
>子供産めないとポンと捨てて、別の女に目が移ればトンと首切るあの王様・・・
そうそう,別名「青髭王」ですもんね,彼は。
バナじゃなくて,もっと悪役っぽい俳優さんが演じてたら
きっと受ける感じは違ったかな~?

>役者のうまさと、派手な話でとんとんと進みましたが、監督の手腕は未知数ですね。
うんうん,私は初めて観たしー,彼の作品。
このストーリーなら,工夫しなくても面白いものが撮れるし
役者はみんな達者揃いですから,成功して当然の作品かもしれません。
確かに次作で真価が問われますね~~。


latifaさん こんばんは
エリックの「悪い王様」役とスカちゃんの「よい子」役は
どちらも「キャラじゃねぇ~( ̄▽ ̄)」ですよね。
・・・でもさすがにどっちもソツなくこなしていましたね。
もっと冗長かな?とか人物関係が混乱するかな??と
心配してましたが,杞憂でした。ほんと,わかりやすかったです。
風邪気味であまり体調良くなかったのですが
それでも睡魔に襲われることが一瞬もなかったですからね~~。
ラストもしっかり余韻があったし・・・
全体的に,とってもよくできた作品ですよね!

ななさん、こんにちは~♪
TB・コメントありがとうございます^^
昨夜は日記アップして、疲れ果て(笑)
どちらへもお邪魔していなかったので、
コメント嬉しかったです(*^o^*)

さて、ななさんも皆様も言われていますが、
スカちゃん、良かったですよね(^_-)-☆
おとなしいんだけど、カッコイイ!
本当に美味しい役どころだと思いました(笑)

ジム君は、かわいそうな役でした(T.T)
ラストの処刑シーンに涙しました(号泣)

エディってゴールデンエイジに出てた子だ~~
どこかで見た事あると思ってました。
(グッドシェパードにも出てたんだ(^^ゞ)
コスチュームが似合う俳優さんですよね^^

ナタリーも美しかった!エリックはヘンリー8世に
合わない(笑)だって~~プライベートが
いい人過ぎますもん(笑)

脚本、キャスト、音楽と私も満足の作品でした\(~o~)/

ななさん、風邪気味なの?ますます、
寒くなりますので、ひどくならないように、
ご自愛下さいね(^_-)-☆

ななさんこんばんわー!
ご訪問遅くなっちゃって申し訳ございません・・
最近仕事で首がまわってなくて^^;ハハ

そうそう、私もエリックがヘンリー8世は・・
ヘクトルのイメージがあります~
かっこよくていんですけどネ~真面目な感じが抜けなくてー
ヘンリー8世は白くてぶよぶよのイメージデス(ヒドい^^;)
でもそんな映画みたくないかも・・ぷぷ

英語が苦手な私は「The Other Boleyn Girl」の意味が分ってませんでした~
そっかそういう意味なんですネ!(ソコ?!^^;)

きららさん こんばんは
ほーんと,「マッチポイント」などのスカちゃんのイメージからすると
180度違う役でしたが,それはそれなりにハマッてました。
野心家のスカちゃんと,よい子のナタリー版でも見てみたい気はしますけど。
姉妹はやっぱり姉妹ですよね~。血は水よりも濃いですから。

>ななさんって四国だったのですねー。
そうなんです!南国ですから,まだ炬燵も出してないおうちが多いですよ。
冬はあったかいけど夏の暑さは耐えがたいですよ~。

ひろちゃん こんばんは
いろんな点で見ごたえのある素晴らしい作品でしたね。
スカ子さんは,ほんと美味しい役でした。
道徳のお手本にされそうなタイプですね。良妻賢母タイプ・・・
似合ってないと思いきや,見ようによっては地味なスカちゃんの顔が
なかなか役柄にぴったりでしたね。
ジムくんはほんとに可哀想~
あんなことになるなんて~。彼はイマイチ,そんな運命のキャラには見えませんでした。
しかし,なんといっても一番似合ってなかったのはバナさんっでしょう!
そうそう,「いい人」に見えてしかたなかった・・・ヘンリーが。
そういうハナシじゃないのにね。
>エディってゴールデンエイジに出てた子だ~~
そばかすがちょっと私的には気になるけど,英国俳優らしい上品なイケメンですね。
どの役でも,ちょっとおどおどしてる感じのキャラですけど。

