2022年9月18日 (日)

イーディ、83歳はじめての山登り

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アマゾンプライムで鑑賞。30年間、夫の介護に縛られてきた人生からようやく解放された女性が、娘時代に父親と登る約束をしたスコットランドの山になんと83歳で登る、というヒューマンドラマ。

いや~~~素朴で地味なお話なんです。演じる役者さんも日本ではたぶん知名度が低いと思われる。イーディを演じたシーラ・ハンコックさんはイギリスの女優さんでなんとお年は89歳!それで自転車乗ったり登山したりする演技、お元気すぎて脱帽です!
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うちの母は一つしか違わないけど、もう杖歩行です。((+_+))

何が共感したって、実は今自分も両親の介護中で自分の人生が全く歩めてないから・・・。口に出して誰にも言えないけれど(ここで言ってるけど)正直、解放されたらやりたいことや行きたいところ・・私にもありますよ。そしてその時自分も老いていて実現には遅すぎるんじゃないかと焦る気持ちも。でもこの作品は、いくつになっても遅すぎることはない、って背中を押してくれるんですよね。そこがすごく嬉しく感じる物語でもありました。
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まあ実際に83歳で本格的な登山なんて、簡単に実現できないのは当たり前で、そこは都合よく?物語のそこここで助っ人が登場します。夜行列車でたどりついたスコットランドの駅で彼女にぶつかって転倒させた青年ジョニー。彼は登山用品店の店員で、イーディのガイドを引き受けてくれるのです。
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ジョニーを演じたケビン・ガスリーさんはちょっとジェームズ・マカヴォイに雰囲気の似ている俳優さん。初めは謝礼金目的だった彼ですが、たぶん根っから親切で誠実な人柄。頑固でプライドの高いところもあるイーディと時には衝突しつつも「ここからは、一人で登りたいの。」と言い張るイーディから一旦は手を引くものの、どうしても心配で後を追うなど、好青年ぶりにはこちらも胸が熱くなりました。いい子やぁ~~~~。

そのほかにも湖のボートでエンジンをかけてくれた女性とか、遭難しかかったイーディがたどり着いた山小屋で一晩黙って泊めてくれたおじさんとか。とにかくいい人に巡り合えるイーディ。これは、それまで暴君の夫と親の心子知らずの典型のような娘に尽くすだけの人生だったイーディに、神様がくださったご褒美のようにも思えました。
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スコットランドの山岳地帯の自然の雄大な美しさも堪能できます。映像がとても洗練されて美しい。
人生の黄昏どきに、やり残したことがある人達に特におすすめの物語です。

2022年8月19日 (金)

声帯炎で声が出なくなった話

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6月の後半に急性声帯炎で声が全く出なくなったことがありました。わたしは教職なので声を使います。そのため、声帯炎で声が死んだことは過去にも一度あり、それはあきらかに声の使い過ぎだったのですが、今回はたぶん風邪で喉をいためたことが原因だと思われます。一応コロナの抗原検査もしたけど陰性で、発熱もなかったのですが、喉の痛みが落ち着いたと思ったら、あれよあれよという間に声が枯れ始め、二日ほどで全く出なくなりました。

いや~困りましたよ。(;'∀')

何がって、私は喋る仕事だから・・・。声を出さずにひたすら安静になんてできない職業なんです。そもそも、喉をいためているのに授業で声を張り上げたのでこういう結果になったんだろうし・・・。治るまで休職するわけにもいきません。だって1週間以上かかるだろうし、そんなに休めない。それにお休みの電話も声が出ないのでかけれず。

耳鼻科に行きました。

でもコロナ禍になってから耳鼻科は院内感染を恐れてか収入治療をしてくれません。それどころか鼻からの内視鏡検査もしてもらえず、問診だけ。耳鼻科って確かに他の科より院内感染のリスクが高い面はあるので仕方ないかもしれませんが・・・。そのかわり声帯の炎症を抑えるお薬をしっかり出していただきました。

