あるスキャンダルの覚え書き
思い切りネタバレしてます。
ジュディ・デンチの演じる女教師バーバラから発せられる異様な雰囲気と,彼女が毎日綴る日記の独白に、冒頭から釘づけ。「いったいどんな人物なんだろう?」と、彼女の一挙一動から目が離せない。相手の心を見透かすような冷たいまなざしと、堅く引き結ばれた唇は,いかにも厳格で頑固そうだ。
彼女は退職間際の歴史の教師。(こんな先生が担任だと こわいよ。)そして バーバラの学校に赴任してきた,美しい美術教師シーバ(ケイト・ブランシェット)。バーバラは,何故かシーバに尋常でない程の興味を抱く。シーバは、すらりとしたしなやかなスタイルと,自由で魅力的な雰囲気を身に纏っている女性。バーバラは彼女の容貌やファッション、行動などをつぶさに観察し,毎日の日記に書き留めてゆく。
バーバラがシーバに関心を持つ理由や目的が、最初は謎だった。嫉妬心やあら探しの気持ちかと思ったが(バーバラの表情が怖すぎるので)バーバラが授業中のシーバの危機を救う事件があってから,彼女はシーバに近づきたかったのだということが,観客にもわかってくる。
シーバの家にランチに招待されて,いそいそと美容院にまで足を運び,その日の日記には金星をつけるバーバラ。驚くほど無邪気に,無防備に,自分の内面をさらけ出す,屈託のない少女のようなシーバ 。
女二人の間に友情が芽生えたかのように見え,バーバラの顔には,それまではなかった,愛情に飢え,相手の反応をじっと伺うような,気弱とも言える表情が浮かぶようになる。
しかしある時,彼女はシーバと,彼女の教え子の15歳の少年との,衝撃的な場面を目撃してしまう。
・・・この少年が,無垢な感じの子なら,シーバに同情もするのだが,彼は何ともイヤな目つきの,オトナ顔負けの狡猾な女たらしの素質を持っていて,年上の女教師の気をひくために嘘も平気でつくし,スキャンダルになると,さっさとシーバを傷つける言葉を吐いて逃げ出すような,何とも憎たらしい少年で,「私も快楽を味わいたかったの・・・」などど言って,どうしても彼との関係を自分からは清算できなかったシーバのことを「愚かだなあ,この人」と思ってしまった。純粋すぎるのか,正直なのか。
一方,バーバラがシーバの秘密を握った時から,彼女たちの友情には明確な力関係が生じる。「彼女を完全に支配できる」日記に綴られたバーバラの独白。
はあ?支配ー?
純粋な友情じゃなかったのか?・・・・・怖ろしい。それから物語は,どんどん緊迫した方向に向かっていく。自分の愛猫が死んだ時に,傍にいてくれなかったと,まるで夜叉のような顔でシーバを責めるバーバラ。弱みを握られているために,何とかバーバラの機嫌を取ろうとするシーバ。しかしバーバラの怒りは解けず,腹いせに彼女が取った「ある行動」は・・・・・。
確かに,大勢と広く浅く付き合うのを苦手とし,親友だけで満足したいタイプはいるものだと思う。しかし,バーバラのシーバに対する執着は,あきらかに常軌を逸している。
彼女の全てを独占し、支配したいという願望。シーバが、夫や子供より自分との人生を選ぶだろうという勝手な思い込み。密かにレズビアン願望も持っていたかもしれない。実はバーバラはかつての親友ジェニファーに行ったストーカー行為のため,なんと接近禁止命令を出されたことも,あったのだ。
バーバラを観ていると,確かに哀れを感じる面もある。家族もなく,同僚からは敬遠され,シーバの夫や子供たちからも「疫病神」などと言われる彼女の孤独。
しかし,やはり彼女に見込まれたシーバのような女こそ,いい迷惑だ。「あんたなんか,本当に人を愛したことがない!独りぼっちは当然よ!」と激しくバーバラに食ってかかるシーバ。
こうして彼女たちの友情は 最悪の形で破綻を迎え、傷ついたシーバは家族の元に帰るが,バーバラの方は,仕切り直しとばかりに,新しい日記帳を買い求め,次のターゲットに,にこやかに声を掛ける。
その姿を見て、少し背筋が寒くなった。また繰り返すのか,この人は。こういう生き方しかできない彼女も哀れだが,いつか刃傷沙汰にならなきゃいいが。
しかし,ジュディ・デンチとケイト・ブランシェット。二人の大女優が,スクリーン上で繰り広げる白熱の演技合戦。彼女たちの繊細かつ大胆な演技は,とにかく見応え十分だった。
