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2008年7月14日 (月)

ヒトラーの贋札

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2008年 アカデミー賞 外国語映画賞受賞作品。ナチス・ドイツによる史上最大の贋札事件「ベルンハルト作戦」の秘められた真実を描いた衝撃のヒューマンドラマ。ナチスを題材にした作品は多々あるが,これは異色というか,これまで殆んど知られていなかった事柄を題材にしているので,とても興味深かった。

あらすじ: 1936年のドイツ、ベルリン。パスポートや紙幣など、あらゆる偽造を行うプロの贋作(がんさく)師サリー(カール・マルコヴィックス)。犯罪捜査局の捜査官ヘルツォーク(デーヴィト・シュトリーゾフ)に捕らえられた彼は、マウトハウゼン強制収容所に送られる。そこは犯罪者の送られる刑務所ではなく、ユダヤ人を対象にした収容所だった。(シネマトゥデイ)

とにかく,主人公サリーを初めとする,
登場人物たちの葛藤やジレンマが半端ではない。
Cap002
生き地獄の収容所の中で,生き延びるために,「贋札作り」という協力を求められるユダヤ人技術者たち。いや,協力を求められる,というようなものではなく,拒めば即殺される,という脅しに近い。

贋札作りが成功しなければ罰を受けるが,成功することはすなわち戦争を長引かせることであり,その分同胞たちが殺される・・・・,現に塀一枚隔てた向こうの世界では,毎日同胞たちが虫けらのようにいとも簡単に虐殺されているのだ。

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死と隣り合わせの極限状態の中で,
あからさまに試される,
それぞれの価値観や人間性。

いったい自分なら,この場合,どのような選択をするだろうか?・・・・この作品は,そういった問いを,観客に繰り返し問いかけてくる。

しかし,なんという酷い選択肢!
あのような,筆舌に尽くしがたい扱いを受け,いつ殺されてもおかしくない収容所暮らしを体験すれば,柔らかいベッドや,まともな食事の誘惑を退けることは,困難の極みだろう。そしてまた,たとえ危ない綱渡りのような贋札作りであっても,「少しでも長く生きながらえたい」という生存本能は,誰の心にもあるものだ。ましてや,長い収容所生活で,体も心もボロボロになって,良心も人間性もすっかり麻痺した状態であるとすれば,ナチスに逆らう気力など,残っていないだろうし・・・・。

Cap005

と同時に,苦しむ同胞を尻目に,敵に協力して自分だけが助かることへの後ろめたさや,どんな目にあわされても,息の根を止めることができない正義感を断固として持ち続ける者もまたいるわけで・・・・。

そんな反骨の精神を持ち,最後まで贋札作りを阻止しようとしたのが,印刷技師のブルガー(アウグスト・ディール)。仲間に,「お前のその正義感のせいで,みんな銃殺されるんだぞ!」と罵られながらも,最後の瞬間までその意志を曲げない。
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このブルガー役の俳優さん,どっかで観たことがあると気になっていたら,ダニエル・ブリュール主演の「青い棘のギュンター役のひとだった・・・・。どこか取り付かれたような,憔悴した雰囲気の俳優さんだ。

彼は主人公のサリーと,「贋札作りに協力するか否か」という点では,常に激しく対立する。サリーは,本来が贋作のプロという犯罪者であっただけに,正義感などでは動かない。仲間思いの,温かい心も持ち,いざという時には,十分に肝の据わった行動も取れるサリーだが,彼には「とにかく生き延びろ」という,実際的でしたたかな人生観がある。「蜂起して,心意気を見せよう」と言うブルガーに対し,「今日の銃殺より,明日のガス室がいい」と言い放つ。

サリー,ブルガー,その他のメンバーたち,そしてアメとムチを駆使して作戦の指揮を執るナチの将校たち・・・・それぞれの緊迫した思惑が交錯し,進んでいく物語から目が離せない。
Cap007