風邪はもう10日以上ひいてるかな?
夜になると「あ・・風邪の気分」というしんどさがあります。
ゆっくり休めるといいのですがね~、なかなかそうもいかなくて。
ご心配,ありがとう~o(_ _)oペコッ


かいこさん こんばんは!
かいこさんもお忙しいんですね~。
体こわさないように頑張ってくださいね。
エリック・バナ,ヘンリー役としては
カッコよすぎるし,「善い人」っていうイメージがありますよね。
でも,肖像画によく似たヘンリー8世なんか
確かに誰も観たくはないですよね~ `;:゙;`;・(゚ε゚ )ブッ!!
エリックだったからこそ,スカちゃんにも愛されたんですよね~。
>「The Other Boleyn Girl」・・・・
歴史的には名が残っていないメアリーにスポットを当てて
アンの処刑の物語を描いている点が面白かったですよね!

何といっても、スカちゃんとナタリーの好演が光りました。
史実もきちんと分かりやすく描かれていたように思います。

↑ナタリーのレオン、見られたんですね!
この子役には、ぶっ飛びましたね。
子役で成功した女優は、なかなか成長してからが
難しいといわれてますが、ナタリーはお見事でした!

小米花さん こんばんは
>何といっても、スカちゃんとナタリーの好演が光りました。
そうですよね。二人とも,女優としては同じくらいの力加減で,うまくバランスも取れてました。全然似てない姉妹ですけど~( ̄▽ ̄)

ナタリーは子役のときから凄かったですね。
というか,「レオン」のときの彼女って,生涯で最高なんじゃないかと・・・
でも,成長してもやはり第1線で活躍する女優さんですから
消えていったたくさんの子役女優さんたちの中では
やっぱり光っていますよね~(一応スカちゃんも子役あがりですが)

ななさん、こんにちは! コメントとTBをありがとうございました。
体調を崩されているとのことですが、急に寒くなりましたからね。。
どうぞお大事に! ななさん、加油!←牛乳瓶に書きました、わかりますよね(笑)

さて。この映画、姉妹の衣裳がとってもよかったですよね~。
あの↑チャイナ服風のドレスとか・・。とってもかわいかった、色違いで。
私も小さい頃、姉妹でお揃いの服着てたの思い出しました。
スカ嬢は、ホントおいしい役でしたね。
ではでは、また来ます~。

スカちゃんのいい役、私もちょっとしっくりきませんでしたわ・・・
この逆の配役でもそれなりに面白いのでは?と思いました。

それにしてもあの父親には腹が立ちました。
斬首された子供達を見て何を思ったろう?
自分の事しか考えてない父親なんてねぇ。
ま、この時代の貴族はそれが普通だったんだろうから仕方のない事かもしれないけど・・・。
この時代を書いた本を探して読みたくなってきましたよぉ~~

こんにちわ。

≫冷酷な役ってやってほしくない・・・・。

そうそう!!
私、エリック・バナってとても好きな俳優さんだったのですが、
ヘンリー⑧のおかげでちょいとイメージダウン(苦笑)。
お顔立ちや瞳がとっても温和で優しげなだけに、今回の役はなぜ~!?
って感じでしたけれど・・・何気にハマってましたわ(笑)。

ななさん、レオン完全版ご覧になったんですねー!
ナタポーは近年において、すっかりマチルダのイメージを払拭させ、
引き出しの多い女優さんになりましたよね。
この作品のアン役は彼女の代表的なキャラクターとなりそうな気が
します。それほどにとっても素晴らしかった^^

ななさん、こんばんは!
わたしも観てきました。そうそう、レッドクリフ<ブーリン家ですね、やっぱり。(笑)
すごくテンポがよすぎて、フランスに追い払ったアンが2ヶ月であんなに変るか?いや、全然変ってなくて、返って妙なじらし作戦とか身につけちゃってたりね。
結構突っ込みどころ満載なんですが、2大女優のうまさに突っ込みすら忘れ、ため息ばかり。
美しかったですね~~。わたしもおとんや叔父さんたちには腹が立ちましたよ。ここから壮大な女系国家が始まっていくんですよね。
「クィーン」まで合わせて観たら、そうとうこの辺りの歴史に詳しくなるかも。

