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2008年5月12日 (月)

アイマックさんバトン(本編)

            Fzak_013いつもお世話になっている
小部屋日記の
アイマックさん
から,
本のバトンをいただきました。

アイマックさん,いつもありがとう!

実は映画を観るのに負けないくらい,本好きの私です。
バトンの項目は・・・


→ 最近思う【本】
→ こんな【本】に感動!!!
→ 直観的な【本】
→ 好きな【本】
→ この世に【本】がなかったら

では,早速いってみましょう。


 最近思う【本

私の読書傾向ですが,映画のブログをやるようになってから,アレですね。映画の原作を好んで読むようになりました。映画鑑賞の後で原作を読むと,補足説明になったり,映画で脚色された部分がわかったり・・・・と楽しめます。映画も素晴らしいけど,原作も素晴らしかった・・・という作品も多いです。その代表は。
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シービスケット あるアメリカ競走馬の伝説
(ローラ・ヒレンブランド)ソニー・マガジンズ
ドキュメンタリーなんですが,そして長編ですが,映画に負けないスリルと感動,そして当時の騎手の苦労話とかに満ちています。主人公のシービスケットをめぐるエピソードも盛りだくさん。すごくシービスケットが愛おしくなりますよ。


こんな【本】に感動!!!

これは,たくさんあるけど,
昔からの一番の涙腺刺激小説は・・・
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レ・ミゼラブル (ユゴー) 
河出版世界文学全集

省略してないもののほうが,当時のフランスの世相が詳しくのっていて面白かったですね。ジャン・バルジャンが息を引き取るシーンは,いつも号泣してました(多感だった昔のことです・・・)


直観的な【本】

直観的というのが,またまたよくわからないけど,すりきれるほど読み込んだシリーズ,という解釈をさせていただくと・・・
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「赤毛のアン」全集 
(モンゴメリー著・村岡花子訳 講談社)
これは中学時代から,成人するまで何度も繰り返し楽しみましたね。講談社のこのシリーズが発行されてすぐのときで,一月に一冊ずつ,お小遣いで買って揃えた懐かしい全集です。

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このお方・・・・芥川龍之介の全集も読破しました。
彼の描く,やや狂気をはらんだ美しい世界が好きで(その文体も)全集をそろえたのは,卒論のテーマに彼を取り上げてしまったせいですが・・・。

好きな【本】

いちばん好きなジャンルは,なんといってもサスペンスだと思います。そして,犯罪のトリックや特異性をウリにしているものより,切ない「動機」がテーマであるものが好きですね~。人間って,悲しいものなのね~なんて,読後に絶望感や虚脱感に襲われるときが多いですけど。

日本のもので好きな作家の代表は
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「火車」などで有名な,宮部みゆきさん。
あと,「砂の器」「ゼロの焦点」松本清張さんとか・・・・。

海外ものでは,ウィリアム・アイリッシュ
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彼の文体は,独特の哀愁が漂って,なんともいえない味わいがあります。代表作は「幻の女」ですが,「裏窓」とか「ポワゾン」(アンジーとバンデラスの)とか映画化された作品もたくさんあります。あと,悪女とバッドエンドを描かせたら右にでるもののない,カトリーヌ・アルレー(代表作「わらの女」も好きです。


この世に【本】がなかったら

うーん,映画がなくなるより,辛いと思う。この世に本がなくなることは,まずありえないと思うので「本が読めなくなる環境におかれたら・・・?」と考えると,もうこれは退屈でしょうがないでしょうね。入院中に一度読書禁止の憂き目にあったことがありましたが,地獄のような一日でした。

小学生のときは,田舎道だったので,図書館で借りた本を読みながら歩いていましたね。(ばれてよく先生に怒られてました。)今では考えられない のどかさです。あと,夜中に布団かぶって本を読んだり・・・。

次にバトンを回す人は,まだ決めてません。
またそのうち個別にお願いにあがるかも。

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バトン」カテゴリの記事

コメント

こんばんは!
バトン、どうもありがとうございました!
ななさん、体調戻られたようでよかった!
暑かったり、寒かったり、風邪には気をつけないとね・・・

シービスケットの原作、読みたかったんですよ。
表紙はシービスケットなんですか?
競馬はやらないけど(笑)美しいお馬さんは好きです。

ななさんのセレクトみると、本格派な読書家ですねえ。
「赤毛のアン」はね、アンの村の人たちをプレゼントでもらって読みました。
松本清張は読んでた時期あったなあ。
「幻の女」って興味あるんだけど・・・

楽しく拝見しましたよ〜 私ももっと本を読まなくては!!
おつかれさまでした。

こんにちは!
TB&コメントありがとうございました。
ななさんと本の好みの傾向が似ているかも?!
嬉しいっ熱も下がりそうです(実は、ななさんとバトンタッチで風邪引いたらしい・笑)

『わらの女』、超~~~懐かしいですぅ~
アルレーの作品は面白いですよね~一時夢中になって読みました。
で、芥川を卒論のテーマにされたのですか?
私は若い時は芥川さんの作品を食わず嫌いしていましたが、ここ2~3年で何作か読みました。
面白くって、多くの作品のもとになったという『今昔物語集』も読んだりして(笑)これがまた面白かった♪

で・・・海外小説が大好きなわりには、アイリッシュの作品を読んでいないかもなんですぅ~ヤバイですよね~
ボチボチ読まなくちゃーだわ。
読む傾向が、推理物からホラー、猟奇的なもの・・・って片寄っているんですよね~

本はいいですよね~
琴線に触れる作品に一作でも多く触れたいですね

アイマックさん こんばんは!