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こんにちわ
この映画は、とても興味深い題材であり、全体がサスペンス色に仕上がっており、そして何と言っても2大女優の共演というのが、最大の見せ場でしたね、特にジュディ・デンチは凄かった~!彼女の存在を映画では、ほぼレスビアンとして映像化していたと思います、まずシーバに招待されてからのソワソワ感(まるでイニスがジャックとの4年目の再会を待つ時みたいな)、あと身内もバーバラの前の彼女?(失踪した)のことに触れていたし、シーバの後釜を探すラストなど・・、
僕からするとバーバラの同性しか愛せない人の寂しさもちょっとわかるんですが、といってあんな風に強引に支配するような形は考えられない、しかし、僕なども見た目は同性だから、相手(男性)はそんなに警戒しないし、うまくいけば、親友になれますし・・・、でもっとうまくいけば、1回ぐらいはキスくらい(かもう少し)できるかもと想像しちゃいますよ~、相手からすると迷惑なんでしょうね、きっと、実際ゲイの子で優しくしてあげればきっと好きになってくれるよ、って好きな子には常に優しくする子はいましたね、それで親友になったり・・・、
ゲイの相手を探せなかったり、好きになる対象が異性愛者であったりする場合は、(極端ではありますが)バーバラの様になってしまうこともあるかも・・・、といってもバーバラを肯定はしませんよ!卑怯なやり方だし、相手のことをあまり考えない自己中な愛だし、
あとシーバもやはり、教師として15歳の子はまずいでしょ!と、バーバラにばれた後、止めとけばまだ良かったのに、相手は生意気でもまだ子供なんだから!って突っ込みたくなりますよ!この淫行は実話らしいですね、記憶にあります。
ま、とにかく演技に迫力あったし、テンポもよく見れて面白かった映画でした。
投稿: イニスJr | 2007年11月 6日 (火) 23時06分
イニスJrさん こんばんわ
あら,これ実話なんですか。余計おそろしい。
バーバラはレズビアンだろうなあ,とは感じ取れましたね。あの,シーバの手をさするシーン。ゆっくり,ゆっくり触れていきながら,相手の表情をじっと観察しているんですよね。相手が反応するかどうか。反応の次第によって,一歩踏み込むかどうか探っているんですね,きっと。あのシーンのジュディ・デンチが,すごく巧いなあと感心しました。
バーバラの悲劇は,レズビアンなのに,そうじゃない相手ばかりを選んだこともあるかもしれませんが,彼女の一番大きな問題は,同性愛者というよりはむしろ,偏執狂じみた性格や行動パターンではないかと思います。バーバラのような相手にとって迷惑な愛し方をすると,異性愛者でも接近禁止令出されますよねえ。相手が自分を愛してくれているという妄想もありましたね,彼女。
うーん,相手が同性だと,片思いでも,同性というのを隠れ蓑に,親友で満足するという選択肢もあるわけですね。それも切ないっちゃ切ないですね。
あと,シーバはバーバラの病的な愛情から逃げるのはいいけど,人生を狂わされたみたいな言い方してたのは,違うでしょって思いました。スキャンダルを広めたのはバーバラだけど,原因は彼女自身がまいた種ですからね。バーバラが漏らさなくてもいずれスキャンダルにはなってたでしょう。・・・15歳はまずいですよね、やっぱり。
投稿: なな | 2007年11月 6日 (火) 23時42分
こんにちは~~
これは凄い作品でした。。。
冒頭からグイグイ惹きこまれました。
あのシーバをみつめるバーバラの視線、ゾクゾクしました。
シーバが少年にいとも簡単に・・というのはちょっと軽率ですが~(ここが実際の事件を元にしていて、でもそちらはちゃんと結婚もしてるらしいです。)
そこにつけこむバーバラ。あの、獲物をみつけてイキイキしてる表情が凄かった~~~(金星をつける満足そうな顔とか・・・)
映画としても満足でしたが~
ケイトの透明感あるあやうい美しさや、ジュディ・デンチの演技を堪能出来る作品だったと思います。
ラストも怖かったわぁ。。。
(上のシーン)
投稿: マリー | 2007年11月 7日 (水) 08時03分
マリーさん TBありがとうございます!
