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2007年10月13日 (土)

マッチポイント

324444_003 人生の勝ち負けは
運のよしあしで決まる。
 

なんてシンプルで
人のやる気を削ぐ
メッセージだろうか。

しかし悔しいけど、ある意味人生の真実をついているのかもしれないと,このマッチポイントを観た後、しばし憮然として考え込んでしまった。お洒落で洗練された英国の上流社会を舞台に繰り広げられる,一見火曜サスペンスドラマのような物語なのだが,ラストにさり気なく込められた毒に、ウッディ・アレン監督らしいとため息。まあ、何を基準にして人生の勝ち負けを決めるのか,人それぞれ違うだろうけれど。
Cap136_3
この物語の主人公のクリスにとって,人生の勝ち負けを決める重要なポイントは,家柄や裕福な生活だったらしい。彼は職業のテニスのコーチがきっかけで,上流階級のトムの一家と懇意になり,トムの妹クロエとの結婚にこぎつける。

彼女の両親にも気に入られ,舅の経営する一流会社で,有能なスタッフとして活躍する場を手に入れる。野心あふれるクリスには,まさに願ったり叶ったりの人生が展開してゆくわけだが,トムの婚約者でセクシーなノラと密かに情事を持つようになってから,彼の人生は破滅の危機が訪れそうになり…。

クリスを演じるジョナサン・リース・マイヤーズは,ハンサムなんだけど,どことなく影を感じさせる飄々としたたたずまいの俳優さんで,これまでの出演作では、ややアクのある役柄が多かった。(今回もアクがないわけではない)
その幸福とは言えない生い立ちゆえか,折に触れて暗くかげるまなざしは,クリス役にぴったりはまっていたようだ。
Cap122
クリスの情事の相手の妖艶なノラ役に,今が旬の女優スカーレット・ヨハンソン。真珠の耳飾りの少女とはまたうってかわって,男心を虜にせずにはおかないような ファム・ファタールの役で,これぞ彼女の本領発揮。

しかし、この物語の彼女は,中盤まではクリスに対し,ヒステリックに離婚を迫ったりして振り回すが,最終的には彼に騙されて,殺されてしまうという お人よしで哀れな役まわりになってしまっているのが妙に新鮮だった。

ひとたび手にした成功の座を,一人の女との情事と引き替えにはできないと,悶々としたクリスが下した決断と,その実行。まさに三面記事に載りそうな,ありがちな物語である。
Cap139
しかしこの物語が決してありきたりでないのは,ひとえにラストの意外性。いかにもウッディ・アレンらしいあのラスト。運さえ良ければ,たとえ犯罪を犯しても見逃されるという,倫理もへったくれもない展開。

私は正直,開いた口がふさがらなかった。

たしかに,このラストのおかげで,この作品はとてもインパクトの強いものとなったけれど,こんな寒々しいことの主張のために,監督はこの映画を撮ったのだろうか?しかし,このラストは,それまでフィクションに思えたこのラブ・サスペンスを,急に一転して生々しく現実味を帯びたリアルな物語に変えた。

クリスのようなケースって,世間に明るみに出てないだけで,
実は結構存在してるんじゃないかと思えてきたのだ。つまり,運がよければ犯罪者も捕まらないこともあり,運が悪ければ,被害者が浮かばれないことだってある。正しい行いをすれば必ずしも報われるわけではなく,悪いことをしても必ずしも罰せられるわけではない。

Cap128_3_2
「運命」などという重厚なものじゃない。
「運」というのはサイコロの一振りのような,
もっと軽い感じだ。

人生の吉兆を決めるのは,その人の行いでなく,人知の預かり知らぬところで振られるサイコロの目だとしたら,誠実とか正義とか,愛や希望さえも,何と虚しい砂上の楼閣と化すことだろう。しかし,エンドロール直前のクリスの底知れぬ暗いまなざしの中に,私は一抹の救いを見たような気がした。

・・・人間には良心というものがある。


たとえ今は運のよさで断罪を免れたとしても,彼はこの先,絶え間ない良心の呵責と,罪の発覚に苦しむのではないか。所詮,人生の勝ち負けを決めるのは,当人がどう感じるかにかかってくるわけだから。彼は人生の勝ち組に入れたわけではなかったのかもしれない。何も知らない妻のクロエや,生まれたばかりの息子もまたしかり。
Cap143_3
それにしても,ただの火サスに思わせておいて,観賞後は,観客を哲学的な思索の深淵に引きずり込むなんぞ,やはりアレン監督らしい,緻密に考えられた人の悪い作品である。

