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    ブロークバックマウンテンの名シーンの数々です。

2017年7月 2日 (日)

美味しい映画

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美味しいものは食べるのも作るのも大好き!

映画も、いかにも美味しそうで、劇中のメニューや食材が無性に食べたくなる・・・そんな作品沢山ありますよね。邦画も洋画も、アジアものも・・・・・「料理」や「料理人」そのものがテーマの映画はもちろん、レストランが舞台だったり、劇中に登場するお料理が重要な役をしていたり。そんな中で、私が特に好きなグルメ映画と、その中でも特に食べてみたいお料理は・・・・・

ディナー・ラッシュ
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ニューヨークのイタリアンレストランを舞台に描いたお話。これは、グルメ映画としても美味しそうなんだけど、ラストまで観ると実はひねりの効いたサスペンスドラマでもあることがわかります。何ともスカッとする仕掛けがあってカタルシスが感じられて大好きな作品。天才的なシェフがヒラメキで作ったロブスターのお料理が印象的。

大統領の料理人
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ミッテラン大統領の専属料理人として抜擢された女性シェフの奮闘物語。男性料理人たちからの嫉妬や専横と闘いながらも大統領がこよなく愛する伝統的な素朴なフランス料理を提供するオルタンス。キャリアウーマンが元気を貰えるお話でもあります。しかし、フランス料理って素朴な家庭料理でもすごく手が込んでる・・・・よね。お気に入りは、オルタンスが初めてランチに提供したちりめんキャベツとサーモンの重ね蒸し料理。美味しそう・・・・。

赤い薔薇ソースの伝説
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ヒロインのティタの作る料理は、食べる人たちに彼女の想いや情熱が伝染する・・・というメルヘンちっくな物語。愛し合いながらも家のしきたりとやらで結婚できない恋人たちの切ないラブストーリーと、料理に込められた不思議な作用がロマンチックに絡み合う。メキシコ料理ということで、お味の方はちょっと想像ができないけど、どれも色鮮やかで美味しそう。写真は薔薇ソース添えのウズラ料理。

マダム・マロリーと魔法のスパイス
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こちらは原作も読んだ。原作に出てくるお料理の描写もまた詳しくて美味しそうです。インドのスパイスたっぷりのお料理と洗練されたフレンチの融合って素敵でしょうね。ハッサンがマダムの前で作ったスパイスの効いたオムレツのレシピが知りたい~~

ジュリー&ジュリア
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アメリカで初めて正統派フランス料理本を出版して人気となった料理研究家ジュリア・チャイルドと、その全レシピを1年で制覇することに挑戦した現代のジュリー・パウエルの実話を基にした作品。とにかく料理が好き、食べることが好きな二人のヒロインの情熱や料理への愛が伝わってきます。作ってみたいのはもちろん、ブフ・ブルギニヨン(牛肉の赤ワイン煮込み)

バベットの晩餐会
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デンマークの寒村でつつましく暮らしていた信仰篤い二人の姉妹のもとにフランス革命から逃れてきたバベットが家政婦として住み着く。彼女の前身は、実はパリでも有名な天才女性シェフで、富くじが当選したお金で、それまで世話になったお礼にと、姉妹と教区の信徒たちを相手に一世一代の晩餐会を開く。メニューはお一人さま1万フランのフルコース。フランス料理など目にしたこともなく、最初はこわごわ出席した村人たちも姉妹も、バベットの素晴らしい料理とワインに、凍てついた心が溶かされて至福の時を味わう・・・・。ワインもとっても美味しそうなこの作品。食べてみたいのはもちろんメインディッシュの、ウズラとフォアグラのパイ詰め石棺風。

初恋のきた道
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この作品がデビュー作となったチャン・ツイィーのなんともみずみずしく可愛らしい笑顔が魅力的。中国の田舎の村に初めてできた小学校の青年教師と村娘の恋。自由恋愛などご法度だった時代。好きになった相手に食べさせたいばかりに、腕をふるって昼食を作る少女の一途さがなんとも愛おしい。青年の好物だと聞いて少女が作るキノコの蒸し餃子、作ってみたい!

みなさんのイチオシ「グルメ映」は何ですか?邦画でも南極料理人とかいいですよね!