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ジスロマックというお薬です。以前肺炎になった時もお世話になった抗菌薬。さまざまな細菌に効果があり、三日間続けて服用すれば1週間効果があるというお薬です。この薬のおかげで少しずつ快方に向かいましたが、それでも完全に声が出るまで3週間はかかりました。仕事を休んで家族とも離れて一人で療養できれば(つまり全くしゃべらなくてすむ環境なら)おそらく倍速で治っていたと思います。ちなみにもう2カ月たちますが、しゃべるのはすっかり元通りになっていますが、歌の方はまだ完全に回復していません・・・。

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あと、藁にもすがる思いでこの漢方薬も試してみました。「響声破笛丸料」というお薬。喉を使うお仕事のタレントさんや歌手の間で愛用されているみたいです。効いたかどうかは?ですが飲まなければもっと回復が遅かったのかなぁとも思います。

2022年7月20日 (水)

自家製野菜の食卓

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春に苗を植えた夏野菜たちが収穫真っ盛りです。プチトマト、いんげん、なす、きゅうり、ズッキーニ、ピーマン、ししとうなど、毎朝少しずつ収穫しています。何といっても採れたて野菜は味が濃くて美味しい!丹精した野菜たちは残さず食べきれるよう、さまざまな野菜料理を工夫しています。野菜が自給自足できるようになって、一カ月の食費も約1万円ほど安くあがるようになりました。
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塩昆布を使った「やみつききゅうり」とししとうとズッキーニのおかか炒め。
簡単にささっとできてご飯がすすむおかずのひとつです。

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パスタ2種。ナスのボロネーゼナポリタン。ナポリタンには自家製のみずみずしいピーマンが入っています。

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精進揚げ。さやいんげんとナスとズッキーニ、かぼちゃです。ミニトマトを添えて。さやいんげんが特に美味しかったです。ズッキーニも、揚げると甘みが増しましたよ。

オクラも大きくなってきました。人参も二度目の間引きを終えて順調です。収穫はもっと先になりそうですが・・・。秋には玉ねぎや大根も植えようと思っています。



 

 

 

2022年6月19日 (日)

流浪の月

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女児誘拐事件。
その真実は二人だけのもの。

こんな愛の形があるなんて・・・。
観終わった後、切ない余韻に満たされた。

家内更紗伯母の家での性的虐待を誰にも話せない孤児の少女。
佐伯文。異性を愛せない身体的な欠陥を抱えて生きてきた孤独な大学生。
この二人が出会い、一緒に過ごす日々そのものが、互いの癒しとなり救いとなる。家族でも友人でもなく恋人でもない、男女を超えた絆がそこに生まれる。それはある意味、ソウルメイトともいえる絆かもしれない。それでも世間の目に映る二人は、ロリコン誘拐犯と被害女児でしかなく、刻まれたデジタルタトゥーは消えることはない。事件後、別々の人生を送っていた二人が再会し、世間の無理解や攻撃にさらされながらも、「それでも一緒にいる。離れない。」と決断するまでの物語だ。そして、二人がこれから対峙する世界は、決して平坦な道ではなく、世間の冷たさから逃げ続けるものとなるかもしれない・・・そんな覚悟の中にも、互いが「やっと居場所を見つけた」というささやかな幸せを感じるラストが、なんとも切ない作品だった。
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松坂桃李さんは原作でイメージしていた文(ふみ)そのもの。過酷な減量で痛ましいほど痩せた身体からは、まるで植物のような中性的な静謐さがただよう。寡黙で悲しげで、時にじっと相手に注がれる漆黒の瞳から、彼の抱えてきた秘密の重さとやるせなさがにじみ出る。彼は、ほんのわずかな声音やまなざしの変化だけで演技できる素晴らしい俳優さんだと感嘆した。

あまりにも辛いことは誰にも言えない。理解や慰めを得る前に、そんな秘密や悩みがある自分そのものを人に悟られたくないからだ。文の身体の秘密と養家で更紗の受けた性暴力は、どちらもそれほど深い闇だった。他人には言えない傷を抱えた二人だからこそ、その愛は、家族愛とも異性愛とも違う唯一無二のものだったのかもしれない。
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明るい役も暗い役もとても上手にこなす広瀬すずさん。可愛らしさと美しさ、どちらも兼ね備えた彼女だけど、DVを受け続けながらも、明るさと芯の強さを内に秘めて、自分の道を選び取っていく更紗をこのうえなく見事に演じていた。

 

 

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