MY FAVORITE BLOG

BBM関連写真集

  • 自分の中の感情に・・・
    ブロークバックマウンテンの名シーンの数々です。

« エリザベス:ゴールデン・エイジ | トップページ | 傷だらけの男たち »

2008年2月20日 (水)

エディット・ピアフ ~愛の讃歌~

001
あまりにも有名な,シャンソンの名曲「バラ色の人生」と「愛の讃歌」はもちろん知っていたけど,ピアフの歌声を聴いたのは,実は初めてだった。

・・・・衝撃だった。
彼女の声の,まるで魂をふりしぼるような,力強さと,豊かさ。ややハスキーな声で,オペラ歌手のような美しい声ではないが,一度聴いたら決して忘れることができないほど,心の奥までずしんと響く声。そして歌うというよりは、全身全霊をこめて切々と訴える,というような感じの歌い方。

彼女のステージを体験したならきっと誰でも,その圧倒的な声に聞き惚れ,歌う姿や表情に見惚れ,歌詞にこめられた愛や人生への熱い思いに,深く心を揺さぶられるに違いない。


そして,この映画で語られた彼女の人生は,まさに幼少の時から,壮絶としか言いようのない,波乱に満ちたものだった。
Cap100
1915年にパリの下町に生まれたエディット。父は大道芸人,母はカフェの歌手。彼女は幼くして父方の祖母の営む売春宿に預けられる。失明の危機からの奇跡的な快復。父に連れられて体験したサーカスの一座での生活。彼女はまさに,社会の底辺の汚泥の中で生まれ育った,傷だらけの名もない花だったのだ。

幼少の時の暮らしで体験した娼婦との触れ合いや,根無し草のような生活は,後の彼女の奔放で情熱的で,刹那的な生き方に影響を与えたのかもしれない。ストリートシンガーとしてスタートした彼女がナイトクラブのオーナールイ・ルプレに見いだされ,その才能を認められて歌手デビューしてからも,幼い頃から彼女の一部になってしまったかのような悲劇は,終わることがなかった。
Cap105 繰り返される,愛するひととの突然の別れ。
祖母の娼館で自分を可愛がってくれたティティーヌとの別離。若くして産んだ娘の死。自分を見いだしてくれたルプレの死や,最愛の恋人マルセルの事故死・・・。

特にマルセルの死を知った場面の彼女の嘆きようは,すさまじいものを感じた。そのほかにも,殺人の容疑者にされたり、交通事故にあったり,モルヒネ中毒に苦しんだり,リウマチで歩くのさえ困難なほど身体がぼろぼろになったり・・・,まるで磁石のように,悲劇を引き寄せるピアフ。
Cap115 しかし,冒頭にあげた彼女の歌の魅力は,、彼女がこのような悲劇的な人生を体験したからこそ,生まれたものなのだろう。彼女の歌うバラードからは,人生の苦みや痛みを味わったものにしか出せない哀切な深みが感じられる。

音楽にしても,文学にしても,絵画にしても,およそ芸術というものは,表現者の人生を反映するもの。喪い,傷つき,それでも愛しつづけた彼女の歌う歌は,大地のような力強さと,魂をえぐるような痛々しさに満ちて,今も人々の心を魅了する。その奇跡のような歌声を聴いて,彼女の死後40年たっても彼女の歌が愛されているわけがよくわかった。

死の床で,走馬灯のように人生を振り返るシーン「後悔してないわ」という歌が背後に流れる。悲しみも,苦しみも,喜びもすべて受け入れた人生を謳いあげた歌詞に,目頭が熱くなる。歌うために生き,愛するために生きた,彼女の傷だらけの人生は,しかし何と美しいことか。

ピアフを演じたマリオン・コティヤールが素晴らしい。
10029634296_s
本当はセクシーな美人なのに,本物のピアフに似せて背中をまるめ,チョコチョコ歩き,口をへの字に結んでびっくりまなこ。その顔は,ちょっと犬の狆(ちん)に似てる。