真紅さま こんばんは
風邪の方は少しよくなりました。ありがとうございます。
>「加油!」わかりますとも~~o(*^▽^*)oありがとうございます。
それにしても,中国語って面白いですよね。確かに,元気づけには「加油」ですか~
「花蓮の夏」の未公開映像に「ミッション・インポッシブル」のポスターが映ってるシーンがありましたが
中国語の題が,まんま「不可能任務」で笑ってしまいました。
・・・あっと,こちらの映画の話。
スカちゃんとナタリーのお揃いの衣装(色違い)って素敵でした。
そうそう,チャイナ服っぽいのもよかったですね。
私も幼いころは母の手作りのワンピースを,姉とお揃いで着ていましたね~

ななさん、こんばんは。
わたしのところにコメント頂いてから、お伺いするのが遅くなってしまってすみません。

わたしもななさんと同じく、策略家の叔父と気弱な父親に腹がたちました!駒のように扱われる女性(身内なのになあ~)が哀れで…。
そして衣裳が良かったというのも同意です。アンとメアリーの色違いのおそろいのドレス、素敵ですよね。
だから駆け足気味になってしまったドラマ部分が惜しかったかな~。
ラストカットは小気味良かったです。『エリザベス』、また見たくなりました。

こでまりさん こんばんは
>この逆の配役でもそれなりに面白いのでは?と思いました。
そうそう,私もそう思いました。
スカちゃんもナタリーも,悪女も善女もどっちも演じることのできる女優さんだから
配役を取り換えても,また違った面白さがでるでしょうね。

>それにしてもあの父親には腹が立ちました。
奴もいっしょに斬首してほしかったです。
女房の平手打ちくらいじゃ生ぬるい!( ゚皿゚)キーッ!!
>この時代を書いた本を探して読みたくなってきましたよぉ~~
わたしも,この時代の陰鬱さと絢爛さが混じった雰囲気大好き!

睦月さん こんばんは
エリック・バナ,やっぱり似合ってませんよね~
>お顔立ちや瞳がとっても温和で優しげなだけに・・・・
うんうん,怒った顔はともかく「冷酷」顔は似合わないです,彼の場合。
一番のハマリ役は何といっても「トロイ」のヘクトルでしょう。
このヘンリー8世役は,悪役にもなりきれず(善人顔をついのぞかせてしまうからか?)
なんとなく中途半端にも思えました。
ナタリーは,「レオン」がすでに代表作のような気もしていましたが
成長してからの役では,このアン役が彼女の代表作となりそうですね~。

しゅべる&こぼるさん こんばんは

>すごくテンポがよすぎて、フランスに追い払ったアンが2ヶ月であんなに変るか?いや、全然変ってなくて・・・・
あははは,そうよね~2ヶ月の変身はいくらなんでも無理ですって。
そう,それに,別に変ってなかったですよね。前からあんな自己チューな感じでしたよ,アンは~
>2大女優のうまさに突っ込みすら忘れ、ため息ばかり。
展開も早かったし,ナタリーとスカーレットの演技合戦は華やかで
目を奪われっぱなしでした。
>ここから壮大な女系国家が始まっていくんですよね。
そうそう,そうでした!男どもがこんなんばっかしだからなのか?
エリザベス1世を皮切りに,ヴィクトリア女王,エリザベス2世と
英国の統治者は女傑ぞろいですよね。


ななさん、こんばんは!