おかげさまで,医者の抗生物質が効いたようです。
いつもさっさと医者に行かないので,よくこじらせてしまうのですよ(←馬鹿)

「シービスケット」は筆者がジャーナリストなのですが
とても読み応えがありました。事実は小説より奇なり・・・ですね。
そう,表紙の馬はシービスケット本人(本馬?)ですわ。

「幻の女」はサスペンス史に残る傑作です。アイリッシュはだいぶ昔の作家なので,
彼の作品を本屋さんで探すのは苦労しますが
この「幻の女」だけは,ハヤカワミステリなんかで置いてありますね。

昔は確かに本格的な読書家で,長編も読んでたのですが
最近は時間がなくて,ついつい短編集やイラストエッセイなどに手が伸びますね~~


由香さん,風邪をひかれたのですか~?それは大変。
わたしのをうつしちゃったかなぁ・・・?(どうやって!
でも,今はあちこちで流行ってるみたいです。
無理なさらないで,早く治してくださいね。

で,由香さんと本の好みも被ってるんですね~。
アルレーの書く「悪女」の世界って,独特の魅力(麻薬のようだわ)があるし
その悪女が破滅したりして,容赦が無いラストも,鳥肌がたつくらい個性的で好きでした。

芥川さんの世界も非現実的で美しくて醜くて,引き込まれますね。
私の卒論のテーマは「芥川の実母が彼の作品に与えた影響」だったと記憶していますが
何を書いたか,もう忘れてしまいました

アイリッシュの作品も,お読みになったら,きっと由香さんハマると思うわ。
「幻の女」が白眉ですけど,彼の作品は「黒衣の花嫁」とか
「喪服のランデヴー」とか復讐ものも多いし,読み始めたら止まりませんよ。
映画もですけど,本って,感情移入によって,自分ではない他の人生の疑似体験ができるような気がして大好きです。


ななさん、こんばんは~♪
バトンのお誘い、ありがとうございます!
長らく、読書から遠ざかっていた分、再開すると読みたいものだらけの毎日で、
時間がいくらあっても足りない!とまた思っている折も折、大喜びでいただいて参ります。
これって、いただいた方のお名前で繋ぐバトンでいいのですね。
では、「ななさんバトン」、いただいて行きます。
できあがったら、またお邪魔に来ますね。ありがとうございます。

悠雅さん こんばんは

バトン,受け取ってくださってありがとうございます!
そうそう,もらった相手の名前を入れるので,「ななさんバトン」になりますね。
悠雅さんのブログを拝見していると
かなりの読書家の雰囲気がただよっておりましたので
思い切ってお願いにあがってしまいました!
和書もたくさんお読みになっているようですね。
どんな作品を挙げられるか,とても楽しみです。
お忙しいと思うので,お暇なときにでも,ゆっくりアップしてくださいませ。

こんにちは
TB&コメント、ありがとうございました

さすが読書家のななさんだけあって、
様々なジャンルの本が挙げられていますね

今では「読書家」なんて言葉も死語になりつつある程、
本を読む子供が減ってしまったように感じます

子供に限らず、私もそうですが、
日常生活の中で本をじっくり読む機会が
めっきり減ってしまったような気がします

そうそう
最近では、新聞に掲載されていた
アンデルセン童話の「赤い靴」を読んだのですが、
子供の頃には分からなかった「赤い靴」の意味の深さが
ようやく分かった気がします

子供向けの物語であっても、侮れませんね

テクテクさん, こんばんは
映画感想のブログを立ち上げてる方は,同時に読書家であることも多いですよね。
文章を読むのも,書くのも苦にならないタイプというか・・・・。

最近の活字離れは,PCなどの普及の影響もあるのでしょうね。
でもね,実用的な漢字能力なんていうものは,本を読まないと培われないものですよね。
それと,ゆっくり読書ができた昔は,やっぱり時間がゆるやかに過ぎていた時代のような気もしまず。
忙しすぎるのですね,現代人・・・・。

アンデルセンの「赤い靴」・・・。少女時代に読んだ時には
カーレンが足を切った場面の印象が強くてねぇ・・・
今読み返してみると,あれは虚栄心を戒めた童話であったとわかるのですが・・・・。
創作童話のアンデルセンなどは,「醜いアヒルの子」など,実は深いテーマのものが多いですね!


ななさん、こんにちは。
遅くなりましたが、やっと記事をUPできました。
いつものことながら、ワケのわからん内容になってしまいましたが、
忘れていた本のことを思い出したり
、戸棚の隅から引っ張り出して改めて再読のきっかけになったりと
とっても上機嫌で楽しませていただいて、感謝感謝です。
どうもありがとうございました~♪

悠雅さん アップお疲れ様でした。早い!

読書家の悠雅さんだから,どの本を挙げるか
いろいろセレクトに悩まれたことと思います。

先ほどお邪魔して拝見してきましたが,読み応えのあるバトンですね。
映画もそうですが,本も愛読書には特に思い入れがあるもので
あれもこれも・・・と楽しく悩みながら記事を書いておられる悠雅さんの様子を
つい想像して,こちらも楽しくなってしまいました。
素敵なバトンをありがとうございました。

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