確かに凄い映画でした。バーバラの異常な情念は、見たくないものを見せられているような不快感も感じたけど、またその反面、怖いもの見たさのようなスリルも覚えてしまいました。
シーバの話は実話に基づくのですか。実話にはバーバラはさすがに出てこなかったでしょうね。
これ、原作小説とかあるのかな?こんなドロドロした愛憎劇は、活字で読むのも好みです。そんな私は、かなり性格悪いかも。(;^_^A
投稿: なな | 2007年11月 7日 (水) 08時45分
ななさま、こんにちは。拙記事にコメントとTBをありがとうございました。
そうそう、金星のシール!シーバの足の裏にくっつくんですよね~、ひぇ~。。
この映画はバーバラとシーバの物語になっているのですが、元ネタにはバーバラに相当する人物は出てこないと思います。
アメリカでの話だったと思うのですが、夫と子どものいる教師と教え子が愛し合い、教師は逮捕・収監されるのですが釈放後同棲、再収監されたときには教師は妊娠していて・・・。
結局二人は結婚し、子どもも複数いる、というような事件(?)だったと思います。
教師の告白本のような形だったと思うのですが、出版もされていると思いますよ。
事実は小説より奇なり、ですよね。。
ではでは、またです~。
投稿: 真紅 | 2007年11月 7日 (水) 09時23分
真紅さま ほんとに事実は小説より奇なりですね。現実の方は,結婚までしちゃったんですか。
本能の赴くままの人生ですね~。でも,イギリスって,相手が15歳だと,逮捕,収監されちゃうのか。日本じゃどうなのかな?日本じゃあまり聞きませんね。教育界でここまでのスキャンダルは。
うーん,私はシーバの告白本よりも,バーバラの告白本の方が読みたいかも。
投稿: なな | 2007年11月 7日 (水) 11時38分
ななさんTBコメントありがとう♪
二大女優の対決?が面白い作品でした〜
心理描写もよく描けてて、、、
実在の人物でその後この生徒と結婚したってことにもびっくり。
タイトルに反して、
映画として楽しめる作りで満足の1本♪
投稿: mig | 2007年11月 7日 (水) 11時57分
ななさん、こんにちは~。ギャスパー以外で顔を出すのは、たぶんこれが最初で最後(笑)のクリスです。
>うーん,私はシーバの告白本よりも,バーバラの告白本の方が読みたいかも。
あります。というか、原作はブッカー賞候補にもなった小説でして、バーバラの一人称で書かれているのです。映画と同じ題で、邦訳も出ています。
著者のゾーイ・ヘラー(女性)は、上でみなさんが言及されているアメリカで起きた事件にヒントを得て、シーバの人物像をつくりましたが、もちろん主役は語り手のバーバラです。
脚本のパトリック・マーバーは、原作のエッセンスを巧みに移しながら、かなり大胆な改変も加えています。
とにかく2大女優の名演を中心に、著者の女性視点と、監督、脚本、撮影、音楽の男性視点とが、とてもおもしろいコラボになっていた、という印象をうけました。
ご興味があって、お時間が許しましたら、ぜひ原作もお読みになることをおすすめいたします♪♪
投稿: クリス・D | 2007年11月 7日 (水) 16時13分
こんにちは。
人の心は弱いもんですね…しみじみ。
寂しいと言える人ならまだ救いがあるような気がするんですが;言えなくて、気がついて欲しいって思ってる人は怖いですー。
私はレズビアンとはちょっと違った印象を持ったんですけどね。歳をとった未亡人…ああいう婆ちゃん、結構いるんじゃないかな。それにしてもデンチさん凄すぎる;
