MY FAVORITE BLOG

BBM関連写真集

  • 自分の中の感情に・・・
    ブロークバックマウンテンの名シーンの数々です。

« 欲望の翼 | トップページ | 殺人の追憶 »

2008年10月15日 (水)

ヒドゥン

Cap146_2
オーランド・ブルームじゃないですよ・・・この方はカイル・マクラクラン。これは20年も前の作品だけど,一時期,よくTVの洋画劇場で放送されていた,エイリアン系のB級映画の至宝crownとも言える作品。たしか,ビデオでもさんざんレンタルしたものだけど,最近DVDを見つけたのでつい購入してしまった。何年かぶりに観てみたら,やっぱりとってもおもしろかった。

97分という時間の中に, SF・ホラー・アクションのすべてが詰まっていて,息もつかせぬスピードで面白く,わかりやすく見せてくれる。冒頭からラストまで,とにかく見事に中だるみは全くナシ。
Cap122
これは,一言で言えば,
地球にやってきたエイリアン同士の死闘の物語

ある日突然,善良な人物が,殺人や強盗を行う凶悪犯に変貌するという事件が,ロスで発生。実はこれは,その人の体内に寄生した悪玉エイリアンの仕業。寄生された宿主(やどぬし)の身体が痛んだり死んだりすると,エイリアンは次の宿主へと移動し,再び犯罪を繰り返す。その悪玉エイリアンを追っかけて,同じく地球にやってきた善玉エイリアン。彼は故郷の星で,悪玉エイリアンに妻子を殺されたという因縁を持ち,FBIのロイド・ギャラガーと名乗る美青年(マクラクラン)の身体に寄生してロス市警に入り込み,ベック刑事(マイケル・ヌーリー)と一緒に事件の捜査に当たるのだが・・・・。
Cap120
これは,悪玉エイリアンが次の宿主に移っているところ。
口から口へって言うのがキモイ。このエイリアンを倒すには,この体外に出た「移動」の瞬間に,ロイド持参の武器(オカリナみたいな形状の)から出る特殊光線を浴びせるしかないのだけど,ロイドが駆け付けた時は既に次の宿主に移動していることが多いので,なかなか倒せないのだ。 

この悪玉エイリアン,フェラーリcarとロックnoteが好きで,寄生された宿主はフェラーリを次々に盗んだり,レコード店で殺人をしたりする。(追っかける善玉エイリアン=ロイドの車もポルシェだったけど)・・・エイリアンにも趣味と個性があるのが面白い。宿主もあるときはストリッパー,その次は犬,そして警官,政治家・・・と,リレー式にどんどん変わってゆくのがスリリング。
Cap004
魅力的なのが,善玉エイリアンが寄生したロイドのキャラ。
「実は地球人ではない」彼の,クールきわまる無表情。まるでエリートサラリーマンのようなスーツ姿で,髪の毛一筋も乱すことなく,常に冷静に敵を追う。めちゃめちゃ容姿端麗な彼の,全身から漂う「なんだか異質」な雰囲気がたまらない。
Cap127_2
そして,クールな彼がときたま見せる,微妙な感情が,これまたいいのだ。まるでマネキン人形のように無機質なロイドの顔に浮かぶ困惑,哀愁,憂鬱・・・といった表情。「地球人」の相棒ベック刑事との,最初の頃の,まったく噛み合わないやりとりの可笑しさや,次第に芽生えてゆく友情,ベックの家族を見て自分の亡き妻子に思いを馳せるところ・・・などなど。地球の習慣に慣れてない彼が,ベック家のディナーを食べるときの不慣れな様子や,発泡剤の飲み方がわからなかったシーンもなんだか可愛くて好きだ。
Cap150
ラストは,凶弾に倒れたベックの瀕死の身体に,自分の生命を吹き込むロイド・・・。続編を予想させるような終わり方で,実際これの続編はたしか製作されたと思うが,これほどヒットはしなかったと思う。(私は未見)

Cap147_2
いやはや,贅肉の全くない,完成度の高い面白い作品!
20年たった今見直しても,色あせないスリルが味わえるのはすごいと思う。

« 欲望の翼 | トップページ | 殺人の追憶 »

映画 は行」カテゴリの記事

コメント

ななさん、またなつかしい映画じゃないですか!
私もTVの洋画劇場でみました。おもしろかったよ。
カイル・マクラクラン、こうしてみると美青年だったんだなあ。
悪玉エイリアンがメタル好き、フェラーリ好きなところが笑えた。
マクラクランと刑事の友情もよかった。
これって続編があったのか!