そして迎えた,唐突な作戦中止,操業停止の命令と,終戦,置き去り・・・・優遇されていたサリーたちと,収容所の一般の囚人たちとを隔てていた塀が崩された時,対峙した彼らの,互いを見つめる呆然とした表情が印象的だった。

骨と皮の同胞を前に,うなだれるサリーたちのメンバー。サリーたちの受けていた待遇のあとを,呆けた無表情で確かめる囚人たち。
どちらもナチスの被害者であることは変わりがない。

ベルンハルト作戦に加わったユダヤ人たち。彼ら一人ひとりが,どのような選択や感じ方をし,どのように苦しんだか・・・・またひとつ,ホロコーストの罪の大きさを世界に知らしめた作品だ。

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映画 は行」カテゴリの記事

コメント

ななさん、こんにちは~!
この映画、もしや私の今年のベスト映画10に、ギリギリ(この辺りが微妙なんだけど^^)入るかもしれない映画です。
全体的な雰囲気とか、内容とか、好みだったんです。

で、青い棘の写真が~~!私もね、見ながら、この人・・ってとっても気になっていたの。
ドイツの売れっ子俳優さんって、結構色々な他のドイツ映画にも登場してるから、そういう発見するのも楽しみだったりします。(あんまりドイツ映画ってそんなに本数見る機会がないし・・好きなんだけども☆)
TBさせて頂きました~届いてるかな・・。

latifaさん,こんばんは!
今回もTBばっちり届きました!

>全体的な雰囲気とか、内容とか、好みだったんです。
題材も面白かったけど,上手く作ってあるなぁ,と見せ方にも感心しました。
俳優さんがまたよくて・・・・。
サリーを演じた俳優さんの雰囲気や渋い演技も好きですが
アウグスト・ディールの,ちょっとやつれたような感じ,好きです。
「青い棘」でも,ダニエルより気になってました。
目つきとか,ポール・ベタニーにもちょっと似てるかも・・・
(ベタニーよりハンサムだけどね)
ドイツ映画の秀作が多く世界に紹介されるようになったので
ドイツの有名な俳優さんも知名度が上がってきましたね!


ななさん、どうもです。TB&コメントをありがとうございました。

ナチスの犠牲者…という意味では、ヘルツォークもある意味そうかもしれないですよね。終戦後のドイツ復興の険しい道のりを考えると、ナチスが歴史に与えた打撃はつくづく大きかったと思います。もちろん、ナチスによって虐殺されたユダヤ人や同性愛者たちなどの無念は消えることはありません。

出演者たちは皆素晴らしかったのですが、アウグスト・ディールは大熱演でしたね!!あの頼りなさそなお兄さんがねえ(笑)!もっとインターナショナルに活躍して欲しい役者さんですわ。

ななさん、こんにちは~♪
毎日暑いですね~

ナチス物は絶対に欠かさないワタクシです。
原作を先に読んでこの映画に臨みました。
原作は、映画で脇に回ったブルガーさんの著作です。
映画はサリーを主役にしたことで視点が変わって面白かったです。

「青い棘」の頃に比べてアウグスト・ディールがかなり老けていて愕然としました。
繊細な感じのする方ですし、もっといろんな作品で姿を見たいです~

ななさん、こんばんは。
TBとコメントいただいたのに遅くなりました~~。
とても見ごたえある作品でしたね。
わたしはアウグスト・ディールさんは初めて知りました。
この監督の前作「アナトミー」(ホラー!!)にも出ているそうで、そちらも観たいなと思ってます。
ヘルツォーク役の方は「厨房で逢いましょう」でも怪演してました。ドイツって役者さんたち個性派ぞろいですよね。

豆酢さん こんばんは

>ナチスの犠牲者…という意味では、ヘルツォークもある意味そうかもしれないですよね。
そうですね~,彼も根っからの悪人のようには見えなくて
あの時代にあの地位にいなかったら,ごく普通のよい家庭人よして
穏やかに生きていったかもしれませんよね。
憎むべきはやはりヒトラーなのでしょうね。
あのような,人間の尊厳をとことん踏みにじるような鬼畜な行いを二度と許してはいけませんよね。
一つの民族を抹殺しようと企むなんて,とんでもないことです。
アウグスト・ディール,オスカー受賞のこの作品で,知名度上がりましたね。