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映画 ま行」カテゴリの記事

コメント

こんばんは。元テニス部員としてはですね(笑)マッチポイントからが勝負ですのよ。爆
個人的には監督がスカーレットに惚れちゃったかなあって感じましたけどwご本人は出演されてないですが、待機作品「タロットカード…」ではスカちゃんと共演。開いた口がふさがりませぬ。笑
音楽が何気にポイント高い演出で個人的には好みの映画です。

シャーロットさん こんばんわ
おおーそうですか,マッチポイントで決まるわけじゃないのですね。
監督も,アレですわね。いい年こいて・・・。それだけ素顔のヨハンソンはやはりノラのように単純ではなく,魔性のオヤジ転がしってことですか?でも,綺麗ですものね。
使われていたオペラの歌詞がよくわかったら,もっともっと楽しめたかもわかりませぬ。知識がなくて残念でしたわ。

ラストはウディ・アレンっぽかったですね。
しかし、そこに至るまでは、ウディ・アレン作品とは思えなかったです。
昔はウディ・アレンを好きだということが、ちょっとオシャレで
小生意気な少年・少女たちがファンだと称したものです。
(私もその一人でした・・・笑)
90年代以降は、その毒気が薄まったなぁとは思っていたのですが・・・・

マーちゃんへ
アレン監督の他の作品は観てないけど
きっと自分の好みではないような予感がいたします。(過去に見始めて5分でギブアップした作品が二つもあるので)
だから,アレンらしくないこの作品は,結構楽しめました。ラストはアレンらしいのでしょうが,
この感じは嫌いじゃありません。いろいろ考えさせられて,後味の悪い余韻が残りましたけど。

まこと、そんなんで何事もなく切りぬけていって、罪は本人が心の中だけに背負い…なんてことでいいのかよぅって感じにもなりますわね。これ。でも、そういう風に世間的には切りぬけてしまう奴もいそうです。

ところで我が家の別館王国ですが、このたび思うところあってパスワード付きにしましたのよ。で、表記のアドレスまで「パスワードの件」ということで、ハンドルネーム書いていただいてメールいただけませぬ?折り返しパスワードお知らせ致しまする。ご協力、よろしくお願いの巻き、でごんす。ささやかに更新もしてまするよん。

トラ・コメどうもでした。
ウッディ・アレン監督は、今までとは作風を変えたかのような映像でしたね。
しかし、彼独特の毒っ気は、たっぷり効いてました。
元テニス・ボーイのひらりんとしては、
マッチ・ポイントでコード・ボールを打ってしまった時のドキドキ感が味わえた気分でした。

こんにちは。
TB&コメント、ありがとうございました。

ここに書かれている事、とっても共感できました!
この映画はインパクトもあり、
ある意味、人の欲を面白く描いた作品だったのですが、
後味もよくはないし、
「これでイイのか?!」と思ってしまう程、
誰にも共感できない作品でした。

私の方からもTBさせて頂きました。
今後とも、宜しくお願い致します♪

kikiさん,コメントありがとうございます。
法の裁きも,神の裁きもお目こぼししてもらって
おまけに良心の呵責すら感じてない奴って結構いるかも。そういう意味では,これは等身大の物語ですよね。なんか虚しいけど。
あ、たった今,kikiさんからのお返事メールが届いたみたい。パスワード確認して,後で早速王国に伺いますね。ではでは。

ひらりんさん おはよーございます!
ほほ~,ひらりんさんは元テニス・ボーイだったのですか!
恥ずかしながら運動音痴の私めは,テニスのルールも満足に知りませんが(汗)この物語,マッチポイントの場面をうまく題材にして作っている点がとても巧いと思いました。
しかし,苦い後味ですね。アレンの毒がまだ体内に少量残留しておりまする。

こんにちは!
TB&コメントありがとうございました。
この映画は面白かったですね~
指輪の使い方が上手くて、手すりのコチラ側に落ちた時点で「あ~あバレタ」と思ったのに、あんな方向へいっちゃうんですもの~拍手ですぅ~
クリス君は、金持ちに憧れはしたものの、イマイチ弱っちいところがありましたよね。
もっと信念を持ってブルジョワ生活を目指せば、あんな深みに嵌らなかっただろうに(笑)
こういう余韻が残る皮肉が込められた映画って好きだなぁ~
近日公開の『タロットカード~』も楽しみです♪