マクラクラン、最近新作の映画(「旅するジーンズと19歳の旅立ち」)でみたよ
ちょい役だったけどさすがに年くった。笑

こんにちは~~~。

わあ~~本当に懐かしい映画です(笑)。
完成度の高い、見ごたえのある映画ですよね。
でも私はマクラクラン(舌を噛みそうになるなる名前なんですよねえ・・・)の顔がそんなに好きではないので、他の好きな俳優に演じてもらえたらもっとよかったかも。
まあちょっとすっとぼけた、人間離れした感じがよく出ていて面白かったですけど。

私も続編は知らないです~~~。
誰が出ていたんだろう???気になる・・・。

アイマックさん 懐かしいでしょ~
これ,淀川長治さんが絶賛されてたような・・・
大好きなんですよ。私はこれで,B級ホラーに開眼したかも。
マクラクラン,白皙の美青年でしたよ。
これの彼しか知らないけど,なんだか人間でないような雰囲気がよかったわ。
年取ってからはとんとお目にかかれなくなったけど
そうですか~,まだ出演してるのね~。
「ツイン・ピークス」あたりが花だったかな。
続編の「ヒドゥン2」は,TV映画として製作されたらしいけど
大コケしたようですよ。

dimさん こんばんは
コメントありがとうございます!
ほんとよくできてたのよね,これ。低予算映画なのに。
アヴォリアッツ国際ファンタスティック映画祭で
「ロボコップ」をおさえてグランプリを獲得したんですよ。
マクラクラン(ほんと舌を噛みそう・・・)のお顔,私は好みです。
あの美青年なんだけど天然・・・みたいな感じがこの作品では
ハマっていました。
続編は,スタッフもキャストもきっと第1作と共通点はなかったみたいですよ。
第1作で完結してた方がよかったね。


ななさん、こんばんわ~
 タイトル見て内容忘れたけれど、以前レンタルかTVで見たのを思い出しました、なかなか面白かったのは何となく覚えてますね、「スキャナーズ」等でD・クローネンバーグ好きだったのですが、この映画も何か同じ匂いだったような・・・最近こういう匂いの映画はないような・・・やはり80年代の匂いですね、
 マクラクランは「ツインピークス」でドキっとさせられました~、特に好きではないですが、でも美しい方だと思いますね。オーリー系も頷けるかも?最近ドラマ付いてますが、こういうホラー(B級)もやはりいいですね。ちなみに「ホステル2」も見てしまいました~「シャッター」や「おろち」も密かに見たかったんデス(笑)

イニスJrさん,こんばんは
この作品,TVでけっこう上映してくれたので,だいたいの方が目にしてらっしゃるんですよね~。最初見たときの衝撃が忘れられません・・・というか,私が観たSFホラーってこれが初めてだったような気がします。グロいエイリアン系は食わず嫌いだったのですが,これはとても面白くて,それ以降,「エイリアン」のような系統や,ゾンビ系とか,いろんなジャンルが見れるようになったのですよ~。・・・だからこれは記念すべき作品。
>最近こういう匂いの映画はないような・・・やはり80年代の匂いですね、
ですね~,CGも使ってないですし,なんだか懐かしい・・・80年代の匂いがします。
マクラクランさん,綺麗なお顔ですよね。演技の幅がそんなに広くないのか,捜査官みたいな役柄が多かったような・・・でもあのお顔好きです。
B級ホラーって好きですよ。(ところでA級ホラーってあるのか?)ちなみに一番好きなホラーは「リング」(ナオミ・ワッツの)です。日本のリング「貞子」版も好きですが・・・井戸から出てくるシーンが好き。あと,宗教系ホラー(オカルト?)も好きですね。オーメンやエクソシストのような。

おおぅっ!なんとこの作品のレビューにななさんちでお目にかかるとは・・・・
ちょっと意外。でも嬉しいっすね~~。
これはわたしも大好きですよ。
口からエイリアンだもんね。(笑)
無表情ながら、エイリアンをとり逃した時の悔しそうな顔とか細かい表情がいいんですよね。
カイル・マクラクランはこれとやっぱりクーパー捜査官でしょう!

