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2007年12月 2日 (日)

ゲイネスって?/ブロークバックマウンテン番外編1

こんな記事を読んだので・・・・
015

えー,次回の(20)でこの連載は,一応終了の予定ですが,昨日買って読んだ 映画雑誌の中に,とても興味深い記事があったので,ご紹介したり,皆さんの意見も伺いたくて番外編なるものを付け足してみました。皆さんもご覧になったかもしれませんね。

これ,この映画がすごい!って雑誌で,辛口の映画評論とか,スターのゴシップが,ユーモラスな(ほとんど毒舌かも)語り口で紹介されていて,私は結構好きで,時々これで情報を仕入れるんですが,1月号の特集の中に,いじわる オカマ監督というのがありました。(なんか,失礼なネーミングですが,この雑誌はこういうインパクトの強い見出しをつけるんですよー)

それで,内容を要約すると,映画界にはゲイの監督(カムアウト済み)の方が多いそうで,(たとえばフランソワ・オゾン監督とか,ガス・ヴァン・サント監督とか,ブライアン・シンガー監督とか。)彼らは女性のいや〜な部分を描くのに長けているんだそうです。それがゲイ的な感性であると。

作品中に登場する女性は,添え物的な存在だったり,不幸な目にあったり,醜い面を,とことんさらけ出したり・・・。理由は,彼らは女性の美しさに対して別に甘くなったりしないから,かえって女性を観る目が厳しいからですって。女の厭な面も,熟知している(自分の中にもあるから?)し,それを描くのに遠慮なんかしないらしい。この記事を書いたライターさんもゲイの方らしくて,妙に説得力がありました。
Photo
私は上記の監督さんの作品,あまり観てないのでどうとも言えないのですが,その記事には,「ノンケの監督さんの作品の中にも,ゲイ的な感性(オンナに厳しい)を持っている作品がある」とあって,(ゲイ的な感性=オンナに厳しい,かどうかは私は確信ないんですが)その,ノンケが描く至高のゲイネス(ゲイ的感性のことを勝手にこう呼んでる)の筆頭にリー監督のBBMが挙がってました。

・・・ゲイネスを持った監督の筆頭株がアン・リー。ノンケなのに,男のかわいさ,女の汚さを描かせたら,天下一品。「ブロークバックマウンテン」は,女さらけ出す主人公の嫁たちに注目を。(←本文より抜粋)・・・だって。うーん,リー監督ってそうかなあ?男のかわいさを描くのが天下一品ってことは深く同意しますけど。
Cap327_2
確かに,アルマやラリーンは,常識で考えたら,彼女たちの方が同情されてしかるべきなのに,大多数の方がイニスたちの方に感情移入してしまったのは,彼女たちが嫌な女に見えたから・・・?ではなかったな,私の場合は。

私は単に,イニスとジャックに肩入れしてしまって,彼女たちの悲しみにまで目がいかなかっただけなんだけど。でも,リー監督,たしかに,夫にコケにされた場合の女心の細かい襞のすみずみまで,描いてくれましたね。鬼気迫るほどに。

これは,妻たちを演じた二人の女優さんの名演もあるのだけど,イニスに向かって不満を募らせていくアルマなんて,客観的に観たら,ほんとに醜い表情を惜しげもなくさらけ出していました。でも,この物語の場合は,「だから女って嫌なのよね」という感情は起きず,かえって痛々しさを感じましたね,私は。
Cap323
ラリーンの,お高くとまっているようでも,内心に孤独を抱えていて,プライドの鎧でそれを隠してる様子も,ひたすら哀れに見えました。

リー監督は,ゲイネスを持ってらっしゃるかどうかは知りませんが,女性的な感性を持ってらっしゃるなあ,とは思います。女性の気持ちをよく知ってますね。(←何故だ?)でも,彼の他の作品を観ても思いましたが,女性に向けるまなざしは,あたたかいと感じましたが,どうでしょう?