それと・・・シーバが落とし穴におっこった気持ちもなんとなくわかるんですよ。哀しい主婦だわ~。←人事ではないのだ;笑
投稿: シャーロット | 2007年11月 7日 (水) 16時21分
こちらにも、こんばんは。
二人とも凄い熱演でしたね。
追い詰められたケイトの演技は見応え十分♪
まあ、どちらの女性にも共感はできませんが、
女のずるさ弱さ、執念深さ、駆け引き、嫉妬…
今、羅列しただけで嫌になるほど(笑)怖~い映画でした!
良かったです。
投稿: オリーブリー | 2007年11月 7日 (水) 19時09分
migさん こんばんは
映画としては,期待を裏切らない,満足のいく作品で,最後まで一気に鑑賞できました。
心理サスペンスとして観てもとても面白かったけど,
何と言っても,見所はジュディとケイトの迫真の演技でしょうね。
これだけ実力のある二人が相対して演じるのは(ほぼ全編そんなシーンばかりだし)
お互いに楽しかったんじゃないかと思います。それとも,オーラがぶつかり合って疲れたかな?
どちらもアメイジングな演技でした。
けっこう繰り返し観たくなる作品かも。
投稿: なな | 2007年11月 7日 (水) 20時24分
クリス・Dさん,情報をありがとうございます。
さすが,いろいろな情報にお詳しいですね。
バーバラの一人称で書かれた原作,是非読んでみたいですね。
感動した映画で,原作があるものは,必ず読むようにしています。(ノベライズは読みませんが)
だいたい映画の後で読んだ方が,より詳しいことがわかって面白いですね。逆に原作を先に読むと「はしょってる~」とかがっかりすることが多いですね。
この映画の原作も,もっと人間の醜さがくわしく書かれていそうですね。・・・本屋さんで探してみます。
投稿: なな | 2007年11月 7日 (水) 20時31分
シャーロットさん こんばんわ~
同性のストーカーってのも,怖いですね。
バーバラにレズっ気があったとしても,プラトニックなものだったとは思いますよ。でも,それより何より,彼女は精神科医にかかる必要があるのでは,と思いました。ただの友情にしては,異常すぎ。
シャーロットさんは,シーバの気持ちもわかると・・・。そうですねえ,少年から「先生は綺麗だ,自分で気づいてない」なんて口説かれたら,理性を失うかもですね。(あの子,15歳なのに口説くの巧すぎ)現実から逃避したいという願望は誰にもありますね。ううむ。
投稿: なな | 2007年11月 7日 (水) 20時43分
オリーブリーさん,TBもありがとうございます。
ケイトがブチ切れた場面はすごい迫力でしたね。厚化粧がどろどろになって・・・夢に出てきそうです。
どちらの女性にも共感は確かにできませんよね。私もです。でも,人の愚かさや危うさがよく描かれていて,特に女性のそれは,ほんとに陰湿な色あいを帯びるので,余計に怖かったです。
投稿: なな | 2007年11月 7日 (水) 20時48分
ななさん、こんばんは☆
この物語、恐ろしかったですね。
何より、こうした行動を取るバーバラが、単に怖い老女、ではなく、彼女の孤独やら、彼女が抱える慢性的性的不満足やら、そういった生々しい辺りを描ききったのが怖かったです。
バーバラもまた非常識、と断罪するのは簡単なことですが、二人の人物像の裏まで描けていた作品でした。
たかが3面記事に載っていそうな出来事を、サスペンスフルに、また文学的な香りまで漂わせるなんて、なかなかないように思いました。
この作品は私は好きでした。
投稿: とらねこ | 2007年11月 8日 (木) 01時01分