そして迫力のある,ハスキーボイス。歌う台詞はもちろん吹き替えだが,息継ぎのタイミングまでパーフェクト。骨格から,身のこなしから,彼女のすべてが,まるで造形しなおしたかのように,,ピアフその人になりきっていた。それは,神業と言ってもよいくらいの偉業だったと思う。
Cap131
劇中のそこここに,散りばめられたピアフの名曲と,マリオンの演技を堪能するだけでも,この映画は十分に観る価値のある,素晴らしい作品だった。

« エリザベス:ゴールデン・エイジ | トップページ | 傷だらけの男たち »

映画 あ行」カテゴリの記事

コメント

こんばんは!
TB&コメントありがとうございました。
ななさんは堪能されたようですね~
いや~~~私はイマイチこの映画には引き込まれませんでした(汗)
ブログを始めてから、ますます自分の感性の偏りに気付かされ・・・途方に暮れておりますsad
マリオンの演技は凄い!!とは思ったのですが、どう~も品の無さに拒絶反応を・・・ああ!!ゴメンナサイ~そんな事を言ってしまってcoldsweats02

ところで、つかぬ事を伺いますが、ななさんはfc2ブログにアクセス出来ますか?私は昨日くらいからアクセスが出来なくなっちゃって・・・原因が分からずに困っております。どうもfc2だけ繋がらないんですぅ~私だけなのかな?PC新しいのに、、、もう不調かしら?

ななさま、こんにちは。コメントとTBをありがとうございました。
この映画、もうDVDになったのですね。早いな~。
マリオン嬢は長身の美女なのに、小柄なピアフを演じているところからして凄かったですね。
オスカーノミニーも納得の熱演でしたね。
子役の子が唄う『ラ・マルセイエーズ』もよかった・・・。あれはあの子が唄っていたのかな?
本国では大ヒットしたらしいですが、いい映画だったと私も思います。
ではでは、またです~。

 こんばんわ
 実は今日この映画と「ミス・ポター」の2本立てを年間パスポートで見てきたのです。
 良かったですね~、ピアフは名前と歌くらいは知ってるくらいで、あまり知らないですが、マリオンの熱演は見事にこちらに訴えてきました(似てるのか?たぶんそっくりなんでしょう?)もうピアフになりきってる?というかマリオンを捨ててましたよね、あの「
プロヴァンス・・・」の美人と別人でしたね、これはシャーリーズ・セロンの「モンスター」以来でしょうか?だからケイトの「エリザベス」もジュリー・クリスティーの作品も未見ですが、オスカーはマリオンでいいんじゃないですか?でもフランス人だからダメか~?でもそのくらい素晴らしかったですね。
 一番悲しかったのはやはりマルセルの突然の事故死ですね(ヒースを思い出しました、もう1本の「ミス・ポター」にも突然の死があってびっくりでした~)それにしても天才という名のつく人は少々我がままでないといい歌が歌えないんですね、まあその代償として人々を感動させてるんだなと、周りの人は大変だけど(レイ・チャールズの「レイ」でも主人公はわがままでしたし)まあ素晴らしい人生を送ったピアフをマリオンが熱演した素晴らしい映画で見ごたえがありました。
 ところでナオミ・ワッツがヒースの追悼ビデオを見せられて泣いてしまったらしいですね、健気なナオミ、ヒースが好きなんですね、泣かされてちょっと可哀相だけどちょっとだけ嬉しいような・・・?

ななさん、お邪魔します♪
昨日のコメントで、fc2にアクセス出来ないと言いましたが・・・出来るようになりました!!
どうもお騒がせしました(汗)
慌てん坊という事でお許しを・・・coldsweats01

ななさん~こんにちは!
ほんと、この映画のマリオンさんは、すっごかったですね。確かアカデミー賞か、グラミー賞か、女優賞にノミネートされたんでしたよね?^^
それも納得!って感じでした。

>犬の狆(ちん)に似てる。
爆笑!!確かに似てるっ☆

私は、ピアフの歌声って実はあんまり好きな方ではなくって(フランス語のrの音の巻き舌音が、彼女の場合激しくて、それがちょっと苦手で)、この映画、どうかなあ・・・って思って見たものの、なかなか面白く見れました♪
歌声も全然気にならなかったです。