テクテクさん いらっしゃいませ。
拙宅にようこそ!です。
おっしゃるとおり,愚かな,というか自分に正直な登場人物ばかりで,誰にも共感や同情はできませんでしたね。
それだけに,自分の中のイヤな面や,知り合いのイヤな面もちょっと思い出してしまったりして・・・。
人間の欠けている部分をこれでもかって描いているんですね,きっと。美しい映像や音楽でカムフラージュしながら。やはり,人の悪い作品です。
面白かったし,後々考えさせられたけれど。
こちらこそ,よろしくです。また他の記事にもおじゃましたいので,リンクさせてくださいね。

由香さん いらっしゃいませ。
ほんとに,あの指輪のシーン,観客の予想の裏切り方が思いがけなくて,「そう来るのか!」と唸ってしまいましたよね。
やはり常人とは異なる感性,というか,アレン監督は凄いです。
クリスのような,わりと無計画で気の弱い男が完全犯罪に成功するなんて,警察もよっほどトロいです。(ジョナサン君は個人的に好みですが)
>こういう余韻が残る皮肉が込められた映画って好きだなぁ~
はい,私も大好きです。ハッピーエンドはちと物足りない時もありますね。作品や登場人物によっては。
それにしても,スカ子さん,ほんとに売れっ子ですねー。鬼のようにいろいろ出演してますね。
タロットカードはどんな作品になるのでしょうね。


う~~ん、確かにこういうこと実際に
起きてるかもしれませんね~・・恐いけどあるかも。
これは今まで私の見てたウディ・アレンの作品と
だいぶ違った感じだったし、珍しく舞台もイギリスだったし、とってもインパクトのある映画でした。
主人がウディ・アレン嫌いなもんだから(^^;;)
私もお付き合いであまり彼の作品を見るチャンスが
なかったんですが、主人いわく、彼が出てない彼の作品ならOKだとわかった、とかで(^^;;) これからも彼が出てなければウディ・アレン監督作品をこれからは見れそうです(笑)

そうそう、人間には良心の呵責というものが
ありますもんね。彼はこれから心から幸せだと
思える人生がおくれるや否や・・・無理かも・・

TBどうもありがとうございました♪
こちらからもさせていただきましたm(_ _)m

メルさん TBとコメント、ありがとうございます。
ほほー、旦那さまはウッディ・アレン監督がお嫌いですか?(私と話が合いそう)
私は、彼の作品は、なんか理屈っぽく感じられるのが苦手なんですが、
このマッチポイントでも、テーマを登場人物が台詞にして
しつこいくらい説明してくれていましたね。
被害者の幽霊はさすがに登場しなくてもよかったのでは?と思いました。
次回作の「タロットカード」ではアレン監督もお出ましになるようなので、
ご主人は鑑賞したがらないかも、ですね。

こんにちは♪
こちらの画像のようなエロティックなシーンもありましたっけ~?(笑)
こうやってみるとやっぱりスカちゃんはその存在がエロスだわ。
イギリス物を見るとかならず階級っていうのが出てくるんですけど、アレン監督はそこのところをちゃんと取り入れて描いていましたね~。
ただの火サスに終わらなかったのがさすがはアレン監督でした。
次回作は彼自身が出演するんですか?
うーん、じゃぁ私は好みじゃないかもぉ(汗)

ミチさん,こんばんわ!
TB,コメントありがとうございます。
あら,そういえばこの画像,ほんとにエロいですわね。(今頃言ってる)
クリスがノラにローションを塗ってあげてるシーンでした。
この映画のスカちゃんは,露出度は低いのに,とてもセクシーでしたね。
存在自体がエロスというのは,納得です。
イギリスには今の時代になっても,階級意識は存在しているんですね~。
人間は平等な星の下に生まれているんじゃないんだって,またまたアレンさんに教えられた気がしましたよ。(教えてほしくなかったかも)

 こんばんわ
 この映画は、好きで2回見ましたよ、この映画を見た率直な感想はジョナサンがセクシーに見えたこと(ななさんもジョナサンがハンサムと言われて嬉しいな、あまり評価高くないみたいなので)、ウディ・アレンの質の高さを再認識したことですね、大金持ち兄妹、野心家のクリスもアメリカ女優のノラもまさに役柄そのものになってたし(ジョナサンはテニス体型になってました!びっくり!)それにしてもイギリスとアレンは違和感ないですね、「マッチポイント」というタイトルの通り、ジョナサンの人生はマッチポイントまで行ったけど、ほんとうの勝者になれるとは限らないですよね、僕もテニス好きで4大大会はなるべく見ています、だからマッチポイント握って負けた人はたくさん見てますよ、テニスって強い人は大抵、人格者なんですよね、だからジョナサンは真の勝者ではない気がします。

