猫は「寝子」?
猫というものはどこの猫も
こんなに一日中寝てばかりいるものだろうか?
猫科の動物は狩りをするから,
獲物を捕らえるときの瞬発力を蓄えるために
あんなに多くの睡眠を必要とする・・・らしい。
そら,野生の猫の話やろ?
三食(いや十食くらいか?)とも
上げ膳 据え膳のうちの猫が,
獲物捕獲のために瞬発力を蓄える必要がどこにある?
朝は朝寝 昼はお昼寝。
猫は夜行性だから,その分,夜は起きてるのかと思いきや
何のことはない。飼い主より,ずっとはやばやと ご就寝。
夜中に何度が起きて餌だけしっかり食べてまた就寝。
旧約聖書の箴言にこんな記述がある。
「なまけ者よ。いつまで寝ているのか。
いつ目をさまして起きるのか。
しばらく眠り,しばらくまどろみ
しばらく手をこまねいて また休む。」
ここを読むたびに,
うちの猫の幸せそうな寝顔が目に浮かぶ。
ちなみにうちの猫は,私にもらわれる前は,
とある山の中に捨てられていた。
骨と皮だけにやせ細って,山の小学校にたどり着き
猫好きの校長先生や教頭先生のおかげで
1週間ばかり,学校で飼われていたことがある。
おりしも季節は夏休み前の暑い時期。
暑い中,子どもたちは期末テストやらで なかなか過酷な毎日。
教室の片隅につながれていたうちの猫は
奮闘する子どもたちを尻目に 授業時間の殆どを爆睡して過ごし
子どもたちのやる気を著しく低下させたそうな。
とは言っても,眠っている猫のゆるんだ腹をさわるのは
なかなか心地良い 至福の時なんだ,これが。
何が起こるかわからないのが世の常。
万が一の時に備え、力を蓄えてらっしゃるのでしょうよ(笑)。
>なまけ者よ。いつまで寝ているのか
ドキッ!
寝転がる(猫ろがる)後ろ姿、哲学的な深みがありますね。
投稿: マーちゃん | 2007年9月 6日 (木) 22時12分
はっはっは・・・。
私も実は箴言にどきっとするクチで
猫のことを責められませんことよ。
だって
>しばらく眠り しばらくまどろみ
しばらく手をこまねいて また休む って
いかにも気持ちよさそうで羨ましい。
人間は働かなくちゃ食っていかれませんからね。
たまには猫になりたいですわ。
投稿: なな | 2007年9月 6日 (木) 22時41分