それに,気になるんですが,ゲイの方って,ホントに女性を観る目は厳しいものなんですか?・・・すみませんね,変な記事で。

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ブロークバックマウンテン」カテゴリの記事

コメント

こんばんは!
番外編、面白いですね。そんな記事があるなんて知りませんでした。ありがとうございます。

私もこの映画を見て、女の醜さを感じたりはしませんでしたね。ゲイの男性を愛してしまった悲劇をまざまざと見せ付けてくれたように感じました。
アルマに感情移入した、というレビューも、けっこうありますよね。

アルマはもともとしたたかな女性だし、ラリーンは強がりが痛々しいけど、彼女なりに現実と折り合って生きていたし、キャシーも、いかにもダシって感じでやや掘り込みが浅かったかもしれないけど、イニスのすべてを理解したいのに出来ない哀しさが伝わってきました。
アン・リー監督のこの演出のきめ細かさは、たしかに見事ですね。

起きてきました...(x_x;)この次男坊、どうしてこう勘がいいのか。本当にやりづらいです。
早くママ離れして欲しいけど、そうなったらそうなったで、ママが寂しいんでしょうね。

ではまた(^-^)/

ゆきちさん 夜遅くの,それも育児の合間を縫っての訪問,ありがとうございます。恐縮です。
この雑誌,面白いんですよ~。まあ,半分はオーバーな冗談混じりの記事が多いんですが,切り口が斬新というか,目から鱗というか,けっこう俳優さんなんかぼろくそに書かれてたりするのですが,笑って許せそうな,そんな評論誌です。今度また買ってみてください。(宣伝じゃないんだけど)

で,リー監督がゲイ感性(ゲイネス)を持っているかどうかはともかくとして,アルマ,ラリーン,キャシー(それにアルマJrとか,ジャックのママとかも)それぞれ登場する女性たちの心理や行動を,ホントに理解して描きわけてるなあと、感心します。脚本もよくできてるのでしょうが,リー監督の他の作品の女性も,みなよく描けてるんですね。
なんというか・・・取り繕ったり,隠したりせずに,女性の生身の生態をそのまま出していることが多いです。彼の作品に出てくる女性。
女性でないとわからないような細やかな特性をきちんと描いてくれてる・・・というか,そこまで見せんでもいい!というところまで描いてる時もあるような。
だからノンケなのにゲイネスがあると言われるのでしょうけど,リー監督って,女性だけでなく,人間そのものの描写が細やかな気もします。人間理解が深いのでしょうね。
ゆきちさんの見解も深いですねー。アルマはもともとしたたかだって,言われてみればそうですよ。私は,彼女が再婚して裕福になったのに,まだ養育費を同じように請求し続けたのはちょっとなんだかなあ,と思いました。日本じゃ,相手の収入によって額は変動したりすることもあるんですよ。調停で申し立てが通ればですけど。ジリ貧のイニスから搾り取るのは,あれは復讐だろうなあ。自分はもう幸せになったから,許してやれよ~~って思ったのですが。そんだけ恨みが深かったのね。ああ,やっぱり醜い?

それとこの雑誌,ゴシップとは無縁の健全な生活のジェイクの話題は滅多に載らないんですけど,この号にはちょこっとリースとの話題が載ってました。ほら,あのゆきちさんが怒りで目が覚めた腹と髭のツーショットですぅ。そんなに何度も見たくない写真なのにー。で,コメントは「優等生カップル誕生」ですって。あ~~あ。