イニスJrさん,いらっしゃいませ。
実はジョナサンは,前々から好きな俳優さんの一人です。
彼は,ジェイクや,トビー(マグワイア)などと同類の,デリケート系の俳優さんだから。
「楽園をください」や「テッセラクト」「アレキサンダー」などでのジョナサンも好きです。
メランコリーな光をたたえた瞳は,確かにセクシーだと思いました。でも,なぜか彼の魅力は万人には理解されないようですね~。(悔)
この映画は私も大好きで,アレン流の毒が感じられても,その職人芸のような巧みさに「うまいな」と感心して観てしまいます。
テニスの勝者には人格者が多いのですか?
やはり紳士の国のスポーツだからかな?
ジョナサンのラストの暗い瞳は,彼がゲームに実は負けたということを十分に暗示していましたね。

TBありがとう。
クリスの未来は真っ暗ですよ。
結局、コインはクリスにとって、どっちに転がったのか・・・。

kimionさん TB,コメントありがとうございます。
クリスの未来は真っ暗・・・ははは,言い切りましたね,kimionさん。
でも私もその点に関しては同感です。
本来はそうでなくちゃ,被害者は浮かばれませんよね・・・。 

こんにちわ。

火サス、2時間ドラマ・・・たしかに物語は実にシンプルでありがちなもの。船越さんあたりが刑事役で出てきてもおかしくないような(←イヤ・・おかしいだろ 笑)、単純なサスペンスでしたけれど。

でも、脚本の上手さと上質なムードといったアレン監督の手腕によって、他の作品とは一味違った印象深い1作になっていましたね。

あのラストの展開にあれこれと物思うところはあるにせよ・・・意表をつくという意味ではかなり面白く観れました。

睦月さん、こんにちわ
コメントありがとうございます。
そうですね。この作品の魅力の一つには、
脚本の緻密さや、描かれている英国上流社会のお洒落で洗練された雰囲気もあげられますね。
映像もとても綺麗でしたし。
BGMがオペラというのも、なんかとても芸術的で凝った感じがしました。

これは好きなタイプの作品でした~
ウディ・アレン監督・・・あまり得意じゃないんですが・・・全編おしゃれなカンジがしました。

スカーレットの下品さがまた、よかったです。(これ褒めてます 笑)
彼女ってやっぱり上手いですよね。
ジョナサンのクールなワルぶりも、とってもよかった。ついつい応援してた私です。
バレたらどうするんだ~?!って完全に犯人寄り。。。

ラストも粋でした。
指輪が効いてましたね~~~

マリーさん,こんばんわ~
TB,コメントありがとうございます。
オシャレな映画でしたよね。火サスみたいだけど
映像の品格が,やはり火サスとは違いましたね。
スカ子さん,こういう雰囲気の役は,
やはり,はまり役ですね。素のまま演じてる?
ジョナサン,いいでしょ?マリーさんもそう思われましたか?
なんか,かばいたくなってしまいました。
身近にこういう身勝手な男性がいたら,イヤかもしれないけど
ジョナサンは結構好みなので・・・。
隙のない作品でしたね。

ななさん、こんばんは♪
コメントいただきありがとうございました。
マシュー君だけを目当てに再見した私ですのに(笑)
いやぁ、人生は所詮運次第なんて別に映画に言われても嬉しくないですよねぇ。
この作品、ことさら声に出して言わないでほしいなぁ、ということばかり言わせてるのでどうも・・・(^^ゞ
ジョナサンはいいですよね。どこかほっとけない危うい部分がずっと残ってる眼も好きです。
教えていただいた作品、探してみますね~♪

武田さん、こんばんは!

>人生は所詮運次第なんて別に映画に言われても嬉しくないですよねぇ。
ほんとほんと!そんなこと,みんな心の隅では思ってる面もあるけど
改めて「真理」みたいに言われたくないですよね。

>この作品、ことさら声に出して言わないでほしいなぁ、ということばかり言わせてるのでどうも・・・
「人生は運」ということを金持ちの御曹司が強調するのも(それもしつこい)カチンときましたが
その妹のクロエが(金持ちのくせに!)「いいえ,努力よ」なんて言うのにはもっとカチンときました。
「あんた何の努力もしてないじゃん」とつっこみながら観てしまった・・・

ジョナサン君は,薄幸そーな雰囲気がほっておけない気にさせられます。


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