こんばんは^^
TB&コメントありがとうございまいした!
私はフランス映画と相性が悪く(笑)またシャンソンも特に好きというわけではないのですが、観ました
(笑)多分、ななさんほど気にいってはいないと
思うのですが(私はどうも由香さんと好みが
似ているようで・笑)、ピアフの歌声には魅了
されました。彼女の歌声だけで今でも泣けます(笑)
また、素顔は美しいマリオンの渾身の演技も
素晴らしかったです!アカデミー賞にもノミネートb
されていますしね(^_-)-☆

映画よりも映画のようなドラマチックな人生を
たどった人でしたね・・・
>まるで磁石のように,悲劇を引き寄せるピアフ。
本当にその通りでしたね。40数年の短い彼女の
人生は、普通の人の2倍、3倍・・・濃い、凝縮
された人生だったのかもしれませんね。。。

由香さん こんばんは
コメントのお返事遅くなってごめんなさいcoldsweats01

由香さんはピアフの性格や言動にひいちゃった~と
おっしゃってましたね~。
いやいや,それも分かる気がしますよ。
あれほどの才能があればこそ大目に見てもらえた性格だったかも。
私も彼女の声は愛しても,お友達や付き人はごめんこうむりますよーsmile
幼い頃から培った生活習慣って一生変わらないものだし・・・・。
売春宿やサーカスや路上で育ったから,下品なのは仕方ないでしょうねぇ・・・。
でも,あのしたたかさや,ヒステリカルなほどの激しさが
彼女の歌の原動力になっていたのでしょうね。
ところでFC2ブログとは,TB受信がときどきできなくなりますよ~sad
今はちょっと調子がいいですけど。
FC2のお友達も多いのに,困るんですよね~rain

こんばんは♪
TB&コメント感謝です。(*^^*)

ななさん!このテンプレ、雀ちゃんじゃないけど
ピアフの映画にぴったりじゃないですか~
そしてこの映画の感想は、ななさんが最後に書かれている、
>散りばめられたピアフの名曲と,マリオンの演技を堪能するだけでも,
この映画は十分に観る価値のある,素晴らしい作品だった。
・・・これに尽きますね。とにかくマリオンが凄い!!
私は『プロヴァンス~』の後にこれを観たので驚愕!
どこにも彼女の素の姿をイメージ出来ないんですもん。
上でイニスJrさんも書かれていましたが、
なりきり度では『モンスター』以来の衝撃でした~
晩年の痛々しさには観終わってグッタリでもありました。^^;
アカデミーの発表も楽しみですね!


真紅さま こんばんはribbon

そうですねー マリオンは「プロヴァンス~」では
すら~っとした長身でしたね。
この映画では他の出演者が上げ底を履いたり
マリオンも猫背になったりして,小柄に見せるのに苦労したそうですね。
子役の子の声も,力強くて,聞き入ってしまいました。note
あの子の声かなあ?マリオンと同じで吹き替えかも。
演技も歌もルックスもイメージにぴったりの子ってなかなかいませんものね。
本国では大ヒットしたでしょうねえ。国民的英雄みたいなもんなのでしょうね,ピアフって。

イニスJrさん こんばんはmoon3

おお,これと「ミス・ポター」を2本立てとは!
偉人女性の伝記特集みたいじゃないですか。
しかし,二つ続けて観て,眠くなりませんでしたか?
だって,「ミス・ポター」は退屈・・・もとい,癒し系だし
こっちはこっちで,素晴らしいんですけど,疲れるっちゃあ,疲れる作品ですよね。
時系列がややこしいのと,とにかくピアフのパワーに押されて
疲れる~~coldsweats02

マリオンの演技は,間違いなくアカデミー賞ものでしょう!
ケイトの演技も凄かったけど,こちらはまるきり別人になってましたから。
そう,「モンスター」のシャリーズ・セロンもこんな感じで別人に変身してましたね。
私は,トランスアメリカのフェリシティも思い出しましたよ。

マルセルの事故死を知ったときのピアフの狂乱ぶりは
彼女がどれだけ愛情深い性分かが,よくあらわされていましたね。
しかし,性格が激しすぎて,恋人に別れ話など持ち出されたら
刃傷沙汰や自殺未遂を起こしそうな心配もあるお方ですね。
そう,おっしゃるように,天才は奇人が多いとおもいます。わがままだし・・・。
人に迎合していたら,卓越した表現活動はできないのかもしれませんね。confident