 こんばんわ~
 僕もこの雑誌はたまに立ち読みします、ど~しようもない記事書いてる時も多いけど、それなりに面白いですよね、「優等生カップル」も見ましたよ(笑)
 あとゲイの方って・・・という質問は、確かに厳しいと思います、女性同士でも厳しいと思いますが、しかし、如何せん同性ですから・・・、そこにいくとゲイは体は男性だし、女性は性対象ではないですから、厳しいと思いますよ、まあそれ以前にノンケは女性を美化しすぎだと思いますよ、そういう意味で女性を表面でしか理解してないし、理想で見てますね、よく女性がそんな事するはずない・・・って声聞きます、女性も人間だから、男性のように食欲も性欲もありますよね?(女性の方々すみません)
 話がそれすぎましたが、僕はご指摘のゲイ監督、特にガス・ヴァン・サントは大好きです、(でもゲイとは知りませんでした)この監督色んなジャンルの映画を撮ってますが、総じてインテリの香りがします、センスがいいなって、「グッドウィルハンティング」や「小説家を見つけたら」は特に優しくて好きです。F・オゾン監督の「ぼくを葬る」はBBMよりずっと激しいシーンがあったりでびっくりでした、
 いじわる・監督(笑)アン・リーはどこかでゲイと書いてありました(が結婚してますよね)ホントに間違われるくらいゲイネスだと思いますよ~、BBMにしてもとてもゲイを研究してますよ、僕は全編通して見て、絶対ゲイ監督だと思いました、あげればキリがないくらい細かくゲイを描いてると思います。例えばランドールをゲイだと理解させる手法で、無口(優しい)でおしゃべり奥さんに「夫はメカに弱い」と言わせてる(僕はここは聞き逃さなかった、ゲイは機械オンチ多いし)そしてジャックとベンチに座り、釣りに誘う(僕はここでランドールも仲間かと悟りました)これがジャックの嘘(牧場主の女房と浮気)につながりますよね~、まあこの手法でイニスのアップルパイも意味深かな?と、あと二晩目のテントも原作にはなく、イニスとジャックがゲイであるという重要なシーンですよね(これがないともしかしてイニスはノンケ?に感じたりもします)リー監督の作品は優しく女性好みの作品が多くゲイネスだと思いますね。
 ななさん、ほんとにBBMの話はつきませんね、今回の記事も楽しかった、また記事にして下さい。

BBMの連載、終了なんですねえ。
おつかれさまでした!
私もこの映画がすごい!は大好きですよ(笑
ほとんど立ち読みだけど、笑いをこらえて読んでます!

>リー監督,たしかに,夫にコケにされた場合の女心の細かい襞のすみずみまで,描いてくれましたね。鬼気迫るほどに。

原作では妻たちのことは、映画ほど詳しく描かれてなかったので、
二人の男に感情移入してしまったけれど、
映画では妻たちの葛藤、辛さが表現されていましたよね。
ラリーンの最後のテレフォン、涙を浮かべた目は印象的でした、、
リー監督、確かに女性の感性をもってますよね。
私も同意^^/

上の方もおっしゃってますが、「ぼくを葬る」は私もびっくりしましたよ。
ヨーロッパは表現力が違う!と思いました。。
とてもいい映画でした。

イニスJrさん。こんばんは
この雑誌やはりご存じでしたか?おお,「優等生カップル」もチェック済みですねー。
そうか,やっぱりゲイの方の女性を見る目は厳しいのか・・・。
>まあそれ以前にノンケは女性を美化しすぎだと思いますよ
はっはは・・。ここ,私の中でウケました。ノンケの女性も男性を美化してますね,そういえば。ゲイの方って反対に性対象である男性のことは美化するのかな?いや,自分と同じ性でよくわかっているから,美化はしないのかしら。
男性の目の届かない女だけの世界なんて,嫌らしいとこいっぱいありますよー。ノンケの男性はそこをあえて見ようとしないけど,ゲイの方はちゃんと見てるんですね。
リー監督,イニスJrさんから見たら,ゲイネスがありますか。じゃあ,やっぱりそうなんだ。もしかしたら,ほんとにゲイ(もしくはバイ)かもしれませんね。そんなにゲイの気持ちもわかるのなら。ウエディング・バンケットでもそう感じました。(今度記事書きますね)
ゲイの方,機械オンチなんですか?女性は機械オンチが多いけど。それ聞いたら,機械オンチの男性に会ったら,「もしかして?」なんて思ってしまいそうです。
ゲイ監督の作品,あまり見てないと書きましたが,ガス・ヴァン・サントさんのは「グッドウィルハンティング」と「マイ・プライベート・アイダホ」を観てました。「マイ・プライベート~」はリヴァーの片思いが切なかったですね。キアヌが美しかったけど。(あれ,キアヌってゲイって聞いたことある)
オゾン監督の「ぼくを葬る」も観ました。BBMどころじゃないくらいきわどいシーンもあったけど,美しい映画でした。
ゲイ監督作品に登場する男優さんてほんとに美しいです。好みが出るのでしょうね。サント監督は「パリ・ジュテーム」ではギャスパー・ウリエル起用してましたし。(あれも同性愛でした)
なんかね~,封切られてもう2年になろうかというのに,こんなに話題が尽きない映画って,ないですよね。最初の頃は一日中BBMのことを考えていたような気がします。さすがに今はそんなことはないけれど。連載は終わりますが番外編はまた話題が見つかれば続けていきますね。(ああ,やっぱり終われない・・・)長くなりました。お休みなさい。