影の悲劇のヒロイン、メアリー・ブーリンの物語でしたね。
(といいつつ、自分はブーリン家のことなど知りませんでした・・・)
スカちゃんは珍しく控え目でおとなしい役で
たまにこういう演技を見ると新鮮でした。
そしてナタリーは野心あふれる女性が妙に似合っていましたね。
すごい演技です!
こんな2人の共演がみられるなんてちょっとぜいたくな気分です。

でも、ジムくんが全く活躍していませんでしたね・・・
どちらかというと情けない感じで・・・(苦)

リュカさん こんばんは!
>策略家の叔父と気弱な父親・・・・
まったくもう!ですよね。凸(`Д´メ)
特に父親は,自分の血を分けた子供たちなのに
出世の道具としか見てないんですからね!ひどすぎます。
・・・当時は多かったケースなのかなぁ?
衣装は何気に豪華でしたね。暗い室内の場面が多かったけど
それがかえってレンブラントの絵のような抑えた格調高さを感じさせて・・・
男性の衣装もとっても素敵でしたね。
>だから駆け足気味になってしまったドラマ部分が惜しかったかな~。
後半は特にそう感じましたよね。だからメアリーの心の変化に
こっちがついていけなかったわ。
これを観てから「エリザベス」を観ると,ますます気持がスカッとしますね。

スワロさん こんばんは
スカちゃんとナタリー,ほんとに豪華な共演ですよね。
おまけに姉妹役で,あの衣裳で二人並ぶんですから
うっとりしてしまいました。
ジムくんはずっと画面には出ていたし
重要な役どころではあったのですが
いかんせん役柄が~~~。゜゜(´□`。)°゜。,
最初からなんだか好感の持てないキャラでしたが
おしまいにああいうことになるとはねー,トホホですわ。
「ラスベガス」の彼が好きだっただけに
ちょっと可哀想にも感じてしまいました。・・・・こんな役。

ななさん、こんばんは!

才気あふれて王妃にまで登ったアンが、嫡子を産めずにうろたえる様は哀れな感じもしました。
そうでなければ女性が生きにくい時代だったのでしょうね。
対照的な姉妹にナタリー・ポートマンとスカーレット・ヨハンソンのキャスティングはぴったりでした。
見た目の印象も対照的ですし、二人とも演技は上手ですから見応えありました。

はらやんさん こんばんは
>才気あふれて王妃にまで登ったアンが、嫡子を産めずにうろたえる様は哀れな感じもしました
皇太子の母になるかどうかで,その後の地位は雲泥の差だし
この国王のことだから,嫡子が産めないとすぐに捨てられそうですからね
彼女も死に物狂いにならざるを得なかったのでしょう。
ナタリーとスカーレット,確かに見た目も正反対のタイプですよね!
・・・・姉妹にみえないくらいに。

ななさん、こんばんは
こちらではマジメに(笑)

やはり全ての元凶は叔父さんでしょうか。ラストでその後について触れられてましたが、そのくだりこそじっくりと見たかった! 因果応報とはこのことですね

ジム・スタージェス演じてた彼は気の毒でしたが、いくらタイプじゃないとはいえ、奥さんにもう少し優しくしていたらああはならなかったんじゃないかと・・・ 同じことだったかな

ななさんが王様に同情的なのもわかります。彼、コンプレックスの塊みたいだったし、さぞや複雑な家庭環境だったのだろうと。ま、それで全て許されるってもんでもないですけどね

エリックさんは、『ミュンヘン』での轟々泣きながらのベッドシーンが印象的でした。というか、ちょっとひいた(笑)

SGAさん,こんばんは
>こちらではマジメに(笑)
あら~,おすが節でもよかったのに~,そんなにかしこまらなくっても・・・( ̄ー ̄)ニヤリ
いろいろ悪い奴はおりますが,やはり一番憎たらしいのは,あの叔父でございました・・・
>ラストでその後について触れられてましたが、そのくだりこそじっくりと見たかった!
>因果応報とはこのことですね
あの叔父の末路に関する記述がなければ,
この映画の評価は私の中でもっとダウンしていたかも。
ま~,それを映像で見せてくれれば,もっと溜飲は下がったことと思いますが。
ジム・スタージェス,確かにいくら嫌いといっても
妻と一度も肉体関係を結ばないのは,いくらなんでもひどいですよね。
妻にとっては屈辱の極みですよ~
ま,妻の密告がなくても,彼の運命はそう明るいものではなかったとは思いますが・・・

>エリックさんは、『ミュンヘン』での轟々泣きながらのベッドシーンが印象的でした。というか、ちょっとひいた(笑)
あはは,わたしもあの重厚な作品で,一番記憶に残ってるシーンが
あの鬼気迫るベットシーンだったりします~。・・・・怖すぎ。

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