ナオミ・ワッツは今でもヒースがすきなのかも。
ヒースから別れたんでしたっけ?そこらへんぜんぜん知りませんけど
普通,女性は次の恋人ができたら,過去の恋人の上に「上書き保存」しますけど
ナオミは今でもヒースは別のフォルダに入れてる大切なひとなのかも。
愛されてたのね~heart04ヒース,みんなに。
・・・・ジェイクはちょっとは元気になったかな?


latifaさん,こんばんはmoon3

マリオンさん,アカデミー,取れるかな?
発表,いよいよ迫って来ましたよね!
ドキドキわくわくです。ケイトも取りそう・・・happy02

犬の狆(ちん),若い頃の,困ったときの顔がね~
どっかでみたことあるな~と思ったら,狆でしたぁ。
年取ったときの彼女は,子泣きじじいのようにも見え・・・coldsweats01

私も,ピアフの歌声は今まで興味がなかったのですが
声音の好みうんぬんより,声の持つ迫力と表現力にやられました。
「水に流して」は何度も聴いてみたいですね。


ひろちゃん こんばんはapple

フランス映画は,ハリウッドよりは曖昧な表現をすることが多いので
私もどれもこれもオッケーというわけではないのですが
自分も歌が好きなので,全編に歌が溢れているこの作品は
ストーリーがややわかりにくくても,気にしないで引き込まれましたね。

ピアフの人生は,映画よりずっとずっと壮絶だったとか・・・。
普通のひとの2倍,3倍濃い人生って,納得です。
だから,命をすり減らしてしまったんですね。
生き急いだ・・・と言うべきか。
40歳でもう,老婆のようでしたね。
きっといろんな病気や麻薬などが身体を蝕んでいたのに
ステージに立って,あの声量で歌うんですから,恐れ入りますね!
この映画で,ピアフのことがいろいろわかってよかったです。
詳しい伝記とか,読んでみたいなぁ。book

Anyさん こんばんは
おお,そうですね~,テンプレに小鳥がいる!chick
↑実は今頃気づいた。coldsweats02

皆さん,劇場でご覧になったのですね~,羨ましいです。
あの歌の数々を,音響のよい劇場で味わえたら
ホントに彼女の舞台を味わってる気分になれたでしょうね!
私も「プロヴァンス」の後にこれを見たので
「あのエキゾチックな美人はどこ?」と目を白黒させてしまいました。wobbly
「モンスター」のセロンもすごかったけど
マリオンは歌うポーズまでそっくりだったので,もっと凄いんでしょうね。

そう,ピアフの晩年は,こちらもいっしょに呼吸困難になりかけました。
身体のあちこちが痛むような錯覚も・・・。shock

ななさん、こんにちは~happy01
TB&コメントありがとうございました♪
そしてリンクも!
光栄です~heart04
これからも、よろしくお願いしますね。

マリオンの演技が素晴らしかったですね~。それにピアフの歌声も。シャンソンはあまり好きじゃなかったのですが、今ではそんな気持ちも変わりました(笑)ほんとに才能のある人だったんだな~、としみじみ。それだけに、彼女にはもっと幸せな人生を送ってほしかったな、と悲しくなりましたよ~despair

りらさん こんにちはsun

こんなふうに,没後40年たっても,世界中で
自分の歌声が愛されていると,ピアフが知ったら
きっと誇らしさでいっぱいになるでしょうねnote

若いときの苦労は,すべて芸のコヤシにもなって
あのような,彼女にしか出せない歌声になったのでしょうが
晩年くらいは幸せに,穏やかに長生きしてほしかったわweep

リンク,承知してくださってありがとうございます
こちらこそ,これからもたびたびおじゃましますねhappy01

ななさん、こんにちは!
レスが遅くなってすまんです・・・
ピアフ、ここまで壮絶な人生送った人だとは知らなかったですよ。
ある意味、めちゃくちゃかもしれないけど、歌にすべての人生をそそぎこんでた人でした。
すばらしい歌には圧倒されました。
いい音楽は永遠に語り継がれるものだと確信しましたよ。
アクの強い人をマリオンはよく演じたよねえ。お見事としかいいようがないです。