とらねこさん こんばんわー
ストーリーがシンプルなのに,これだけ満足度が高い作品に仕上がっていたのは,脚本や,二人の大女優の演技が素晴らしく,人物の内面がよく描かれていたからでしょうね。
こういう物語,(人の心の不可解さや恐ろしさを描いたもの)私も好みです。
あまりに非現実的なことではなく,もしかしたら自分も遭遇しそうな出来事にも思えて(年下の恋人が出来るということではなくて,バーバラみたいな人に出会う,という意味ですよ)その点もリアルで怖かったです。
投稿: なな | 2007年11月 8日 (木) 01時13分
ななさん、こんばんは~。
>だいたい映画の後で読んだ方が,より詳しいことがわかって面白いですね。
試写会で映画を見てから原作本を読んだ、作家の中村うさぎさんが同じことをおっしゃっています。おもしろいレビューを書かれていますので、よかったら、前にでも後にでも、ぜひごらんください。“あるスキャンダルの覚え書き”ד中村うさぎ”でネット検索すればすぐ見つかると思います。そこに原作本の書誌情報ものっています。
わたしは原作を先に読んだので、もっぱら映画で変更されたディテールを観察して、おお、アカデミー賞を意識した映画化の極意ここにあり、と妙な感心のしかたをしておりました。
ささいなことを挙げれば、原作では、スティーヴン少年もブロンド(→映像的にブロンドはシーバだけでなくては!)、夫はメタボで意地悪で、ビル・ナイのようないい男ではない、などなど。もっと大きな改変もたくさんありますが、それはぜひ、ご自身でお確かめになってください。きっと興味深い体験になると思います。それでは♪♪♪
投稿: クリス・D | 2007年11月 8日 (木) 02時27分
2人の白熱の演技、すごかったですよね~!
うまいなぁ~・・と思いました。
ラストのあのホラーテイストな終わり方が
またぞ~~~っとして良かったし、なかなか
面白い映画を見たな~、って感じでした。
ビル・ナイファンでもあったので、その点でも
大満足できた作品でした♪^^
TBさせていただきましたm(_ _)m
投稿: メル | 2007年11月 8日 (木) 09時38分
クリスさん またまた情報ありがとう!
中村うさぎさんなら,
きっと胸のすくような辛口の記事を書いておられることでしょうね。
映画ならではの脚色を探すのもまた,原作がある場合は楽しみの一つとなりますね。ほうー,あの少年は金髪だったのですか。確かに,視覚的に金髪同士のカップルは避けたほうがいいですね。
旦那も嫌なやつだと・・・。そうですね,あまり嫌なやつが多くなると,バーバラのいやらしさが際だたなくなりますもんね。
いろいろ比較しながら,原作も読んでみたいと思います。ちなみに,私が今まで観た映画の中で,後で原作を読んで,「すごい~」と思ったベストワンは「シービスケット」です。2位は「パフュームある人殺しの物語」です。
投稿: なな | 2007年11月 8日 (木) 12時00分
メルさん,TB,コメントありがとう。
これ,あのラストが効いてますね。
ちょっとぞっとする余韻がまた印象に残りました。
・・・結局,人はそうそう変われないものですよね。
バーバラはどんな目に遭っても,やはりああいう愛し方をするのでしょう。
彼女が愛しているのは自分だけだから。かわいそうな人です。
続編,作ってほしいですね。今度は絶対,刃傷沙汰ですわよ。
後で,またお伺いしまーす。
投稿: なな | 2007年11月 8日 (木) 12時05分
こんばんは♪
かなり衝撃的な作品でした。