2017年6月23日 (金)

雨の中の紫陽花

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先週あたりから、遅ればせに梅雨らしい雨が降り始めました。日照りが少し続いていたせいもあり、開花が遅れていた我が家の紫陽花も、ようやく本格的に色づき始めました。

紫陽花はコスモスと並んで大好きな花の一つです。
この時期、雨に打たれながら咲いているその健気な風情も、柔らかな色合いもすべて好き。雨を背景にした紫陽花の茂みを目にすると、そこだけほのかに光が射しているようなあたたかさを感じます。

そんなわけで、この季節は大好きな紫陽花を活け花でも沢山使います。我が家の紫陽花は写真のような白からうす水色のホンアジサイなのですが、勤務先の学校の裏庭には、野生化したガクアジサイ(ピンクと青)が次々と花を咲かせるので、花材には事欠きません。紫陽花は、きちんと水切りさえすれば、けっこう長持ちするお花です。もちろん毎日水を換えてやるとさらに長持ちします。

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ブルーのトルコキキョウやスターチスといっしょに活けてみました。
向日葵の黄色をアクセントに。

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全体像はこうなっています。アガパンサスも我が家の庭から切ってきたものですが、これからが盛りの花です。青を基調とした作品になりました。涼しげに・・・・。

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もうひとつ・・・・・。こちらは紫陽花が主体の活け方です。
こんもりと花カゴのようなイメージで活けてみました。紫陽花って、多彩な色がほんとうに素敵な花だと思います。それ故に花言葉が「移り気」だとしても、その色合いの変化もこのお花の大きな魅力の一つになっていますよね。

2017年6月18日 (日)

アスファルト

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フランス発の、少し風変わりでハートウォーミングな「団地映画」。イザベル・ユペールが好きなのでDVDをレンタルしたのだが、意外にもとてもよかった。心がじんわりあたたかくなった。

とある老朽化した団地に住む3組の男女の物語。それぞれ世代も職業も背景もバラバラな組み合わせであり、普通ならありえない出会いかもしれない。

車いすの中年男×夜勤の看護師
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団地の2階に住む独身の中年男性スタンコヴィッチ。(名前からしてスラヴ系?)彼は老朽化したエレベーターの修理の費用の相持ちを、「自分は使う必要がないから。」という理由で拒む。彼だけ新しいエレベーターを使わない、という条件で住民は納得。ところが皮肉なことに、スタンコヴィッチはその後脳梗塞(?)か何かで車いす生活になり、エレベーターを使わないと外に出られない羽目に。住民の目を盗んで深夜にこっそりエレベーターを使って病院の自販機でスナックを買うのが日課になった彼は、そこで休憩中の夜勤の看護婦と知り合い、彼女に恋心を抱いた彼は、「写真家」だと偽って彼女との会話を楽しみにするようになるが・・・・。

失礼ながら何ともサエない中年男性。「自分は使わないから」という理由で共有のエレベーターの修理費用も出さないなど、性格的にも変人のにおいがプンプンするが、看護師に会いたいばかりに、まるで初めて恋をした中学生のような言動を取るところは、なぜかほほえましくも思えてくるから不思議だ。

鍵っ子ティーンエイジャー×落ちぶれた元人気女優
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年の差は親子よりも開いているかもしれないこの二人。母子家庭で母親は働いているのか常に不在の青年シャルリと、今はすっかり落ちぶれて団地に最近越してきた元人気女優のジャンヌ。現実に疎いジャンヌに対して、若いのにしっかりしているシャルリは、ジャンヌにオーディションの役柄や演技に対してアドヴァイスをしたり酔いつぶれた彼女の介抱をしたり。普通は仲よくなるはずのない違いすぎる世代と生活背景の二人の間に芽生える、年齢を超えた親しさは、母と息子のようでもあり、ほんのり恋愛めいた色合いもあり・・・・。

この、シャルリを演じた19歳のジュール・ベンシェトリ君
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色気と透明感を併せ持つ美青年なのだが、サミュエル・ベンシェトリ監督の息子さんであり、なんと「男と女」の名優ジャン=ルイ・トランティニャンのお孫さんだそうな。今後の映画界での活躍が楽しみだ。

不時着したNASAの宇宙飛行士とアルジェリア系移民の女性。
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この二人のお話が一番あり得ない出会い方で、かつ一番面白く、心にも残った。団地の屋上に間違って降り立った宇宙飛行士と、すぐに迎えにこないNASAってどうよ?と思いつつ、最初は言葉も通じない二人のズレたやり取りの可笑しさと、次第に疑似親子のように心を通わせていくところがとてもいい。宇宙飛行士を演じたマイケル・ピットを観たのは、ファニーゲームUSA以来だけど、こういう役の彼もいいなぁ。劇中のクスクス、とっても美味しそうだった・・・。

淡々と並行して進むストーリー。3組の男女のお話は、共通点は「団地」というだけで特に接点もなく終わるし、唯一どのストーリーでも触れられていた謎の「音」についても、ラストに種明かしの場面を見ると「な~んだ」となるのだけど、なぜか登場人物すべてが愛おしくなってくる不思議な心地よさがある。

この心地よさの正体は・・・・なんだろう。それまで全く違う世界で生きていた人と人が触れあい、わかり合っていく過程をじっくりと繊細に、そして爽やかに描いてくれているからかな。

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