アイマックさん こんばんは
「この映画がすごい!」アイマックさんも立ち読み派ですかぁ!そう言えば,結構早く読み終える雑誌だったのに,いちいち購入してた私って・・・。よし,今度から立ち読みに切り替えよっと。
あの雑誌にしか使われてない,俳優のあだ名(スカ子さんとかキッコさんとか,ヒラ夫さんとか,アンジー姐さんとか,)よそでもつい使ってしまいます。便利だから。
リー監督,イニスJrさんの↑のコメント読んで,やっぱゲイ?と思ってしまった私です。実はそう疑ってたんですが確信するのもどうかと思って。心はきっと限りなくゲイ寄りなのでは?だからイニスの気持ちもジャックの気持ちもよくわかってあんなリアルな作品が撮れたのかもね~。
「ぼくを葬る」は凄かったですね。でもね,カーウォイ監督の「ブエノスアイレス」のトニーとレスリーの同性愛描写も大胆でした。中国やヨーロッパ圏はその点が開けてますね。アメリカはやはりフォビアの国なのでしょうか。


 またお邪魔します、
 ガス・ヴァン・サントの「パリ・ジュテーム」未見です(泣)ぜひ見たい!ウリエルくんも可愛いですね、映像見たことないけど、タイプかも・・・、「マイ・プライベート・アイダホ」は内容忘れましたけど、ふたりの美しさは印象的でした、キアヌゲイ説は僕も聞いたことあるし、まだ独身ですよね?怪しい・・・(でもリー監督もそうですが(特に妻帯者なので)世の中にはイニスのようにカミングアウトできない人がたくさんいるので、あまり追及しないようにしなきゃって最近思います)また「ぼくを葬る」の主役の人もハンサムでしたね、フランスではカミングアウトしてる人が多い気がします、フランス映画でゲイが出てきても皆普通に接してますし、羨ましい!
 ゲイは男性を美化するか?ですが、美化というか、やはり、可愛い子には甘いと思います、美化と言う点では僕はあまりしないかな?女の子神話みたいな‘男は強くなきゃ’とか、ないですしね、男も弱い時もあるし、甘党な子もいっぱいいるし、人間だからね、って、やはり同性だし、男性の集団で育ってるから、内面も見えてますね、ただ、可愛い子とかカッコイイ子がいるとトキメクのは事実ですね~
 BBM記事はなくなっても、コメントはできますから、それはそれでいいです。因みに僕の初見は去年の3月で、劇場で15回も見てしまい、当時はかなり重症でした、当時ジェイクとヒースの直筆サインを5万くらいで買おうと計画しましたが、実行までいきませんでした(泣)
 長々と失礼しました。

イニスJrさん パリ・ジュテームは素敵な映画なので是非観てくださいね。18人の監督の競作なので一話は5分という短さですが。サント監督のお話のテーマは男性同士のソウルメイトの出会いですから、ぐっと来ました。記事書いてますからまたそちらに感想くださいね。
ギャスパー君は可愛いけど声が低くて渋いです。ちょっと筋肉が足らないかな?ジェイクみたいにきれいな筋肉じゃないですよ(←何を言ってるんだか)
やっぱり男性の内面は美化しませんか?でも、美化せずに好きになれる世界というのは、羨ましいかも。女性だって、男性から勝手に美化されて幻滅されたり、「女はおしとやかでなくては」なんていう前提で好きになられても、うっとおしいです。同性どうしの愛は気負いがなくていいですね。体質同じだから互いの理解は異性どうしより深まるでしょうし。異性間はどうしても越えられない気質の壁がありますねぇ、たとえ夫婦でも。
劇場に15回も通ったなんてすごいですね。サインが5万って・・・。でも私もそれくらい出しそう。
ではでは、またお越しください、どの記事にでも。お待ちしていますね\(^O^)/

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