自分の生徒とああいう関係になるのはいかがかと思いますが、シーバは母としても妻としても頑張っているものの「女としての自分」を見てくれた少年にグラっとくるのも観念的には判る気がしました。
子供のうち1人は障害児でしたし、「女」っていう部分を忘れるほど日常に追われていた心の隙間に生徒が入り込んできたのでしょうね。
バーバラは極端でしたけど、気の毒にも思いました。
両人物とも極端でしたが、自分の中にももしかしてそうなりうる可能性があるような気もして背筋が寒くなりました。
投稿: ミチ | 2007年11月 9日 (金) 23時51分
ミチさん いらっしゃいませ。
そうそう,シーバはいいお母さんだったのにね。
ダウン症の息子さんの世話や何かで,疲れていた反動がきたのかもしれませんね。その気持ちはわかる気がします。自分から別れることができない彼女の弱さも,自分がそうなったら,どうなるかわかりません。
うーん,バーバラにはならないとは思うけれど。
でも,別れた相手に無言電話くらいなら・・・やるかも。一度くらいならね。
そう思えば,人間の心の弱さを増幅して見せてくれた作品ですね。そんじょそこらのホラーより別の意味で怖いですね。
投稿: なな | 2007年11月10日 (土) 01時06分
ななさん、こんにちは!
うん、うん、同じ、同じ!!そうそう、と、昨日見たばっかりなんだけど、またななさんのレビュー読みながら色々な事思い出して楽しんでます^^
バーバラが授業中のシーバの危機を救う事件
この時、既に、あの少年とデキちゃってたんだ~って事が後で解りますよね?そこで、私もなんだか、シーバに失望・・・。
で、そうなのよー!!この15歳のガキが(スイマセン・・言葉悪くて)可愛く無い子なんだわ。(ルックスand言動and行動 全て)なんでこんなヤツと??って私も腹立たしくて。もっと、納得が行く男の子ならまだしもー。
でも、すごく怖くて、面白かった~~♪
投稿: latifa | 2007年11月13日 (火) 10時26分
latifaさん、TBとコメントありがとうございます。
そうそう、これ、怖いけど女心のツボにはまる面白さですよね。オトコにはわかるまい、この物語の醍醐味は、ふっふっふ…( ̄〜 ̄)ξ
あの15歳の少年のキャラの感じ悪さは、わざとだったんですかね?実話を基にしているので、このスキャンダルを美化するわけにはいかなかったでしょうし。とにかく、目付きが気に食わないコでした。こんな子供に振り回されて、シーバもアホやなあ。
原作買ったのですが、まだブログで忙しくて読んでません。早く読まなきゃ!
投稿: なな | 2007年11月13日 (火) 11時57分
こちらにも!
私もこれ観ました〜
感想は後日ってことで・・・
嫌〜な雰囲気がただよう映画でしたが(笑)
ひきこまれたのは、二人の女優の熱演ですね。
シーバ、バーバラ、二人ともお友達にはなりたくない^^;
それからリンクありがとうございました!
こちらからもさせていただきますね!
今後ともよろしくお願いいたします☆
投稿: アイマック | 2007年11月13日 (火) 23時10分
アイマックさん,こちらにもコメントありがとうございます。
>シーバ、バーバラ、二人ともお友達にはなりたくない^^;
ははは・・・同感ですな。
これって,女の厭らしさとか,弱さとかを強調して描いてますよね。
シーバもバーバラも,どちらもきっと実際に自分の周辺に存在していたら避けたいタイプです。
バーバラは怖いし,シーバにはイライラさせられそう。
感想をアップされたら,ぜひTBをお願いしますね。リンク,ありがとうございました!