ミチさん こんばんは
ほんと,バテバテな暑さですねぇ。
おお,ヒトラーものは欠かさず・・・ですか?ミチさん。
私も実はそうで,けっこうB級でも,ホロコーストが題材なら
ためらわずレンタルしてしまいますね。
で,原作もご覧になったのですって。私も機会があれば読んでみたいです。
アウグスト・ディールさん,そんなに老けてました?
額が後退したせいでしょうかね・・・?
この方の雰囲気も,お顔もなかなか好みです。
他の出演作は「青い棘」しか見てなくて・・・。
あの作品,ストーリーはいまいちわけがわからんかったけど
彼の演じるギュンター青年の,ガラスのように鋭くてもろい雰囲気はよく覚えています。

ななさん、こんにちは。コメントとTBをありがとうございました!
当方からのTBもまた届いているといいのですが。。

さてこの映画、オスカー受賞の報を聞いて迷わず観に行きました。
大阪でも単館上映だったのですが、DVD化を機に多くの方に観ていただきたい作品ですね。
原作を書かれた方がまだご健在で、昨年来日されたということにも驚きました。
60年経っても、絶対に忘れてはならない史実ですね。
それを映画にしていくことに大きな意義があるのだと思います。
非常に見応えのある映画でした!
ではでは、また来ますね~。

しゅぺる&こぼるさん こんばんは

アウグスト・ディールさん,私も「青い棘」で観たのはもうずいぶん昔で・・・。
共演していたダニエル・ブリュールの方が有名になっちゃってますが
私は彼の方が印象的でした。その時は退廃的な感じの美青年でした。
で,この作品のブルガーを観てるうちに,もしや,「青い棘」のあの俳優さん(名前覚えてなかった)かな?とふと思いついて
調べてみたら,やはり彼でした。
「アナトミー」私も見てみようかな・・・。
ドイツの俳優さん,たしかにハリウッドにはない味わいがありますね。

私は、ナチもの~戦争もの苦手なので観るまで、とっても不安でした。
でも、こんなに重い内容なのに~結構サラリと見れてしまって驚きました。
かなりエンタメ性を意識してるように感じました。(冒頭やラストを見ても・・・)
何か(命)を守る為に、捨てなくてはならないもの(プライド)があるって痛感させられたりもして・・・

真紅さま こんばんは!
TBは,今回はダメだったみたいです・・ほんと,ムラがありますね~。
ところで,真紅さまは大阪人ですか~!なんとなく東京の方かと思ってましたが・・・
同じ関西人,ということで(私は四国ですが)なんだか嬉しいです。
さてさてこの映画,見どころはたくさんありましたが
なんといっても「そんな事実があったのか!」という思いが一番強かったですね。
おっしゃるとおり,映画化することによって,全世界に知らしめることに意義があるのでしょうね。

マリーさん,こんばんは
コメント,ありがとうございます。
確かにナチスものの割には,残酷描写もあっさりとしていて
軽やかなタンゴのBGMなどが,重苦しい印象を軽減していたように感じました。
ストーリーも,心理サスペンスのようなエンタメ性もあったかと。
>何か(命)を守る為に、捨てなくてはならないもの(プライド)があるって痛感させられたりもして・・・
そうそう,それそれ!そういうのもありなのかな?とか
人によって守るべきものの優先順位って違うんだな,とかいろいろ考えさせられました。

ななさん、TB貼りっぱなしでコメント遅くなり申し訳ありません。
それぞれ皆さんのコメントも読ませていただいていると、本作への思いは同じですね。
21世紀にはいってから、ドレスデンの悲劇を描いた映画といい本作といい、若い世代が、こうして自国の歴史と向き合い描いていることにも感銘(こんな言い方もおかしいですが)しました。

ななさん、こんにちは。
戦争とはなんとも理不尽なものですね。
そして自分の身を守るものは、自分しかいないというのが辛いです。
でも、この映画のラストは少し気持ち良かったです。
作りが重過ぎない戦争映画はちょっと楽ですね。