アイマックさんnotes

そうそう,どんなにめちゃくちゃな人生でも
人に迷惑かけまくりでも(程度はあるでしょうが)
素晴らしい才能は語り継がれるものなのでしょうね。
芸術家の場合はね。note

ピアフの歌,この映画で出会ってなかったら
きっと自分からはじっくり聴いたりはしなかったと思うから
この映画で出会えて感謝happy01です。
マリオンの演技もまた,語りつがれますね,当分は。


ななさん、マリオン、アカデミー主演女優賞穫りました!!
おめでとう♪
外国語は不利なんだけど、神懸かり的な演技は素晴らしかった。
とてもうれしくなってコメントしますた(笑)

アイマックさん 知らせてくださってありがとう!

きっと獲るとは思っていたけど
やっぱりね~~shine

ときどき「なんで?」というような選考もあるけど
マリオンは納得の受賞ですよね!
フランス人としては約50年ぶりの快挙だとか。
ほんとによかったね~~happy02

ななさん今晩は!

エディットさんの破滅的な人生見ていてつらかった
ですね、若くしてタバコとお酒におぼれて成功して
からもやめることができない、最愛の男を失ってか
らはクスリにもおぼれて50まで生きられなかったで
すね、それでも彼女の歌は耳に残ってます。
シャンソンには疎い私でもCMなどで曲はしってるよ

せつらさん TBありがとうございますnote
たしかに天才だけに,凡人とはかけ離れた壮絶な人生でしたわ。
50前にこの世を去ったけど,もうすでに老女のような老け方でしたね。
幼い頃から,「健康的」な生活とは全く無縁のひとだったのでしょうね。
でもやはり,健全な人生からは,あのような迫力のある歌声は生まれなかったのかもしれません・・・

ななさんこんばんは、ご無沙汰でした。TBお邪魔します。
マリオン・コティヤールの神がかった演技とメイクには、恐れ入りましたよね。歌はピアフ本人のものですが、当然こちらも素晴しいです。
少女時代のピアフが、父に強要されて思わず「国歌」を歌ったときは、涙涙でありました。
晩年の薬漬けのピアフは、痛々しくとても40代には見えませんね。けれども、渾身の力を出し切った最後の舞台は圧巻でしたね。劇場で観られなかったのが残念です。

ケントさん こんばんは
こちらこそ,ご無沙汰してましたぁ!
TB,コメントありがとうございました。

この作品は,ピアフの歌声と,マリオンの役者魂に圧倒された作品でしたね。
少女時代の彼女が国家を歌うシーン,私もあれは大好きです。
あれが初舞台だったんだね・・・。
わたしもDVDで観たのですよ。
劇場で観たら,ほんとにピアフのコンサートを体験しているような気分になったでしょうね。

ななさん TB&コメントありがとうございました。

<まるで磁石のように,悲劇を引き寄せるピアフ。>
<およそ芸術というものは,表現者の人生を反映するもの。喪い,傷つき,それでも愛しつづけた彼女の歌う歌は,大地のような力強さと,魂をえぐるような痛々しさに満ちて,今も人々の心を魅了する。>
僕はレビューを書く前にたくさんの方のレビューを読ませていただいていますが、ななさんのレビューにはとても大きな示唆を受けました。とりわけ上記の表現は印象に残っています。

マリオン・コティヤールは本当に素晴らしかったですが、幼女・少女時代を演じた子たちも皆素敵でしたね。このところフランス映画には力作が目立ちます。今年はどんなフランス映画に出会えるか、楽しみです。

ゴブリンさん こんばんは

示唆だなんて・・・身に余るお褒めのことば,ありがとうございます。
ゴブリンさんのような,素晴らしいレビューを書かれるかたに
褒めていただけるなんて,穴があったら入りたいくらいです・・sweat01