投稿: なな | 2007年11月14日 (水) 00時35分
ななさん
ケイトが彼に落ちていってしまうサスペンス
に気をとられているうちに、デインチの
心の闇がどんどん明らかになっていくという
上手い構成でしたね。
誰にでも他人を意識する気持ちはあるので、
ああならないように・・って思った映画でした。^^
リンクの件、こちらは全然かまいませんので
もしよろしければお気軽に!こちらはリンクまだ設けていないので恐縮です^^
投稿: kazupon | 2007年12月30日 (日) 12時14分
kazuponさん,いらっしゃいませ。
そうですね,一見地味なお話なのに
二人の名女優の熱演と
物語の見せ方の巧みさで,とても見ごたえのある作品でした。
シーバの恋(と呼べるかな?)の愚かさと
バーバラの心の闇と,どちらもインパクト強かったです。
リンク,早速させていただきますね♪
またちょくちょくお伺いします。
投稿: なな | 2007年12月30日 (日) 17時44分
こんにちは
辛い日々を過ごされていらっしゃるのにお邪魔してゴメンナサイね。
少しは気持ちの整理がつかれているといいなぁ~と思っています。
最新記事も読ませて頂きました。
ななさんの気持ちがこちらにも伝わってきました・・・
映画ですが、2大女優の熱演に見応えタップリでした。
ちょっと最後の方でバーバラの勢いが失速したかな?とも思いましたが・・・
それにしてもケイトの演技は素晴らしいですね~
最近映画館で観る『エリザベス~』の予告編でも鳥肌が立ちますもの。すごく楽しみにしています♪
投稿: 由香 | 2008年1月26日 (土) 08時29分
由香さん
とっても優しいお気遣い,ありがとう!
訃報を聞いてから3日目。日常生活は普段と変わりなく流れてゆくわけで・・・,当初のショックは,徐々に静かなあきらめに変わりつつあります。気がつくと彼のこと考えてるけどねー。
ファンの方はたいてい,今はまだ彼の過去の作品を観れないことのほうが普通なのでしょうけど,私はなぜか,彼の作品をいっぱい観たい気分です。
ジェイクにかまけて,案外ヒースの作品観てないので,しっかり観てあげたいです。
ところで,この映画ですが,デンチもケイトも,鳥肌がたつくらい凄かったですね。15歳の少年とできちゃうケイトの思慮のなさも,逆ギレしたときの迫力も凄かったけど,デンチの暴走ぶりも・・・。あの入浴シーンには目がテンになりましたよ~。
投稿: なな | 2008年1月26日 (土) 20時27分
ななさんこんにちは
この作品のジョディさん怖かった~ヘンダーソン夫人
役を初めて見てるのでまさかこんな役までこなすとは
顔つきから全く別人に見えちゃうから凄いです
シーバを演じたケイトさんは相変わらず綺麗で色っぽい
ですね、この作品はアメリカで起きた実際の事件を
小説化されて映像化されてるんだけどシーバというキャラクター
はニュースでたびたび流れていたアメリカ人女性教師
に見えましたよ
投稿: せつら | 2008年2月 3日 (日) 14時01分
せつらさん
コメントありがとうございます。
TB受信は,きっと不調になっちゃったみたいで申し訳ないです。
私の方からお伺いしますね。
この映画は,ストーリーもどろどろしてて
実話ベースで,なかなか面白かったのですが
なんと言っても,2大女優の競演がすごい迫力で
どっちも愚かな女の役を,それまでのイメージをぶっ飛ばして
演じきってくれた,ケイトさんとデンチさんに
大きな拍手を送りたいですね。
スクリーンから火花が散ってたわ。
投稿: なな | 2008年2月 3日 (日) 23時25分
夜中に たまたまテレビでかかっていて 途中から 見てました。 でも あんな 火遊び 興味あるかも
投稿: かおりん | 2012年6月16日 (土) 03時32分
かおりんさん はじめまして
レスが遅くなってしまい申し訳ありません。
人間の内面をじっくり描いたちょっと怖い作品でしたね。
実際にあった教師と教え子(未成年)の事件を元にしているそうです。
投稿: なな | 2012年6月26日 (火) 21時42分