ななさん、お邪魔します~

こんなこともあったのねと、その新しい切り口にビックリした作品でした。
被害者であり、また自分の味方を苦しめているという過酷な環境で、人間らしく生き抜いていく主人公たちに共感してみました。

それにあまり悲惨なシーンがなかったので、少し救われた感じです。
ホロコーストは悲惨な事実としりつつ、年のせいかしんどいので・・・

こんにちは。
これは思ったほど重くない作品でしたね。
残虐な描写がすくなかったせいかな。
でもナチスがこんな作戦を実行していたなんて、全く知りませんでしたよ。
それにしても、この人たちは過酷な選択を迫られてましたね。
自分だったらどうするだろう・・・って考えると、やっぱり生き残る方を選択するかも。

最近のドイツ映画はなかなか見ごたえのあるものが多いので、ちょっと注目してます♪

シュエットさん こんにちは
本当に、昨今のドイツの新進監督の
自国の戦争を真摯に描こうとする姿勢には、まったく頭が下がりますね。
そのせいか、近年のドイツ映画は見ごたえのある秀作が多いです。
日本はもちろんのこと、ハリウッドも見習う点は多々ありますよね。

たいむさん こんにちは

人ごとのような意見だとお叱りをうけたとしても
「平和な時代,平和な国に生まれたことを感謝しなくちゃ」
と思ってしまいますね。
>自分の身を守るものは、自分しかいないというのが辛いです。
あの状況では,まさにそうでしたね。
それだけに,それぞれの価値観や生き様が問われもしましたね。
大切なのはやはり,「生き抜く強さ」でしょうか。


jesterさん,こんばんは
そうそう,こんなこともあったんだ~
すごくびっくりしたし,興味をひかれましたね。
それに,見せ方も上手で,飽きないテンポと程よい緊迫感で
とても見やすかったかな。
肉体的に過酷な状況ではなかったかもしれないけど
彼らは精神的には,異常で苛酷な状況の下に置かれていましたね。
その中であくまで希望を捨てずに,どう知恵を絞って生きるか・・・。
人間としての底力も見せてもらえた作品でした。

こでまりさん,こんばんは!
TB,ありがとうございました!
私も,ちらっと「贋札」のことは聞いたことがあるけど
まさか,ユダヤ人たちに作らせるような,
卑劣な作戦だとは知らなかったです。ひどいね~~
で,私も,もちろん迷わずに生き残る道を選びそうです・・・
とはいえ,サリーのような能力はないのですけどね・・・。
あっさり軽く仕上げている作品ですが
あとでけっこうジワジワきますね,これ。

ほんとに、なんというむごい選択肢!ですよね~。どちらにしても最後には殺されるのがわかってるし・・・。でも、やっぱり少しでも長く生きながらえる方にかけます、私も。
いつものホロコーストものとちょっと視点が違っていて、なかなか興味深くも見れた映画でした。
TB&コメント、どうもありがとうございました~♪

ななさん、こんにちは!

サリーが、自分が生きるということ、仲間が生きるということ、そして同胞たちが生きるということを、ぎりぎりの選択をしている緊張が伝わってきました。
志に殉じるという潔さではなく、あくまで生にこだわる生き方から彼の意志の強さが感じられました。

メルさん こんばんは
メルさんも「生き延びたい」派ですか~。
そうですよね。自分の家族が死んでたらどうかな~と
ちらりと思ったりもしましたが
やっぱり「生きていなきゃ何も始まらない」ですものね。

>いつものホロコーストものとちょっと視点が違っていて、なかなか興味深くも見れた映画でした。
いつもの直球のホロコーストも,見慣れると感動もマンネリするから
こんな変化球は新鮮でいいですよね。