歌とか,音楽とか,自分の趣味でもあるので,この作品は
思い入れ深く鑑賞しました。
ピアフの生涯,晩年も印象深かったですが
確かに薄幸な幼少時代もまた,強く心に残りました。
子役の少女,二人ともよかったですね。
フランス映画,今後も注目していきたいです。

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/447026/10635457

この記事へのトラックバック一覧です: エディット・ピアフ ~愛の讃歌~:

» エディット・ピアフ〜愛の讃歌〜 [★YUKAの気ままな有閑日記★]
誰でも一度は耳にした事があるであろう『愛の讃歌』を大画面で聴きたくて鑑賞―【story】『愛の讃歌』など、数々の名曲で世界中を魅了した伝説の歌姫エディット・ピアフの生涯を描く伝記ドラマ―歌手を目指す母アネッタ(クロチルド・クロー)の娘エディット(マリオン・コテヤール)は、祖母が経営する娼館で娼婦のティティーヌ(エマニュエル・セリエ)らに育てられる。やがて母のように道で歌い始めたエディットは、名門キャバレーのオーナー、ルイ・ルブレ(ジェラール・ドバルデュー)に見出されるが―     監督 : オリヴィ... [続きを読む]

» エディット・ピアフ〜愛の讃歌〜 最優秀演技賞 [ポコアポコヤ 映画倉庫]
主演のマリオン・コティヤール、一世一代の渾身の演技!最優秀演技賞をあげたくなっちゃいました。 ↑本物のピアフ [続きを読む]

» 【エディット・ピアフ〜愛の讃歌〜】 [+++ Candy Cinema +++]
【LA VIE EN ROSE】 監督・脚本 オリヴィエ・ダアン  製作年度 2007年  日本公開 2007年9月29日   上映時間 2時間20分  製作国 フランス... [続きを読む]

» エディット・ピアフ 愛の讃歌 [りらの感想日記♪]
【エディット・ピアフ 愛の讃歌 】 ★★★★ 2007/09/13 試写会(24) ストーリー 1915年、フランス・パリの貧しい家庭に生ま [続きを読む]

» エディット・ピアフ〜愛の讃歌〜 [小部屋日記]
LA MOME(2007/フランス=イギリス=チェコ)【劇場公開】 監督:オリヴィエ・ダアン 出演:マリオン・コティヤール/シルヴィー・テステュー/パスカル・グレゴリー /エマニュエル・セニエ/ジャン=ポール・ルーヴ/ジェラール・ドパルデュー 愛を生きた世界の歌姫 涙と喝采の物語 「幸せのレシピ」を鑑賞するつもりだったのが、時間があわずにこの映画を観ましたが、いや〜2時間20分、圧倒されまくりでした。 「愛の讃歌」「バラ色の人生」など数々の名曲で知られるフランスの国民的シャンソン歌手エディ... [続きを読む]

» 『エディット・ピアフ 愛の賛歌』 [La.La.La]
JUGEMテーマ:映画 制作年:2007年  制作国:フランス・チェコ・イギリス  上映メディア:劇場公開  上映時間:140分  原題:LA VIE EN ROSE  配給:東宝  監督:オリヴィエ・ダアン  主演:マリオン・コティヤール      シルヴィ・テステュ      パスカル・グレゴリー      ジェラール・ドパルデュー 1915年、フランス・パリの貧しい家庭に生まれたエディット・ジョヴ ァンナ・ガション。母は路上で歌を歌い、日銭を稼ぐ毎日だった。や がて兵... [続きを読む]

» エディット・ピアフ~愛の讃歌~ [ケントのたそがれ劇場]
★★★★  日本では馴染みが薄いが、フランスでは国民的なシャンソン歌手である。彼女は身長が142cmしかなく、「ラ・モーム・ピアフ(小雀)という芸名でブレイクしたという。 究極の貧困生活を経験し、路上で歌を歌い大歌手に昇り詰めた経緯は、日本人なら『美空ひば... [続きを読む]

» エディット・ピアフ 愛の讃歌 [銀の森のゴブリン]
2007年 フランス・チェコ・イギリス 2007年9月公開 評価:★★★★☆ 監 [続きを読む]

« エリザベス:ゴールデン・エイジ | トップページ | 傷だらけの男たち »