この映画好きでした、という人はほとんど日曜洋画劇場で観たと思います。
淀川さんもお好きだったんでしょう。
悪玉エイリアンがヘヴィメタ大好き!なのがロック好きとしては憎めんかったです。
カイルさん後の「ツインピークス」でもFBIになってましたね。
ギャラガーは本当はアルハーブって名前でしたっけ?少しボケな所がおかしかった。
伏線がすぐわかっちゃったけど(火炎放射器みたいなの)オチは泣けましたです。

しゅぺる&こぼるさん こんばんは
おお~,しゅぺる&こぼるさんもこの作品の記事をアップしてらしたとは!
これ大好きなので,ブログ始めたときから,いつか記事にしようと思ってたのですが,みなさんきっと記事に書いてはおられないだろうからTBはないだろうなぁ~と思っておりましたのに~。思いがけないTB,とっても嬉しいですね~,ありがとうございます!
そうそう,「エイリアンの口うつし」ってあの当時は斬新に思えました。今こうして画像で見ると,このエイリアンけっこう可愛いですね,ドジョウみたい。
マクラクランのクーパー捜査官は「ツイン・ピークス」自体が難解に思えて,私はあまり見てないのが悔やまれます・・・。
 

garagieさん こんばんは
コメントありがとうございます~ヽ(´▽`)/
>この映画好きでした、という人はほとんど日曜洋画劇場で観たと思います。
そうですね~,淀川さんがえらく宣伝してくれてました。
淀川さんのオススメを聞くと,誰でも見たくなっちゃったと思います。
>ギャラガーは本当はアルハーブって名前でしたっけ?
そうそう,そんな名前でした。アルハーク・・だったかも。
カイルさんの「地球慣れしてない」ところが何気におかしくて・・・。
無表情でボケをかますので余計に可笑しかったです。
最後はちょっとうるっと来ちゃいましたよね。


こんばんは、はじめまして。
MOVIE-DICの白くじらと申します。
コメント&トラックバックありがとうございました。
こちらからもかけさせていただきました。

私もこの映画は大好きで、映画館で観たのでパンフもあります。
ここから派生するエイリアンものの作品はかなりの数にのぼるのではないでしょうか。
エイリアンとの戦いもいいのですが、やっぱりマクラクランの存在が大きかったですね。ちょっとした何気ないしぐさは、エイリアンならではで、結構スルーしそうなシーンにもいろいろとこだわりがありますよね。あ、敵エイリアン側もフェラーリや音楽などきちんとこだわりを持って設定されているところも凄いです。
全然B級じゃないと思っています。(^^)

彼の出演作品では「デューン」もよかったですよ。

(o^-^o)白くじらさん いらっしゃいませ!new
おお,劇場でご覧になったのですか!それはまたうらやましい・・・

>ここから派生するエイリアンものの作品はかなりの数にのぼるのではないでしょうか。
そうですね,これって元祖エイリアンものって感じですよね。
マクラクランの存在がまた,この作品をヒットさせたと思います。
>ちょっとした何気ないしぐさは、エイリアンならではで、結構スルーしそうなシーンにもいろいろとこだわりがありますよね。
マクラクランばっかし追いかけて観ていると,画面の端っこにいても
ちゃんと「地球に不慣れ」だという滑稽な仕草や行動を
さりげな~くやらかしてくれていますよね。
敵のエイリアンも,あんなナマズみたいな見かけなのに
ちゃんと個性や嗜好がはっきりしていて,面白かったです。


コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/447026/24471019

この記事へのトラックバック一覧です: ヒドゥン:

» ヒドゥン [愛情いっぱい!家族ブロ!]
紀伊國屋書店 ヒドゥン ENTERTAINMENT COLLECTION SILVER 1987年に作られた作品。 これ、ジャンル分けむずかしいです。 刑事モノとしてもよし。 SFとしてもよし。 アクションとしてもよし。 ホラーとしてもよし。 そして、、、、日曜洋画劇場もの!... [続きを読む]

« 欲望の翼 | トップページ | 殺人の追憶 »