はらやんさん こんばんは

サリーの生きざまは,かっこよかったです。
人生の裏も表も知り尽くしている人間にしか,できないこともあるんだと思わされました。いい意味で。

>志に殉じるという潔さではなく、あくまで生にこだわる生き方から彼の意志の強さが感じられました。

多くのユダヤ人が,生きる意志を奪われていった収容所の中で,「生き抜く」努力をやめなかった彼は,すごいですよね。

ななさん、こんにちは~
拙宅へのコメントをありがとうございました!
ななさんは新作を劇場でご覧になると思いこんでしまってましたが、この作品はDVDでご覧になってたのですね。
惨いシーンが少なかったし、ヒトラー自身の姿も出ては来ませんでしたが、怖さは伝わりましたよね。
戦争を、人間を、悪しき歴史を、考えさせられる作品でしたね。
こんな映画が作られなくても良い世界になるのは、無理なのでしょうか。悲しいですね。
作られた以上はしっかり観て、学んで行かなくてはと思うばかりです。
TBさせて頂きましたが届きましたでしょうか?

fizz♪さん,お久しぶりです
毎日暑いですね!
私は実はそんなに劇場へは行けないので
DVD鑑賞の方が多いのですよ~
月に1度行けたらいいほうで,行った時は2本くらいまとめて鑑賞しますが。

こんなミニシアター系の作品は,劇場でもやってないことも多くて・・・

>戦争を、人間を、悪しき歴史を、考えさせられる作品でしたね。
ほんとうに。ヒトラーの悪行は過去のものとなりましたが
同じようなことは大なり小なり,人間は繰り返していくのでしょうね。
ホロコーストの真実もまた,けして忘れてはいけないし
語られなかったことをこれからも正しく知っていきたいな,と思いました。


ななさん♪
ず~っと観たかったこの作品、私もようやく観ることができました。
重い話を想像していただけに、
映画としての面白さを孕んでいる作り方に感動しました。
アカデミー賞の外国映画賞を獲るだけのことはありますね。

アウグスト・ディールは私も『青い棘』で知りました。
他の作品も多く公開されると好いですね♪

ひらで~さん こんばんは
TB,コメントありがとうございました。
この作品はホロコーストものにもかかわらず
ほどよいエンタメ性も,心理サスペンスっぽい味付けもあって
とてもよくできていましたね。

アウグスト・ディールさんは好みです
繊細そうな俳優さん,好きなので・・・。
日本では知名度が低いので,今回のアカデミー賞で
世界的に顔が知られた感じで,嬉しいですね。

ななさん今晩は

TB送信してみたけど心配するみたいなのでコメントだけ
残しますね、この作品はナチスドイツを全く今までとは違う角度で
描かれて
いてこういうこともあったのかと勉強になりました。
いろいろと考えて実行してますね、実際に効果があったのか分からないけど
ラスト仲間のことを思いながら無気力に贋札を豪華に使い切っていく姿が
印象的でした。
ユダヤ人でありながら自らの才能によって助かった一例ですね

せつらさん こんばんは
これは,異色のナチもので
最後まで「どうなるんだろ??」と
面白く観ましたね。もちろん面白いだけでなく
いろいろ考えさせられる点も多かった作品ですが。
>ユダヤ人でありながら自らの才能によって助かった一例ですね
ほんと!こういうケースもあったんだな~って。
もしかしたら,他にもこんなエピソード,いっぱいあるかもね。
TBはごめんなさいね~,最近調子わるいのですよ~。

こんにちは!
ナチスドイツものといっても、残酷描写もあまりなく
趣がちがってみやすかったですね。
生と死のはざまで揺れる人間模様・・
しかし究極の選択肢ですな。
自分ならどっちを選ぶだろうと漠然と考えちゃうな。

アイマックさん こんばんは
>ナチスドイツものといっても、残酷描写もあまりなく
>趣がちがってみやすかったですね。
切り口が新鮮で,面白かったです。さすが外国語映画賞!
贋札つくりに関して,従う側もいろいろと意見が対立していた,というのが
考えさせられましたね。
>自分ならどっちを選ぶだろうと漠然と考えちゃうな。
私は「細く長く生きる」道を選びそう。
主義のために死ねないわ~


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