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    ブロークバックマウンテンの名シーンの数々です。

2017年12月 4日 (月)

ほぼ日手帳

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一昨年から、ほぼ日手帳を使い始めました。

もともと、あまり几帳面に書き留めるたちではなく、手帳を継続して使う習慣が全くなかった私ですが、物忘れも増えてきたのと、日記代わりにもなるというこちらの手帳に惹かれるものがあり、手を出してみました。1年目の2016年は、見開き1週間タイプ」のWeeksを使いましたが、やや物足らなくなって、2017年は、「1日1ページの文庫本サイズ」のオリジナルにしました。

Img_1115 これが2017年の手帳です。

1日1ページも書くことが毎日あるのかと心配でしたが、仕事のスケジュール管理を中心に、毎日の献立、レシピ、映画や本の感想、購入したもの、活け花の記録写真、健康診断の結果など結構楽しく使えました。年中行事に購入したもののリストや金額などの一覧は次の年の参考にできそうです。

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今年は、初夏から晩秋までの3か月ほどの間、肩関節周囲炎を患い、日常生活と仕事は何とかこなしつつも痛みのために右手で字が書けず、その間は白紙のページが続いていました。字もイラストもすっぽりと抜けた白紙のページは寂しいけれど、今見返してみると、「ああ、この期間は、字が書けないくらい痛かったんだ」といういい記録になっています。(ほぼ治ったから言えることですが)。何年か先に読み返したら、きっとあの痛みも不自由な日々も懐かしく感じられることでしょうね。

で、2018年の手帳ですが、先日注文したのが届きました。

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カバーは、笹尾光彦さんのデザイン、「A Book and Flowers」。

鮮やかなワインレッドは大好きな色。2018年はどんな出来事がこのページを埋めていくのか、楽しみです。みなさんも愛用されている手帳はありますか?

2017年11月18日 (土)

マンチェスター・バイ・ザ・シー

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DVDで鑑賞。今年の第89回アカデミー賞で、主演男優賞と脚本賞を受賞した作品。主演はケイシー・アフレック。彼の演技は、心に傷を負った繊細な主人公を演じさせたら、彼の右に出る者はいないと再認識したくらい、見事だった。 

これほどまでに「哀しさ」と「優しさ」が詰まった作品を私は知らない・・・・。

ボストンの便利屋で働くリー・チャンドラー(アフレック)。彼はかねてから心臓病を患っていた兄ジョーの訃報を受け、長い間帰っていなかった故郷(マンチェスター・バイ・ザ・シー)に帰郷する。そこは、彼にとって、幸せな思い出とともに、それをはるかに上回る重すぎる過去がある町だった。

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葬儀のあと、リーは自分が兄の遺児パトリックの後見人に指定されていることを知る。しかし、遺された甥と一緒に暮らすには、この町はリーにとって辛すぎる思い出のある場所だった。それでも今後の方針が決まるまでの間、リーとパトリックは、時には衝突し、時には不器用にいたわり合いつつ、ぎこちない同居生活をスタートさせる。

この町では暮らせないリーと、ここで築いてきた交友関係や思い出との訣別を嫌がり、リーの住んでいるボストンに引っ越すことを拒否する思春期のパトリック。最愛の父親を亡くし、再婚した母には頼れないパトリックの寂しさと、深いトラウマを抱えたリーの痛み。二人とも哀れで、二人とも切ない。

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挿入される回想シーンで、徐々に明らかになるリーの過去。それは、自分の過失から愛児を喪うというあまりにも痛ましいもので、癒えることは一生不可能だと思えるものだった。リーを責め、去っていった妻のランディとの再会。演じるミシェル・ウィリアムズは出演シーンは多くないのに、なんと印象的で見事な演技をすることか。

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これは過去のトラウマからの再生の物語ではない。辛すぎる過去を乗り越えられない主人公と、彼を取り巻く親しい人たちの物語だ。かつて自分がリーを責めたことを赦してほしいと涙するランディ。弟や息子を気遣いつつ逝った兄のジョーと、兄弟の友人で、パトリックの養父になってくれるジョージ。 容赦のない哀しみは厳然と存在するが、ひそやかな優しさもまた存在することが慰めとなっている。

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ラストシーン、ボストンに帰るリーと、残るパトリックの、道を歩きながらのやりとりが心に沁みる。二人とも実は一緒にいたいんだな・・・・それを素直には表現できなくて、でもお互いの気持ちは通じ合っているんだ・・・という感じがよく伝わってきた。

「乗り越えられない・・・辛すぎる。」と言ったリーの気持ちはよくわかる。ほんとうによくわかる。軽々しく頑張れなんてとても言えない。ただ黙って彼の肩を抱いてあげたい。いや、それすら憚られ、ただ見守りながら祈り続けたい…そんな気持ちになった。、時やパトリックの存在が、彼の悲しみを少しでも癒す日は来るのだろうか。折に触れて生々しく疼く痛みは、きっと生涯、消えることはないだろう。それでも前を向いて生きていってほしいと思った。

2017年11月12日 (日)

独創的な花器で

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こちら、まるで蛇を想わせる「うねり」が面白い花器です。

自分では絶対に選ばない(選べない)タイプの花器なのですが、数年前に、華道教室のお師匠さんのお勧めで購入しました。これが案外、活けやすいのです。もちろん花材を選びはするけれど。

基本的には、二つの口から伸ばした枝ものを、上で繋げてアーチを作る活け方が多いですね。なかなか珍しい活け方なのか、「おお~」と驚いていただけます。


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芯となる花材は今回は二本のオンシジウム。左右の口から伸ばした枝を上で絡めてアーチを作っています。

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華やかさをプラスする足元のゴットの枝は、オンシジウムの芯に巻きつけています。外れそうなところは実は裏から緑のビニールテープで止めているんです。もちろん見えないように・・・。

Img_1002_3全体像です。

この「蛇」の花器には、オンシジウムの他にも、お正月に、千両と銀を吹き付けた柳で作ったアーチを活けたこともありますが(画像がないのが残念)なかなか素敵にしあがりました。あと、ツルウメモドキとかもいいですね。

この花器のもう一ついいところは、「少ない花材で大きく活けることができる」という点です。それでいてインパクトが大の作品になります。重宝しています。

この花器にはこの花材を・・・とか、反対にこの花材ならあの花器で、といろいろ考えるのも楽しいです。

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